平繁無忙の何でも書くブログ

  • 税金の使い道としての立憲君主制

    税金の使い道というのは難しいものです。税金を支払う側からすれば、自分の金が何に使われているのか、誰に渡っているのかということは気にはなっても、お金に名前も色も付いていない以上、国庫にまとめて入って個々の使われ方をします。

    かくして税金の使い道となる先になる、全ての組織や人の行動や在り方に対して、国民やマスメディアや各種組織による監視や批判が出てくるわけです。

    税金は、誰もが直接間接的に利用するものと、一部の人が利用するもののどちらかに回されます。道路や橋、役所の建物やあるいは公務員の給与そのものは、社会全体にとっての必要なインフラ・人件費ですので、特定の人だけが享受するサービスではありません。実際には一部の人しか使わないにしても、誰にでも開放されているものとして無料で使用出来る図書館は想像しやすいはずです。

    その一方で、必要なグラウンド・体育館とか、あるいは個人で発行する住民票とか、割安ではあるにしても無料ではないサービスもあります。これらを完全に無料にしてしまうと、利用に際限が無くなって逆に不公平になってしまうため、有料の公共サービスとなります。これは受益者負担ということになります。

    とは言っても、日本で言えば有料の公共サービスといっても実際の負担はわずかな金額に抑えられていますし、いちいち役人に袖の下を渡す必要もありません。ニュースでは収賄だの談合だのと流れますが、国家としては役人の腐敗レベルは低い方です。

    役所や警官に一般市民でも賄賂を渡さないとまともな公共サービスを受けられない国も世界にはあります。そういった国では公務員の給与そのものが低いという面もあります。国民・市民から等しく徴収した税金から公務員の給与をまともに払うのではなく、公務員に用事がある人だけが賄賂の形で公務員の収入を負担するのは、ある意味で受益者負担と言えますが、国家としての在り方としてはロクなものではありません。

    国家にとって必要不可欠なものは法的根拠に基づき、国民の代表の監視の元に予算が付けられます。公務員を減らせとか国会議員を減らせ、歳費を減らせという意見はたまに耳にします。今年及び去年は東京オリンピックについての税金負担についてはかなりホットな話題でした。

    さて、今この9月10月で税金の使い道としてニュースでさんざっぱら扱われているのは、眞子様とその婚約相手の小室氏及び皇籍離脱の一時金です。

    当然ながら天皇・皇室は日本国憲法に謳われているように、国民の象徴として存在しています。制度としては国民全体が受益者となる、国家そのものを支える擬似的なインフラとも言えます。

    小室氏本人やその親族に対して好意も隔意も個人的にはありませんが、国民の象徴である以上は、国民が抱えている問題を当然ながら皇族だって抱えます。娘の結婚相手に悩む親なんて、日本国内に何百万世帯とあるでしょう。天皇は国民の象徴なのですから、日本的イエの概念が変われば、皇室のイエの在り方も変わります。

    国民(あるいはマスコミ)が気に食わない結婚相手を否定し、そのためにかかる費用や一時金を非難し、税金の使い道として認めないということは、立憲君主制国家の在り方として許容範囲にあるのかという疑問を持ってしまいます。

    皇室に生まれ、皇族である限りはずっと人権に制限をかけられます。基本的人権の尊重を規定した日本国憲法があっても、皇族には他の国民が享受出来る自由がありません。自ら望んで皇族になるわけでもない一方で、発言にも行動にも制限がかけられます。それでも君主制を国民も政府も維持する以上は、皇室の存在維持のために必要なコストが予算として配分されます。

    それを無駄金と批判されれば、皇族が皇族であることを忌避する動きがいずれ出てくるのではないでしょうか。皇室を離れる際の一時金やそれまで貯めたお金は、それまでの人生における人権制限の慰謝料と見なせるのではないでしょうか。

    皇族が皇族として生きるにしろ、あるいは皇籍離脱後も100%純粋な民間人にはなれないですが、民間人として生きるにしろ、そこに掛かる費用は、立憲君主制を維持するためのコストです。

    皇族が国民の大半が気に食わない結婚相手を選び、何か色々あったとしても、それも立憲君主制を維持するためのやむを得ないコストです。それを防ぐには、皇族の結婚相手を国民が選ぶしかありませんが、そんなことは不可能ですし、それこそ人権侵害の極みでしょう。

    はっきり言うと、小室氏を叩けば叩くほど、立憲君主制が危うくなります。皇族の皇族たるモチベーションダウンにしかなりません。非難している人は皇室の在り方に一家言あるのでしょうけれど、何のために天皇・皇室・皇族が存在していて、なぜ日本国憲法で天皇は国民の象徴とされているのか、ということを考えると、度を過ぎた批判は問題があると言わざるを得ません。

  • ドゥテルテ引退にフィリピンの民主主義的矜恃を見る

    フィリピンのドゥテルテ大統領が、来る大統領・副大統領選挙に出馬せずに政界引退を表明しました。憲法での大統領多選禁止を事実上回避する策として、娘が大統領、本人が副大統領に就くという仰天プランを狙っていましたが、大統領に何かあれば副大統領が昇格するために憲法違反一歩手前になるのは誰の目にも明らかでした。

    そのため、副大統領プランは当初から厳しい批判にさらされていましたが、政界引退によって長女がその後を継げるかどうかが焦点となりました。

    権力者が法の盲点を突いて傀儡政権を作って自分が陰の実力者となる、ということはよくある話ではあります。日本の政界でも院政とか闇将軍とか影のフィクサーとかキングメーカーとか言われますが、公的なナンバー2に就くことはありません。

    実現しなかったものの、今回のフィリピンのケースに似ていたのは、かつてのロシアのプーチン&メドベージェフのタンデム体制です。連続3選禁止の憲法規定を回避するために、プーチン大統領は議会第一党当主になり、後継大統領に子飼いのメドベージェフを当選させて、法的にはナンバー2になりました。

    実際にはプーチン首相が事実上の最高権力者であることは衆目に明らかでしたが、いけしゃあしゃあとしっかり任期を務めて、次の大統領選で入れ替わって、プーチン大統領&メドベージェフ首相に入れ替わって、今まで権力を維持しています。

    それどころか憲法改正で任期を6年に延ばし、さらに大統領権限を議会に移す布石を打っていますので、次は議長職に就いて結局は最高権力者であり続けるであろうと目されています。

    中国の習近平国家主席も2期10年の制限を撤廃してしまいましたので、プーチン大統領同様、国家の最高権力者としての地位を終身で保つのだろうと思われます。

    それら独裁権力が支配する2大国に比べれば、今回のフィリピンは良識を示したと言えます。ドゥテルテ大統領が良識ある政治家と言って良いかどうかは別ですが、民主主義国家としての最低限の矜恃は示せたのではないでしょうか。

    次のフィリピン大統領は、元世界チャンピオンのプロボクサーであるパッキャオ氏も立候補を表明していて、与党内の候補が結構華やかです。中国の南シナ海進出に対抗するため、日本にとってはフィリピンとの関係は重要です。日米豪印によるクアッドや、米英豪のAUKUSが対中国の抑止政策としては大きなものですが、南沙諸島における直接的な脅威に面している、フィリピン・ベトナム・マレーシア・インドネシア・タイなどとの軍事上の連携や協力を考えると、次のフィリピン大統領は日本にとっても重要なトピックです。

    今の日本の政界を巡っては、自民党総裁選と衆院総選挙が最重要な話題になるのは当然ですが、近隣でも結構重要な選挙があることは忘れないでおきましょう。

  • 民意を反映する短命政権は是か非か

    首相がコロコロ替わる日本の政治は昔から批判されています。本日、岸田新内閣が発足しましたが、前任の菅政権は1年ちょっとで終わりました。その前の安倍政権が歴代最長だったのですが、明治以来、日本の首相任期はたいていこんなものです。

    もって2年、3年続けば長期政権、5年以上なら歴史的と言える程度に短いのが日本の首相の在任期間です。首相が毎年のように入れ替わるので長期的な政策が出来ないとか、官僚任せになるとか、昭和の頃からずっと言われてきました。

    この度、16年の任期を終えるドイツのメルケル政権と比べると対照的ですが、そもそも短命であるのは日本の政治の不安定性に起因するというよりも、選挙制度によるものと言った方がいいでしょう。

    日本では衆議院選挙が少なくとも4年に1度あり、参議院選挙は3年毎に半分改選されます。衆院はタイミングを見計らって首相が解散権を行使することがあるので、きっかり4年毎というわけでもありません。

    さらに、戦後のほとんどの時期で与党である自由民主党の総裁選挙も3年毎に行われます。去年・今年のように任期途中で総裁を下りた場合の後継総裁は前任者の残りの任期を務めますので、それが終わればまた総裁選が行われます。以前は2年毎だったのでこれでも長くはなったのです。

    このように、衆院選・参院選・総裁選がバラバラに実施される選挙制度となっています。2年に1度はそのどれか、場合によっては毎年のようにそれらのどれかの選挙があります。丸2年以上、これら3つの選挙にさらされない政権はまずありません。そのどれも政権に大きな影響を与えるため、総理総裁のポジションが1年2年で入れ替わっていくというのは、ある意味当然でしょう。

    それだけ、短いスパンで民意が問われる選挙が行われ、その民意が政権に反映されているとしたら、それはそれで理想的な民主主義制度と言えるかも知れません。実際に反映されているかどうかは別ですが、完全に民意を無視した政策を2年以上継続することはまず無理です。

    選挙制度はその国固有の歴史と文化に基づいて実施されています。余所の国の制度を理想としてそのまま持ってきても上手く行かないのは、西欧的民主主義を形だけ取り入れる途上国の政治的混乱を示せば証拠としては十分でしょう。

    では超長期のメルケル政権は民意を無視してきたのかというと、もちろんそうではありませんが、ヨーロッパでは議席を持つ政党の数が多く、議院内閣制の国であればまず間違いなく連立政権を組んでいます。メルケル政権も16年間で何度も連立の組み替えを行って政権を維持してきました。その都度、連立相手のポリシーをある程度は受け入れないといけないので、風見鶏的に言われてきましたが、ヨーロッパ的民主主義・議院内閣制で長期政権を組むなら誰だってそうなるでしょう。

    日本の場合は、自民党が保守からリベラルまで含む巨大な政党であり、内部に相反する理念・政策・方針を持った人たちや派閥の集まりですから、自民党自体が連立政権みたいなものです。

    連立政権でも相手を組み替えれば長期政権になる、というのも一概には言えません。そもそもの首相の力量や与党の強さ、そしてその国の政治事情にもよります。イタリアのように短命の連立政権が続く国だってあります。

    結局は、政治制度も選挙制度もその国それぞれの事情で決まるものであって、
    「二大政党制こそ正義」
    「二大政党制実現のための小選挙区制」
    というお題目が所詮借り物であることは言うまでもありません。二大政党制のために小選挙区制を導入した人がそれを批判しているのは噴飯物ですが。

  • 恐れが成長を生むのなら、驕りが没落を招くことになるはず

    ヒトは恐れる唯一の動物だそうです。正確に言うと、未来に恐れを抱いて向上できる唯一の動物です。今この時については、どんな動物も捕食されそうになったり崖から落ちそうになったりしたら恐れ(という感情が正しいかどうか知りませんが)を抱いて必死に逃げるでしょうけれど、1年後、10年後あるいは集団全体の未来を恐れて正しい行動を取ろうとすることは、唯一ヒトだけが行えます。

    それはヒト=人間個人や小さな組織だけの話ではなく、国家レベルでも似たようなものです。

    「このままではいけない」
    「国家の未来が厳しい」
    「こうすれば発展できる」

    という、未来への恐れとそれを解消するための行動を取ることが出来るのが人間であり、その産物である国家です。

    日本で言えば19世紀中頃、開国を迫る欧米列強に対して、このままでは中国(清帝国)や他のアジア諸国のように侵略、植民地化されるかも知れないという恐れが、明治維新の原動力となり、明治新政府の富国強兵・殖産興業につながりました。

    また、同時期の中国ではアヘン戦争の後に洋務運動、日清戦争の後に変法運動が起きました。

    ヨーロッパでも、19世紀であればナポレオン独裁のフランスによる欧州統一を防ぐためにイギリスやロシアが抗戦し、また共産主義に危機感を覚えが支配層や知識人層が、漸進的な自由主義・民主主義・社会主義の改革を認めました。

    そして超大国になったアメリカ合衆国も、その発展の一部は恐れから成り立っています。

    20世紀の米ソ冷戦で言えば、前述のように共産主義がアメリカ国内や西側諸国に広がることを恐れていました。そのため、自由主義と資本主義の権化のようなアメリカ合衆国においても、数々の社会主義的な政策が実現していきました。また、それ以上に大きな予算配分を受けたのが軍事面です。

    ソ連の宇宙開発の先行がもたらしたスプートニクショックは、ケネディ政権によるアポロ計画を生み出しました。多分ケネディではなくニクソンがその時に大統領であったとしても、アメリカの選択肢は同じだったでしょう。ソ連に宇宙から攻撃されるという恐れは、宇宙開発でソ連を上回ることでしか解消できないからです。

    その結果は誰もが知るとおり、アポロ計画での成功もありましたが、そもそもソ連や東欧諸国は経済力で西側に全く追いつけなくな、80年代に至ってレーガン政権によるスターウォーズ計画などの軍備増強にソ連は白旗を揚げる結果となりました。

    さらには80年代、日本と西ドイツに従来型の製造業で敗北が決定的になったアメリカは、資本・資源をコンピュータ・ITに集中させたことで90年代以降のIT革命を生み出しました。冷戦崩壊後のグローバル化と相まって、世界がインターネットでつながり、アメリカ基準でのIT産業がアメリカを発展させていきます。

    自らが劣りつつあるという恐怖がアメリカを強大にし続けてきました。

    見方を変えれば、恐れを認めて向上を目指すことで、個人レベルのみならず国家のような巨大な組織でも発展していきます。

    そして逆の立場、アメリカ合衆国に敗れた方を見ると、旧ソ連は、自国や東側諸国の国力特に経済力が、日に日に西側諸国に劣りつつあるということを、内的には認めつつも公には出来ませんでした。国民もうすうすは感づいてはいましたが。経済力の差が開いた最も大きな理由である、失敗する運命にある計画経済を止めることは出来ませんでした。それが存在理由でもあったからです。

    日本で言えば、アメリカの圧力やプラザ合意後の急激な円高、バブル景気とその崩壊などがあって、アメリカに敗れただけではなく30年近く成長発展が停滞するという悲惨な状況に陥っています。

    ソ連も日本も現状の問題や将来の不安はあれど、それに適切に対処していないことが、アメリカとの覇権争いに敗れた究極的な原因でしょう。

    現在は、中華人民共和国がアメリカ合衆国の覇権に挑んでいる真っ最中です。そして政権は代われど、アメリカの対中政策は大きくは変わっていないことから、中国の台頭によるアメリカの衰退という未来に対して恐れを抱いているのは、民主共和両党に共通していることを証明しています。

    中国も鄧小平の敷いた韜光養晦路線は、既存先進国、特にアメリカからの干渉や対決を避けて中国を発展させるものであり、こちらもこのままでは中国は発展せず、市場開放だけは行うことで共産党支配を継続させるという意図がありました。同時期の共産主義諸国が革命で体制変更が起きたことに対する恐れがあったことは言うまでもありません。

    そして今の習近平体制になって、ついにカムフラージュをかなぐり捨ててアメリカに対して鼎の軽重を問うようになりました。

    今の中国は、自らが世界の一等国になり、アメリカと並ぶ二大超大国になろうとしています。人口や技術力などを考えると、もちろんそれはあり得ますし不可能ではないのですが、その原動力は「恐れ」なのか「驕り」なのか。

    未来に対する恐れからまだまだ発展させねばならぬと思っていれば、それは遠からず実現するでしょう。アメリカを打ち負かすかどうかはともかく。

    逆に、過去や現在の発展から驕りを抱えて、世界を動かそうとするのであればそう上手くはいかないでしょう。

    恐れは備えや謙虚さをもたらしますが、驕りは不注意と傲慢さを植え付けます。今の時点で将来に対してバラ色の未来を描いて恐れよりも驕りの方が強くなっているのであれば、未来は見えているようなものです。

    もちろん、中国以上にアメリカが驕り高ぶって、成長のための準備も政策も取らないのであれば、より酷くない方が勝つのでしょうけれど、挟まれる日本にとっては究極の選択になるのでしょうね。

  • 2021年10月2日J1リーグ第31節ガンバ大阪対コンサドーレ札幌DAZN観戦の感想と、ガンバ大阪30年史

    ガンバ大阪発足30周年を記念した30周年史が届きました。

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    クラウドファンディングでの3万円の支援で、この30年史に自分の名前を入れることが出来たので、とりあえずこれもやっておきました。

    画像2

    これで
    ・新スタジアムのネームプレート
    ・30周年記念Blu-rayのサポーターズネームロール
    ・30年史の名前掲載
    の3点セットが揃いました。3つともやっているサポーターって結構少ない気がします。Blu-rayや30年史はスタジアム寄付のネームプレートよりは少なかったですね。

    ただ、この30年史でさらっと見ただけでも誤植がいくつか……。104ページのガンバ対全北現代のスコア表示の間違いと、106ページの鳥取対ガンバが鳥栖対ガンバになっているところ。他にもありそうだなあ。

    今日はガンバの新しいエンブレムとロゴも発表されました。変更に関しては否定的意見もあるでしょうし、これまで慣れ親しんだものが突然変わるというのは、容易に受け入れられない人も多数いるでしょう。せめてチームの成績が良いときならともかく、現状では何かと言われるのはある程度はしょうがないでしょうね。

    肝心のエンブレムとロゴについては、もう本当に今風のシンプルなデザインを志向しているという感想ですが、変えるならこれで100年続けていくつもりであってほしいものです。

    さて、今日のガンバは札幌との試合です。順位表では札幌はガンバの一つ上ですが、勝ち点差は6もあるので一発逆転とは行かないまでも、勝てば中位が本格的に目指せる一戦です。前節の柏レイソル戦も順位が隣で勝てば逆転という試合で勝ちましたし、連勝を目指すべきところです。

    スタメンは倉田→井手口の変化以外は前節と同じ。公式戦連勝の流れをそのまま生かす方針ですね。控えのFWが塚元のみですので、ビハインドの後半最後にパワープレーというわけにはいきません。先手を取るプランしか勝てないでしょう。

    前半キックオフ。ここ2試合、早い時間での得点で有利に試合を運べていましたが、前半5分にヨングォンと奥野の息が合わずに低い位置で駒井にボール奪われ、そのままシュートを決められて失点。あまりにももったいない形で始まりました。

    8分には右サイドからのFKを宇佐美が蹴って菅沼が頭で合わせるという、前節と似たシーンがありましたがシュートはミートせず。

    14分には抜け出した井手口のロビングパスをフリーのシウバがヘッドでゴール!と思いきやまさかの枠外でずっこけました。

    18分には東口の連続ビッグセーブもありましたが、さらに攻め込まれて22分には2失点目、というところはオフサイドの判定で助かりました。ここで飲水タイムですが、内容を伴う劣勢ということですが、チャンスは前節よりもありますので、前半のうちに追いつきたいところです。

    その後も流れは悪く、32分にはルーカスフェルナンデスにドリブルで持ち込まれて止められずに見事なシュートを決められて失点。人数がいたのにあれはいただけないというか、どうやって守るのかが決まっていないチームの悪い現実が露呈したような失点シーンでした。

    そして悪夢は続き40分には圧力の弱い真ん中から文句なしのブレ球ミドルを決められて0−3。30周年記念マッチとしては最悪の展開であり、悪い意味でガンバの歴史に残る試合になりそうです。

    ハーフタイムに柳澤から高尾、セジョンから塚元に変更となりましたが、後半も何も変わらず、開始1分ですぐに失点しまして0−4となりました。

    その後は札幌がペースを落としたのか、ガンバがボールを持って攻めるシーンがようやく増えてきました。58分、パトリックが落として奥野がシュートも惜しくもバーの上。

    65分に至って、宇佐美のFKをパトリックが頭で合わせてようやくゴール。まだ1−4です。

    これで変わった札幌が攻めてきますが、東口のファインセーブでしのぎつつ何とかさらなる得点を狙います。

    79分、井手口と宇佐美を下げて倉田と矢島を投入。83分には高尾がエリア内で強烈な左足シュートを放つも菅野に右手一本で弾かれました。

    そして最後は88分、ラインの裏に出たボールにつられた東口の脇をすり抜けるシュートが決まって1−5。

    試合をDAZNで観ているだけでも徒労感とむなしさだらけでしたが、スタジアムに行って試合前はワクワクしていたサポーターにとっては辛さは幾何かと思います。

    今日の試合をどう捉えましょうか。秋の夜長の悪い夢と思って綺麗さっぱり明日から忘れたら良いのか。この試合を反省するとしても、反省に値する試合は今年だけでも二十数試合はありました。それでもこの状況なのにどうすれば良いのか。

    少なくとも前節の、残留争いの中だから内容が悪くても勝てば良いのだ路線は即破綻しました。次の試合のスタメンがどうなるか分かりませんが、イジってもイジらなくても苦しいでしょう。

    しばらく前に勝ったり負けたりを繰り返すだろうと予感しましたが、まさにその状況に陥っています。それでも勝つ試合があるならまだマシでしょう。今日の負けで引き分けの柏に抜かれて14位転落です。徳島が明日勝てば降格圏の16位は湘南になり、ガンバと降格圏の勝ち点差は6に縮まります。

    残り7試合で2つ勝てば多分残留できると思いますが、この後は浦和、鳥栖、マリノス、大分、名古屋、川崎、最後に湘南と、上位陣プラス残留争いのライバルとの直接対決の試合ばかりです。

    急遽、木山さんをコーチに迎えましたが、クラブとして今のことを考えているのか、後のことを考えているのか、もしかしたら何も考えていないのか。どうなるでしょうね。

  • 北朝鮮とParlerユーザーの理屈

    朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮)が年中行事のように日本海に向けてミサイル発射をしていますが、日が決まっているわけではないので年中行事というよりも気が向いたら打っている感じでしょうか。
    実際には北朝鮮国内での様々な事情によって発射するタイミングが決定されているのだと思いますが、日本国民としては北朝鮮国内の事情どうこうよりも、日本国の安全保障が脅かされることが問題です。

    北朝鮮側の理屈としては、アメリカ帝国主義による北朝鮮侵略を防ぐためのミサイル開発・核開発であって、あくまで自衛のための兵器だということになるのでしょうけれど、数年前までは弾道ミサイルではなく平和利用の人工衛星だと言い張っていたはずです。あの理屈はどこかに置いていったのでしょうか?

    朝鮮戦争だって初めは金正日がスターリンを無理矢理説得して、38度線を突破して始めた戦争であって、それを押し返した米韓軍(国連軍)を中国軍が押し戻した経緯があります。アメリカが北朝鮮にいきなり攻め込んだ歴史など無いのです。ベトナムやイラクを見てアメリカ軍の侵攻を防ぐには核弾頭を搭載したICBMしかないと、親子3代で共通認識だったのでしょうが、朝鮮戦争の経緯を考えると米韓軍の脅威が無くなれば中国との密接かつ屈辱的な外交関係を切れる、と思っている可能性もありそうです。

    しかし、北朝鮮が自衛という名目のミサイル発射を繰り返せば繰り返すほど、日本国内では保守勢力、特に右寄りの方が強くなっていきます。自民党総裁選が盛り上がるように祝砲を撃っているのかと下らぬ冗談さえ言いたくなるくらい、対北強硬論を発展させていくことになります。北朝鮮が軍事力を増し、その行使対象に日本を含めれば、日本の軍事力、特に対北での敵基地攻撃能力を高める意見の正当性を強化していくのです。

    去年、怖い物見たさでParlerというSNSを試してみました。

    https://hrsgmb.com/n/naaedbceaf56e

    そこでは主にトランプ主義者、トランプ支持者が暴れまくっていました。というかそもそもトランプ支持者しか使っていないようなSNSですが、1月の連邦議会を占拠した暴挙を煽ったとして一時期、ネット上から存在を消されていました。

    https://hrsgmb.com/n/ne64dedc12983

    数ヶ月後には復活して、今はiOSでもAndroidでもアプリとして再公開されています。

    https://hrsgmb.com/n/ndafdd0821601

    この辺はアメリカ的自由主義の良心を示しているものと解釈しています。独裁国家なら時の政権に逆らったウェブサービスなんぞ復活させません。というか関係者は良くて逮捕、悪くて処刑が常です。Parlerの復活はアメリカらしさと現れです。

    ただ問題は、他者の尊厳を認めない自由や、他者の自由を制限する自由は認められるべきか、というところです。この点ではトランプ主義者の主張を認める気にはなれません(ただし、その逆に当たる過激なリベラル論者の「リベラル的主張」に基づく、他者の人権制限については似たようなものですが)。

    エコーチェンバー効果による、トランプ主義者の過激化対策をParlerが取らない限りは、また議会占拠のようなことが起きて、またParlerがネットから消されることになりそうです。

    過激に他者に対して行使した暴力は、回り回ってまた自分に跳ね返ってきます。北朝鮮もParler内のトランプ主義者も、当面はそれに気が付かないでしょう。

  • 企業を締め付け自由を奪う中国の良くない兆し

    HUAWEIのCFOがカナダでの拘束から解放されることになりました。報復で中国政府がカナダ人2名を逮捕した外交問題になっていましたが、こちらも解決するのかも知れません。ともかく、HUAWEI経営者の個人レベルでの問題は無くなったでしょうが、アメリカとその近い国々でのHUAWEIへの制裁措置はまだ続きます。

    TikTokはアメリカでの禁止撤回になりましたが、今度はアイルランドでEUの情報保護違反として訴えられています。また、リトアニアでは中国製の一部のスマートフォンが、天安門事件など特定の語句を検閲する仕組みがあるとして国民にすぐに捨てるように指示する事態になりました。

    欧米各国は、中国政府と国家間での直接的な対立は避けても、少なくとも民間企業レベルでは叩かないといけないくらいに中国封じ込めに動いています。逆もまた真なりで、中国政府(あるいは共産党)もあからさまに他国に干渉しないよう、民間企業レベルで他国への浸透を図っています。

    国家の中枢からの意図が全て思うとおりに実現するわけもないでしょうけれど、中国政府としては、HUAWEIもTikTok(バイトダンス)に対しても、アリババや滴滴出行のように完全に支配下に置きたいでしょう。HUAWEIやTikTok自体は自由経済の中で成長したくとも、中国に本拠があれば絶対にそれは不可能です。少なくともかつては制限された自由の中で成長していましたが、習近平一強体制が確立された今では、逆らうことは出来ません。逆らったら昨年のジャック・マーのように数日間消息不明になった後、出てきたら全面降伏を表明することになります。

    HUAWEIのCFOが釈放されたのは、うがった見方をすれば中国政府とカナダ政府(その後ろのアメリカ政府含めて)の間で何らかの合意がされたはずです。そうであればHUAWEIは中国政府に借りを作ることになり、実質的には数多ある政府に忠実な中国企業の仲間入りです。

    中国経済の発展は内需拡大に加えて、世界の工場として大量の輸出に支えられてきました。そしてそれは大半の国の自由経済市場の「自由さ」がもたらしたものでしたが、中国企業に「自由さ」を認めない習近平独裁は、中国経済の発展も阻害することになるでしょう。そして結果的には共倒れになるんじゃないかと密かに思っていますが、こういうことを言うと、十数年前から浮かんでは消え浮かんでは消えしている、クソほど溢れた中国衰退論と一緒にされるのが嫌ですね。

    ともかく、中国政府(共産党)に自由を奪われる大企業だけではなく、政府お墨付きの企業だってあるはずです。そうなってくるとまるで新興財閥とつながっていた戦前の日本政府・軍部を思い出しますが、むしろ今の中国では、文化大革命を思い起こさせるような言論弾圧、個人崇拝が始まっています。中国には自由が無い!と大半の日本人が非難しますけれど、日本でも何か言うとすぐに叩かれて炎上して謝罪を要求されます。まるで中国で文化大革命が起きていた頃の、日本の極左勢力のセクトが行っていた自己批判・総括みたいですね。日中ともに、50年くらい脳ミソが退化しているのでしょうか。

  • 関西スーパーと新生銀行のユーザーとして見る最近のニュース

    普段使用しているサービスの企業が買収されるというニュースを見かけると気になります。

    まず、近所にもある関西スーパーが、阪急オアシスなどを経営するエイチ・ツー・オー リテイリングと、首都圏でスーパーを展開するオーケーとの買収合戦の様相を呈しています。

    事の経緯としては、最初に数年前から関西スーパーの株式を取得してきたオーケーが、関西スーパーに買収提案をして破談になった後に、対抗策として関西スーパーが筆頭株主であるH2Oに打診したということらしいですが、買収後は「関西スーパー」の名前が残らないということも大きかったのかも知れません。

    個人的には、「関西スーパー」が「オーケー」になると多分客足減るんじゃないでしょうか。大阪の人間にはよく分からないスーパーですし。「成城石井」くらいハイソ感があるのならなんとなく凄そう、と漠然とイメージはあるのですけれどね。某ニュース記事では、オーケーは関西だとサンディみたいな感じということだそうですので、関西スーパーとはやはりイメージが異なります。

    実際にどうなるか分かりませんが、私の住所近辺のように関西スーパーと阪急オアシスが競合している地域ではどうなるんでしょうか? まあ、エイチ・ツー・オー リテイリングは、そもそも発祥となった阪急電鉄と阪神電鉄という競合路線をそのまま残しているので、スーパーだってそのまま残すのかも知れませんが。

    もう一つ、新生銀行に対してSBIホールディングスがTOBを仕掛けていますが、新生銀行も利用しています。100万円以上預ければ出金手数料無料ですので便利なのです。それ以外のサービスを使っていない私が言うことでは無いでしょうけれど、そんなことだから新生銀行は未だに唯一公的資金を返済できないのだ、という理屈にもなるでしょうか。

    SBIホールディングスの北尾社長がどうしても銀行が欲しくて仕掛けた戦いですが、実現したらSBIが三井住友信託銀行と一緒にやっているSBI住信ネット銀行はどうなるんでしょうか?

    三井住友信託側が持っている株式をSBIが買い取って新生銀行と統合するか、SBIの持ち株を三井住友信託側に売り払って無関係になるか、両行をそのまま継続させるかのどれかでしょうけれど、どれもややこしそうな気がします。

    さすがに事前に三井住友信託銀行との話は済ませているでしょう。新生銀行がマネックス証券と提携したときに、仁義にもとると言って非難していた人ですから、まさか三井住友信託側に無断ってことはないですよね。

    まあ、SBIが新生銀行のTOBに成功したら、マネックスが弾き出されるのは間違いないですね。幸いにも私の証券関係の口座はSBIにもマネックスにもないので、さらにややこしい面倒に巻き込まれる心配はないのでどうでもいいですが。出金手数料無料はさすがに制限されるかなと覚悟はしています。

    買収してもされても何も変わらなければ別に良いのですが、何も変わらなければそもそも何で買収したのか、ってことになりますし何かは変わるでしょう。

  • note投稿記事1,000個目!

    2019年1月途中から開始して、2年8ヶ月半をかけて1,000回の投稿を達成しました。

    基本的に1日1記事というペースでアップしてきましたが、何度か忘れたり1日2投稿したりしているので、日数が1,000日目というわけではないのですが、ひとまずの到達点になるでしょうか。

    前にも書いたことがありますが、ジャンルを絞らずに何でも書いているからこそ、途切れずにずっと書き続けていられます。

    noteの仕様もスッキリしていて、アクセス数を稼いでアフィリエイト広告を設置してとか気にしないため、変なプレッシャーもかかりません。無職になってアフィリエイトでメシを食っていく選択をしたらそれどころではないでしょうけれど、幸運なことに仕事を続けながらですので、何も気にせずに好き勝手なことを書いていられます。

    とりあえずは、今後も同じペースで続けていけそうです。毎日アップが強迫観念になるとダメですが、今のところは特に気にせず書いていけます。別に仕事でやっているのではないですし。

    ところでnoteで一番投稿数が多い人でいくらくらいになっているのでしょうか? 非公式のnoteのフォロワーランキングを見ると、16000以上という投稿数のアカウントがありました。それ以外でも数千というアカウントもありましたが、たいていは企業アカウントというか、何らかの宣伝や広報的なものですので、個人レベルだと数百から千数百あたりで多い方みたいです。

    noteが始まった時からの日数で言いますと、2014年4月にnoteのサービスが始まっていますので、日数としては2700日以上となります。まさかその最初の日からこれまでずっと毎日投稿している人はいないと思いますが、いたとしても2700ちょっとの投稿数ということになります。一日複数回書き込んでいればその数倍もあり得るでしょうけれど、それなりに時間がかかる中身であればそうはいきません。

    2019年から始めた私よりも多くの先達がいらっしゃいます。早くに始めた人なら5年弱は長く続けていることになります。私がこの後どれくらい先まで続けていけるか分かりませんが、その5年の差が誤差に思えるくらいにまで長く書き続けていけたら良いなと思っています。

  • 変わらない大阪城と変わる人出

    コロナ禍によりインバウンドによる経済効果が無くなった大阪ですが、その中でも観光客をよく見かけた大阪城は様子がこの1年半くらいで一変しました。

    2019年までは土日でも平日でも中国人と見られる観光客が団体で多く来ていましたが、今では見る影もありません。それでも個人での観光客なら去年も今年も見かけましたが、この9月は本当にいません。もしかしたらいるのかも知れませんが、はっきりと分かるレベルではいません。

    2010年代に入ってからいわゆるインバウンド需要によって、中国人観光客が大阪にも殺到していましたが、それ以前では大阪城にはおそらくヨーロッパかアメリカから来たであろう白人観光客がそれなりにいました。そしてその時期かそれ以前には、日本各地から観光バスで老人会などの団体客が大阪城やなんばグランド花月に来ていましたね。

    そういった、中国人も白人も老人会も今の大阪城には団体の観光客としては全くです。個人レベルでの観光客かな、という人は見かけますが、おそらく私のように地元民がふらっと来ている人の方が多いでしょう。

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    こちらのノボリにあるように、今の大阪城天守閣が大阪市民や企業を中心とした寄付によって再建されてから、90年が経ちました。おそらくは、この90年の間で最も人手が少ない大阪城が今まさに存在しています。

    画像2

    もちろん、天守閣を含めて何も変わるところはありません。観光客向けに公園内に色んな施設は出来ましたが、佇まいも場所も変わりはしません。

    新型コロナの感染は今も続いています。重症者や死者はワクチン接種によって減らせるでしょうけれど、感染そのものはずっと続いて、毎年のようにワクチンを打つ時代が来るのでしょうか。

    それでも、人類が滅亡するほどのウイルスではありません。既に感染して亡くなった方、重症の方、後遺症のある方にとっては地獄のようなウイルスでしょうけれど、世界的に人口が大きく減少するほどのものではありません。経済や健康などの面から考えると、まだまだ深刻な状況がどの国でも続いているのは確かですが、それでも絶望はせずに生きていくことは出来ます。

    変わるもの、変わらないもの、昔に戻るもの、新しくなるもの、それぞれですが、過信も絶望もせず、未来を見据えて目の前の問題に対処していくしか生きる道はないのですよね。

  • 2021年9月26日J1リーグ第30節ガンバ大阪対柏レイソルDAZN観戦の感想

    ガンバ大阪は、ミッドウィークの天皇杯4回戦では湘南ベルマーレ相手に解消したものの、リーグ戦では降格圏と勝ち点差が4しかない14位と、残留争いの真っ只中にあります。今日の相手はガンバとの勝ち点差は3で13位に位置する柏レイソルであり、いわゆる6ポイントマッチとなりました。

    湘南戦で活躍したパトリック、シウバ、セジョン、奥野あたりをどれだけ日曜に起用するのか、と期待していましたが、むしろ水曜に出ていた選手の方が多いスタメンとなりました。

    昼間に残留争い相手の湘南や大分が敗れたので、勝てば突き放すことが出来る大事な一戦となりました。

    キックオフ直後からガンバは攻め込み、倉田が何度も倒されますがそれだけ危険なエリアで動けている証拠でもあります。そして開始2分過ぎに倉田が得たFKを宇佐美が低い弾道で中に入れると、GKが菅沼の動きにつられてクリアが出来ずそのままゴール! 湘南戦に続いて早々と先制できました。宇佐美も本当に久し振りのゴールで色んな人がホッとしたのではないでしょうか。

    というか、もしかして宇佐美は直接フリーキックを決めたのはプロでは初ではなかったですかね?

    さて、問題はその後です。柏の時間帯が続き、シュートも打たれますが守備陣が粘り強く対応しつつも、どちらかというと柏のフィニッシュの精度の悪さに助けられています。

    しかし今年は本当に試合中の怪我が多く、飲水タイムの際に倉田がアウト。開始1,2分での接触が元になったのかも知れません。歩いて下がっていたので大事には至らないと思いたいです。代わりに矢島が入りました。

    先制後ずっと押されていたガンバでしたが、飲水タイム明け25分のFKを宇佐美がインスイングで鋭く曲がるキックを見せると、菅沼が頭で完璧に合わせて追加点! シュート2本で2点という何とも効率的すぎる得点経過となりました。

    そしてまた柏に攻められる時間帯が続きます。得点シーンだけが試合の流れとは無関係に発生している感じですね。

    セジョンの肘打ちがあわやファウルという場面もありました。ファウル認定だとレッドでもおかしくないような腕の使い方でしたが助かりました。

    45分にはエリア内で菅沼がギリギリのシュートブロックを見せ、今日の守備陣は集中力が高く保てています。

    そして前半終了。45分の大半で押し気味だった柏にとっては痛恨の2失点だったでしょう。

    しかし、今に始まったことではないですが、シウバがボールを持ったときに裏を走る藤春に出さないどころか全く見ないのはどうかと思います。絶対藤春を使わないと分かっていたら相手DFだって人数かけてシウバを潰せば良いだけですし。

    後半はガンバは交代無し、柏は浦和から移籍の武藤が出てきました。後半はどちらかというと一進一退で、ガンバにも流れの中でのチャンスが結構あります。

    57分には相手のシュートがポスト! その前後は波状攻撃を受けましたが何とか凌ぎました。しかし前半からずっと柏ペースで進んでいます。対策の立てようが無いのでしょうか。

    68分にもクリスティアーノが頭でクロスに合わせますが、大きく外れてくれました。73分には強烈なミドルを東口が弾きました。だんだんガンバ側のチャンスシーンも減ってきて、サンドバッグ状態になりつつあります。

    75分、柳澤に替えて高尾、セジョンに替えて井手口と同ポジションで交代しました。中盤の守備・運動量と、最終ラインの高さの備えですね。

    79分にシウバが倒れ込んでしまい、そのまま下がって代わりに塚元が久し振りのリーグ戦出場です。

    しかしその後も柏ペースが続き、終には86分にカウンターから失点。これで2−1です。

    これまでもこれからも攻められ続けますが、92分には柏のシュートも枠の外。

    6分のアディショナルタイムをなんとか防ぎきって、遂に2ヶ月ぶりのリーグ戦勝利を手にしました。

    これで得失点差で柏を上回り、13位に浮上しました。残り8試合で17位の徳島とは勝ち点差が7です。もう仁義もへったくれもなく、残留するだけです。

    ちなみに、ヒーローインタビューで知りましたが菅沼はガンバでのJ1初ゴールでした。

    今日の試合は捉え方が難しいですね。快勝した天皇杯4回戦のメンバーをベースにして挑んで勝利したことを肯定的に捉えるのか、ほとんどの時間帯で柏に攻められていたことを否定的に見るのか。

    私自身は、この期に及んで内容の良さどうこうよりも、勝ち点を稼いで残留に近付いたことをプラスと考えるべきだと思っています。残留争いにはただ勝ち点だけが必要です。

    内容は本当に悪かったです。ただ、今のチーム状況では、4−4−2で中盤は攻撃時ボックス、守備時フラットで2列目に運動量が求められる、長谷川監督時代のやり方で行くしかないですね。

    もうなんというか、グルグル数年間迷走してこれかいな、と言いたくもなりますが、シーズン終了までは無我夢中でJ1にしがみつくしかありません。

  • タブレット+キーボードがデフォルトになるかも知れない2025年

    MicrosoftがWindows11をリリースすることによって、これが最後のWindowsと言われたWindows10の終わりを示すことになりました。

    現行のWindows10の延長サポート期限(セキュリティ修正などの提供期限)は、2025年10月14日です。実はこれはWindows10のリリースされた2015年時点で既に決まっていました。そもそもWindows10以前の、8.1や7でもおよそ10年ほどのサポート期限なので、Microsoftとしては予定通りでもあります。

    おそらくWindows11へのアップデートは無料でずっと続けられるはずですが、7から10への移行と異なり、性能が低いために更新できないパソコンが多数出てくるはずです。その場合、買い替え需要が生まれますが、パソコン自体をもう買わなくていいや、と判断する人も出てくるでしょう。

    かつて、WindowsXPのサポート期限が特別に再延長されたように、2025年のWindows10サポート期限がさらに延長される可能性もあります。思えば、XPの次のVistaが求める性能が高すぎたためにダメOS扱いされて全く普及しなかったことを思うと、Windows11に不安を抱えるのは私だけではないと思います。

    Windows11にアップグレードできないPCしか持っていない人が、2025年になって新しくパソコンを買うことで、世界的にPC特需が来るという見方がありますが、果たしてそんな風になるのかな、とも思います。

    毎年2回のWindows10の大型アップデートも面倒ですし、PCリテラシーの低い人はその大型アップデートすらしていません。古いWindows10を使い続けている人も結構います。

    2025年頃には、iPadやChromebookが今以上にパソコン(Windows、Mac)に近付いているはずです。法人利用・業務上やむを得ずといった場合ならともかく、個人レベルでは4年後にはiPadやChromebookでも生産的な作業はかなり出来るようになっているでしょう。MicrosoftOfficeは現時点でもブラウザ経由でのオンライン利用が十分に実用出来ます。

    5Gが通信端末のデフォルトになっているはずの2025年なら、オンラインで様々なクリエイティブな利用が出来ます。パソコンでしか出来ないことにこだわる人だけ、パソコンを使う時代になるかも知れません。今ではまだまだ、モニターをいくつもつなげるとか、3つ4つ5つとウインドウを開くとか、生産性・操作性最優先ならパソコン必須です。

    ただ、これも今後のiPadOS・ChromeOSの作り込み次第です。ChromebookにはCore i5を搭載するような製品もありますし、iPadも今年、Macと同じM1チップをSoCに導入しました。ハイエンドならハードウェア的性能の制限はなく、それを十分に生かせるソフトウェア(OSやアプリ)次第の状況です。

    2025年には個人レベルではパソコン離れが進む時代がもしかすると来るかも、と密かに思います。ライト層というか、毎日はパソコンを起動しないような人にとっては、Windows10サポート終了は
    「パソコンはもういいや」
    と考えるきっかけになるのではないでしょうか?

    たいていのことはブラウザ・ウェブアプリ・ウェブシステム経由で出来るようになっていますが、だからと言って現時点でパソコンを使わずに過ごすのは、仕事を抜きにしても無理があります。あくまで、iPadOS・ChromeOSがPC並みに並列作業、ハードウェア制御を行えるようになってこその2025年予想ですが、IT業界もPCが前提である時代は遠く過ぎていきそうに思えます。