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  • URLやドメインを意識するとき・しないとき

    noteのドメインが.muから.comに代わるそうです。

    https://note.com/info/n/ne68f31553253

    私は今年の1月にnoteに書き始めたのですが、確かにその時に
    「.muとかマイナーなドメイン使ってるなあ、でもnoteみたいな簡単な文字列だと、はるか昔に.comとか取られてるよなあ」
    とは思いました。

    その後に、.comドメインも取得したという記事がありましたので、いずれは代わるのか併用していくのかと思っていましたが、意外と早く移行することに少し驚きました。

    冒頭のリンク先にも書かれていますが、移行するメリットとしてはSEO的な面ですよね。見方を変えると、利用している個人としてのメリットは大してありません。20年前ならいざ知らず、今の時代に直接URLを打ち込んでページを見ることなんて1年に1回もありません。見たいページのURLのトップレベルドメインが、.muだろうと.comだろうと関係ない時代になっています。

    リンク先を開いたときにURLが目に入ることはありますが、それほど気にすることもありません。フィッシング詐欺などを警戒して見ることはあるのですが、その場合はhttps://の直後の方を見がちです。

    さらにパソコンのブラウザであればURLは常時表示されていますが、スマホやタブレットのブラウザでは画面の小ささを補うために、ページ閲覧時にURLが自動的に隠れるようになっています。URLを常時表示させるスペースがもったいないためです。そうなると、自分が今読んでいるページのURLを意識することはまず無くなります。

    と思いつつ、URLを頻繁に見るタイミングを見つけました。Twitterです。

    Twitterでは貼られたリンクのURLが表示されます。URLが長い場合は途中までになるか、画像・見出しのすぐ下にURLのトップレベルドメインまでが表示されます。

    ここを見たときに、.muと.comで違いを感じる人はいるでしょうね。そうは言っても、物心ついたときからインターネットがある世代だと、.comや.jpは信頼できる、というイメージもないような気がします。

    ある程度普及しているドメインを、マイナーなものからメジャーなものに変更したときにどれくらい影響が出るか、という意味では結構面白い実験になるのではないでしょうか。もちろん、運営に関わっている方々にしてみれば実験というよりは重要なビジネス的な決断でもあるとは思いますが。

    それよりもnoteの世界進出上でのメリットの方が大きいかも知れませんね。

    日本発のウェブサービスで世界的にシェアを確保できているサービスってどれくらいあるんでしょうか? 確かチャットワークはアメリカ進出したはずですが、どうなんでしょうか。Slackがありますしねえ。

    個人的にはnoteのシンプルなデザインはヨーロッパ受けしそうな気がしますので、今までと変わらないコンセプトで進化し続けてほしいと思います。

  • ショートショート「かたくな」

     引っ越しも済んで、新社会人として新しい街で暮らし始めた私は、ある日、帰りの通勤電車の中である年老いた男性を見かけた。そのとき、私は席に座っており、男性は立っていて、他に空いている席も見当たらなかったので、自分の席を譲ろうとした。
    「あの、どうぞこちらにお座りください」
    「いや、大丈夫ですよ、ありがとう」
    「でもお疲れのようですから……」
     だが、その人は遠慮してというかむしろ断固として座ろうとしなかった。まだ若いつもりでいて、私の申し出を不快に感じたのかと思ったが、そのような気色は見えなかったので、不思議に思いながらも、その場はそのまま私が座り続けた。

     またある日、今度は都心部の地下鉄の車内でも同じ男性をたまたま見かけた。今度も私が座っており、彼は立っていたが、先日と異なるのは電車内がかなり空いていたことだった。さすがに今度は席を譲るなどとは言い出すつもりはなかったが、じっと男性を見ていた。彼は、じっとドアのそばに立ったままだった。別に外の景色など見えないし、車内広告を読んでる風にも見えなかった。

     さらに別の日、私鉄の駅から自宅近くまでのバスの車内で、あの男性を見かけた。ひょっとしたら私のアパートの近所の人かもしれない、と思いつつ見ると、やはりイスには座っていない。電車に比べるとバスの中で立っているのはかなり辛いはずなのだが、空いている席に座る気配はなかった。

     そして今日、残業で夜遅くに帰宅途中、自宅近くの道であの初老の男性に出会った。すれ違う際にどちらからともなく会釈をして別れようとしたが、その時、私のポケットからペンがこぼれ落ちた。私も彼もそれを拾おうとしてぶつかり、彼が勢いよく尻餅をついてしまった。その時大きな声を上げて痛がったので、私は驚いて駆け寄った。
    「ごめんなさい! 大丈夫ですか? 腰を打ったみたいですけど……」
    「ああ、だいじょ……、いたたた」
     かなり強く打ったみたいで、立てそうになく見えた。
    「困ったわ、周りに人も見当たらないし……。すぐに救急車を呼びますわ」
     うめき声を上げる男性を見ながら、急いで携帯電話で救急車を呼んだ。責任を感じて私も救急車に乗り込んだ。担架に乗せられた男性はまだ痛がっていた。救急隊員に事情を聞かれたので説明していると、男性が何かを伝えたがっているようで、隊員が、
    「どうしました? 苦しいですか?」
    と訪ねたら、男性曰く、
    「痔が……」

  • 安倍内閣の非独裁的要素と非脆弱性

    桜を見る会の公費問題で色々騒がれていますが、事の真偽や問題の重要性は一旦別に置いて考えると、安倍晋三を何がなんでも支持して味方になる人というのはそれほど多くないのかもしれません。というのは、こういった「桜を見る会」に招待する事で支持層の支持固めをしなければならない状態であるとも言えるからです。

    野党や反安倍層の主張するような、独裁的、独善的でヒトラーにも擬せられる程の権力を掌握しているのであれば、地方の支持者を招待して一緒に桜を見るようなパフォーマンスなどしなくても、好き勝手やり放題できるはずです。しかし現実はそうではありません。総理大臣や数々の著名人と会えるという売り文句で支持者に媚を打って機嫌を取らないとと権力を維持できないのであれば、とてもじゃありませんが独裁者とは言えないでしょう。

    これは昨年、西日本豪雨の被害が出る直前に自派閥の飲み会に出席して赤ら顔で写真撮影に応じていたのが批判された時にも思った事です。安倍内閣が続いている原因は色々ありますが、その中にこういった自派閥、支持層への心配りによるところもあるのだと思います。

    そもそも現代国家の独裁者というのは、神聖性を持っているわけではなく、軍事力の掌握と経済力の分配によって成り立ちます。習近平でもプーチンでも金正恩でも、権力維持は同じ方法です。軍事力、この場合は警察権力も含みますので強制的な暴力装置と言った方がいいでしょうけれど、反対派はそれによって押さえ込みます。そして経済力の分配によって支持層をなだめ、自らの味方につく事のメリットを思い知らせます。

    日本は民主主義国家であり、国家権力の最高機関として国会とそこで選出される内閣が存在します。議院内閣制の国家制度をフランス流の三権分立と比するのは難しいところがありますが、議院内閣制である以上、内閣が国会に気を使う部分はありますし、国会(ここでは与党)が内閣に利益分配を求めるケースは当然出てきます。内閣は日常的国家権力では最高位に位置しますが、数年に一度の国政選挙によって容易に覆しえます。内閣が国会を経由しての権力掌握になるため、首相は直接選挙で選ばれるわけではありません。直接選挙で選ばれる他国の大統領ほどは権力の正統性を持たないことになります。あくまで有権者の支持を得て当選した国会議員の支持が必要になります。

    だからこそ、安倍総理が桜を見る会や自派閥の飲み会出席などで気を使って、議員や党員の支持を固める必要があるわけです。そう考えてみると、象徴的な大統領制のドイツなども含めて、議院内閣制が正常に機能している国家では独裁者というのは存在できないでしょう。ドイツのメルケル首相も類稀な手綱捌きで十数年に渡り連立内閣を組み換え組み換え、権力を維持してきました。メルケル政権の権力も連邦議会において過半数を占める政党を連立させる事で成立してきました。日本では民主党から与党奪回以降、ずっと自民党と公明党の連立によって議員支持を固めることで長期政権を続けることができています。

    今回の「桜を見る会」は安倍総理自身が次回は行わないことを認めました。真摯に反省しているところもあるのかもしれませんが、それ以上に次回の「桜を見る会」を開いたところで出席してくれる支持層がいない、メリットがあると思われなくなったということが大きいのではないでしょうか。

    そう考えると、この問題で批判を強める野党陣営も攻撃の仕方が下手なように思えてきます。与野党の暗黙の了解がある台本通りのプロレスであればしょうがないですが、本気で安倍内閣を打倒するのであれば安倍総理本人をいくら叩いてもあまり効果はありません。支持層の国会議員・地方議員の方を叩いた方が遥かに痛手を与えるはずですが、どうなんでしょうね。

  • ショートショート「節水」

    「市長、例の報告書を持って参りました」
     私はこの街の市長をしている。先日、私が立案した画期的な政策を行ったばかりで、部下がその報告に来たようだ。
    「先日、月面第一刑務所を出所した四人の再就職は、全て問題なく決まりました。早速、勤務しているようです」
     私は報告書をパラパラとめくりながら、部下に話しかけた。
    「そうか、分かった。報告ご苦労だった。彼らも、月での苦労を糧にして、立派に社会復帰を果たしてもらいたいものだ。そのために、出所直後の受刑者を市による斡旋で、再就職させたのだからな」
    「話に聞いたのですが、月では水が貴重なため、受刑者の生活は大変つらいものだそうですね」
    「ああ、月の水一グラムは地球の金一グラムに匹敵するくらい高価なのだそうだ。一般居住民は、地球から輸送された水を利用できるが、自由が制限される受刑者は、自らの排泄物を浄化して再利用しなくてはいけないことになっている。衛生上の安全は完璧だそうだが、やはり嫌なものだろうな」
     窓の外を見上げた。昼間の青い空に白い月がうっすらと映えていた。
    「そういう辛さを経た者なら、社会復帰してもすぐに根をあげたりしないだろうというわけですね」
    「そうだ。きっと社会に貢献する立派な人間になってくれることだろうよ」

     数日後、部下が慌てて市長室に駆け込んできた。
    「大変です、市長。前に報告した四人が、みんな警察に逮捕されてしまったようです」
     一瞬、部下の言うことが理解できなかった。
    「何だと! どういうことだ?」
    「まず、消防署に職を得た一人は、火事の際に放水がもったいないと言って反対し、消火活動の障害となったため、公務執行妨害で逮捕されました。それから、大衆食堂に勤めた一人は、水を大事にしすぎてほとんど皿を洗わずにいたため、食中毒が発生して、食品衛生法違反で逮捕。あと、市の上水場に就職した一人は、勝手に取水制限をして捕まりました。皆、『月ではこんな贅沢は許されない』と主張しているそうです」
     何てことだ。月での苦労が逆にアダとなるとは。
    「それで、最後の一人は?」
     私は脱力して尋ねた。
    「はい、祈祷師に弟子入りした者ですね。彼は、豪雨に悩む地域での雨止みの儀式の祭壇を、滅茶苦茶に壊して器物破損の罪で逮捕されました」
    「過ぎたるは及ばざるが如しか……」
     私はそう呟きながら市長室の窓から外を見た。地球温暖化により両極の氷が融けて出来た、地球表面の九割を覆うほど広範な海が、穏やかな波をたてていた。

  • 内向きの大国アメリカ合衆国への回帰

    アメリカ合衆国がトランプ大統領就任以後、保守的というか内向きになって衰退していくのではないか、という心配を持ち出す人がいますが、個人的にはそもそもアメリカ合衆国という国は本来内向きの国家であって、一時的に回帰現象を起こしているだけだと思っています。

    18世紀末に大英帝国から独立してから基本的にはヨーロッパからアメリカ大陸への干渉をいかに防ぐか、ということが重要であり、アメリカから他の国に干渉する、ということはハワイ併合やフィリピンの植民地化を除けば非常に稀でした。

    19世紀後半、太平洋の西側にある中国進出を目論んで、その流れで日本にも開国を迫ったわけですが、結果的に中国進出は上手く行かず、最終的には日本との太平洋戦争にまで発展してしまいました。

    この戦争には勝ったものの、当の中国では共産党政権が成立して約40年間、中国進出はままならなくなります。改革開放以後の中国とは経済的な結びつきが強まりましたが、中国が力を付けすぎたことで米中貿易戦争にまで発展し、結局は中国進出が頓挫しかかっている、という状態です。これは以前にもnoteに書いたくだりです。

    https://hrsgmb.com/n/nfcab84a318ed

    そんな風に世界最大の市場を抱える中国にはそれなりに執念を燃やしてきましたが、本来のアメリカ合衆国は外国との関わり合いはあまり望んでいない国でした。第一次世界大戦では終盤に参戦して、その後のワシントン条約までは世界に関わっていましたが、ウィルソン大統領が提唱して設立された国際連盟には議会の反対で参加しなかったことは有名な話です。

    それが積極的に関わるようになったのは第二次世界大戦中、ナチスドイツとの戦いにイギリスを助ける形で加わったのと、前述の日本との太平洋戦争が勃発してからです。戦後、連合国の主体として国際連合を創設し本部をニューヨークにおき、マーシャルプランを始めとする経済援助とNATOによって西ヨーロッパを自由民主主義陣営として確保しました。極東でも日本と韓国とも軍事同盟と経済援助で強い影響力をもち、冷戦崩壊後は唯一の超大国として全世界的に干渉し続けてきました。

    その無理がたたって反発も抑えきれなくなったのが、911の同時多発テロであり、中東でのISの勢力拡大でもありました。その流れでトランプ大統領の就任を考えると、内向きの大国アメリカへの揺り戻し現象としてはそれほどおかしな話でもないと思います。おかしいのは大統領の対応の仕方ですが、そういう人間が選ばれたということはそれだけ共和党候補がアメリカの歴史を体現できなくなっているのでしょう。

    トランプ大統領が明らかに意識しているレーガン大統領は、丘の上の小さな家に住む家族をアメリカの象徴として国民に提示していました。それが移民国家アメリカ合衆国の正しいイメージかどうかは別として、世界中を股にかけて活動するのがアメリカという国家の伝統ではない、ということは示しているでしょう。

    アメリカの国内でも進化論を否定する学校とかあるらしいですし、都市部と地方での格差というよりは別の国のようなものです。実際そもそも連邦制ですし。

    世界中の国からはアメリカ合衆国は開明的で侵略的のように思われているでしょうし、実際この80年近くはそうしてきたわけですが、それがアメリカ合衆国の本質なのかというと疑問が残るところです。

    トランプ大統領による保護貿易を求めるような経済外交や、シリアからの撤退、韓国や日本への駐留費用負担増額の要求などをみると非常に内向きな政策に思えますが、大統領がドナルドトランプでなくても、程度の差こそあれ内向きになる時代情勢であると思います。

    言い換えると、共和党と民主党から出てきたかつての大統領はほぼエリートであり、アメリカが外国に干渉することで世界も栄えアメリカも一層栄える、という理念を党関係なしに共有してきたということです。そしてそれが行き詰まりつつあるからこそ、トランプ大統領誕生という衝撃がアメリカ合衆国を襲ったのです。

    トランプ大統領の一期目の終わりも近付いてきましたが、これまで彼が仕掛けた、イラン核合意の否定、キューバとの国交回復の否定、北朝鮮核開発問題、EU・日本・中国などとの貿易赤字解消などはほぼ、進んでいません。アメリカの内向き具合がまだ足りていないと有権者が判断するなら、トランプ大統領が再選して二期目でも同様の政策を採るでしょう。

    いや、内向きになるのは間違っている、あるいはもうこれくらいで良いはずだと有権者が感じているなら、民主党の候補が勝つのかも知れません。個人的にはまだ内向き程度が不足しているのかなとは思います。

  • 生物という概念

    地球外生命体、いわゆる宇宙人が存在するかどうか。科学者だけでなく一般人でも普通に興味がある問題だと思います。

    そんなものは宇宙に全く存在しない、と断言するのは事実上の悪魔の証明になってしまい、まず間違いなく不可能なのですが、だからといって証拠一つ見つけるだけでも相当な労力と時間が必要なのは間違いありません。

    個人的には、自分が生きている間は地球外生命体の存在を人類が発見するのは無理だろうな、と思います。地球を遙かに上回る技術力を持った地球外生命体がこっちに来るのであれば別ですが、地球人が外に飛び出して発見、あるいは接触するのは相当先の話でしょう。

    人間が大気圏外に飛び出して、月に到達してからまだ50年前後です。ようやく最近、木星の小惑星から物質を持ってきたり、あるいは太陽系圏外に飛び出す探査機を出せるようになったところです。そしてそれらの探査機との通信は電波を使用せざるを得ず、通信速度は宇宙的に見れば非常に遅い情報伝達手段となります。光より速いものが存在しないので、光を用いた通信手段が出来るかも知れませんが、光による通信にしたって隣の恒星の付近から地球まで4年以上かかってしまいます。

    電磁波とロケット技術の研究によって20世紀に飛躍的に宇宙進出が進みましたが、その後が地球付近の人工衛星止まりになり、ごく一部の研究のための探査機を出すくらいで進歩スピードが鈍りました。様々な事情があると思いますが、地球外生命体を見つけるのははるか未来でしょう。

    しかし、そもそも宇宙人や 地球外生命体というものは本当に存在するのでしょうか?

    地球人がイメージするヒトの形を取っていなくても、生命活動をしている生命体、という概念そのものが地球にしか存在しない概念のはずです。

    窒素、酸素、炭素が豊富な地球で出来た生物は、主にタンパク質で成り立っています。またタンパク質だけではなく、DNAとRNAで自らの複製を作り出して細胞その他生命活動を行う物体を構成しています。しかし、そもそもタンパク質やDNA・RNAという存在自体が宇宙の別の星にもあるとは限らないのではないでしょうか。

    ヘリウムとアルゴンとニッケルが豊富な星で生まれた生物はまるっきり異なる構造をもっているかも知れません。そもそも、自己複製して大きくなり次世代に命をつないでいく「生物」という概念すらないかも知れません。

    おそらく、地球人が見つけ出した物理法則は太陽系だけではなく別の銀河星雲でも成立するでしょうけれど、宇宙の中心や辺縁(そういうものが存在するのなら)でも全く同じ物理法則が成立するのでしょうか?

    ニュートン力学では説明がつかなかったものをアインシュタインの二つの相対性理論が補い、量子論も含めて現代の物理法則は構成されていますが、地球から観測と類推される範囲ではそれらの物理法則が認められるだけであって、もしかすると全く別の物理体系が存在して、地球からは感知できないエリアで成り立っているとしたら、もはや生物どころの話ではないかも知れませんが、原子や元素、光子、電子、原子核やクォークなどは共通でしょう。さすがにそこまで地球とは異なっているとは思えませんが、生物レベルでは全く異なっていて、タコ型宇宙人なんて想像は圧倒的に地球に近い造形でしょう。

    どんなに想像しても意味がない話ではありますが、地球に住む人間が観測や想像を凝らせる範囲などは大したものではなく、とてつもなく異形の存在もあり得ることとあらかじめ考えておいた方が、もし万が一、夜道で突然宇宙人に出くわしたときにショック死しなくて済むでしょう。まあ、宇宙人であるよりはハロウィーンのコスプレの可能性の方が今だと高いのでしょうけれど。

  • トランプ大統領が使う「deal」の意味

    トランプ大統領がよく使っている「deal」という単語にはいくつか意味があります。動詞と名詞の両方で使われます(そもそも大半の英単語はどちらの使い方もあります)が、名詞の場合、個人的にぱっと思いつくのは「取引」でした。

    英語「deal」の意味・使い方・読み方|Weblio英和辞書
    https://ejje.weblio.jp/content/deal

    Weblioでは
    (商売上の)取引
    [a deal; 通例修飾語を伴って] 取り扱い,仕打ち
    可算名詞 (社会・経済上の)政策,計画
    (トランプで)札を配ること,配る番[権利]
    と並んでいます。

    オックスフォード英英辞典もアプリ版を持っていますので見てみると、
    an agreement,especiall in business,on particular conditions for buying or doing something
    the way that somebody/somethings is treated
    the action of giving out cards to the players
    the soft pale wood of fir or pine trees,especially when it is cut into boards for making things
    と書かれていました。

    どちらも似ていますが、オックスフォードの方では「an agreement〜」とありますので、「商売における取引」というよりは「商売における合意」と言った方が正確でしょう。

    日本語の語感として「取引」と「合意」では結構違うような気がします。

    「取引」の方は様々な駆け引きによって自分に有利に物事を運ぶことそのものを指すのに対して、「合意」の方はその駆け引きを一通り終えて双方が納得している状態を指すことになります。

    トランプ大統領がどちらの意味を思って使っているのか分かりませんが、日本のメディアでは全て「取引」の方で訳している気がするんですがどうなんでしょう。全部「取引」と解釈するのが正しいのか。

    「合意」を前提として「deal」という言葉を使っているのであれば、双方が満足は出来ないとしても納得は出来るレベルでの折り合いを付けることを目的として行動していることになります。それは米中貿易戦争でも、イラン核合意でも、北朝鮮核開発問題でもあり得ることです。

    さて、トランプ大統領が本当に求めているのは、駆け引きとしての「取引」なのでしょうか、それとも双方納得する「合意」なのでしょうか。

    元がビジネスマンなのだから、無条件で「取引」を想定して和訳するのもフェアとは言えない気がします。本当のところはその時その時での文脈で判断しないといけないはずです。

    もちろん「取引」も最終的に「合意」するためのものですが、「取引」と言われると相手側も警戒してしまいます。しかし「合意」となれば破談しないように落とし所を見つけようという気にもなります。

    そもそも破談してしまえばトランプ大統領やアメリカ合衆国にとっても良いことはありません。外交交渉の破綻は軍事行動につながる可能性が高く、国外の米軍派遣を減らそうとしているトランプ大統領にとって望むところとは真逆の結果になりかねません。

    トランプ大統領を話の分からない、狂的な人間のように扱うのは保守系もリベラル系も大半のマスメディアに通じるところですが、例えそうであってもアメリカ人の半分が投票して当選させてしまった以上、日本を含む外国はそれに付き合っていかざるを得ないのですから、何とかしてトランプ大統領の意図するところを類推して、お互いに譲れないところと譲れるところを算段して、「合意」に漕ぎ着けるしかないと思います。

  • 電柱と街路樹を無くすことによるメリットとデメリット

    景観や災害対策として、電柱を地中化したほうがいいという話があります。

    実際には埋設費用やメンテナンス費用・手間を考えるとかなりの困難があり、なかなか進んでいかないのが実情のようですが、それでも都市部のメインストリートなどでは進みつつあります。

    土の地面からアスファルトに切り替えるところで、電線や電話線の地中化を原則としておけばもっと進んでいたかと思いますが、今さら言ってもしょうがないのでこれからどれだけ進めて行けるか、余裕がある自治体であればそれなりに出来そうですが、地域差も結構出てくるのではないでしょうか。

    台風で電柱そのものが倒れることはさすがに無いにしても、電線が飛来物によって切断される、ということは十分あり得ます。切断された架線は触れると感電の可能性がありますし、燃えやすいものが付着すると火事にもなりかねません。防災の観点からいえば電線・電柱の地中化は必須だと思いますが、地中化するために必要な工事費用や、電線・通信線のメンテナンスは空中にある時よりも費用がかかります。これらの経済的側面が進まない一つの理由でもあります。

    電柱はそういった理由でなかなか進まないのでしょうけれど、それ以外にも個人的に気になっているのが街路樹です。

    最近は街路樹も減らしているところを見かけます。街路樹は電柱よりも歩道のスペースを利用します。根っこ付近は土にしないとダメですし、その周りを生け垣のようにツツジなどを植えているところもあります。幅が広い道であればまだ余裕がありますが、そうではない歩道で街路樹と電柱があると、歩行者数人と自転車数台が同時にすれ違うことは難しいはずです。

    もちろん、そもそも自転車が歩道を走ってはいけないのですが、最近は歩道を分割して車道側を自転車用、逆側を歩行者用にしているケースもあります。その場合、それほど広くないがさらに狭くなります。道幅を広げる困難さと、電柱や街路樹を撤去して通行スペースを取り戻す困難さを比べて考えれば、後者の方がまだ楽でしょう。

    景観を考えると街路樹は電線・電柱ほど迷惑ではありません。むしろ良い景観を作っている場合もあると思いますが、木の種類によっては落ち葉や木の実で道路が汚れてしまうマイナス面もあります。地面が土ならともかく、アスファルトの上に木の葉や木の実が落ちると微生物に分解もされず、ただゴミとして残ります。雨で濡れた落ち葉などはむしろ歩行者・自転車にとっては危険な存在になります。

    また、街路樹が強風で折れることもあります。幹が折れるよりは枝が折れる方が可能性が高いですが、その枝が電線に引っかかることもありますし、もし幹が折れた場合は途端にその道路を塞いでしまいます。先日の台風19号のような、巨大台風が今後も日本に襲来しかねないことを思うと、災害対策として考えておくべきでしょう。

    ただ、逆に並んでいる街路樹が防風林のように風雨を防いでくれる面もあるでしょうから、この点は難しいところです。街中の緑が減ることにもなってしまいますが、公園整備や屋上緑化などで対応するしかないでしょう。

    脱炭素社会に向けて自動車から自転車への移行が進めば、また高齢化社会になり電動カート(シニアカー)や車椅子での利用が増えることを考えれば、電柱や街路樹を減らして歩道を通行しやすくすることは、環境対策・福祉政策の一環にもなるはずです。これまでの経済的理由と景観・災害対策のせめぎ合い以外にも検討する理由の追加になるのではないでしょうか。

  • ハードだけではなくソフト(情報)のバリアフリー化も

    「バリアフリー」という言葉が使われるようになって結構経ちます。今では新築のマンションや公共施設などでは当たり前の概念となっています。少しずつですが、電車・バスなどの交通機関でも段差を無くしエレベーターを必須とするようになってきています。また、視覚障害者向けの点字ブロックや音響式信号機も、今後増えることがあっても減ることはないでしょう。

    こういったハード面のバリアフリー化は数十年かけて進みつつあります。その一方でソフト面、情報伝達におけるバリアフリー化はまだまだかなあ、という個人的な感想を持っています。

    AbemaTVのニュースを見ていると、リアルタイム字幕をAIが作成して画面下部に流すようになっています。これは面白い試みだと思いますが、なかなか正確性というところではまだまだのようです。人によっては聞き取りづらい話し方をしていますし、同時に複数人が話している様子をひとまとめにして文字にするとわけが分からなくなってしまうでしょう。それでも昔に比べるとはるかにすごい技術だと思いますし、手話での同時通訳を常に準備しておくのも大変です。そもそも聴覚障がい者が全員手話をマスターしているわけではありません。

    録画放送によるテレビ番組はデジタル化によって字幕が準備されるようになりましたが、生放送では遅れて表示されます。しかし画面と字幕がずれて表示されては情報の取得の難易度が増してしまいます。AIが字幕を自動生成していくのは今後の主流になると思います。

    自動で字幕を出すということは、音声情報を視覚化すると言えます。この逆、視覚情報を音声化するのも視覚障がい者にとって重要なことです。テレビなどの映像情報を全て音声化するのは事実上無理にしても、ラジオなどの音声に特化したメディアはリアルタイムでの情報伝達に向いています。そのことを考えると、AM放送の停波というのは視覚障がい者にとって大きな問題になる気もします。

    さらに、視覚・聴覚ともに障がいを持つ方(いわゆる盲ろう者)にとっては、視覚情報と聴覚情報を触覚化することも必要になります。

    触覚への情報提示技術 – NHK
    https://www.nhk.or.jp/strl/publica/rd/rd175/pdf/P12-19.pdf

    障害者向けの触覚技術 – J-Stage
    https://www.jstage.jst.go.jp/article/itej/65/12/65_1690/_pdf

    触覚デバイスもあるようですが、点字だけではなく、緊急時(それこそ先日の台風など)の情報伝達に画期的なデバイスというものが今後も研究・開発されていくことを望みます。

  • 心はどこに存在するか

    「人の心はどこにありますか」

    そう言われたとき、頭を指さす人と、胸に手を当てる人の二つに分かれると思います。

    まさか足の裏を指さす人はいないでしょう。足裏は第二の心臓とか言うこともありますが、あれはあくまで指圧する時の話です。

    興奮するとき、落ち込むとき、喜ぶとき、泣くとき、辛いとき、楽しいときといった、何か心に影響があるような時には頭の中だけで反応するのではなく、顔にも反応が出ますし、汗をかいたり、涙を流したり、心臓の鼓動が早くなったりします。

    これは全て脳が体をコントロールして反応が出ているわけですが、「心が動く」というのはどこまで含むのでしょうか?

    ビックリしたときに心拍数が上がりますが、ビックリしたという意識だけ、つまり脳内における神経伝達物質の作用のみが「ビックリした」ということになるのでしょうか。

    それとも、心臓がバクバクして手に汗をかいて「うわっ!」という声を上げるところまでが「ビックリした」ということになるのでしょうか。

    個人的には、生体活動として分離できないところまでは一つの作用として考えた方が良いと思います。上述の「ビックリした」で言えば、脳内だけではなく最後の声を上げるところまでを「ビックリした」心の動きとして考えます。

    「うわっ! 何すんねん! いてもうたろか!」といきりちらして相手につかみかかるところまでは含めません。当たり前ですね。

    これまでアホなことを書いてきましたが何を言いたいかというと、人の心は頭だけではなく体全体での作用と考えるべきではないかと言うことです。脳の中だけではなく体があってこその心であって、体への反応がない心の作用は無い、とも言えます。

    心の動きの中心は脳にあるのは間違いありませんが、脳だけで完結するわけではなく、体の様々な部位での反応を含めて、「心が動く」ということです。

    逆もある程度は成立するはずです。体を動かすことである程度は心に作用するとも言われています。

    こう言い出すと疑似科学っぽくなってきてしまいますが、そこまでいかなくても、体を動かさないよりは動かした方がいい、くらいのことはなんとなく分かります。

    運動してカロリーを消費して脂肪を燃焼して健康になる、という目的だけではなくて、体を何らかのやり方で動かすことで心にとっても良い影響があるのであればなおさら良いですよね。

    ただ、体が不自由な方、高齢のため運動など出来ないといったケースだとそうもいきません。

    体を動かした時に生まれる神経伝達物質が出るような薬もあるのかも知れませんし、今後開発されるのかも知れませんが、薬にはどうしたって副作用がつきものですから、そう簡単にもいかないでしょう。

    せめて、体を動かすことが不自由なく出来るうちは、無理しない程度にしておきたいものです。また、あまり副作用のない、体が不自由な方向けの薬も出来てくれた方がいいですね。

  • 詰め替え品を買う理由と原因と結果と未来

    個人的に最近はめっきり使う頻度が減りましたが、無いなら無いで少し困るデバイスがプリンターです。めったに使わないので最近はもういいやと思って価格の高いメーカー純正インクを利用していますが、頻繁に使っていた頃は非正規のインクを使っていました。

    エプソンやキャノンのプリンターであれば非正規のカートリッジだけではなく、詰め替えが出来るインクが100円ショップでも売られているくらいですので、結構な需要があるのだと思います。こういった非正規のカートリッジや詰め替えインクは当然ながらプリンタメーカーがサポートするものではありませんので、使用するとプリンタ本体の正規サポートを受けられなくなります。

    プリンタメーカーからすれば、安い値段でプリンタ本体を販売して純正インクの販売で利益を上げるビジネスモデルを維持する以上、プリンタユーザーが非正規品のインクを購入したらたまったものではないのでしょうけれど、このご時世に使い捨てのプリンタインクカートリッジを強制するのもどうなんでしょうね。

    純正インクで利益を確保するために、当然ながらそれなりに高い値段のインクとなってしまいますが、そこで非純正のインクカートリッジや詰め替え用インクが売られる余地が出てきます。

    何らかの物品に関して国家が専売制を敷くと闇市場が生まれるのと理屈的には同じですね。インクカートリッジは別に闇市場ではありませんが、非純正のインクカートリッジや詰め替え用インクを使ったらサポートされないのは独占禁止法的には問題ないのでしょうか?

    検索してみたらすぐに公正取引委員会のページが見つかりました。

    印刷機器のインクボトルへのICチップの搭載
    https://www.jftc.go.jp/dk/soudanjirei/gijyutsutorihiki/gijutu6.html
    印刷機器のメーカーがICチップを搭載したインクボトルを使用しなければ起動しない機能を備えた印刷機器を販売することは,インクボトルを提供する競争業者の事業活動を困難にするおそれがない場合には,直ちに独占禁止法上問題となるものではないと回答した事例

    ICチップ自体を非正規インク業者でも使えるから問題ない、ということらしいですね。となるとサポートを受けられないことも問題ないでしょう。一方で、プリンタメーカーは非正規インクを市場から完全に排除することも出来ません。

    そのような中でプリンタメーカーが新たな戦略として出してきたのが大容量インク内蔵のプリンターで、非正規インクを買われる頻度自体を減らしてしまえ、ということなのだと思います。

    大容量インク搭載プリンタ比較 特集
    https://joshinweb.jp/peripheral/bus_pri.html?ACK=TOKU&CKV=190111

    年賀状の作成需要は毎年確実に減り続けているので、プリンタの家庭用需要もいつまであるのか分かりませんが、利用シーンが減ったからこそ使いたいときにインクがない可能性が低くなる大容量インク内蔵プリンタは時代の流れに沿っているのかも知れませんね。

    さて、プリンタは詰め替え用インクの方がまず間違いなく安いのですが、調味料や洗剤などでは詰め替え品の方が通常品よりも高く売られていることもあります。もちろん内容量で比較しての話です。スーパーやホームセンターなど、安売りすることが多いお店ではそういった逆転現象がちょくちょくありますが、そうなってくると詰め替え品を買う動機が環境保護のみになってしまいます。

    いわば、その場合にあえて詰め替え品を買う行為はエコロジーではあるがエコノミーではない状態です。逆に言うと、詰め替え品を買わない方が消費者として得をすることになってしまいます。

    これはメーカーにとって通常品と詰め替え品の製造コストの差が少ないことが一因だと思いますが、多分それだけなのではないでしょう。

    産業革命以後、商品の価格は需要と供給のバランスで決まるようになりました。それ以前は原材料や人件費から決まっていました。詰め替え製品のケースでいうと、詰め替えタイプではない普通の製品の供給が多すぎるのかも知れません。

    通常品は新規顧客獲得にはかかせないものであり、それを減らすわけにもいかないのでしょう。環境保護のために無理矢理値段差を設けてしまう(卸値に差を付ける)としたら、通常品を値上げするか詰め替え品を値下げするしかありません。

    しかし、通常品の値上げは単に他者の競合品にシェアを譲るだけの結果になるはずです。そして詰め替え品を値下げすれば企業としての利益を自ら捨ててしまうことになってしまいます。

    競合他社と同時に通常品を値上げするわけにもいきません。単なるカルテルであり公正取引委員会から怒られます。またはその下の値段で売る新規企業が出てくるだけです。

    詰め替え品の値下げも環境保護を理由に利益を削ると株主利益も削ってしまいますので、株主から怒られます。公取委に怒られるよりはマシかも知れませんが、株主以外にも従業員や販売店、サプライチェーンにも嫌がられかねません。

    こうなってしまうと自由資本主義が環境保護と対立概念になってしまいます。それを両立出来るようにするには、政府の関与(限定的に独禁法対象外にするとか)を認めるか、企業のステークホルダー(株主・従業員・取引先など)が企業利益を削って環境保護を行うことを認めてくれるような環境(社会的な雰囲気や政府の補助など)を整えるしかないのではないでしょうか。

    環境を保護する売り方が企業にとっても利益になるのだ、ということにならないとこういう点は進まないと思います。

  • ケーブルを知らない子ども達・・・が出てくるかも

    世の中全てのケーブルがUSB-Cのケーブルに統一される未来が来るかも、という内容でnoteを書こうと思っていたのですが、なかなか書けないまま時が過ぎ、itmediaでこんな記事を見かけました。

    夜明け前の“ワイヤレス給電”技術 目指すは「電気って何?」と言われる世界
    https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1910/16/news137.html

    今はスマホ充電ではおなじみになったQiなどの近くに置いてあるデバイスに充電する方式が一番、一般的に普及しています。上記の記事では部屋の中に置いてあるデバイスに場所を問わず給電する技術が紹介されています。現実に売られているスマートフォンなどで利用されるようになるのはまだずっと先だと思いますが、工場や実験室などでの限定的な利用であれば実用性も高く、結構早めにそういう時代が来るのではないでしょうか。

    記事の最後には

    「子ども達が『電気って何?』と言うようなワイヤレス電力社会を作りたい。それも日本発で」(篠原氏)。

    とありますが、まずはその前に「ケーブルって何?」という時代が先に来るはずです。既に、無接点充電可能なスマホを利用する分には、ケーブルがなくても充電出来ます。確かにケーブルを使った方が充電が速く、充電器の値段も差があります。しかし充電以外でケーブルを接続することも以前に比べると減りました。スマホで利用する各種データはネット経由でやり取りすることが非常に簡単になったため、データ転送のためにケーブルをつなぐこともめったにありません。

    スマートフォン以外でも、タブレット、パソコンなどもいずれは無接点充電が主流になるでしょう。それは今のQiを拡張した規格になるのか、全く別の技術を用いるのか色々可能性はあると思いますが、
    ・有線充電→急速に充電する場合
    ・無線充電→放っておいて充電する場合
    という使い分けになるでしょう。

    スマホ同様、タブレットやパソコンでもデータのやり取りは無線LANで行うのが主流になりつつあります。充電以外でケーブルを接続することも無くなりつつあります。今のUSB PowerDelivery(USB-PD)は100Wまでですが、ノートパソコンのほぼ全ては100Wで充電出来ます。一部のゲーミングパソコンは出来ませんが、逆に小型のデスクトップパソコンでも100W以内に収まります。USB-PDが規格を拡張していければ、USB-Cケーブルのみでたいていの機器は充電出来るようになるでしょうし、デジタル機器以外でも充電出来るでしょう。そしてUSB-PDで充電出来そうな機器は、さらに将来的には無線で充電出来るようになるでしょう。

    エアコン、冷蔵庫や電子レンジなど、高出力の電力が必要な家電製品以外は全てUSBケーブルもしくは無線で充電出来る時代が来ると思います。そしてそうなればライフスタイルによっては、
    「ケーブルって何?」
    「電気って何?」
    と子どもに尋ねられるような家庭もあり得るでしょうね。