平繁無忙の何でも書くブログ

  • ダークツーリズムとしての潜水艦事故

    タイタニック号を側まで観に行くという潜水艦の事故は最悪の結末を迎えました。

    ああいうのが好きな人は好きなのでしょうし、好きではない自分からしたら勝手にすればええやん、としか言いようがないのですが、それでも海難事故となれば多くの人や組織が動きますし、遺族にとっては悲劇でしかありません。

    潜水艦の船体そのものに欠陥があったとも言われていますので、運営会社側の企業体質やリスク管理の不徹底さから考えると、日本の知床観光船の事故と同種の原因によるのかも知れません。もちろん、乗客やその家族の方々にしてみたら、あんな危険なツアーと一緒にするなというお気持ちだとは思いますが。

    ちなみにこの潜水艦ツアーも、ダークツーリズムになるんですかね。むしろ探検・冒険の部類に入るような、危険性を孕んだプロジェクトだったと思うのですが。

    ダークツーリズムの定義としては、
    「災害、戦争、事故や監獄・墓地や虐殺の跡を訪れることを目的とする観光」ということになります。

    この定義からすれば、今回の潜水艦も一種のダークツーリズムになるのでしょう。ただ、やっぱり個人的にはそういうところには興味本位では行こうとは思いません。ましてや、スリルを味わうような危険を伴う手段での観光というのは、あまり褒められたものでもないでしょう。

    中学生が修学旅行で広島の原爆ドームを訪れる、東日本大震災の遺構や慰霊碑を訪れる、あるいは911テロのグラウンドゼロを訪れる、ということもダークツーリズムですが、一般的な交通手段で行くのであれば、多くの学びがあるでしょうし、それらまで否定するわけではないです。

    本当に冒険をしたいならそれを主眼にしたものであるべきで、逆にダークツーリズムを行うなら多くのリスクがあるような手段で行くべきでもないと思います。別に、タイタニック号の事故で亡くなった人たちの亡霊に引き込まれたのだ、といったオカルト的因果応報を訴えるつもりもないのですが、端的に言えば「不謹慎」ということになるでしょうか。

    今回の事故で亡くなった方々には弔慰を表します。願わくば、今回の悲劇が無謀なチャレンジを無茶に行う人が減りますように。

  • 「いざモスクワ」にはならず。

    すわロシア内戦か、革命か、プリゴジン大統領誕生か、と数時間だけネット界隈が賑わいましたが、ベラルーシのルカシェンコ大統領が仲介する形で、ワグネルとプリゴジンが赦され、結局プーチン体制が今後も継続する結果となりました。

    https://hrsgmb.com/n/n6c4a54af5c91

    ちょっと前のnoteで、いずれは決定的な状況が訪れると書いたのですが、10日後にあるとは思っていませんでした。決定的な結果にはならなかったのですけれど。

    さて、2023年6月25日が歴史に残る1日になると思っていた、無関係な野次馬にとってみたら失望の結果ですけれど、善良なロシア国民にしてみたらマシな結末と言えます。問題は、これが結末ではなくて新たな混乱の始まりになるかも知れないことです。

    プーチン大統領が引きこもっていて、どこまで現在の戦況を理解しているのか怪しいところでしたが、さすがに正規軍と傭兵隊の正面衝突となれば、御大も表に出てこざるを得ません。そうなれば、今のウクライナ戦争の戦線については、側近や軍幹部が隠しても隠しきれなくなり、現実に直面することになります。

    自身が持つ国内における権力のみで、この「プリゴジンの変」を収めることが出来ず、ルカシェンコが介在せざるを得なかったというのは、プーチン大統領の国内外における威信と権力の低下を決定的に露出しました。出来レースだの、元から決まっていたシナリオだの言う人もいますけれど、国民全体にもワグネルとプリゴジンをロシアの敵と公言した後に一切の処罰をしなければ、一番損をするのはプーチン自身です。

    もう、国内でプーチンが絶対的な権力を維持していると信じる人はいなくなるでしょう。国際的にも、プーチンをそう見る向きはなくなります。

    今後のウクライナ戦争の行方はまだまだ予断を許しませんが、ロシアの権力闘争は、かえって激化するのではないでしょうか。プーチン後を見据えて動く人と、権力維持のために無理をするプーチンの衝突は避けられません。

    ちなみに、今回のプリゴジンの変の終息に際して、日本のTwitterでは「御所巻き」という日本史上の用語がトレンド入りしました。

    冒頭の私の前のnoteには、「君側の奸」という言葉を使いましたが、ロシアの政変に関しては、ヨーロッパ的と言うよりもかなりアジア、特に東アジア的要素を感じずにはいられません。ロシアが純粋なヨーロッパというよりも、ヨーロッパの一部であり、アジアの一部でもあるという複合的巨大国家であることを前提にして、推測していくべきなのでしょう。

  • 資本主義的論理によって環境保護が副次的に解決出来ればいい

    日本車が昔から燃費が良かったのは、環境保護という観点がなかったわけではありませんが、大きな要因としては
    「燃費の良さ」イコール「ガソリン代が安くなる」
    という切実な理由でした。

    日本はガソリンを全て輸入に頼る必要があり、オイルショック以降はなおさら一朝ことあれば供給に支障をきたすことが目に見えています。そのため、ガソリンを節約出来る「燃費の良い」自動車が、日本市場において需要があることは当然です。逆に言うと燃費の悪いアメリカ車なんかが日本で売れないのも当たり前であり、80年代アメリカにおける日本車バッシングは、アメリカ車が日本で全く省みられることがない裏返しでもありました。

    つまり、経済性・効率性を追求していった結果、環境を保護する面が勝手に充足していったことになります。

    一方で、昨今のリベラル系・環境保護活動家による電気自動車のゴリ押しとガソリン車憎悪の動きは、経済性・効率性の観点から見ると大きな欠陥があります。

    電気自動車の価格は税金による支援という国策がないと高値のままですし、リチウムイオンバッテリーの寿命を考えると、長期間同じ車を乗り続けることが出来ません。バッテリーを交換すれば尚更費用が掛かり、環境負荷もその分増えてしまいます。

    生まれてから100年以上経ち、枯れた技術とも言えるガソリン車と比べるとまだまだ電気自動車の技術は発展途上です。何よりバッテリー自体が新しい素材や全固体電池の実用化などが進まないと、ガソリン車を価格・安全性などで上回ることは出来ないでしょう。

    20世紀において全世界的・全産業的に石炭から石油へのエネルギー転換という革命が起きましたが、それは何より、供給量・価格・発電効率などにおいて石油が石炭を上回っていたからです(質の悪い石炭を国内利用している国はまだありますが)。

    もちろん逆に電気自動車をゼロにすべきとも思いません。利用が進み、技術開発が発展すれば、いずれはガソリン車の代替たる立場になるはずです。しかし、少なくとも現代、2023年時点ではその地位にふさわしいレベルではないでしょう。

    かつて、日本におけるガソリン車の燃費向上は、資本主義的理由によって推進されました。それをEVでも出来るような方向に持っていければ、自然とそうなっていくんじゃないですかね。

    グリーンエネルギーと原発の関係性にも近いかも知れません。こっちの方は、原発を禁止したために二酸化炭素を大量排出する石炭火力発電に頼るという、何をしたいか分からない状態になっている国もあるので、なおさらややこしいのですけれど。

  • ファイナンシャルプランナー2級・3級試験の勉強に使用したテキスト・サービス

    ファイナンシャルプランナーの試験も受けていました。3級は昨年9月に一ヶ月ほどダラダラと勉強していましたが、

    https://www.amazon.co.jp/dp/B099P9T3G1/

    これをKindle unlimitedで読んでいて、多分最後までは読まなかった気がします。
    むしろこの問題レベルなら過去問だけ解いてれば良いのか、と思って、

    https://fp3-siken.com/

    このウェブサイトでずっと過去問をやっていました。後は直前期にTACの予想模試の問題集を買い、直近過去問1回分と、予想問題3回分で時間配分の感覚を覚えました。

    これで余裕を持って合格できました。

    3級の合格をしていないと2級は受験できませんが、昨年9月の合格の資格をもって今年1月に2級を受験しました。

    2級も過去問対策は、

    https://fp2-siken.com/

    こちらのサイトで十分です。情報セキュリティマネジメント試験でもFP3級でも大変有用でした。

    2級に関してはさすがにちゃんとテキスト必要かと思いましたが、それでも分厚いテキストを読む気にはならなかったので、要点だけ押さえるために

    https://www.amazon.co.jp/dp/4415235050/

    このテキストでざっくり要点を頭に入れて、上記のサイトで過去問を解いて覚えました。あくまで要点整理だけのテキストですので、問題によってはテキスト内に説明がないこともあります。しかし満点を取る必要は無いので、あくまで頻出問題、必須項目を覚えておくだけであれば十分です。

    試験前には3級の時と同様、TACの予想模試で時間配分を感じています。こういう時間感覚はどんな試験でも必要でしょう。ちなみに、このTACの予想模試の問題集には、「直前つめこみノート」という小冊子が付属しています。これが結構便利で、上手にまとめられていますので、3級でも2級でも試験会場にも持っていって試験開始直前まで読んでいました。

    ファイナンシャルプランナー2級の次となると、実務経験が無いので1級は受けられませんから、研修を受講してAFPを取得、次いでCFPに進むのが順当ですけれど、今は別の資格試験勉強中なので数年は先になるかな。

  • 情報セキュリティマネジメント試験の勉強に使用したテキスト・サービス

    以前、行政書士試験の勉強で使用していたテキストなどを紹介したことがありましたが、昨年来、複数の資格試験を受けてきたので、資格ごとの勉強内容を紹介していきます。

    まず、2022年6月に受験した情報セキュリティマネジメント試験。

    IT関係のプロフェッショナルと自認しているわけではないですが、それでも一般人レベルよりは多分詳しいので、この辺のレベルの試験なら難しくは感じませんでした。

    学生時代に今は亡き初級システムアドミニストレータの試験にも合格しましたし。あの頃はまだ頭が冴えていたこともあり、毎月読んでいた月刊アスキーで得た知識に加えて、一週間前くらいから勉強を初めて、試験日前日夜から徹夜で一夜漬けして、京産大キャンパスで実施された試験に臨んで合格しました。

    今回はあれから20年以上経っていますので、1ヶ月前から勉強し始めましたが、テキストはKindle unlimitedで

    https://www.amazon.co.jp/dp/B07BFVPZX5/

    を利用して試験内容を理解しつつ、

    https://www.sg-siken.com/

    このサイトでの勉強に終始しました。ITパスポート試験に余裕で合格するレベルの人ならこれで充分でしょう。

    ただ、午後の試験問題対策は練習しておいた方が良いです。時間配分で慣れていないと厳しいでしょうね。

    ちなみに受験したのはCBT方式で、昨年時点では情報セキュリティマネジメント試験は試験実施期間が限られていましたが、今年の4月からは同じCBT方式でも通年実施となりました。ITパスポート試験からのステップアップで挑もうとする人も増えるでしょう。

    個人的には、ITパスポート→基本情報技術者試験→応用情報技術者試験と進んだ方が、IT関係での仕事をするなら良いと思います。無論、資格なんて不要な業界であるのですけれど。どちらかというとコードは書かないけど仕事でシステム関連に携わる人のための資格ですよね。

  • トイレに行きやすいエンターテイメント

    だんだん自分が年を取ってくると、若い頃よりもお手洗いが近くなってきたことを実感します。

    それこそ、大好きなサッカー観戦でも前半開始前にキチンと行っておかないと、ハーフタイムとアディショナルタイムを合計すれば、120分以上はかかるため、試合終了後まで持つかどうか怪しいくらいです。水分を昔よりもちゃんと補給する習慣が身についたこともあるのでしょうけれど、ハーフタイムはトイレタイムでもあります。

    それでも、サッカーを長時間コンテンツとして考えると、ハッキリした中断がコンテンツのちょうど真ん中にあるだけ、トイレが近い人間にとってはありがたい仕組みです。野球でも応援するチームの守備の時に席を立つ人は結構います。

    途中で離席して用を足すことが難しいコンテンツとなると、それを見るのは結構悩むことになります。例えば映画や演劇など、2時間~3時間はそのままずっと続きます。舞台では途中休憩を挟むものも結構ありますけれど、映画はノンストップです。

    映画を自宅でストリーミング配信やDVDなどで見る分には一向に困ることはありません。むしろ自分の好きなときに止めることが出来るのですから、休憩を1回に限る必要もありません。もちろん自宅で見るなら映画に限らず、演劇でもコンサートでもサッカーでも野球でも休憩し放題ではあるので、これは映画のメリットとは言えません。

    自宅で見るのではなく、映画館や劇場、スタジアムで見るそれらのコンテンツは、休憩云々では差し引きできないほどの興奮と感動を味わえるというのも確かです。だからこそ多くの人々が、自宅の快適さを捨て、配信よりもはるかに高いお金を支払ってチケットを買い、現地まで行くのです。

    とは言え、冒頭に書いたように、ある程度の休憩しやすい仕組みになっているコンテンツの方がありがたいことは確かでして、トイレの数や場所、男女比についても昔に比べると新設の施設ははるかに配慮されています。

    現在は、コンテンツよりも現地施設の方がトイレへの配慮は為されつつありますけれど、今後は明確に休憩時間を取る映画や演劇・舞台・ライブなども目立ってくるのではないでしょうか。

  • Jリーグサポーターの遠征にも役立つ・・・かも「EX-MaaS」

    東海道・山陽・九州新幹線の予約が、1年先の予約が可能になるそうです。

    https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1509029.html

    座席指定まで出来るのは従来通り1ヶ月前からなので、おそらく従来のJRのシステムは活かしつつ、1ヶ月以上前の予約のシステムを追加したのでしょうけれど、それって以前から旅行会社では出来ていたような・・・。

    ちなみに、この新しいシステムは2年以上前に発表されていて、

    https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1321826.html

    2023年夏に開始するということでしたが、今回の発表では2023年秋の開始ですので、数ヶ月は遅れた形になります。大規模システム開発なんて通常のスケジュール通りに完璧に行くはずないので、これでも結構頑張ったと言えると思います。

    さて、Jリーグファンとしては1年後の予約は立たないにしても、数ヶ月先のアウェイゲーム観戦に合わせた旅行計画は、今回のサービス開始によって立てやすくなりました。

    新幹線なら飛行機と違い、指定席が取れなくても最悪自由席で立って移動、ということも出来なくはないですが、スタジアムに着く前に疲弊することは避けたいものです。

    大阪からの移動ですと、新幹線に関しては東海ツアーズやJTBなどで往復の日帰り・一泊格安チケットがあり、それには今回のサービスは使えないでしょうから、実は個人的にはあまりメリットが無いかも知れません。チケットレスになることよりも、現実の料金が数千円安い紙チケットの方がやっぱりありがたいですし。

    そうは言っても、常に安いチケットがあるとは限りませんし、コロナ禍後の業績回復次第によって安いチケットが減らされたり、紙媒体のチケットをバッサリカットしていく傾向もありますので、便利なサービスがある分には問題ないですよね。

    まあ、EX予約のチケット料金はこの秋から値上げされるので、その代わりというか、値上げするけど便利になりますよ、というエクスキューズの一環ですかね。

    https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1504832.html

    個人的な話で言うと、昨年は清水、鳥栖、札幌とのアウェイ戦を観戦しに行きましたけど、まだ今年は遠方には見に行けていません。まだ行ったことのないスタジアムだと、川崎フロンターレの等々力と、FC東京の味スタですが、どうしようかなあ・・・。どちらも専スタじゃないのであまり意欲が湧かないのですが、今年はパスしようかなあ。

    来年以降は、長崎、広島、金沢と立て続けに専スタが新設オープンされていくので、ガンバと同じカテゴリーならアウェイ遠征が非常に楽しみです。そこで、このEX-MaaSを使うこともあるでしょうね。

  • 今里ライナー体験記

    昨日の大阪ダービー観戦の際に、普段とは違うルートで行ってみようと思い、今まで乗ったことのなかった今里ライナーを体験してきました。

    地下鉄今里筋線をさらに南に延伸するかどうか、というところで事業化が厳しいという意見と、延伸を望む諸勢力のせめぎ合いで生まれた格好の今里ライナーは、BRT(バス・ラピッド・トランジット)として2019年4月から5年程度の期間という前提で運営されています。

    地下鉄今里筋線は住宅街から住宅街を経由して住宅街に到着する路線ですので、どう考えても採算性が厳しくなるのは当たり前なのですが、BRTで試してみて客が多いなら延伸も考えようか、という理屈です。どう考えても無理だとは思うのですけれど。

    この今里ライナーはBRTとはいえ、通常の専用車線などもなく、乗る側にしてみたらただのバスです。バス停間距離が長いだけなのですが、あべの橋ルートと長居ルートの二つがあります。今回乗ったのは、地下鉄今里駅から地下鉄長居駅までです。

    今里駅で降りたところに今里筋線のシンボルカラーでもあるオレンジ色のバス停があります。

    そしてバスに乗りますが、ICカードの場合は乗車時にもタッチが必要です。

    地下鉄の改札口に、所要時間が書かれていた看板がありましたが、それによると長居まで34分かかるそうで、この辺は電車とバスの速度の差が如実に表れますね。

    さて、今里ライナー乗車後、いくつかのバス停を経ていくと、ユニフォームを着たセレッソサポーターも乗ってきました。まあ場所柄当然だろう、と思っていたら、ガンバのアウェイユニを着たガンバサポーターも乗り込んできました。

    途中、杭全を過ぎたあたりから座席も埋まってきて、湯里六丁目では結構乗ってきました。ここから長居駅までかなりの距離がありますが停留所がなく、長居公園通をひた走ります。

    そして地下鉄長居のバス停に到着。交差点の北側に止まるので、スタジアムまでは道を渡ってすぐです。運賃は210円ですが、地下鉄からの乗り継ぎですと160円引きです。通常のバスの場合は地下鉄との乗り継ぎ割引は100円ですので、今里ライナーの乗り継ぎ割引額が半端ないですが、地下鉄延伸のための社会実験でもあるためなのでしょうね。

    ちなみに、試合後の帰りにも乗ろうと思っていましたが、勝利の凱歌を満喫していたら、20時22分JR長居駅からの発車に間に合わず、30分も待ってられないのでそのままJR阪和線経由で帰宅しました。本数に関しても地下鉄・JRと比べてしまうとやはり不便を感じてしまいます。

    10月28日にある、リーグ戦のアウェイでの大阪ダービーでも乗るつもりですが、帰りはやはりタイミングを逃すくらいの勝利の余韻に浸りたいものです。

  • 2023年6月18日Jリーグルヴァンカップ大阪ダービー観戦の感想

    天皇杯はさておき、リーグ戦では3連勝と好調のガンバ大阪は、ルヴァンカップのグループリーグ突破をかけた最終戦として、セレッソ大阪との大阪ダービーに挑むことになりました。

    ホームでのルヴァンカップは引き分け、ホームでのリーグ戦では惜敗と、今年に限っても良いところのない大阪ダービーですが、近年はずっと良いことがありません。

    さらに今日は、既にチームの柱になっているジェバリとネタラヴィが代表戦で不在、佐藤も怪我と苦しい限りですが、ワントップにファンアラーノを配置する布陣で挑みます。

    ちなみに改築後のヨドコウ桜スタジアムに来るのは初めてです。10年以上前に、天皇杯大阪府決勝でアイン食品とどこかの試合を見に来た記憶はありますが、その時はバックスタンドにいたので、ゴール裏に来るのも初めてですね。

    アウェイゴール裏のバックスタンド寄りからの写真

    前半から一進一退の攻防ながらも、お互いに決め手を欠く展開でしたが、37分、山本悠樹のコーナーキックを半田が頭で決めて先制に成功。ぶっちゃけ、アウェイゴール裏からだと誰が決めたか全く見えませんでした。ともかくこれで半田は2戦連発、セットプレーからの得点も続いています。山本悠樹がプレースキッカーとして固定できるとこれが期待できるのがありがたい。

    しかしセレッソのカピシャーバの突破に手こずります。半田と食野ら2人でプレスに行っても抜けられ、身体をぶつけても跳ね返され、ガンバの右サイドをかなり好き放題にされましたが、最後は三浦が中で締めていたので大事には至らず。

    前半はガンバの1点リードで終了。メンバー構成を考えると上出来の45分でした。

    さて後半、やはりカピシャーバは止められませんが、なぜか強引な突破をせずに早めにクロスを中に入れるプレーが多くなりました。ヨドコウの傾斜の低いアウェイゴール裏からだと、戦況が分かりづらく、セレッソがどのように攻めあぐねているのかが分かりづらいです。

    セレッソもガンバも交代要員を入れ、特に香川らが入ったあとはしばらくセレッソの攻撃の時間が長かったものの、最後には高尾を入れて最近おなじみの5バックに変更。相手のクロス、ロングボールを弾き返し続けてなんとか試合終了。

    久し振りの大阪ダービー勝利だ、と思いましたが、なんと8試合振りだそうです。本当に久し振り過ぎます。

    今日のマンオブザマッチは半田でしょう。もう完全に4バックの一員かつ得点源にもなってきました。また、三浦・福岡のCBコンビの安定感も素晴らしかったです。

    そして、グループのもう一試合では京都がFC東京に敗れたため、勝ち点・得失点差で並び直接対決での得失点差でガンバが1位としてグループリーグ突破を果たしました。

    勝ち点10で1位通過はラッキーだったと思いきや、グループBでは勝ち点8で3チームが並んで浦和が1位通過というなかなかの離れ業をしていました。1勝5分ってすごいな。

    さて次のガンバは土曜日のホーム鹿島戦。今度もジェバリが出場停止で不在ですが、ネタラヴィは帰ってきます。すぐに出られるコンディションなのか分かりませんが、苦しいメンバー構成でも今日の試合で勝てたことは、鹿島戦にも生きてくるはずです。

  • Tポイントの最期に思う

    日本におけるポイント制度の普及と認知に大きく貢献した、カルチュアコンビニエンスクラブのTポイントサービスが、事実上消滅することになりました。

    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230613/k10014097991000.html

    Tポイントに関しては、会員数は多いものの苦境にあったんだろうなあということは容易に想像できます。

    一応、統合ということにはなっていますが、三井住友フィナンシャルグループのVポイントが統合後のブランド名として残ることになり、ロゴもカラーは流用するも「V」の字を象りますので、しばらく経てばTポイント、それもTSUTAYAのレンタルCDが発祥になっているということを覚えている人もいなくなるでしょう。

    ポイント関連サービスはいくつもありますが、大手企業がいくつも関わっているようなものは限られています。

    今回、三井住友グループが回収したTポイント
    SoftBankグループのPayPay
    楽天グループの楽天ポイント
    au・pontaグループ、
    docomoのdポイントグループ、
    セブンnanacoグループ
    などなと、一社が自社のみで立ち上げてきたものもあれば、複数の企業が立ち上げたものが合併や連携しているけーすもあります。金融業界・通信業界・流通の離合集散と紆余曲折を経てきました。

    まるで、政党や都市銀行の合併の歴史のようです。いずれは歴史や経済の教科書にそれらの離合集散の系図が載っているように、ポイントサービスの歴史もどこかでまとめられるのでしょうか。

    そもそも、携帯キャリアだって離合集散してきていますし、流通業界もイオンがマイカルもダイエーも吸収しました。資本主義社会なのですから、ポイントサービスが生まれては消え、弱肉強食の論理で動いていくのも当たり前なのですよね。

  • 第一種衛生管理者の免許証が届きました

    5月に受験した衛生管理者試験の合格通知書は、試験日から10日くらい経ってハガキで到着しましたが、その合格証を入れて免許証発行申請をする必要があります。

    合格がホームページで発表されたその日のうちに印紙などを準備しておいたので、通知書が届いた翌日には郵便局で必要書類を揃えて簡易書留で発送していました。

    そして今日、東京労働局から免許証が届きました。実際はもう少し前に届いていましたが、簡易書留の受け取りがタイミングが合わずに時間が掛かってしまいました。

    電卓は気にしないでください。

    こんな封筒で来ます。

    そして中身は厚手の紙1枚に、免許証が住所印刷されている裏側に、免許証が貼られていました。

    免許には交付年月日があり、6月5日となっていました。

    受験日からの流れをまとめると、

    5月16日試験
    5月23日合格発表
    5月25日合格通知書受け取り
    5月26日免許申請郵送
    6月5日免許交付
    6月7日郵便到着

    という日程でした。連休があった場合や、受験者が多かった場合などは日程がずれるでしょう。インターネットで色々調べていたら、免許証が届くまで申請から1ヶ月くらい掛かった人もいるようですので、日数については運もあるようです。

    さて、これで今すぐ衛生管理者として業務に邁進する、という立場ではないのですが、まあ他に衛生管理者になれる人がいない時に重宝されるくらいですかね。

    労働衛生に関する実務経験が必要なのが結構面倒で、第1種の方は危険性もあるので分かりますけれど、第2種のほうなら実務経験無しにしてたくさんの人が勉強して免許を取得した方が、社会全体にとっては利益があると思うのですが、そういうわけにもいかないのですかね。

    いわゆるホワイトカラーのみの第2種衛生管理者試験だけでも実務経験無し可能、もしくは実務経験があれば試験のうち5問免除とかなら、受験者引いては資格取得者が増えると思うのですけれど。だいたい試験だって落とすための問題ではなくて、資格取得させるための出題方針ですし。それでも、最近は傾向が変わってきて難化しているとは言われていますので、厚生労働省としてはそんなに資格合格者を増やすつもりがないのですかね? 職場の衛生管理に詳しい人が増えた方が良いと思うのですけれど。

  • 楽天はなぜウィルコム・イーモバイルを買収しなかったのか?

    もはや年中行事のようになってきた、楽天の決算時に楽天モバイルが巨額の赤字を抱えているというニュースですが、今年は大きな転換を発表してきました。

    これまで縮小してきたKDDI回線でのローミングについて、容量制限を外して積極的に利用する一方で、独自基地局の設備投資を減らすことで、財務状況を改善させるとのことです。

    KDDI側も楽天のローミングにはかつてはあまりいい顔をしていなかったのですが、今回逆に利用が増えるという方針転換について合意した以上は、これまでよりも分の良い企業間契約になったのでしょうね。

    むしろ楽天モバイルが、もともとやっていたdocomoのMVNOサービスから独自回線に踏み切った方針を一部転換するようなものであり、だったらずっとMVNO業者として続けていたら、この数年で1兆円以上の利益を積み増せていたんじゃないかとお節介な気持ちになります。

    というか、今こんなにお金を投じなければ第4のキャリアになれないのは、SoftBankのように他社を合併しなかったからなのですよね。イーバンク銀行や国内信販を買収して楽天銀行・楽天カードにしたことを考えると、他社回線を買収しなかったツケを今払っているようなものです。

    SoftBankは当時多くの人が危惧した超巨額の借金をしてVodafoneを買収しましたが、孫正義のギャンブルは成功しました。その後にも、経営に行き詰まったウィルコム・イーモバイルを合併したことで大きな回線網を持つことが出来ました。

    楽天がやれたとしたら、Vodafone買収は無理としても、ウィルコム・イーモバイルの買収は資金的には難しくなかったはずです。

    三木谷氏と孫氏の勝負師としての違いが、楽天モバイルの苦境の根本的な原因だと思うのですけれど、どうでしょうかね。

    ちなみに、今回の楽天モバイルの方針転換により、基地局整備に掛かる費用が削減されるので赤字幅は減るはずです。ただ、KDDI回線での大量使用者が続出すれば、また赤字が増えるでしょうから、そうなったら三度方針転換をせざるを得なくなるでしょう。6G時代の到来はおろか、次のプラチナバンド割当にまで耐えられるかどうかが見物です。