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  • 大阪万博の地元経済界によるチケット負担

    大阪あるいは関西の経済界でもチケットの負担が求められるようです。

    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230730/k10014146961000.html

    これについて、チケットの価格そのものの高さもあって万博運営に関して批判も起きているようです。

    確かに、入場料が高いことは事実です。
    私が記憶するものと比べることになるのは、自分が経験した1990年の「国際花と緑の博覧会」、通称「花博」となりますが、それと比べて物価指数が1割強しか上がっていないのに、入場料が2倍強になっています。

    http://www.expo2005.or.jp/jp/T0/T4/T4.1/T4.1.1/index.html

    2005年の愛・地球博では当日券4600円(前売り3900円)ですので、

    花博と今度の大阪万博との中間ですね。

    物価が上がっていないのに、入場料だけが跳ね上がっているのは、それだけ日本経済が壊滅的に発展していないことと、原材料費の高値についていけてないこと
    労働力が不足していることなど、日本社会・経済全般の問題が凝縮して顕出していると言って良いでしょう。
    大阪万博の高額な入場料は、失われた30年の象徴でもあります。

    冒頭の話に戻りますが、関経連やら商工会議所(の会員企業)など経済界がチケットを大量購入するのは前の花博でもあったはずです。

    私の父が当時会社経営をしていて、束で入場チケットを家に持って帰ってきたのを覚えています。私自身、それを使って何度か花博に行きましたから。

    博覧会に限らず、大型イベントがあれば地元経済界が協力を求められるのはよくあることです。規模が過去よりあまりに異なるなら、これもまた批判の対象とすべきかも知れませんが、花博で関西・大阪の経済界がどれほどのチケット負担をしたか、どこかに資料あるでしょうか。その頃の新聞記事を漁ったら出てくるかも。

  • 都会での花火大会は必要か

    大阪では先日、4年振りとなった天神祭の船渡御・花火が無事、行われました。新型コロナによる影響は、多くの人が集まるイベントを軒並み中止に追い込みましたが、ようやく、天神祭も戻ってきて何よりです。

    7月8月は全国各地での夏祭りや花火大会が目白押しです。東京の隅田川花火大会では、100万人以上の観客がいたそうで、やはり東京は単純に人的規模がとんでもないなと思います。

    https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000309446.html

    大きな事故などが起きずに終わったのは関係者の尽力があってこそでしょうし、大変な努力をされたと思いますが幸運もあったでしょう。また、「何事も無かった」わけではなくて、色々あったみたいで、大きな事件事故がなかったという結果のようです。

    花火大会は、田舎ならともかく都会では見やすい場所が限られます。その限られたスペースに大量の人が、2~3時間の間に密集してしまうのが花火大会であり、今後も人が増え続けるのであれば、いつか大変な悲劇が起きてしまうかも知れません。

    昨年のハロウィンで韓国梨泰院での群衆事故や、明石市での花火大会での歩道橋事故を思えば、とてもじゃないですが都会での超密集の雑踏に混じって花火を見ようという気にはなれません。そう思う人が多ければ見に行く人は減るはずですが、コロナ明けの鬱憤晴らしのように人が増えてしまったら手に負えません。

    花火大会そのものを禁止しろというのは暴論ですし、地方では観光客誘致の町おこし・村おこし的な狙いもあります。ただ、少なくとも人がたくさん集まりすぎると危険な都心部では、花火大会というのはしなくても良いんじゃないですかね。伝統や歴史があるとは言いますが、花火大会は元々、死者の慰霊鎮魂のための儀式から始まったのに、それで事故が起きて死者を出したら本末転倒じゃないでしょうか。

  • 真剣勝負と花試合

    J1リーグが7月中頃から中断し、8月に再開するまでの時期は、ちょうど大半の欧州各国リーグの開幕直前期にあたり、プレシーズンマッチを兼ねたアジア集金ツアーが行われています。

    日本でもいくつかのJ1クラブがヨーロッパの一部クラブを対戦するフレンドリーマッチが行われていまして、ガンバもセルティックと対戦しましたし、セレッソは劇的な勝利をパリサンジェルマン相手に収めました。やっぱり香川はスターですな。

    さて、こういったいわゆる花試合というのは公式戦とは言われません。お遊びと言うつもりはありませんが、優勝や残留が掛かったリーグ戦と緊張感が異なるのは間違いありません。

    戦っている選手たちがどう思っているか知りませんが、一人のファン、サポーターとしては、そんなに重要というか何が何でも見たい試合だとは思いません。

    欧州の高いレベルでサッカーをしているクラブとの対戦で、同じく高いレベルでのサッカーを出来るかどうかという力試し的な側面を楽しむファンもいるでしょうし、あるいはJリーグクラブより欧州クラブの選手たちを生で見たいというサッカーファンだっているでしょう。

    むしろ私は、J1クラブと欧州クラブによるレベルの高い(はずの)テストマッチよりも、J3、JFLあるいは関西サッカーリーグといったカテゴリーでの真剣勝負の方が好きです。

    もちろん、その試合に100%を掛けてプレーするアマチュア選手よりも、観光がてらで日本に来て怪我をしないように手抜きのクリスティアーノ・ロナウドの方が、比べものにならないほど高いレベルのプレーをするでしょう。それでも、私が見たいのは真剣勝負の方です。レベルの高低ではありません。

    花試合は興行的側面もあり、そこで収入を得てクラブが強くなると言うのであれば、否定するつもりは毛頭ありません。また、メディアで取り上げられたり、海外クラブ目当てで見た人がファン・サポーターになってくれるということもあるでしょうから、集金・集客ツールとしての利点があることは確かです。

    しかし、集金・集客ツールとして花試合を利用するなら、こんな風に香川に言われたら駄目ですよね。

    https://www.nikkansports.com/soccer/news/202307280002138.html

    ガンバ対セルティックの観客数もかなり酷かったですが、チケット代の設定が完全にバグってますよね。クソが付くほど暑い最中に、普段の試合の何倍ものお金を払って花試合を見に来てくれる人ってそういないのです。

  • 2023年7月29日J3リーグFC今治対テゲバジャーロ宮崎DAZN観戦の感想

    J1のリーグ戦が休止中なので、今日はガンバから期限付き移籍中の南野遥海がいる宮崎の試合をメインで見ることにします。

    前節もゴールを奪い、19歳ながらチーム得点王としてチームを引っ張っているようです。宮崎はJ3リーグで現在12位。最下位や19位はJFLとの入れ替えがある厳しいリーグ戦ですが、勝ち点差も開いているので多分大丈夫でしょう。

    さて試合は今治のホームである里山スタジアムで19時キックオフ。
    と思ったら開始直後の3分にいきなり今治が先制。今治のFK時に宮崎がラインを上げるタイミングが遅れてしまい、裏に通されて折り返されたボールを冷静に押し込まれて失点。
    これは行けないと思ったら、再開した4分にもボールをつながれ、奪いきれないまま千葉に決められて早くも2-0。

    宮崎はボールを奪われて速攻を仕掛けられた時の守備の陣形に問題がありそうな気がします。最初の5分の混乱は酷かったですが、その後も今治のヴィニシウスに手こずっています。

    20分には飛び出した南野にドンピシャクロスが来ましたが、シュートは今治GK伊藤に防がれました。

    その後もお互いにチャンスがあり、決めたのは今治。オフサイドギリギリで抜け出したヴィニシウスが華麗なループシュートを決めて3-0。今日の宮崎は厳しそうです。逆にホームのサポーターは猛暑の中に見に来た甲斐があります。

    宮崎は前にボールが入らず、奪われた時に素早く切り替えられず、フリーで縦パスをバンバン入れられ続けるとこうなってしかるべきでしょう。

    後半開始から、私期待の南野は下げられてしまいました。ということでここからはかなり見る理由が減ってしまいましたが、一応見続けます。

    今度は宮崎が後半開始から積極的に前に出ます。49分には永田が惜しいシーンもありました。

    3点の余裕がある今治はちょっと落ち着いた感はあり、逆に3点差を追う宮崎は後がないのでひたすら攻めます。

    それでも、余裕が良い方向に作用しているのか今治は攻め込まれても最後にはクリア出来ており、焦りは感じられません。

    むしろ落ち着いた守りから宮崎ゴールに迫る決定機の数は、宮崎よりも同等以上です。宮崎GK青木のファインセーブがなければ、5,6点差が付いていたでしょう。今日は完全にホームチームの試合になってしまっています。

    結局試合はそのまま3-0で終了となりました。宮崎にしてみたら最初の5分の試合の入りが致命的でした。松田監督らしからぬ守備となってしまいました。今治は引き分け続きだったらしいですが、今日の勢いはそれを感じさせないほどでした。

    しかしこの両チームのユニフォームスポンサーは豪華ですね。今治はデロイトトーマツ、宮崎がZOZOですから。

    今治など各地の専スタにも行ってみたいのですが、まだ機会を得られていません。コロナがなければ2020年に広島での広島対ガンバ戦の後に瀬戸内海を渡って翌日の今治対ガンバU23の試合を見るつもりでした。U23チームがなくなった今では叶わないスケジュールですが、広島、長崎、金沢など次々と専スタが出来てくる来年には観戦旅行を増やしたいですね。

  • 観光問題に考える「京都という『人が来る「ミヤコ」』としての歴史

    京都の観光公害が再び社会問題化してきました。元々は2010年代中頃から、大量の外国人観光客が京都に押し寄せたことで、バスに地元住民が乗れなくなったり、大量のゴミが放置されたり、ホテルに空きがなくなったり、色々ありました。

    それが2020年の新型コロナウイルスの発生により、京都だけではないですが観光客がいなくなりました。そして3年経過した今年、また大量の外国人観光客が京都を訪れるようになると、当然ですが観光公害が復活してきました。

    この3年の間に有効な対策を取れなかった京都市などにも問題はあるでしょうけれど、そもそもイタリアやらスペインやらギリシャやら、外国人観光客の先輩である各観光地でもそんなに画期的かつ効率の良い対策なんてないのですから、しょうがありません。

    特に今の日本は数年前よりも円安になっていて、さらにインフレ率が諸外国より大したことがないため、外国人の大半からしたら日本の観光旅行は安くて済む娯楽とも言えます。

    京都人ではありませんので、実際に住民がどう思っているのか知りませんが、生活が困難になるレベルで観光客が溢れていたら嫌どころではないでしょう。

    しかし、これも個人的なイメージですが、本物というと語弊がありますが、長年世代を経てきた昔からの京都の人たちにしてみたら、余所から人がいっぱい来ることというのは京都が「ミヤコ」になってからずっと続いてきたことです。

    794年の平安京から始まり(京都の外れの長岡京や恭仁京だともっと前)、政変や政権交代、権力構造の変化がある度に、京都への人の出入りが起きました。

    権力を掴んだ藤原氏とその係累が支配し、そして平氏が我が物顔で謳歌し、次いで源氏政権の六波羅探題がにらみを利かし、建武の新政で後醍醐帝の仲間が来たと思いきや足利政権が本拠とし、そして戦国時代には三好氏が好き勝手にしたと思ったら織田信長がやってきました。

    その後も、信長の後の権力者となった羽柴秀吉が聚楽第を建て、徳川政権では京都所司代が再び朝廷を監視する存在となりました。

    京都が権力者の都合に左右されなくなったのは、明治の世になって東京に奠都してからです。そこで初めて一地方都市(歴史や伝統は別として)になって平和な時代が京都に訪れました。

    京都という「ミヤコ」は、余所から人がやってきてゴチャゴチャしてまた出ていく、という伝統があると言って良いでしょう。

    21世紀になって権力に関係しない外国人観光客が大挙してやってくるようになったのも、京都の歴史の一ページに過ぎないないのかも知れません。

  • 勉強していると物欲が減るしそれ以外のメリットもある

    色々と資格試験を受験、そのための勉強をするようになったのは昨年の5月からで、1年強経ちました。それまでは空いている時間は趣味の読書をしたり、ボーッとゲームをしたり、ダラダラ何もせずに時間を過ごすことが多かったのですが、今では空き時間・休日に必ずする行動の第一選択肢が資格試験勉強となりました。

    勉強しても合格しなけりゃタダの人ですから、勉強していること自体はどうでもいいのですが、少なくとも休日に昼間で寝ていたり、何もせずに時間を無駄にすることもなくなったので、生活にメリハリは出ていると思います。

    また、時間を勉強に費やしているので、余計にお金を使うこともなく、物欲もかなり減った気がします。

    「小人閑居して不善を為す」
    とはよく言ったもので、聖人君子でなければ、変に時間があると余計なことをしてしまうのです。

    そこまで大げさなことではなくとも、少なくともその勉強で得た知識は身につきます。

    「~~の資格なんかとっても無駄、意味ない」
    とか言う人は、いつでもどこにでもいますけれど、ちゃんと勉強していれば、例えその資格試験に不合格になったとして、あるいは合格後にその資格を使わなかったとしても、新しく得た知識が必ず残ります。

    知識があったために損するケースなんて、得するケースの100万分の1くらいの確率でしかないでしょう。問題は、その試験勉強に費やす費用・時間・労力が掛かることですが、それらと知識を天秤にかけて得するなら迷うことはありません。

    種が芽を出すのは、その前に根を生やしてからでないと出来ません。同じく、人間も成長するには、その成長に必要な養分を見えない形で蓄えている前提があってこそです。

    もっと重要なのは、身に付けた知識そのものではなく、知識を身に付ける経験とその方法を得たことでしょう。これがあれば、身に付けた知識を忘れたとしても、あるいは陳腐化・無駄になってもまた新たに知識を得ていけます。

    長年まともに勉強していなかったオッサンが偉そうに語りましたが、勉強は若い内にしておいた方が良いのはもちろん、若くなくなっても勉強して得られるものは多々あります。これは年取ってからでないと実感出来ないものですね。

  • ブログは自分のため

    私がこのnoteを書き始めたのは、2019年の1月中頃でした。

    それまでに何度かブログを書いたことはありましたが、長続きはせず、すぐに止めてしまったのですが、このnoteについてはこれまで4年半、公開を忘れた日を除いて毎日公開しています。

    https://hrsgmb.com/n/n90c22936290b

    始めて3ヶ月ほど経ったときに、こんなことも書いていましたが、これについては今も実感しています。

    そしてこの感覚と似たお話を見つけたのでここに紹介してみます。

    https://softantenna.com/blog/blog-writing/

    ソフトアンテナさんのブログで紹介されている内容ですので、又聞きならぬ又書きのようになってしまいましたが、

    誰もあなたのブログを読まない理由
    ・オリジナリティがない
    ・専門家ではない
    ・愚かさを示しているだけ
    ・気にかけるとしたら批判するため

    https://www.alexmolas.com/2023/07/15/nobody-cares-about-your-blog.html

    と、まあ手厳しい内容です。しかし、それと同時にブログを書くべき理由として、

    ・将来の自分へのメモ、日記となる
    ・書くことで頭の中をスッキリ出来る
    ・書いて表現することで学べる
    ・オリジナルでなくてもアイデアに個人的な見解を出せる
    ・具体的な問題の解決策を書くことで誰かの助けになる
    ・ブログを維持する技術的な感覚を得られる
    ・自分のブログは自分のやりたいように出来る

    https://www.alexmolas.com/2023/07/15/nobody-cares-about-your-blog.html

    と挙げられていました。まさにその通りで、自分が自分の頭の中身を書くことで得られるものはたくさんあります。

    それと共に、表現技法が「ブログ」それもそれなりの長さのものであることによるメリットもあると思っています。

    短い文章だとたいていは思っている内容は伝わりません。長くても伝わらないことが多々あるのに、短ければなおさらです。

    具体的に言うと、SNSでの短文で何らかの意思を表明したり、意見を言ったり、批判したり、擁護したりすることによる炎上は引きも切らないですが、その理由の何割かは言葉足らずにあります。もっとちゃんと書けば誤解されることもなかったはずの炎上は、防げたはずの炎上です。

    また、SNSだと書いてすぐに公開するので、内容の推敲どころか誤字脱字のチェックも難しいものです。

    ブログのように長い文章をそれなりの時間をかけて書いていれば、SNSのコメントよりは遙かに意思・意図の誤解は招きづらくなります。

    SNSをビジネス上で有効活用しているならともかく、そうでないなら自分の意思表示はSNSよりもブログをメインにした方が、防御力的には良いでしょうね。楽しいかどうかは別ですが。

  • 転売キャンセル禁止は妥当か

    これまで、このnoteでも何度かチケットの転売問題について取り上げたことがありましたが、先日大阪地裁で、USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)のチケットが転売・キャンセル禁止であることを巡って判決がありました。

    https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF214I40R20C23A7000000/

    あくまで私個人の感想となりますが、まず、原告による、転売・キャンセルを禁じているのは消費者の利益を損なっている、という主張そのものは理解出来ます。ただ、転売やキャンセルを認めることになると、容易に想像できるのが、転売屋による買い占め・ダフ屋行為です。

    販売されているチケットを買い占め、オークションサイトやSNSなどで転売し、もしそれが売れなければキャンセルして返金を受ける、ということが可能になれば、チケットを得られるのは転売屋と、そこから高値で買える一部の消費者のみとなってしまいます。

    リセールサイトを作れば良いとの原告の主張もあったようですが、これも最終的には消費者の負担になる可能性を指摘して原告敗訴となりました。この辺は、控訴されたら高裁でひっくり返りそうな気がしますが。

    Jリーグでは公式のJリーグチケット上で、リセールの仕組みがあり、買う方も売る方も便利に使用出来ますが、あれはそもそも試合の日時が限定されているというのもありますし、そもそもテーマパークとはまた異なる興行ですので、参考にするのも難しいのかも知れません。

    USJにしろディズニーランド・シーにしろ、あまりに人気があるために、客足を絞るにはチケットの値段を上げるしかありません。それが批判されることもありますが、自由資本主義経済において価格は需要と供給により決定されます。

    ガンプラやポケモンカードの転売問題では、生産・販売数を増やせばある程度は対処出来ますが、それが過剰になりすぎたらメーカーが大損します。それも裁判所が命令するわけにはいかないでしょう。

    需要と供給が価格を決定するシステムの歪みを法令や企業のルールで正常化していると言えますが、チケットの販売方法を限定することが消費者の利益を損なうのか、あるいは保護しているのかというのは非常に難しい問題です。

  • 主力入れ替えと強さの維持の関係性

    2017年以降は、ガンバの1サポーターとしては、セレッソを羨むことが多いシーズンばかりでした。2020年だけは宮本監督の下、リーグ2位となりましたが、それ以外の年はセレッソの方が順位も上で優勝争い、タイトル争いにも絡め、また2017年はセレッソ悲願のタイトル獲得や、去年一昨年とルヴァンカップ準優勝と惜しい年が続いています。

    今の小菊監督は指導者としてはセレッソに長くいるいわば生え抜きで、さらに風間八宏氏を強化部にも迎えて、ガンバよりも上手くチーム作り出来ていると思っていました。

    https://www.nikkansports.com/soccer/news/202307210000509.html

    しかし2季連続チーム最多得点のFWがシーズンど真ん中に同一カテゴリーの順位が下のチームに完全移籍するというのは、かなりの衝撃だと思います。

    この件では、監督やチームスタッフと思いっきり揉めて謹慎の末に出ていった乾が参戦してきているのは笑えますが、

    https://twitter.com/cerezosapodesu/status/1682300499775860736

    ともかく、セレッソとしてみたら引き留めようがないくらいの状況になってしまっていて、移籍金満額もらえるなら、契約切れでゼロ円移籍されるよりはマシと判断したのでしょう。

    別に監督と揉めていたわけではないとのことですが、出番減少やらなにやら色々考えてのことなのでしょうし、メディアに出てこない情報もあるはずで、移籍決断及び移籍了承の舞台裏は分かりません。

    まあ、主力選手が出ていくから駄目なチームということでもなく、むしろ強制的にでも新陳代謝していかなければ強さは維持出来ないとも言えます。

    思えば西野ガンバのときも、前半は主力メンバーと監督が揉め(新井場、都築、吉原、家長ら)、後半は中東にブラジル人FWが引き抜かれ(マグノアウベス、バレー、レアンドロ、アドリアーノ)ましたが、10年間優勝争い出来るほど、強さは維持出来ました。

    ずっと強豪であり続けるには、チーム内部で緊張感と選手の入れ替えを継続していることも必要なのでしょう。

    森保時代の広島2連覇や、鬼木体制になってすぐにタイトル取りまくっていた川崎が、今では苦しんでいることを考えると、強豪であり続けるのは難しいものです。

    翻ってガンバを見ると、現在は強くなるための準備段階ですが、プラン通りに強豪として復活したときに、今強いチームをあえて崩しながら強さを維持し続けることが出来るでしょうか。

    まずは強豪として復活してから心配すべきことなんですけれどね。

  • 女子ワールドカップを巡るアレコレと日本代表対FIFAプラス観戦の感想

    色々と放映権のことで揉めていた女子ワールドカップがいよいよ先日開幕しました。昨日初戦を迎えた日本代表は、ザンビア相手に圧倒して5-0と見事な勝利で飾りました。

    試合は前半は見られず、後半から見たのですが、前半が1点しか取れなかったのが不思議なくらい、終始相手を圧倒する試合内容であり、VARによるオフサイド連発がなければもっと点差が開いていたくらいです。最後の最後に、失敗PKやり直しでの5点目があったのでVARの恩恵がなかったわけではないのですが。

    ともかく、その試合はFIFAのホームページで提供されている、FIFAプラスでの無料配信で観戦しました。NHKBSでもやっていました

    男女平等とか、女性差別は許されないとか、色々FIFAが日本のテレビ局界隈に圧力をかけるようなことをしていましたけれど、だったらFIFAプラスでの無料配信とかするべきじゃないだろと思うのですが、この辺は誰も気にしないのでしょうか。

    そもそも、男子ワールドカップの放映権料との差額が大きいとかギャーギャーわめいていましたが、そもそものその男子ワールドカップの放映権料自体があまりにも高騰しすぎなのです。常軌を逸したレベルで上昇しすぎたことで、昨年12月の時も日本のテレビ局だけではなくABEMAが入って全試合中継してくれたことで日本のサッカーファンが助かったことがありました。

    男子ワールドカップの放映権料を高く吊り上げても買い手がいるのだから、女子も吊り上げても良いだろうとFIFAが舐めてかかっているのは明らかですが、だったらいっそのこと男女のワールドカップの放映権料をセットで売って2で割って、選手やチームに配分するべきでしょう。実際に値付けをしているのはFIFAとその代理店なのですから、最も差別しているのはFIFAだと思うのですけどね。

    それはさておき、日本代表は素晴らしいスタートを切りました。このグループは日本とスペインの2強がそのまま勝ち上がりでしょう。昨年の男子代表のグループリーグとスペイン、コスタリカが一緒にいるというのはえらい偶然だなと思いつつ、12年前の再現を期待します。

  • 2023年7月22日ガンバ大阪対セルティックWOWOWオンライン観戦の感想

    今日はスタジアムに行かずテレビ(というかWOWOWオンデマンド)観戦です。

    対戦するセルティックは、水曜の試合で横浜F・マリノス相手に大味な試合の末に負けましたが、勝とうが負けようが関係ない花試合ですし、そんなに本気にはやってこないでしょう。

    もちろん、ガンバもあくまでリーグ戦中断期間中の興行であるのですが、まだガンバの方が半分くらいはやる気がありそうです。

    GKは谷、ベルギー2部への移籍が噂されているため、実現したらこれが最後の試合になりそうです。
    DFはいつもの黒川、三浦、福岡プラス、柳澤が右サイドに入りました。半田陸の負傷により前節は高尾が入って良い働きをしましたが、柳澤にも出番は今後出てくるはず。
    中盤は宇佐美・石毛・ネタラヴィのセットです。宇佐美を久し振りにインサイドハーフで試すことになりますが、そろそろ、無理かどうかの見極めとなるでしょうか。
    3トップは武蔵がてっぺん、杉山が左で福田が右です。杉山はいつの試合以来か分かりませんがサポーターの記憶が消去されているはずです。

    ジェバリ、アラーノ、ダワン、山本悠樹が先発から外れた格好です。

    ポヤトス監督は6月の月間J1最優秀監督に選ばれました。結果から言えば妥当というか当然です。唯一負けたのが天皇杯高知ユナイテッドSC戦で、これはJリーグ管轄じゃないですからね。あの試合以外の監督采配はどの試合でも素晴らしかったですし。

    さて、今日の大阪は暑かったですが、アイルランド人にとって耐えられる暑さなんでしょうかね。

    しかし、チケット売れてないっすねえ・・・。ガラガラですやん。昨年のPSGやフランクフルトとの試合ではもっとマシだった気がしますが、そもそも覚えていないですね。

    正直、セルティックの日本での価値と、また海外厨さんでのガンバの価値を考えるとこんなものでしょう。むしろなんでこのマッチメイク?と思ったくらいです。ガンバに金銭的ペナルティが発生しなければ良いのですが。

    ともかく、試合が始まれば客席は気になりません。

    お互いにボールを保持するスタイルで、雑なボールを放り込み合うような展開にはなりません。さすが花試合。ガンバにとってはリーグ戦再開後は川崎とF・マリノスとの試合になりますので、そういうスタイルの相手と戦えるのはシミュレーションとしては良いでしょう。

    序盤は五分の展開でしたが、徐々にセルティックの圧力が増していきます。ガンバはボールを失った後の切り替えで後手に回ってしまい、シュートまで持っていかれるのは厳しい。

    ジェバリのポストプレー、アラーノの運動量、ダワンのカバーリング、悠樹のパスワークが欠けていれば苦戦するのも当然ですが、セルティックも監督代わったばかりですから、あまりエクスキューズにはなりません。むしろマリノスが何で4点も取られたのかと言いたいくらいです。

    前田のゴールがオフサイドと判定されたのはミスジャッジっぽいですが、VARがないのでしょうがないですね。

    ドロップボールの時に谷と前田大然が少しじゃれていたのはフレンドリーマッチならではですね。

    飲水タイム後はマシになり、攻めるシーンも増えましたが、セルティックが暑さにバテてきたのか、ガンバが相手の攻撃に慣れてきたのか。

    昨年のPSGでも思いましたが、黒川はJ1チームよりも相手が飛び込んで取りに来がちな、外国のクラブ相手の方が生き生きしています。

    41分には前田のシュートがクロスバーに当たり助かりました。

    45分には素晴らしいスルーパスを受けた武蔵がゴールを決めるもオフサイドの判定。これは大然のオフサイド判定よりも明らかにミスジャッジでしたが、お互い様なので良いでしょう。公式戦なら騒ぎになりますけれど。

    しかし、谷晃生のセービングは湘南で見せていた水準に戻ってきましたかね。ガンバに復帰した今年の序盤に出番があってもあまりパフォーマンスは良くなかったのですが、連続セーブを見ると移籍するとしたら惜しくも感じてしまいます。

    さて後半、ハーフタイムでガンバは6人交代でしたが、セルティックは11人交代とすごいことになりました。コンディションを崩すような起用をしないのは当たり前です。見に来た人も色んな選手を見れた方が良いでしょうし。ガンバも久し振りに中村仁郎や藤春や石川を見ることが出来ましたし。

    後半はガンバの方が内容は良いですね。宇佐美のシュートのこぼれ球を武蔵が外したのがもったいなかったです。

    中村仁郎も右サイドの高い位置でボールを持てるとやはり頼もしいですね。公式戦に出られないのは、守備やインテンシティのところかと勝手に思っているのですが、どうなんでしょうか。

    そして宇佐美・武蔵・石毛に代えて、食野・ジェバリ・アラーノを投入。徐々にベストメンバーに近付いてきましたが、後半は押し気味ですのでゴールを奪って勝ちたいところです。

    ゴールの無いまま三浦からダワンに交代。京都戦でもありましたが、最終ラインに入っています。クォン・ギョンウォンがいないこともあるのでしょう。

    80分、左サイドをと端他山見のクロスにジェバリがダイレクトボレーを左足で放つもポストに阻まれました。

    その後も猛攻を仕掛けるもゴールは決まらず。そういう時は得てしてやらかすものですが、石川がゴール近くでもたついてプレスに遭い、奪われて失点。谷が移籍するとなるとセカンドGKは石川になるはずですが、不安を覚える失点となってしまいました。試合勘がなかったことが原因でもあるのでしょうけれど。

    シーズン序盤にあったミスからの失点を思い出しますが、自陣ゴール付近ではシンプルにプレーするのがガンバの好調の一つの原因ではあるので、かなり久し振りの出場となった石川も今後は注意するでしょう。公式戦じゃなかったのが不幸中の幸いです。

    今シーズンは開幕してちょっとしたところで、一森がF・マリノスに移籍して、そこでレギュラーになっていることを考えると、ガンバのGK陣では開幕時では石川は4番手ということになります。谷が移籍したらさすがにGKの補強はするでしょう。まさかユース選手の2種登録でお茶を濁すことはないと思いたいです。

    それはともかく、結局0-1で試合終了。ミスからの失点で負けたことにはなりましたが、後半あれだけ攻めて得点出来なかったことが一番の敗因でしょう。後半戦に向けて不安になるのは、東口が君臨する守備陣よりも、最後には必ず得点してくれるエースFWがいない前線の方ですね。ジェバリはまだマシですが、武蔵はちょっと厳しいなあ。

  • クラウドだから危険というわけではないけれど

    毎日のようにランサムウェア攻撃などでクラウドサービスやウェブシステムによる被害が報道されています。

    マイナンバー絡みの不具合もあって、「クラウドは危険」とともすれば言われがちにまでなってしまいました。

    元からあるシステムならともかく、今では新しくサービスを立ち上げるなら、クラウドサービスの利用が一般的です。サービスそのものの費用よりも、サービスを置くサーバの設置初期費用も管理費用も考えると、クラウドが第一選択肢になるのも当然です。

    「クラウドは便利」と「クラウドは危険」というイメージが両立しつつありますが、そもそもこれは当然のことです。ユーティリティとセキュリティは相反する概念であり、両立は基本的には不可能です。便利さを優先すれば安全性は低下します。

    とは言え、クラウドではないオンプレミスのサーバを利用したサービスであれば安全なのかというと、絶対そうだとも言えません。

    オンプレミスのサーバだって普通に攻撃されます。一から十まで自分でセキュリティマネジメントが必要なオンプレミスの方が、もしもいざ、ハッキングされたときには100%責任を追及されてしまうことになる、とも言えるでしょう。

    サービスを提供する企業側としては、経費と利便性と安全性のトリレンマのどこかで妥協せざるを得ません。それは民間企業・営利団体なら仕方のないことです。問題が起きたときにどれだけリカバー出来るかを考える方がマシです。

    逆に、サービスを利用するユーザー側としても、利便性と安全性はアンビバレントな選択肢になります。

    分かりやすく例えれば、メール・カレンダー・クラウドストレージ・チャットをGoogleに統一していると、同じ会社のサービス同士なので連携も容易で、インターフェイスも似ていますので覚えやすくなります。しかし、もしGoogleのサーバ自体が落ちたり接続出来なくなったりすれば、全てのサービスを使えなくなります。

    Googleにオールインせずに、メールはOutlook、カレンダーはGoogle、クラウドストレージはDropbox、チャットはSlack、といった感じで分けていれば、全てのサービスが止まる可能性はほぼありません。何らかの手段で業務なり連絡なりを取ることも可能です。

    その辺は、費用対効果、利便性と、サービス停止の可能性(サービスの可用性)との相談になってきます。

    投資の世界では、卵を一つのカゴに盛るな、とよく言います。分散投資の重要性を説明する言葉ですが、ウェブサービスでも同じことです。

    一社のサービスに全面的に依拠していると、そこがアウトになれば自分もアウトになります。リスク管理を優先するなら、元からサービスやその提供企業は分散させて、なおかつそれらが止まったときの代替手段(ネットがダメになったときの電話連絡など)を確保か検討しておくべきなんでしょう。

    そうはいってもたいていは面倒だから一つにまとめちゃえ、ということになるのですけれど、取りあえずGoogleにまとめるのはあまりオススメはしませんね。

    https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/2306/16/news083.html

    2022年に正式版として2023年に売却とか笑ってしまう。いや、利用者は笑えないでしょうけれど。