平繁無忙の何でも書くブログ

  • 見えない部分を良く想像する恐ろしさ

    反米思想というの、おそらくは20世紀半ば、アメリカが世界の大半の文化・経済を支配するようになってから広まってきたと思われます。強いものへの批判はいつの時代でもどこの場所でも起こり得るものですが、冷戦崩壊を経てなおさら強まるアメリカの影響力は、同じ程度にアメリカ批判も強めてきました。

    アメリカやそれに追随する西側諸国(日本ももちろん含みます)は、基本的に民主主義・資本主義・自由主義を標榜し、国ごとに差はあれどそれを実施しています。その中で、意図して不正なことをする輩もいれば、回避し得ない被害を受ける人もいます。

    この世にはユートピアもパラダイスも存在しません。どれほど正常に発展した社会でも、根源的な社会の矛盾からは逃れられません。民主主義が発展すれば意見は集約されず政治は多党化します。資本主義が発展すれば貧富の格差は増大します。自由主義が発展すれば他者との意見・利害が衝突します。これらは、全て西側諸国に共通する悩みであり、その問題を縮めることが政治家と官僚の大半の仕事になっています。

    その一方で、西側諸国に共通する主義を掲げない、非西側・旧東側・新興発展途上国などにおいては、強権政治により多様な政治主張を認めないことで民主主義は脅かされます。また、正規の手段ではなく国家権力と結びつかないと儲けられず、資本主義はいびつな形で発展します。さらに、権力者への自由な反発は弾圧され、自由主義は存在し得ません。

    しかしながら、残念なことに前記したような西側諸国の悪いところを取り上げ、非西側諸国の良いところのみに着目することで、民主主義・資本主義・自由主義そのものを否定する向きも少なくありません。

    非西側諸国の悪いところというのは、その強権的体制によって覆い隠されます。自由な報道が出来ず、多様な意見も認めない国家が、自分たちの悪いところをさらけ出す訳がありません。

    ということで、パッと見では、自由な報道がされる西側諸国の悪いところと、良いところしか出さない非西側諸国の良いところを見比べることになり、非西側諸国の見えない部分を理想化する人が出てきます。

    陰謀論が大好きな人もその類いでしょうけれど、見えない部分というのは良く見えるものです。マスク美人なんて言葉もありますが、あれは見えていない部分を人間の脳は理想的な情報で勝手に補うからそう見えてしまうらしいですね。

    それと同じく、自由な報道がされない部分については、良いように勝手に想像で補ってしまうと、まるで理想郷ではないか、と思ってしまいます。

    さすがに21世紀の現代では割合的には少ないと思いますが、そう考える人が全くいなくなったわけではありませんが、昔は本当に多かったのです。東側が鉄のカーテンにより情報がほぼ入ってこない時代においては、共産主義・社会主義国家が人間社会の理想の最終形だと本気で思われていました。そう思っていた人の割合は、現代人には理解出来ないほどでした。

    その頃の書籍や文章などで、「科学的」という言葉が政治、経済、社会問題の文脈で使用されている場合、それは「共産主義的」と同義でした。「科学的に見て正しい」というのは「共産主義的に見て正しい」という感覚だったのです。

    そんな中で北朝鮮による帰国事業で、北朝鮮が理想郷だというプロパガンダに乗せられた人が結構いたという事実には、情報の少なさの怖さを感じずにはいられません。

    自分が見ていない部分を良いように解釈する怖さは、情報が少ない時代において存在していましたが、現代の情報過多の時代においても依然として存在します。

    昔に比べれば強権的体制の国家の情報は、インターネット・SNSなどで結構入ってくるようになりましたが、それでも自由に情報を得られる社会と比べたら雲泥の差があります。見えない部分を良く想像してしまうのは、絶対値としての情報の少なさによるものではなく、相対的に情報量の格差がある場合に起こり得るものでしょう。

  • サッカーで野球用語を使う是非

    私はサッカーファンですが、サッカー関連の文章なりSNSなりにおいて、野球用語を使われているときに反応して嫌がる人がたまにいます。

    「~~監督は更迭せずに『続投』するようだ」
    「守備陣の奮闘により『完封』した」
    「あのスライディングはあまりにも危険なので『アウト』」
    とかよく使われる言葉なのですが、サッカー好きで野球嫌いの人には耐えられないのでしょう。

    そりゃもちろん、野球が盛んではなくてサッカーが盛んな国なら独自のサッカー用語が使われるでしょうけれど、現実に日本は野球が盛んな国であり、サッカーに限らず日常会話にも野球用語が使われているのですから、サッカーを語る中で使用されてもしょうがありません。

    第一、野球にだって他の分野の専門用語が使用されています。

    「日本シリーズは**が3勝1敗で『王手』をかけた」
    「日本シリーズは**が3勝2敗で優勝に『リーチ』」
    と、将棋や麻雀の用語も使います。これも同じく、一般的な日常会話でも使用される言葉です。

    結局、野球やらサッカーやら将棋やら麻雀やら、その分野でのみ使われるはずの用語が、他の分野で使用されるということは、それ以前に日常において人口に膾炙しているわけで、そこにグチグチ文句言っても意味が無いのですよね。

  • Pixel 7a追加レビュー(MagSafe化など)

    先日購入したPixel 7aの追加レビューです。

    多くのブロガー、YouTuber、インフルエンサーの方がたくさんのレビューをアップロードされていますので、ここでは私くらいしか見ないような観点でのレビューとします。

    まず、これまで使っていたAQUOS sense6との違いです。

    ・指紋認証が速い
    ・そもそもあらゆる操作が速い
    ・一方、スクリーンの動作周波数90Hzはあまり実感が無い。
    ・電源ボタンと音量ボタンが、sense6と逆の配置なので慣れないうちは押し間違える。押す際に「AQUOSとは逆」と一回頭を経由しながらでないと間違う。
    ・マスクした状態でスリープ解除すると、マスクが検知されて顔認証できないという表示が出る。この点は、iPhoneみたいにスマートウォッチと連携してマスクしてても顔認証解除出来るようになってほしい。
    ・スマホ自体は重さを感じる。AQUOSが軽いと言った方が良いかもしれない。

    SoCの高速さと、メモリの豊富さによってsense6とはかなり使用感が異なります。価格帯性能比、いわゆるコストパフォーマンスは抜群に良いですね。

    バッテリー持ちや発熱で不具合?という指摘も一部で上がっていますが、バッテリーについてはこんなものかなと思います。これについてはAQUOS sense6がバッテリ持ちが良すぎるのですけれど。

    発熱については確かにこれも実感します。私はゲームをしませんが、ブラウザや他のアプリを使っていてもずっと使用し続けると発熱してきます。夏場は不安ですね。

    次ぎにFitbit Versa4との連携ですが、これは問題ありません。旧スマホのFitbitアプリで連携を解除してから、PixelのBluetoothに接続してFitbitアプリで連携を設定。Fitbitに入っているSuicaは何もしなくても大丈夫です。

    Pixel7aはeSIMと物理SIMが1つずつ使えるDualSIMです。sense6と同じですので、そのまま使用します。

    povo2.0のeSIM移行が本人確認必要なため写真撮影の手間がちょっと面倒だなあと思いました。昼間だったので数分で出来ましたから、別に良いのですけれど。

    むしろ簡単に移行出来るはずの物理SIMの方に時間が掛かってしまいました。

    物理SIMカードはmineoを使っていましたが、mineoのホームページに書かれてあるアクセスポイント設定が罠でした。

    発売直後のPixel7aはまだ設定方法が出ていなかったので、同じPixelの6aを参照してやってみたらつながらず。

    https://support.mineo.jp/manual/network_setup/pixel_6a_a.html

    実は見るページを間違っていました。mineoでもSoftBank回線の場合はau回線と当然ながら設定内容は異なりまして、

    正しいのはこのページでした。

    https://support.mineo.jp/setup/guide/android_network.html

    まあ自分が悪いのですけれど、悩み続けて1時間近く、何度も再起動したりSIMカード出し入れしたりしていました。

    ここら辺はPixel7aのレビューとは言えませんけれど、特に言うことも無いのですよね。写真にこだわりないですし。

    あとはヨドバシカメラ梅田店でPixel7aのアクセサリーを買ってきました。既に一列弱の棚が出来上がっていたので助かりました。

    購入したのは以下の2つ。

    正確には、MagSafeもどきにするシールはPixel7aのアクセサリーではありませんけれど。

    MagSafe化するシールはQiの充電箇所が中央に位置するように貼らないとダメですが、多分ロゴマーク付近だろうと思って取りあえず貼ってみたら上手く行きました。

    ちなみにiPhone利用してたときに使っていたMagSafe充電器がこちら。

    裏に100円ショップで買ったスマホリングを貼って、充電スタンドっぽく斜めに置けるようにしています。

    これにより、MagSafeでくっつけるスマホリングも使えるようになりました。

    ただ、Pixel7aのQi充電は速度が遅いので、急ぐ時は無理ですね。USB-C充電でワット数が多ければ急速充電出来ますから、急ぐ時はケーブル、数時間余裕があればQi充電、という使い分けすることになります。

    安いAndroidスマホは動作も遅く、しばしばアプリが強制終了してしまうので、その辺が耐えられない人は少なくともPixel7aあたり以上のものを選ぶべきですね。アップデートも保障されていますし、ミドルレンジのスマホとしてはオススメです。

  • 大きな声で礼儀正しく挨拶できることこそチート

    自分が社会人になってみて初めて分かった、ということはいくつもあります。

    挨拶やコミュニケーション能力の重要性というのは、昔は今ほど大きくは言われてなかったようにも思いますが、もしかしたら自分が子どもなだけだったかも知れません。

    大きな声を出すこと、礼儀正しいこと、ちゃんと挨拶できることというのは、当然と言えば当然のことで、特にこれを能力と捉えることはないかも知れませんが、出来る人と出来ない人がいる以上、資質や能力と考えても問題ないはずです。

    いざ自分が社会に出てみると、自分自身もこういうことがきちっと出来ているかと問われると、そこまでではないと思いますし、全然出来ていない人も見受けられます。だからと言って社会人失格だ、とまで言うつもりはないですし、そういうことが出来なくても他の能力が存分にあれば生きていけます。

    もちろん、それだけではダメな企業も職種もたくさんあります、というかほとんどそうでしょうけれど、こういう基本的な資質があれば、後は学んで行けばなんとかなります。そしてだいたい、こういうことがちゃんと出来る人は、他のことも学べば出来ます。

    こういう能力を持ち合わせていない場合、出来る社会人として認められるためには、人一倍知恵を絞って仕事をするとか、特殊な資格を取って貢献するとかしなければなりません。

    大きな声で礼儀正しく挨拶できる資質があって、それをいつでもどこでも発揮できるメンタルがあれば、まあたいていのことはなんとかなります。社会人として生きていくだけなら。

    それ以上のステージに上がっていくなら必要な能力は多岐に渡りますので、そう簡単にはいきませんが、そうはいっても大きな声で礼儀正しく挨拶できる方が、出来ないよりは良いに決まっています。

    昔ほどではないにしても、いわゆる体育会系の学生が企業において重宝されるのは、上意下達で黙って従うソルジャーになれることだけではなくて、こういう点もあるのではないかと思っています。

  • 政治には嘘がある~パート2~

    2年以上前ですが、こんなnoteを書いていました。

    https://hrsgmb.com/n/n487bff23b01b

    例えば多分ロシアであれば、プーチンが嘘をつくとしたら(多分ついているでしょうけれど)、国家元首としての不可侵性とロシア国家としての国土防衛のためです。ロシアには侵略されないために周辺を侵略したり緩衝地帯にする欲望が数百年間存在します。国家元首としての尊厳もそのために存在します。

    まだロシアによるウクライナ戦争が始まる1年前のnoteに、こういうことを書いていたことに我ながら驚きました。まあ、クリミア半島やジョージアに対してやっていたことを思い浮かべて書いていたはずなので、予言というつもりはないのですが。

    ともかく、政治には嘘があります。それはどうやってもゼロには出来ません。

    最近の話で言えば、高速道路の無料化は事実上不可能であり、2115年まで有料という話になっていますが、2115年が近付くにつれ、また今度は2150年とか2200年に延長されるはずです。

    それを嘘とか虚偽とか言ってしまえば確かにそうではあるのですが、それで話が終わってしまいます。

    最近の政治家は嘘つきだとか不誠実だとか言う人もたくさんいますけれど、そもそも政治家が嘘つきではなく誠実な人間だったことなど、有史以来多分無かったはずです。

    政治の嘘をそのまま受け入れて文句を言うな、とまで言うつもりはありません。むしろ文句を言える国に住んでいる幸運に感謝しつつ、思いっきり文句を言うべきです。政治の嘘に文句を言えば殺される国は依然としてまだ世界にはたくさんあるのですから。

    嘘を受け入れるのではなく、政治に嘘があることを前提として、精神的にも物理的にも覚悟を決めて自衛手段を用意しておくべきです。

    政治が一点の曇りも無い清廉潔白であるはずだという思いが強すぎると、そうではない現実に直面したときに、絶望してアナーキーで破滅的な行動を取りかねません。

    あくまで政治に嘘があることは分かりつつ、それでもその嘘を減らそうとしない、むしろ増やそうとするような政治に直面したときに、反発して有権者としての利益を確保するくらいの図太さがあれば良いのです。

    端的に言うと、分かりの良い有権者になるのではなく、厄介な有権者になるべきです。

    そして最も恐ろしいのは、政治批判をしつつ自分は嘘を付かないと公言する政治家です。分かっていてそう言っているのなら、あまりにも厚顔無恥が過ぎますし、本気で自分が行う政治に嘘が無いと思っているのなら、あまりにもナイーブで世間知らずで思慮が無さ過ぎます。

    そしてそういう政治家を本気で信じるのも恐ろしいのですが、多分、嘘を付かないと明言する人は政治家より宗教家の方が向いています。

    政治に嘘があることを認めつつ、その嘘を精一杯小さくしようとするのが普通というかあるべき姿の政治家なのですが、独善的な人ほどそういう姿にはならないですよね。独裁国家のトップはもれなくそうですけれど。

  • フードロス・トロッコ問題

    フードロス問題は未だ社会問題として存在します。ミクロレベルでは頑張って廃棄を減らそうとする動きはあるのでしょうけれど、マクロ的に大きな改善がされるような政策や決断は行われていません。

    それだけ難しい問題ではあるのですが、その一方で相対的な貧富の格差の増大もありますし、生活保護などの福祉にアクセス出来ずに餓死する人もいます。

    この2つの社会問題を短絡的に結びつければ、フードロスになるような賞味期限切れの食品、廃棄されようとする食材を、生活に困窮している人に無償で配布する、という解決策が導き出されます。

    これにより、捨てる側も貰う側も喜んでWin-Win、となれば良いのですが、そうなるとは限りません。

    廃棄直前の食品・食材に限って(もしくはそれを中心的に)、生活困窮者に渡すとなると、ある意味、差別的に感じる人もいるはずです。嫌な言い方をすれば、「腐りかけのものなら恵んでやってもいい」という解決策なのです。

    こう言うと、そんなことは許されない、人道的ではない、生活困窮者を馬鹿にしている、人間の尊厳への挑戦だ、といくらでも批判意見は出てくるでしょう。

    では、捨てられようとしている食料はそのまま捨ててしまい、賞味期限に余裕があって廃棄食材ではない食べ物を選定して貧困層に渡せば良いのか、という話になるとどうでしょうか。

    フードロス問題はそのまま何もされずに残り、その一方で普通に売られている食料を購入して配布することになる予算も追加で必要となってきます。

    廃棄する間際で食べられるものを、欲しがる人がいるのにそのまま廃棄することが正しいのか?

    あえて言うなら、フードロスにおけるトロッコ問題のようなものでしょうか。

    本家のトロッコ問題は、レバーを操作して多くの人の命を救う(イコール少ない命を奪う)方が良いのか、操作せずにそのままにして多くの人が死ぬ方が良いのか、という思考実験ですが、このフードロストロッコ問題は、廃棄間近の食料と人間としての尊厳との天秤です。そして、思考実験ではなくて実際にすぐにでも動ける(あるいはあえて動かない)問題です。

    社会は、そして人間はどうすべきでしょうか?

  • 令和5年度の測量士補試験に合格した話

    5月21日(日)に受験した測量士補試験は、自己採点結果で一応合格ラインは超えていたことは分かっていましたが、7月11日(火)に国土地理院のホームページにて試験合格者一覧があり、改めて自身の合格を確認出来ました。

    そして本日、国土地理院より試験結果の通知が届きました。

    ちなみに合格率は、

    https://www.gsi.go.jp/LAW/SHIKEN/goukaku_2023.html

    昨年より大幅減の32.2%でした。確かに難しかったですが、正確に言うと去年だけが簡単すぎたといった方が良いかもしれません。

    https://www.agaroot.jp/chousashi/column/sokuryoshiho-pass-rate/

    アガルートのデータでは、去年が44.1%でしたが、その前4年間は30%台です。平成24年、平成29年、令和4年と5年ごとに40%超の合格率になっていますが、それ以外の年度は30%前半が一つの基準のようです。

    そう考えると、令和5年の合格率は概ね例年通りとも言えるでしょう。問題は結構とっつきにくかったと思いますが。

    15,000円の登録免許税を支払い、測量士補として国土地理院に登録することで、測量の仕事も出来るようになりますが、別に今の仕事を辞めて測量業界に一から飛び込んでいくわけでもないですし、そうかといって土地家屋調査士の午前試験免除を活かしてそっちの方向に行くつもりもないので、このまま測量士補の試験合格は塩漬けですかね。

    まあ、ひとまずは先日受けた知的財産管理技能検定3級の(おそらく)不合格の心の傷を癒やす試験合格通知となりました。

  • 下位レベルの資格試験にも(多分)無駄は無い

    いざ、自分が中年ど真ん中くらいになると、自分のここまでの仕事上のキャリアに全く納得がいかないというわけではないにしても、もしかしたらまた違った道があったのでは、と思わないこともありません。

    だからといってここから新卒レベルの未経験職種・業界に踏み込んでみようとも思いませんし、ここ最近受験してきた資格試験なんかも、自分のキャリアを裏付けるようなものばかりです。

    とはいえ、若い頃にもっと色んな道に進む可能性を考えておいても良かったかなとは思います。

    自分が何が向いているか、何に適性があるか、何をしたいかということは、理想と現実で結構差があるものです。ではどうやってそれを推し量るべきか。

    表面的ではあるものの、各種資格試験の一番下レベルのものを受けてみるのも良いのではないでしょうか。

    その資格も、そこから上のレベルに進んでいけるものや、上位資格が見えてくるものだと、将来のキャリアプランにそのまま活かせるでしょう。

    例えば、簿記3級をとにかく受けてみて、そこで簿記や財務諸表に興味を持てば、将来の仕事に公認会計士・税理士・企業の経理部門という道は容易に見えてきます。

    あるいは、知的財産管理技能検定3級だったら弁理士、ビジネス実務法務検定3級だったら行政書士・司法書士が視野に入ってくるでしょう。

    初級レベルの資格では、それそのものでは就職には意味が無いとか、持っていても無駄ということを言う人は多いです。しかし、その資格のみですぐに就職できるわけがない、というだけの話であって、その資格を足がかりに勉強をしていけば、そのキャリアプランで活躍していけるスキルが身につくはずです。

    受験資格がある資格試験ですと、学生や新人社会人では無理な場合もありますけれど、そうでなければ数十時間程度の勉強でなんとかなる初級(3級)の資格だったら、受けてみるのは一つの手です。例え合格できなかったとしても、その勉強で学んだ知識は残りますし、適性の有る無し・好き嫌いの判断は付くはずです。

    最近の大学生なら、大学の就職支援課などでこういった話もあるのでしょうか。大学が就職予備校化するのはいかがなものかと思いますが、若者に進路を考える機会を与えるのは良いことです。

    若い内は将来を考えなくとも、未経験でも色々な職種・業界に就職できるため、こういったキャリアの大事さに気が付いた頃には遅い、ということもあり得ます。

    新卒で入って始めた仕事で定年までいられる人は、今の時代にはかなり少ないでしょう。同じ社内でも異動があるのは普通です。

    業務が変わってから勉強するも良いのですが、その前に基礎的な知識があるだけでも、多分時間的にも心理的にも余裕が出来ます。

    もし自分が若い人に勧めるなら、いきなり司法試験だの公認会計士試験だのトップクラスの資格ではなくて、幅広く簡単な資格を試してみる方を勧めるでしょうね。

  • グリーンオーシャン戦略よりも。

    競争が激しく参入しても成功の見込が薄い業界・商圏のことをレッドオーシャンと言い、逆に競争相手が少なく参入できれば大きな利益を得られるものをブルーオーシャンと言います。

    これはビジネス戦略上の言葉だったはずですが、もう一般的な用語になりつつあります。

    色の三原色を思い出すと、じゃあイエローオーシャンもあるのかというと多分無いですよね。

    いや違う、光の三原色だということで、赤青の次は緑となると、グリーンオーシャンということになり、これは欧米のリベラルな人が好きそうな言葉になります。

    https://dhbr.diamond.jp/articles/-/8788

    実際、環境・社会・ガバナンスにおけるパフォーマンスを目指す戦略としてあるようですが、昔ながらのCSRが形を変えただけとも言えますし、むしろESG・SDGsを売上利益の最重要課題に据えた現実的なモノだとも言えます。

    どちらにしても、何でも良いから利益を上げることのみを目指す、ごく普通の一般的な営利企業とは一線を画すことがアピールポイントになります。

    中小零細企業ではそこまで配慮できる体力はほぼ無く、そういったことに精力的に取り組める企業は限られています。その中での厳しい競争になるのですが、そもそも商売上に必須ではない配慮をした分、経費が増えて利益は減ります。

    新たに商機を得られることもあるでしょうけれど、まあ難しいでしょう。取り組める事業の種類も、取り組み方にも制約が掛かります。

    その分、株主がそっちの方向に進むように圧力をかけるか、利益が減っても文句を言わないのであれば、そういう方向に進むことが出来るでしょうけれど、どうなんでしょう。株主からしたら利益が減って株価が下がり配当も減るのと、何でも良いから儲けてもらって後はこっちで勝手に寄付など社会貢献をする、という方がスッキリするとも思うのですが。

    さらに、こういった環境・社会に配慮する企業を応援するという触れ込みのファンド・投資信託もたくさんありますが、もしそのファンドに組み込んでいる企業が、利益を上げたが環境保護していないということになった場合、構成から外すのでしょうか?

    利益を上げたことで株価が上がり、売却益が出た場合はそのファンドの存在理由と矛盾してしまうのですけれど、そういう時はどうするのでしょうね。

    そもそもが、資本主義以外の論理で資本主義の根幹たる株式を売り買いすることが間違っているんじゃないですかね。

    大っぴらに環境破壊や反社会的な活動をする企業は儲けていても裁判や規制によってビジネスモデルが崩壊するリスクがあります。日本で言えばサラ金関係はグレーゾーン金利廃止で軒並みアウトになりました。

    そういうヤバそうな企業以外なら投資OKとして、儲けた一部を寄付などしていった方が、手っ取り早い気がします。

  • 関西人とワールドカップの相性

    先日のガンバ対京都の試合では、試合前にドイツでプレーしている元ガンバの堂安律選手が会場でのイベントに参加していました。欧州はシーズンオフだからこそのイベントですが、こういう時に戻ってきてくれるのは嬉しいですね。

    さて、その堂安が言ったことが

    https://www.nikkansports.com/soccer/news/202307080000977.html

    こんな風に記事になっていました。

    安易に関西人論、大阪人論に持っていくのは危険ですが、結構的を射ているところもあると思います。

    その一つの証拠として、日本人選手のワールドカップ得点者の中で、2点以上を決めているのは関西出身選手しかいません。

    2002年大会での稲本潤一
    2010年~2018年大会での本田圭佑
    2010年・2014年大会での岡崎慎司
    2018年大会での乾貴士
    そして、2022年大会での堂安律と、ものの見事に大阪、兵庫、滋賀の関西出身ばかりです。

    しかも岡崎以外は純粋なフォワードでもありません。

    この点から考えると、最後の最後は精神論になってしまうのも無理もないかと思います。もちろん、精神論になる前に、テクニックやフィジカル、戦術も戦略も人事を尽くした上での話ですけれど。

    さて、次のW杯での複数得点者は誰になるでしょうか? その選手が関西出身になるでしょうか? 個人的には、それが出来ればガンバか元ガンバの選手であってほしいものです。

  • 知的財産管理技能検定3級の試験に落ちたっぽい話

    昨日noteで、知的財産管理技能検定3級を受験したと書きまして、

    https://hrsgmb.com/n/n0ea0d8ec6159

    その時点では自己採点が出来なかったのですが、数時間後には株式会社アップロード社さんのサイトにおいて、解答速報が出ていました。

    問題用紙に控えていた解答で自己採点したところ、
    学科 30問中26問正答
    実技 30問中20問正答
    でした。
    そして、合格ラインはいずれも7割(30問中21問)です。

    学科は合格したものの実技が1点不足で駄目でした。

    試験方式や国家資格になった経緯などが似ているファイナンシャルプランナー3級試験は、1日1時間くらいのペースで1ヶ月勉強したので30時間くらいは真面目に勉強していたので余裕で合格しましたが、今回の知的財産管理技能検定3級は一番惜しいストーリーで不合格となりました。1点かあ・・・。

    この試験は科目合格制があるので、今回合格した学科については、合格日の翌々年度(つまり、2026年1月実施分)までは免除されます。

    でも、今回受験した教室では午後から新しく入ってきた受験者(すなわち、実技のみ受験する人)はいなかったのですよね。受かる人は学科も実技も一緒に合格するし、落ちる人はどちらも落ちるパターンが多いのかも知れません。

    他にも受験したい資格はありますので、またこの知的財産管理技能検定を受けるかどうかも迷っています。

    もしかしたら万が一、奇跡的に良い方向にマークミスしていて、不正解と思っていた箇所が正解していて実技試験も合格している可能性もありますから、8月21日正午に発表される試験結果も一応、見るつもりではありますが、無理だろうなあ。

  • 知的財産管理技能検定3級の試験を受けた話

    業務独占・名称独占の資格ではありませんが、仕事の役に立つかも知れないということで、知的財産管理技能検定3級の試験を受けてきました。

    会場は大阪工業大学で、最寄り駅からそこそこ歩かないといけないのがちょっと不便ですね。何より今日は雨でしたから。

    地下鉄谷町線の千林大宮ではなく、道が分かりやすそうな太子橋今市で降りて大阪工業大学の大宮キャンパスに到着。

    11時15分が学科の開始時間ですが、11時00分が集合時間になっていますので、10時40分頃に到着したらむしろ遅い方でした。

    教室に入ると大半が、というよりもほぼ全員が若い世代の人たちで、私のような中年のオッサンは見かけません。5月に受験した測量士補よりも年齢層が若い気がします。実務経験不要の3級だからというのもあるでしょうけれど。

    試験の内容はまあ何と言うか、ちゃんと勉強していたら解けたのでしょうが、社労士試験に掛かりきりでトータル10時間も勉強していない人間が臨むのは厳しいですね。

    勉強に使用していた教材は、

    2022-2023年版 知的財産管理技能検定(R) 3級スピードテキスト
    https://bookstore.tac-school.co.jp/book/detail/054986/

    秒トレアプリ
    https://play.google.com/store/apps/details?id=ginoapps.titeki_zaisan&hl=ja&gl=US

    これと、知的財産管理技能検定試験のホームページにある、過去3回分の過去問を印刷して解いてみたくらいです。

    試験後に間違いに気が付いた設問も何個もあり、まあ準備不足でした。

    解答速報で自己採点するか、と思って調べてみましたが、各種資格予備校では解答速報を出していないのですね。

    公式の解答速報は明日ということで分からないか、と思っていたら、株式会社アップロードというところが速報を出すそうなのですけれど、16時現在でもまだですね。まあ、慌てて自己採点したところで結果は変わらないのですが・・・。