平繁無忙の何でも書くブログ

  • 行政書士試験で行政書士法を出せば、少なくとも業際問題解消のアリバイ作りにはなる

    行政書士試験に晴れて合格できましたが、すぐの独立開業は考えてはいません。とはいえ、将来的にはそれも視野に入れて、今現在は色々と書籍を買い集めて、ネットでの情報を集めて、自分の今の能力の棚卸しと、これから身に付けるべき能力の検討をしつつ、日々を過ごしています。

    書籍については現時点で最新の物を購入したとしても、いざ独立開業したときには法改正などで使えなくなっている可能性もあります。ですので、どうせ無駄になる可能性があるなら、今は業務内容だけ把握出来れば良いと思って中古本ばかりを色々揃えています。

    それに、行政書士の業務は多岐に渡るため、相続・後見、法人定款・許認可、内容証明、入管・在留・帰化などなど、書籍を買おうとすればいくらでも対象が増えてきてしまい、お金もいくらあっても足りません。

    だからこその中古本ですが、ただ1冊だけは新刊のものを買いました。

    行政書士法コンメンタールです。Amazonでも楽天ブックスでも入荷待ちの状態でしたが、hontoでは送料がかかるものの在庫があったので急いで購入しました。今ではhontoでも入荷待ちみたいですね。

    この書籍にしろ、あるいは行政書士開業支援本にしろ、誠実なものはいずれも、行政書士がやってしまう問題として業際問題を掲げています。

    本来は弁護士・司法書士・社労士・税理士などが独占業務として行う業務を、それらの資格登録が無い行政書士がやってしまって問題を起こすケースは今も減っていないそうです。というか行政書士が増えている以上は今後も増えるのでしょうね。

    食い詰めて分かっていて他士業の範囲に手を染めてしまうという行政書士もいるのでしょうけれど、単に分かっていないとか、これくらいは良いだろうと思って手を出す行政書士もいるでしょうし、これについては倫理観の問題とは言え、まず最初の入り口たる行政書士試験においても問うべきでしょう。

    現在の行政書士試験では行政書士としての倫理や職掌を問う設問は課されていません。行政書士法も範囲に含めるべきだと、一介の一般人としても思うのですけれどね。

    去年・今年とファイナンシャルプランナー3級ついで2級の試験を受けましたが、国家資格・士業でもないファイナンシャルプランナーの試験でも必ず毎回、一番最初の問題はこの業際というか、ファイナンシャルプランナーとして手を出してはいけない業務は何か、ということが問われます。

    もちろん、試験で行政書士法を出したら問題を起こす行政書士が消滅するわけなんてありませんが、少なくとも行政書士に合格する人間は皆、行政書士法を学ぶはず、という前提は出来上がります。今の一般知識等の問題を2問ほど削って、行政書士法に置き換えてもバチは当たらんでしょう。そしてその2問どちらも間違えたら、他はどんなに高得点でも不合格ということにしたら、少しはマシになるんじゃないですかね。

  • 行政書士試験の勉強で使用したテキストと、勉強の履歴の備忘録

    備忘録代わりですが、合格した行政書士試験での自分の勉強法について、「参考にならない点」を列挙していきます。多分、真似せずにSNSやYouTuberの意見を聞いた方がマシです。

    まず、行政書士試験を受験しようと決めてから、特に必勝法なども調べず、適当にテキストをざっくり選びました。この時点ではまだ本腰を入れていなかったため、AmazonのKindle unlimitedで使えるもの、と思って、

    https://www.amazon.co.jp/gp/product/B09NKSPS7G/

    https://www.amazon.co.jp/gp/product/B09NKSFPFV/

    https://www.amazon.co.jp/gp/product/B09NHSX3S5/

    https://www.amazon.co.jp/gp/product/B09NKV42HV/

    この4冊を通読するためのテキストとして利用しつつ、

    https://www.amazon.co.jp/dp/B0BRMQGQS2/

    (既に2023年版になっていますが、私が使用したのは2022年版でした)
    これと、iOSアプリの

    https://apps.apple.com/jp/app/id1562962360

    これを使って、過去問でどんな問題が出るかを見ていました。
    この時点では、Kindle unlimitedの費用以外はゼロ円で済ませています。

    そしてそんな感じで2ヶ月半ほどダラダラと勉強し続け、9月のファイナンシャルプランナー3級の試験が終わった時点、つまり残り2ヶ月のところから、記述対策も六法も必要だなあと思って、

    https://www.sanseido-publ.co.jp/publ/roppou/shikaku/ktaigysi40jikij2022/

    https://www.sanseido-publ.co.jp/publ/roppou/shikaku/ktaigysi_minirk22/index.html

    を梅田の紀伊國屋書店で購入。

    しかし記述が出来ない!

    この辺から残り2ヶ月の割に全然記憶出来ていないし、過去問を解いてもまともに得点出来ないということを自覚し始め、慌てます。

    そして今思えばとち狂っていますが、このケータイ行政書士ミニマム六法に載っている行政法も民法も全然覚えていないから、毎日2時間かけて自分の手で筆写してみよう!と思い立ちます。後から考えると、肢別問題集でもやるべきでした。

    そして月日は流れ、行政法と民法の条文の大半を書いても当然ながら問題はなかなか解けず、さらに焦り始めます。

    https://www.amazon.co.jp/gp/product/B097XRGKC8/ref=ku_mi_rw_edp_ku

    https://www.amazon.co.jp/gp/product/B097X5SXLR/ref=ku_mi_rw_edp_ku

    Kindle unlimitedに伊藤塾のテキストもありましたので使用してみました。

    記述対策としてさらに追加で問題集をKindleでも購入しました。

    https://www.amazon.co.jp/dp/4844958445

    https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07Y2VYFWW/

    https://www.amazon.co.jp/gp/product/B06XNTRFLW/

    https://www.amazon.co.jp/gp/product/B073S2RNQF/

    https://www.amazon.co.jp/gp/product/B073S3146V/

    これらをこなして、文字数を埋められないということは無くなりました。

    10月下旬から現時点での理解度の確認と追い込みのため、予想模試を2冊購入。

    https://bookstore.tac-school.co.jp/book/detail/054838/

    https://online.lec-jp.com/disp/CSfLastGenGoodsPage_003.jsp?GOODS_NO=100195603

    この2冊でそれぞれ3つずつあった予想模試では、どちらも1つ目・2つ目の問題は合格点、3つ目がどちらも不合格の点しか取れず、本番での合格は微妙かなあと自覚はありました。

    この模試6回分と、記述問題で出来なかったところや理解が不足していたところを、A6サイズのノートに書き込んで持ち歩き、ほんの数分空いている時でも読み込むようにしていました。

    早稲田出版の方の模試には、【直前総まとめ】として小冊子が付いていて、これがよくまとまっていて、さらに自分がちゃんと覚え切れていないところも書かれていたので、ラスト1週間はこの【直前総まとめ】と自作メモ帳の2つのみをひたすら繰り返して読んでいました。

    本番の試験後、自分としては何とか通ったかなという感覚はありましたが、その日の夜にあった資格予備校各社の解答速報と自分の解答を照らし合わせるに至って、記述抜きで164点、記述3題のうち2題は完全に勘違いしていたので、残る1つで16点取らないといけなくなり、その1つも自信が無かったので、
    「これはアカン」
    と青ざめ、やっぱりいい加減に計画を立てて行き当たりばったりでテキスト使ってもダメだな、と反省して2週間くらい落ち込んでいました。

    先日の合格発表で自分的にはまさかの合格、そして合否通知書での得点が分かったところで、色々と他の合格者の試験勉強法をTwitterやYouTubeで見ましたが、
    「うーん、合格したのは良いけれど、あまりにも正攻法から外れていた」
    ということを改めて自覚しました。運良く合格できたものの、自己流はどう考えても効率が悪いですね。

    合格した要因としては、一般知識等が13/14と得点源に出来たこと、記述で何とか1問は取れたことでしょう。憲法・行政法・民法・商法は並か並以下です。

    正直なところ、総得点184点のうち3割弱の52点が一般知識等というのは何と言うかあまり自慢できませんね。

  • 試験でトラブルが起きたときに動揺しない心構え

    大学・高校・中学の入試の時期です。既に入試が終わった学生の人もいるでしょうけれど、これからの人もたくさんいます。私自身、先日はファイナンシャルプランナー2級の試験を受けましたし、社会人でも資格試験を受け続ける人もいます。

    どんな試験でも受験者がいれば出題者もいます。出題に当たっては、生身の人間が毎年毎年苦心惨憺して作成しているわけですが、その試験作成に対する報酬があれど、もしも大きな作問ミスがあれば個人攻撃はないとしても依頼する組織、あるいは世間一般からも非難囂々の結末に至ってしまいます。

    どう考えても報酬と比べて割の合わない仕事だと思いますが、それでもやってくれる出題担当の人には頭が下がります。

    さて、大量に受験者がいてその人たちの人生を左右しうる大学共通テストであっても、出題ミスは発生します。慎重に慎重を重ねて作っているはずですが、どうしたって出てきます。各学校での入学試験も、社会人が受けるような資格試験でも、問題文が間違っていたり、解答の選択肢が不適切だったりすることは大変よくあることです。

    そういう出題ミスに限らず、試験ではトラブルはつきものです。会場外で大きな音がしたり、試験監督者が時間を間違ったり、あるいは行きの電車が遅延したりと色々あるものです。

    そういうトラブルに遭遇したときに、慌てる人がいる一方で慌てない人だっています。私自身は後者の方です。

    1年浪人して、滑り止めで受けた某私立大の入試では乗るべき電車の時刻表を見間違えて見事に遅刻しました。電車に乗っている途中に、現在時刻と開始時刻を考えるとどう考えても数分~十数分遅刻するなあと気が付いたのですが、そこでは慌てず、
    「最初の科目は一番試験時間が長い英語だから、見直す時間が減るだけで大丈夫」
    と自分に言い聞かせました。そして同じ電車の同じ車両には、大学生ですから当然ながら同じくらいの年格好の人もいて、その人も明らかに外を見たり時計を見たりしてソワソワしていたので、むしろ自分がそれを見て落ち着けたくらいでした。

    駅に着いたら大学まで猛ダッシュ。何とか10分弱くらいでの遅刻で済んで、試験に挑んで合格しましたけれど、時間なんて何とかなるものです。1時間や2時間遅刻すれば別ですが。

    また、同じく浪人時の国立大2次試験のとき、センター試験の受験票も一緒に持参しなければいけませんでしたが思い切り自宅に忘れ、それに気が付いても焦らずに試験会場でさっさと受付に行って、忘れたことを伝えて落ち着いて試験を受け、それも合格しましたが、焦っていたらダメだったかも知れません。

    つまり、何かトラブルに遭遇したとしても、同じ試験を受ける他人も同じ状況だから、焦っている他人よりも有利と思うくらいでいいのです。遅刻したり、受験票を忘れたりしても何とかなります。とりあえずは会場に行って、試験監督の人に伝えれば何とかなります。さすがに筆記用具を忘れたら問題あるかも知れませんが、お金さえあれば近くのコンビニで買えるでしょう。どんな場面でも焦ったり諦めたりする必要はありません。某有名漫画の台詞の如く、あきらめたらそこで試験終了です。

    むしろ、自分と同じように何かのトラブルに遭っている人間がいるはずで、その人たちが焦っているけど自分は焦らないから有利だ、くらいに思っておけば、試験でもリラックスできるはずです。

    そこまで思える人はそもそも焦ることなどないのですが、焦らないくらい事前に勉強しておくのも当然ながら必要ですね。試験は試験日だけの話ではなくて、勉強を始めたときから試験日までが1セットです。そこまでかけて頑張ってきたのですから、諦めるなんてもったいない!

  • 2023年2月11日Jリーグ富士フイルムスーパーカップテレビ観戦の感想

    とりあえず昨年のガンバ大阪のことは忘れて、昨シーズンのJリーグはマリノスのリーグ奪還と甲府の天皇杯優勝がトピックでした。今日はその2チームによる前哨戦となるスーパーカップです。

    とはいえ、甲府はJ1に昇格できなかったため、J2リーグでの優勝及びACLでの活躍が目標で、マリノスはJ1連覇とACL優勝が目標と言ったところでしょう。カテゴリが異なる前哨戦というのも変な話ですが、天皇杯がオープントーナメントである以上は起こり得ることです。

    さて、甲府は監督も代わってまるきり異なるチームになるかも知れませんが、マリノスは昨シーズンをベースにアップデートされているはずです。

    今日はまだマスク着用での応援ですがJリーグや政府のマスク関連の方針変更もあって、3月には従来通りの応援風景が戻ってきそうですね。

    ともかく、国立競技場は快晴の中で試合が始まりましたが、予想通りというかマリノスがボールを持って甲府がカウンターを狙う展開です。

    そして前半30分、マリノスが狙い通りのパスワークから完全に甲府DFを崩しきって、どフリーのエウベルが確実に決めて先制。

    甲府はここが踏ん張りどころです。2点目を取られないまま前半を終えることが重要で、マリノスが2点目を取れば試合が決まりかねません。

    そんな前半終わりが見えてきた44分、中盤でのボール奪取・カウンターから見事なスルーパスから折り返しをウタカが決めて甲府が同点! と思いきや、パスが途中で甲府の選手に触れたタイミングでオフサイドかどうかがVARでの長い判定があり、最終的には甲府のゴールが認められました。マリノスにとってはあの瞬間、中盤からDFラインで隙が生まれたのが痛恨でした。

    前半のうちに1-1に追いつき、さらに試合は面白くなりました。甲府は篠田監督での調整が2ヶ月ほどだと思うのですが、思った以上にマリノス相手に戦えています。これはJ2の他クラブも戦々恐々ではないでしょうか。

    後半開始後、やはりマリノスペースではありますが、甲府も最後はなんとか締めています。12分には甲府のPA内で交錯もあってロペスにビッグチャンスが訪れましたが、先制点の起点となったマンシャがしっかり身体を入れて完璧な守備を見せました。一点ものの守備でしたねえ。

    と思いきや、今度はマリノスが素晴らしいスルーパスからロペスのシュートはポストに阻まれるも、跳ね返りを西村が決めて勝ち越し。マリノスの攻撃陣はやはり良いですね。

    さて、再び追いかける甲府は三平を投入。甲府はタイミングを考えると2-2でのPK戦狙いでもおかしくないですし、マリノスはそうならないために3点目を取りに行きます。

    アディショナルタイムのCKではGK河田も上がり、再三の攻撃からシュートがゴールネットを揺らしましたがオフサイド。そして試合終了。

    横浜F・マリノスとしてはクラブ初のスーパーカップ制覇だそうで、意外ですね。

    終了間際まで見せ場もあり、非常に面白い試合だったのではないでしょうか。マリノスの完成度もさることながら、甲府のチャレンジ精神は監督が代わっても健在なことも証明できました。

    さあ、来週はいよいよJリーグ開幕です。

  • 水の調達元を山から海へ

    少し前の話ですが、1月下旬は、観測史上最強の寒波などと言われる寒さが日本列島を襲った日々でした。風雪被害や鉄道・道路のストップなどを恐れた企業・会社員の中には、在宅勤務に切り替えた人もいたでしょう。

    そんな中でMicrosoftのTeamsやSharepointが使えなくなったのには驚きと同時に笑ってしまいました。何もこんな時にサーバダウンするなよという意味の笑いなのですが、実際に自宅で仕事中にMicrosoft365の諸サービスが使えなくなって途方に暮れた人は災難だったと思います。

    私は自宅ではなく出勤して、そこでSharepoint上のエクセルファイルが更新されずにおかしいなと気が付いたのですが、社内での連絡がOutlookとTeamsだけの在宅勤務者は強制的に休憩させられた感じだったのでしょう。

    さて、そんな大雪も日本の大地にとっては重要で、雨のみならず豊富な水分を山にもたらします。その雪はすぐに融けずに残っているものはもちろん、融けて地面に染みこんだ分も、少しずつ地下水や川となって下流住民の恵みとなります。

    夏場に雨が少なくても全ての土地が国土が干上がることにはならないのは、そういった雪解け水や伏流水のおかげです。

    日本は水と安全はタダと言われたこともありましたが、昔から水がどの地域でも豊富だったかというとそんなことはありません。川を挟んだ村同士、集落同士での水利権の争いは古くからありました。政治体制としてそれ以前よりはるかに安定していた江戸時代においても、時には村と村がお互いに憎しみ合うような激しいものでした。

    上下水道が整備され、一方、稲作を減らす減反政策が行われて水が貴重でなくなった20世紀後半になると、前時代のような水を巡る問題はほぼ無くなりました。

    しかし、昨今の外国人による水源付近の土地購入問題、あるいは山林の管理が出来なくなってきている問題を考えると、豊富な水を日本の国土にもたらしてきた山からの水に頼り切って良いのかとも愚考してしまいます。

    対策としては、法律で外国人による土地購入の制限をかけるとか(既に諸外国では存在しています)、あるいは山林管理についての予算を付けるとかということになるのでしょうけれど、立法も行政もそういう点での動きは遅いですよね。

    じゃあ頼れるのは民間だ、ということになると、海水を淡水化して飲料水などに使用出来る技術は既に存在していますし、日本は先駆者の一つです。中東などそもそも水源が非常に乏しい国や地域にプラントとして輸出しています。

    山からの水を頼れなくなる時が来ないことを祈りますが、もしそうなった場合についての準備や議論はしておくべきなのでしょうね。

  • 肩書きと世襲で過去のやらかしを消せるか?

    岸田首相の息子の秘書官のやらかしは、まさかの政権を結構揺るがす事態になっています。さすがにこれで倒閣とか、党での内紛にまでは発展しないでしょうけれど、国政選挙のない年だからこそ、反主流派の議員にしてみたら執行部批判を繰り広げる材料にもなっているのでしょうね。

    以前、岸田首相が息子を秘書官にすることについて、若干擁護気味にnoteを書いたことがありましたが、

    ここまでの脳天気な人とはねえ・・・。

    今さらながら私自身の不明を恥じる次第です。ある程度の分別があれば、自分がやらかしたら父である総理総裁にも、内閣そのものにも、ひいては日本の国政にも悪影響を与えることは容易に想像できるものだと思っていました、後先考えない人は無敵であることを失念しておりました。

    将来、元首相秘書官という肩書きで、父の地盤を引き継いで世襲政治家としてデビューすることを考えていなかったのでしょうか? もしくは考えた上での行動だったのでしょうか?

    昔から、親の秘書を務めてから後継として政治家になる人はたくさんいましたし、そういう人の中にも悪さをした人なんてたくさんいたこととは思いますが、今の時代は過去の悪行が永遠に残る時代です。いざとなればインターネットによって過去の言動がSNSとニュースサイトを通じて、世界中に拡散します。

    とはいえ、ネットがいくら炎上していても、地盤での支援者・支持層をしっかり掴んでいたら選挙で勝てるはずです。ただ、こういうところで人情の機微に気が付かない人が、選挙区でのドブ板選挙や地場周りにまで心を配れるのでしょうかね?

  • DAZN値上げのその先はどうなる?

    ガンバ大阪から、DAZNの年間視聴パスのカードが届きました。知らなかったのですが、ガンバ印のシャーペンも同封していました。資格試験の勉強のみならず、試験会場でも使用して気合いを入れていきたいと思います。

    しかし、DAZNの2年連続の値上げは、Jリーグファンとしては非常に厳しいものですね。私も含めたサポーターの一部は年間視聴パスを購入しているのですが、今年は昨年よりも値上げした27,000円という金額になっていて、来年の年間視聴パスも同じ割引率になるのであれば、おそらく33,000円前後になるはずです。

    多くのスポーツを見たい人はともかく、Jリーグだけでいい人間としては懐事情との相談になってきます。とはいえ、払わざるを得ないのですが、断念する人も出てきているでしょう。月々3,700円となるとかつてのスカパー!国内サッカープランと差が無いどころか、上回ってくる金額ですね。他のサブスクの解約と天秤にかけることになってきます。

    高いと言えば高いのですが、DAZNが資金の回収フェーズに入ったとみなせるでしょう。

    そもそも最初にJリーグがDAZNと結んだビッグディールである、10年2,100億円という金額は、その時点での月々1,900円で賄えるはずがありません。どこかで値上げしていくのは当初から予定していたはずです。

    とはいえ、かつては華やかだったサッカー以外のスポーツコンテンツ、Jリーグ以外のサッカーコンテンツも、今では多くの放映権を逃してきていて、結構みすぼらしくなりつつあります。最近ではUEFA CLとかプレミアリーグとかはDAZNの資金力では無理なのでしょうね。

    Jリーグファンとしては、値上げするならルヴァンと天皇杯も全部中継してくれるなら納得出来るのですけれど、そうはならなさそうです。あるいは、エリートリーグとか、育成年代のプリンスリーグ・プレミアリーグとかの放映でもあるのなら面白いのですけれどね。カメラ1台で、JFLや地域リーグみたいな方式で構わないのですが、そうはいかないのでしょう。

    ただ、このまま値上げし続けるとJリーグファン・サポーターの増加は見込めません。むしろ減っていってしまいます。にわかファンを取り込まないとサッカーファン・Jリーグファンの総体は減ってしまう懸念があります。

    DAZNはDAZNでJリーグからもたらされる収益や話題性が大したことないため不満を持っているとも聞きます。それで契約修正や放映権料の削減が行われるのだとしたらお互いに不幸でしょう。まあDAZNも商売でやっているのでしょうがないのですけれど。

    もし万が一、放映権料が減らされるのであれば、何とかJリーグとして交渉して欲しいのは、YouTubeやTwitterなどへの一般人がJリーグの試合の切り抜き・編集した動画を権利違反とせずに容認することです。

    今の時代で最も話題を作り出せるのはSNSでのバズる動画です。切り抜き動画を認めれば、後は有志というか動画をバズらせてチャリンチャリンとお金を稼ぎたいクリエイターが勝手に作ってアップしてくれます。動画がバズれば新規ファンも増えます。もちろん、そんな簡単な話ではないでしょうけれど、何もしないよりはマシです。

    いつまでDAZNとJリーグの蜜月(既にそうではないっぽい)が続くか分かりません。Jリーグにとっては短い放映権料バブルだったかも知れません。それでも、その先につなげる新たな100年構想の端緒になってくれるDAZNとの10年であることを願います。

    (追記)
    これを書いた直後に見たニュースリリースで、DAZNがNFLの放映権確保とあったのですが、その中に、

    https://dazngroup.com/press-room/0208/

    DAZNのアプリ内で単独契約またはアドオンパッケージとして提供されます。

    とありました。日本でも、アプリ内でアドオンとしてなるかどうかは未定だそうですが、スカパー!みたいにこのスポーツは見る契約を個別にする、ということが実現するのでしょうか?

  • 中国の観測気球バレから逆ギレ拘束はありそう

    中国の観測気球がアメリカ領空に現れたことが物議を醸しています。アメリカ政府がスパイ・偵察行為のためのものだと断定して非難したことから、中国政府もそれに応じるかのように逆ギレしています。

    2,3年前にも日本では東北地方で目撃例があり、それとほぼ同じ形状のようですので、アレも偵察気球だったことはおそらく間違いないでしょう。その時にも中国のスパイだと声を上げる人はいましたが、断定する材料を持っていなかったのか持っていても出さなかったのか、日本政府からは公的な発表はありませんでした。

    その点で、日本政府の弱腰や無能さを非難する声もありますが、あの時点での国際状況と、現時点での国際状況については、日米v.s.中露という枠組みで考えると今の方が圧倒的に険悪になっていますので、余程の証拠を掴まない限りは難しかったのかなとも思います。まあ撃墜しないにしても捕捉か何かくらいしとけよとは思いますが。

    さて、今回の気球の件でブリンケン国務長官の訪中が中止・延期となり、米中関係はさらに悪化することとなりました。
    気球が見つかった(あるいは流れていった)のが中国当局の意図するところだろうと不慮の事態だろうと、少なくとも中国政府が友好を第一に考えてはいないことは確かでしょう。意図するところだったとすればもちろんですし、不慮の事態だったとしてもコントロールが出来ない兵器(に準ずるもの)を平気で他国の領空侵犯させるのですから。

    ここから次の展開がどうなるかですが、時期はともかく在中のアメリカ人か、アメリカに親しい国の人間が中国政府によってスパイ扱いされて拘束される未来はありそうです。
    「アメリカだって我が国をスパイしているのだ!」
    と主張することで、自分のスパイ気球の国際問題性を覆い隠していくのは容易に想像できます。

    そこからが西側諸国の難しいところですが、ロシア産石油の購入など見えづらいところでの対露支援を黙認することを交換条件にするかも知れません。

  • 客による不衛生テロという困難もテクノロジーで解決するしかない

    回転寿司チェーン店での不届きな客の不届きな行為が話題になっています。10年くらい前にもバイトテロが流行していて、その後はしばらく下火になっていたものの、ここにきてショート動画という新たなツールで客側の飲食店不衛生テロ行為が投稿されるケースが出てきた格好です。

    人の噂も七十五日とはいいますが、ネットにおける記憶力は10年程度でしょうか? もしくは、かつてバイトテロが流行った頃にはまだ幼かった人が、アホなことをして発信できるくらいの行動力を身に付けたということでしょうか?

    いずれにせよ、回転寿司やセルフでの飲食店が非常に増えてきた一方で、店内にいる生身の人間の従業員が減ってきたために起きている事象なのだと思います。こういうアホなことをしかねない人間の割合自体は、今も10年前も20年前、30年前も同じで、あくまでアホなことをする環境が揃ってしまったが為に、やらかしてしまう人間が可視化されることになっているのです。

    人口減少社会、しかも就業可能人口が今後大きく減ってくる時代においては、店員が少ない形で成立するビジネスモデルはなくなりません。さらに増えてくるはずで、それはバイトテロ・客テロとの戦いでもあります。

    飲食店では今後、配膳すらも人間ではなく配膳ロボットに任せるチェーン店が増えていきます。配膳ロボットのモデルとしてすごいところは、普通は店員と客が通路でかち合ったら店員が避けるのに、ロボットと客がかち合ったら客が遠慮して避ける、という話を聞いたことがあります。

    乱暴な客が店員に暴言は吐いても、配膳ロボットに罵詈雑言をぶつけるケースはかなり少ないでしょう。酔っ払っていたら分かりませんが。配膳ロボットが店内を巡回し続けて、客の様子も自動録画しています!とアピールしていれば、客側による不衛生行為も減るんじゃないでしょうか。死角に隠れて行う人はいるでしょうけれど、そもそも天井にも監視カメラがあるはずなのですけれどね。

    カメラの映像をリアルタイムでAIが解析して、そういった不適切な行為に及んでいる客を見つけてすぐに警告を出して、その客をすぐに追い出すようなシステムが構築されたら、ようやく誰もが安心して飲食店を利用出来る時代になるでしょう。人口減少社会でこそこうするしかありません。

    テクノロジーは困難を克服するために存在します。困難を克服するのがテクノロジーの役割です。

    でも、あと何年かかりますかね?

  • SNS時代における、KYである勇気の必要性

    オフレコでの失言によって首相秘書官が更迭されることとなりました。それより前に話題になっていた、岸田総理の息子の問題がある意味かき消されましたが、だからと言って政権の救世主というわけでもなく、むしろ総理が付けた政権の傷を秘書官が広げてしまっているので、政権の支持率にとってはダメージでしかありません。

    こういうオフレコでの舌禍は政治家やその周辺によってしばしば起こります。表ではこんなこと言わないけれど、オフレコだから発言して聞いている人に対してサービスするつもりもあるのでしょうけれど、言ったらアカンことはどこでも言ったらアカンのですよね。まあ、そのサービスした記者からたれ込まれて更迭されているのですからお笑いぐさではあるのですけれど。

    日本では信条の自由は憲法で保障されています。だから、どんな信条であれ、自分の心の裡に留めている限りは、どんな考えでも問題になることはありません。しかし、それを口から出す、しかも首相秘書官という立場でマスメディアに対してであれば、完全なる自由は保障されません。思考が言葉となり、最終的には自分や政権の将来に悪影響を及ぼすことになったのは、自業自得としか言いようがありません。

    マザーテレサの言葉と言われているものに、

    思考に気をつけなさい、それは、いつか言葉になるから。
    言葉に気をつけなさい、それは、いつか行動になるから。
    行動に気をつけなさい、それは、いつか習慣になるから。
    習慣に気をつけなさい、それは、いつか性格になるから。
    性格に気をつけなさい、それは、いつか運命になるから。

    というものがあります。実は彼女自身が創り出したものではないとも言われていますが、重要なのはそこではないでしょう。

    今回のオフレコ騒動で言えば、オフレコというその場のノリで、軽い気持ちで自分の思考を言葉にしたことで、思考が更迭という運命にまで結びつきました。

    その場のノリに任せるというのは、飲食チェーン店での不適切行為の拡散動画の問題でも同じです。一人で店に来て一人で動画撮りながらあんなことをする奴はいないわけで、一緒にテーブルに付いている友達や、動画を見せたいツレに対して、ネタになる動画を作って笑わせる、ノリが良い奴だと思われたいという欲望から、あんな騒動にまで発展しています。

    一昔前に「KY」=「空気読めない」という言葉が流行りましたが、まさにその「KY」だと思われたくない、その場のノリに逆らいたくないという行動原理は、SNSが発展した現代では致命的です。

    別に致命的でなくとも、KYである勇気、その場のノリに逆らって反対する勇気というのは、SNS時代での必要な資質なのでしょう。そうでなければ破滅する運命が待っています。

  • JFLのFC神楽しまねの退会について個人的感想その2

    https://hrsgmb.com/n/n1e7355e152ae

    前回の続きの感想です。

    都道府県リーグ、地域リーグ、そしてJFLまでは「アマチュアリーグ」です。当然ですが、参加しているチームのほぼ全て、99.9%以上は、Jリーグ入りを目指していませんし、プロ選手も抱えていませんし、チーム運営する人間もそれだけで報酬を得ていません。そりゃそうだということなのですが、Jリーグ入りを掲げるクラブとして、そして報酬を支払う形態で選手と契約して所属させているクラブとして、さらにそれ以外の事業も含めて、グッズ販売・入場料収入・スポンサー料を得てクラブ運営を行っているなら、それはもちろん「経営・運営者はプロ」であるということになります。

    実際には運営に関わる人間も、赤字続きのためにまともな報酬を得られなかったり、自腹を切っていることも珍しくはありませんが、それでもそのクラブで収入が発生していたら、その資金を適切に扱うべきプロであると言えるはずです。

    まあ実際に収支バランスやキャッシュフローがどうだったのか知りませんので、経営陣を糾弾するのも悪い気がするのですけれど、目的を達するどころか開幕直前に至ってもJFL参加費用を工面出来なかったのですから、クラブ経営がもっと早くに破綻していたということであり、クラブ内どころかJFLの他クラブにまで迷惑をかけた以上は、アレコレ言われてしまうのもしようがないですよね。

    アマチュアだから、といって色々とプロフェッショナルより低く見られがちな世間一般ですが、そもそもアマチュアとは「収入を得ずに行うこと」であって、むしろ金持ちじゃないと出来ないという一面もあります。オリンピックが始まった頃はまさにそんな感じで、その競技で収入を得ている人間は出られなかったのですから。日本でも飛脚など収入を得て走っている人間が駅伝の出場資格が無かったそうですし。

    プロにはプロとして必要な資質はあるのですけれど、その一方でアマチュアだからこそ求められる倫理観だってあります。

    FC神楽しまねは、JFL強制退会によって、その下の中国リーグではなくて、島根県サッカー協会が認めた場合にのみ県リーグへの参加が認められるそうです。これから必要な分だけではなく未払いの分を含めて、資金問題が解決しない限りは、そもそもクラブが維持出来ないでしょう。

    もっと早くにダウンサイジングしておくか、平穏裏に自主的に解散していれば、ここまで大きな騒動にはならなかったと思います。私自身は昔、実家の会社をたたんだことがありますけれど、給与未払いも自身・家族への借金も残さずに清算しました。業種も規模も関係者数も丸っきり異なりますけれど、無理をしすぎて無理が通らなくなった時に被害を被るのは経営から遠い人たちなのですよね。その点では、しまねのクラブ上層部は非難されてしかるべきでしょう。

  • 三笘無双を見たJリーグファンが思ってそうなこと

    プレミアリーグにおいて三笘薫選手が良い意味で大変なことになっています。かつて好き放題にやられたJ1チームのサポーターとしては大きな喜びであり、「そうだろうそうだろう」という思いもあります。

    日本代表での活躍も、ブライトンでの活躍も見ている限りは数年前のJ1での
    「はい、いつもの三笘ですね」
    という印象と同じです。多分、これからプレミアリーグの対戦相手のファンも、同じようになっていくのでしょうね。

    ここまでやれるとは思っていなかったという人もいるでしょうし、活躍を信じていた人もいるでしょう。

    「~~なんて欧州で通用しない」
    「レベルの低いJリーグで活躍しているだけ」
    とか言っちゃっている人は間違いなく海外厨の類いですけれど。

    Jリーグから世界トップリーグへ、というのはいきなりの選択肢としては難しいものの、欧州中堅リーグでヨーロッパに馴染んでからイギリス・スペイン・ドイツ・イタリアへの移籍というルートは、もう確立してきたと言って良いでしょう。

    Jリーグのレベルとしては欧州中堅リーグとさほど差が無く、そこで早く馴染んで良い結果を出せれば、トップクラスのリーグの下位や2部リーグに移籍して、さらにビッグクラブに移籍していく、というパターンは日本人選手にとって現実味のあるルートになってきました。

    Jリーグで通用すれば世界でもある程度通用します。後は、相性の良いクラブ・監督との巡り合わせと戦術理解能力でしょう。そこでは差が出てきてしまいます。

    ともかく、J1クラブで若いうちからスタメンになれる選手なら、誰でもこの可能性はあるんじゃないですかね。

    「~~は○○では通用しない」
    「○○のレベルは日本より遙かに上」
    とか言ってしまうと、活躍されたら誰も言うことを信じてもらえなくなります。

    そう言えば30年くらい前、野茂英雄やイチローがメジャーリーグに挑戦するときに、似たような事を言っていた、某かつての名監督だった野球解説者がいましたけれど、結果としては的外れも良いとこでしたね。知らないなら言わなきゃ良いのに。