平繁無忙の何でも書くブログ

  • 結局、中古でM1 Mac miniの16GB版を購入した話

    先日、新しいMac miniが欲しいとつらつら述べておきながら、結局その後すぐに中古のM1 Mac miniを買い直しました。今使っているものと同じMac miniながら、メモリ16GB、SSD512GBのモデルです。

    色々言い訳というか、新しいMac miniを待たなかった理由としては、
    ・M1 Maxチップが必要な重い処理などを全くしない
    ・M1 Max搭載のMac miniは同チップ搭載のMacBook Proのように結構高価になるはず
    ・新しいMac mini発表が近付いてきて、中古のMac miniの価格が下がってきた
    といった理由がありますが、欲しいときが買い時と思って買いました。

    これで来月、新しいMac miniが高価なM1 Maxではなく、ごくわずかな噂だけ流れているM2チップで現行のMac miniと同様の値段で発表されたら憤死ものですが、それならそれで2年くらいさらに我慢して、M3チップ搭載Mac miniを待てば良いのです。M3チップ搭載Mac miniが将来出かどうかは知りませんが。

    ともかく、新しく手に入れた16GBメモリ搭載のMac miniへ、今まで使用していた8GBメモリのMac miniから環境を移行します。どちらも起動した状態で、ユーティリティ内にある移行アシスタントを立ち上げます。

    どちらもネットワークにつないだ状態で、移行もとと移行先をそれぞれのMac miniで指定します。今回購入した方のMac miniにはMontereyのマージョンアップが入っていなくてバージョンが揃っていなかったため、そのバージョンアップをしてから移行するデータのコピーが始まりました。

    画像1

    無線LANでつなぐとかなり時間がかかる可能性があるので、有線LAN経由での移行を行いました。コピーしたファイルサイズは90GBくらいでしたが、20分ほどで完了。その前のマイナーバージョンアップ作業の方が時間がかかったくらいです。Thunderbolt4ケーブルでつなげば最高速度で移行出来たでしょうけれど、そのためにわざわざ高価なケーブルを買うのももったいないので止めましたが、LANケーブルでの移行でもこの程度の時間なら問題ありません。数年に一回しかやらない作業ですし。

    むしろ移行してからの環境構築の方が悩みました。まずはAdGuardが動いていると多くのサイトがブラウザで表示出来なくなっていて、色々探ったところ設定内のフィルタのユーザールールが前のままだとダメだったようです。広告識別子かも知れませんが、一度全てのユーザールールを消したら以前の通りに使えました。

    あと、今回はセキュリティソフトとしてSophosの無料版を使おうと思って入れたのですが、Sophosが起動しているとParallels Desktopのインストーラが途中で止まってしまいます。始め何が原因でインストール出来ないのか分からず、セキュリティソフトが原因のことは良くあるので試しにSophosを一旦アンインストールしてみると、ようやくParallelsのインストーラが走りました。こんなん罠やろ。

    一通り、移行前の状態と同じにしてみると、多数のアプリを同時に起動してもメモリプレッシャーを全く気にする必要が無くなりました。そもそももっと早くに16GBのMac miniを買い直しておけば良かったのですが、それを言い出したら悲しくなるので忘れることにします。

    それでも3月のAppleの発表次第では心が揺れ動いてさらに買ってしまう可能性もあるのですが……。

  • ルヴァンカップのためにスカパー!と再契約

    かつてはJリーグサポーターにとって、スカパー!との契約は欠かせませんでした。スカパー!によるJリーグ全試合放送は、人気低迷・放映権の問題を抱えていたJリーグを助けてくれたことは間違いありません。

    それでも時代の流れによって衛星放送よりもストリーミング配信が世界の潮流となったこともあり、DAZNによる巨額契約への移行となりました。

    そのDAZNが突如値上げを発表して月ごとの契約をしている人にとっては阿鼻叫喚だったのですが、4割アップの月3,000円というのは動画配信サービスとしては結構な金額です。とはいえ、かつてのスカパー!における国内サッカープランでも3,000円ほどかかっていたので、Jリーグ以外のサッカー、他のスポーツも多数観戦できると考えると高くはないとも言えます。

    Jリーグに関しては、Jリーグ(J1、J2、J3)、ルヴァンカップ、天皇杯、AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)の4大タイトルのうち、DAZNがカバーしているのはリーグ戦とACLの2つです。ルヴァンカップはフジテレビとスカパー!が、天皇杯はNHKとスカパー!が放映権を保持していますが、残念ながらDAZNでの放送はありません。

    スカパー!のサッカーセットのプランは基本料を加えると2,909円しますので、DAZNの料金と差がほぼありません。

    https://soccer.skyperfectv.co.jp/join/

    これで見られるのはルヴァンカップとブンデスリーガのみですので、契約するのはドイツサッカーファンか、ルヴァンカップ出場チームのサポーターだけでしょう。

    というかルヴァンカップが始まる月に契約して、敗退したらそこで解約、という人も多いはずです。少なくとも私はそうです。

    一応、天皇杯も対象のはずですが、

    https://soccer.skyperfectv.co.jp/join/contents/#main

    とは書いてあります。DAZNで集約してくれたらありがたいのですが、独占状態になるといくらでも値上げされてしまう可能性もあります。

    だったらDAZNの中でもスカパー!のように、見たいスポーツ・試合だけを安く選べるシステムになってくれれば良いのですが、そうはならないでしょうね。

    むしろサッカーのみのプランが出来てそれだけ爆上げされたら困りますが、今みたいに全スポーツが全部見られてプランが一つ、という状態の方が、値上げに反対する人が多くて結局は良いのかも知れません。

    しかし、今みたいにDAZNに3,000円(年間コードを使っていますが)、スカパー!サッカーセットに2,909円となると、消費者にとっては負担が大きいです。

    通常の資本主義の考えでは、競争状態よりも独占状態の方が消費者にとっては不利益が生じるはずです。独占した企業が競争相手が居ないため、いくらでも値上げ出来るという理屈です。

    しかし、例えばルヴァンカップも天皇杯もDAZNが独占したとしたら、月額6,000円以上になれば消費者にとって不利益になるということになります。さすがになさそうですが、どうでしょうね。

    そもそもサッカー放映権は自由市場と言えばそうなのでしょうけれど、参入事業者がDAZN、スカパー!、WOWOW、NHK等キー局、と限られています。限られた企業間でコンテンツを分け合っているのですから、独占状態ではないけれど現時点で既に寡占状態です。

    1社が独占して爆値上げしたら消費者にとっては不利益なのですが、寡占状態で各社がコンテンツを分割して分け合うのも結局は不利益とも言えます。

    海外サッカーファンはともかく、Jリーグサポーターは料金が巡り巡ってJリーグへの放映権料となり、さらに推しチームを含む各クラブに分配されるのですから、我慢はしますけれどもう少しなんとかなってくれないかなとは思います。

    そう言えば、動画配信サービスでは人気コンテンツを1社が独占することは多いですが、音楽配信サービスでは同じ曲・同じ歌手が複数のサービスで配信される方が普通です。電子書籍サービスでもたいていの本はたいていのサービスで販売されています。なぜか動画だけ囲い込みが激しいのですが、コンテンツ辺りの契約単価が高いからでしょうか?

  • ウクライナの現在と日本の未来

    ウクライナ情勢は予断を許さない状況どころか、ロシアがルガンスク・ドネツク地域を独立国家として承認することで、事実上、武力による国境線の変更が行われることになりました。

    独立した国家にいるロシア系住民の保護をお題目として、「平和維持」のためにロシア軍を同地に派遣するというのは、明らかにロシア連邦への編入を予定した行動であることは言うまでもありません。

    8年前のプーチン大統領は、ウクライナ国内での騒乱によって西側世界に付くことを良しとしないロシア系住民の抗議に乗じて、クリミア半島にロシア軍を入れて支配下に置いた後、クリミア議会が国家として独立してからロシア連邦への帰属を「自ら宣言」したという経緯で、クリミア半島を手に入れました。

    ロシアがこの後、ドネツク人民共和国・ルガンスク人民共和国という「未承認」国家をロシア連邦に組み込むことは目に見えていますが、それをNATOや国連、国際社会が止められるかどうかというと、相当に状況は厳しいと言わざるをいません。

    そもそも8年もウクライナの中央政府の支配が及ばぬ緩衝地帯化していたという既成事実が重くのしかかります。その時に手を打てなかった西側の落とし物を、プーチンが今になって拾いに来ただけとも言えます。

    プーチンそしてロシアにして見たら、ウクライナはロシアの勢力圏内であり、東欧諸国がNATOやEUによって「侵略」されているという被害者意識があります。

    伝統的にロシアは周辺諸国から攻め込まれることを恐れます。ロシアの国が出来る前にはモンゴル帝国に蹂躙されましたし、その後も19世紀にナポレオン、20世紀にナチスドイツに深くまで侵略されました。

    とはいえ、ロシア帝国・ソビエト連邦も北欧諸国や東欧諸国にがんがん侵攻していた歴史を考えると、一概に被害者というわけでもありません。

    ただ、客観的な見方ではなく、ロシア為政者の主観的な見方では、ウクライナという「自分のもの」を西欧に取られる前に取ってしまえ、という理屈で動いています。

    国内での反政府、反プーチン運動を抑え込み、国民の不平不満を逸らすためのウクライナ侵攻だという見方もありますが、それもロシアから見たら欧米諸国だって自国内の情勢不安を改善するために、ロシアを攻撃しようとしている、と言いたいのでしょう。

    アメリカはアフガンの失敗と中間選挙を控えるバイデン政権が不安定、
    イギリスはコロナ禍でのパーティー問題でジョンソン政権の存続も危うく、
    フランスは大統領選挙目前でマクロン大統領が極右の候補者に押されていて、
    ドイツは思想的に対称的な政党を抱える不安定な連立政権が出来たばかり、
    イタリアもコンテ連立政権が崩れてドラギ政権が出来たばかり、
    日本も出来たばかりの岸田政権がコロナ感染の増加の対応に苦しんでいる、
    という事実はあります。

    欧米諸国が政治的不安定さを対ロシアで解消させようとしている、とプーチン大統領は言いたいかも知れませんが、むしろ各国首脳はウクライナ情勢に時間を取られたくないという気持ちの方が強いでしょう。

    ともあれ、この危機がどのような結末を迎えるにしても、その結果は極東情勢の未来でもあります。中国が狙う南シナ海、東シナ海、そして台湾の領有への先例になりかねません。

    すでに南シナ海における中国の実力行使を止めることが出来なかったという現実があります。ロシアへのウクライナ侵攻を咎めることに失敗すれば、中国が台湾と尖閣諸島に食指を伸ばすのは時間の問題です。逆に考えれば、今回のロシアの軍事行使を中国が応援するのも目に見えています。

    エネルギー関係をロシアに掴まれ、経済関係を中国に掴まれているドイツが、地理的にはNATOにおける対ロシアの橋頭堡なのが絶望的ですが、東アジアでドイツの位置にいるのは日本です。

    果たして、日本は中国の野心を食い止められるでしょうか?

  • 2022年2月23日JリーグYBCルヴァンカップグループステージ第1節ガンバ大阪対セレッソ大阪テレビ観戦の感想

    土曜のリーグ開幕戦では色々ありましたが、気を取り直して今日の大阪ダービーに挑むガンバ大阪は、移籍してきた福岡がスタメンのDFラインに入りました。その他にも開幕戦に出ていなかった、加藤・佐藤・シウバ・山本・中村が先発入り、坂本が控えに入りましたが、藤春、齊藤未月はまだですかね。怪我の東口と合わせて心配です。

    ただ、既に昨年2点取っている山見もいますし、ガンバアカデミー出身の攻撃的レフティとして家長・堂安の系譜を受け継ぐ中村仁郎も初先発です。あと、今日は3バックが3人とも本職となり、先日の2人が元々SBの3バックと比べると安定はするでしょう。

    対するセレッソも大きくメンバーを入れ替えてきました。お互いに相手の様子見をしつつ、どこからか激しくなっていくはずです。

    ルヴァンカップの初戦がいきなり大阪ダービー、しかも祝日というのは望むところでありつつも、もったいない気もしますが、ともかく若手を使いつつ勝つというのが目標となります。

    前半キックオフから、ガンバの右サイドでの攻防が続きます。中村が低い位置でボールを受けることが多く、なかなか攻撃にいけず、逆に守備での負担が大きくなっています。

    前半7分、その中村が倒したファウルからのFKを頭で合わされていきなり失点。開幕戦に続き、使いたい選手とフォーメーションが合っていない気がします。

    全体的に押されていますが、21分にセレッソのパスミスを拾った山見がシュートまで持ち込むも惜しくもキーパーに弾かれました。

    逆に24分には高い位置でボールを奪われてセレッソ期待の北野にシュートされますが、こちらも加藤が弾きます。

    途中で福田・中村の両サイドをスイッチしましたがセレッソペースは変わらず、良いところを見つけるのが難しいサッカーをガンバはしてしまっています。

    それでも34分には山見がシュート。今回もセーブされますが、本当に今のガンバの希望が山見にしかないというのはなかなかに絶望を感じます。

    そして今度は41分にガンバ左サイドから崩されて失点。最後の守備のところも考え、ハッキリ言いうと中村仁郎の低い位置での守備に問題があります。プロ選手である以上、その責任はありますが、彼の特性を考えると3バック時の中盤左で使うのはどうかと思います。ただ、西野ガンバの3−5−2の頃に二川や家長もプレーしていた位置ですので、どちらかというと今のガンバ全体のサッカー全体に問題があるのでしょう。

    前半は0−2というスコアと悲惨な内容で45分を終えました。

    後半開始からシウバとレアンドロペレイラを下げて、柳澤とパトリックを入れました。中村が一列前に上がり、福田が元の左サイド、柳澤が右サイドを担当します。

    ただ、これでもセレッソが攻めてガンバが守る展開が続きます。52分には加藤がつり出されたところに折り返されシュートを打たれるも佐藤が必死のクリア。

    開幕戦同様、個人的にはこの3−4−3は選手が対応出来ていないように見えます。本来ならトライアングルが最も出来やすいフォーメーションですが、選手間の距離もポジショニングもバラバラに感じます。

    しかし59分、左からの山見のクロスがクリアされたボールを直接左足で山本が蹴り込んで1−2に追いすがります。ここで山本・山見が倉田・宇佐美と交代。

    押せ押せのガンバは64分にクロスをドフリーで福田が頭で合わせるもGKに当たってCKに。これは決めんとアカン。

    さらに奥野から石毛に代わってこれで交代枠を使い切りました。

    そして74分、右CKからつないで宇佐美のクロスを柳澤が頭で合わせてついに同点! 押している状況で追いつけたのはチームとしても大きいでしょう。

    その後は一進一退、82分にはセレッソのシュートを加藤が右足で渾身のブロックも、84分に完全に崩されて失点。再び2−3とリードされます。

    86分にはクロスのこぼれ球を中村がシュートも力無くGKがキャッチ。結局このまま試合終了となりました。

    まだ今のガンバには、こうやって守る、こうやって攻めるという核が出来上がっていないように思います。片野坂監督のやりたいサッカーが浸透し切れていないということですが、片野坂サッカーは時間がかかると覚悟はしていました。

    ただ、今これだけ苦労しているのは、この5年・10年の強化方針の問題です。西野ガンバをリセットして新しい監督で崩壊し、長谷川ガンバをリセットして新しい監督で崩壊し、なんとか立て直してはいますが場当たり的です。

    指導者を含めた継続的な強化が重要だということを理解しているのであれば、それを体現した人事を見せてほしいです。継続的な強化がどれほどの価値があるか、川崎フロンターレを見ていれば分かると思います。

    名前で選手を買うのは強豪クラブのすることですが、今のガンバは強豪ではありません。2020年は2位になれましたが、たまに良い成績を収めるくらいの昔は強かったクラブです。

    ガンバ大阪のサッカーとはどんなサッカーか?
    ガンバ大阪とはどんな存在か?
    ガンバ大阪とは何か?

    自問自答しながらのテレビ観戦となりました。

    次は中二日で浦和レッズとのアウェイ戦です。開幕戦で京都サンガに敗戦したレッズは気を引き締めてくるでしょうから、しっかりそれに負けずにガンバが戦ってくれることを期待します。

  • 威信・威厳を保ち、信用・信頼を失ったかも知れないJリーグ

    2月19日のJ1リーグ開幕戦、ガンバ大阪対浦和レッズでのパトリックの退場に関して、観戦中に自分が思っていた以上に、世間的にはそれなりに大きな反響が出ているようです。

    そんな中、レッドカードに関しては何試合の出場停止になるかが後日発表されるのですが、昨日Jリーグよりプレスリリースがありました。

    https://www.jleague.jp/release/%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%92%EF%BC%92%E6%98%8E%E6%B2%BB%E5%AE%89%E7%94%B0%E7%94%9F%E5%91%BD%EF%BD%8A%EF%BC%91%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%80%80%E7%AC%AC1%E7%AF%80%E3%80%80%E9%80%80%E5%A0%B4-2/

    はい、退場処分は覆らず、1試合の出場停止となりました。目に余るラフプレーの場合は数試合の出場停止になるのですが、どう見ても手が当たった程度のパトリックの行為に対してはそんな処分は下せないでしょう。

    もちろん、これでも腹立たしいのは腹立たしいのですが、Jリーグとしては正式に誤審とは言えないのでしょう。事実上誤審だけど誤審とは言えないので、一番小さなペナルティにしたということと勝手に納得しておきます。

    第一、退場処分の取り消しとなれば、前半途中での退場が無かったら試合展開も違っていたはず!という文句が殺到するに決まっていますので、まあリーグとしてはこうなるのでしょうね。

    ーーーここから個人的な勝手な妄想ですーーー
    試合観戦後のnoteにも書きましたが、

    https://hrsgmb.com/n/n6f5208204013

    あのパトリック退場劇の数分前に、浦和ゴール前での接触に関して、主審がパトリックにハッキリと注意を与えていたことが、あのレッドカードに影響していたはずです。

    主審にとっては、パトリックが鈴木優磨ともつれて手を振った瞬間に、さっきの注意を完全に無視した行為であり、主審の権威を汚すもので、パトリックにプレーの継続を許すわけにはいかない、VARチェックも不要だ、と我を失ったのではないでしょうか?
    ーーー個人的な勝手な妄想はここまでーーー

    まあ、パトリックは明らかに注意を受けたのですから、せめて前半のうちは落ち着いてプレーしてほしかったところですが、鈴木に足を掴まれていたのですから被害者だ(事実、鈴木のファウルとしてパトリック退場後にガンバボールで再開した)と思ったのでしょう。

    その前の接触と合わせ技でのイエローカード、ということでしたら文句は言えど私自身も仕方ないか、と納得は出来ます。しかし問答無用の一発退場となり、鈴木に警告すら出ないのであれば、今後のJリーグでは相手ともつれて倒れたら、相手の足を掴んで止めた方が得をする、という見解を公式に出したことになりかねません。

    こんな風にサポーターがギャーギャーとネット上で騒いだところで何も変わらないことは承知しています。取り消しも軽減ももうあり得ません。覆水盆に返らずとも言いますが、むしろ綸言汗の如しというべきものでしょう。

    富士フイルムスーパーカップに続いての今回の件を考えると、薄い威信は短期的に保てたが、長期的には悪影響しかないのではないでしょうかね。

    ちなみに、今年のJリーグは世界59ヶ国でも放映されることが決まっています。

    https://www.jleague.jp/release/%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%92%EF%BC%92%E6%98%8E%E6%B2%BB%E5%AE%89%E7%94%B0%E7%94%9F%E5%91%BD%EF%BD%8A%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%80%80-%E6%B5%B7%E5%A4%96%E6%94%BE%E6%98%A0%E5%AE%9A%E3%81%8A%E3%82%88/

    この試合が放送されていたかどうかはともかく、色々と心配になります。偉い人が心配しているかどうかは知りませんが。

  • 年間パスのリセールチケット売買をやってみた

    ガンバ大阪ではシーズンチケットのリセールサービスが2020年から始まる「予定」でしたが、コロナ禍によってリセールどころではなくなり、翌年も同様で、ようやく今年からまともにリセールサービスを使用出来るようになりました。

    先日の土曜日の開幕戦は自分で見に行きましたが、今度の水曜祝日のルヴァンカップ初戦となるセレッソ大阪との大阪ダービーマッチは現地観戦できないため、リセールサービスを使ってみました。

    Jリーグチケットのページでログインして、
    「チケット一覧」から、売りたい試合の右側にある「+」ボタンを押して、リセール出来る試合はそこから「リセール出品」を選択出来ます。ちなみに、見知らぬ人への販売だけではなく、「譲渡/分配」も可能です。

    おそらく、どこのクラブのリセールサービスでも上限・下限価格が決められているはずですが、今回のセレッソ大阪戦では残り数日ですし、バックスタンド下限価格の2,050円で出品してみました。

    するとあっさりすぐに売れてしまい、さすがに大阪ダービーなのだからもうちょっと高い値段でも売れたのでしょうね。

    スクリーンショット 2022-02-20 10.21.11

    ちなみに売買が成立するとメールで
    「リセールチケット売買成立のお知らせ」
    がJリーグチケットから届きます。

    ■出品チケット情報
    2022/カテゴリー2大人 ×1枚
    ———-
    ■料金明細
    リセール出品金額:2,050円
    リセール申込手数料:205円
    送金事務手数料:330円
    送金予定金額:1,515円

    さすがに大阪ダービー以外ではこんなすんなり売れないでしょうけれど、シーズンパスで比較的良いポジションのシートを持っていて、全試合は自分で見ることが出来ない人にとっては良いサービスですよね。

    ガンバが始める予定だった2020年よりも前に、リセールサービスをしていたクラブはいくつかありましたし、今では結構増えているはずです。年間パスを買うかどうか迷うサポーターにして見れば、買う後押しの一つにもなるでしょう。

    転売屋については数年前から社会問題化していますが、現在のJリーグのリーグ戦はそれほどプラチナチケット化するゲームはありません。それでも、一部の試合は過熱して吊り上げられる可能性があります。転売問題は自由競争・自由資本主義の観点から見れば不当な規制とも言えますし、転売屋側の理屈としては転売によって機会を広げてるということにもなります。

    ただ、こういう公式のリセールサービスが存在すれば、高額転売規制をかける一つの理由にもなります。

    そう言えば、昔の万博記念競技場の頃は、モノレール公園東口駅からスタジアムまでのスロープ付近にダフ屋のオッサンが何人もいました。通常のリーグのリーグ戦でダフ屋行為をして儲かるのか?と疑問でしたが、どうなんでしょう。ごくたまに売り買いしている人は見かけましたし、一応は儲かるのでしょうけれど。

    当日券を買いに来た人に対して、前売り券を安く買って売っていたのでしょうが、前売り券というよりも、スポンサー企業や自治体などを経由してばらまいていた無料・格安チケットを買っていたのでしょうかね。それなら差額が広がります。

    ただ、さすがに今のパナソニックスタジアム吹田では見かけません。もしかしたらどこかにいるかも知れませんが、座席数が増えましたし、チケットのウェブ購入も一般化したので、昭和から続くダフ屋スタイルはもう成り立たないのでしょうね。

  • 広告は狼少年か

    テレビCMだろうとウェブ広告だろうと、目にした広告物全てが嘘偽り無く真実を伝えていると思ってしまう人は、探すのが困難なくらい絶対的に稀だと思います。

    100%ではないにせよ、ある程度は正しくて、ある程度は嘘や誇張混じり程度かなというくらいに信用している人が大半でしょうか。100%全部嘘とまで断言できる人もまた稀でしょう。

    とは言っても、実際に見た広告のうちどれがまともでどれが嘘まみれかを判断するには、その人個人の知識や感情に大きく左右されてしまいます。誇大広告で被害が出るような事件を見れば、広告なんて嘘ばっかりという印象になりますし、感動するようなCM、話題になるような広告を見ると称賛やバズフィードが集まります。

    昔、小さいながらも会社経営していた父が
    「テレビCMを出している会社なんてロクなもんじゃない」
    みたいなことを言っていたことをかすかに覚えています。子どもの時はキャッチーで楽しいCMに対しては好意しかなかったので、そういう父の発言を理解出来ませんでした。

    しかし、いざ大人になってみると、全てではないにせよ、ロクでもない企業のロクでもない広告は確かに分かります。

    狼少年ではないですが、広告自体の信頼性を失わせるのは広告自身でしょう。大半の人が100%信じていないにしろ、明らかに問題がある広告ばかりになれば、誰も信用しなくなります。

    特に今はネット広告華やかなりし時代です。そしてその弊害も当然あって、個人の嗜好や履歴を過剰に追跡して、ターゲティングされた広告ばかり目にするようになると、うんざりして嫌になるか、のめり込んで何も考えなくなるかどちらかでしょう。

    20世紀から大きく肥大化した広告業界は、ともすれば世間や政府から頻繁に叩かれる存在になりましたが、21世紀に入るとネットCMとそれに関わるIT企業は毎日のように政府やメディアから糾弾されています。

    GAFAMと呼ばれる、Google、Apple、Facebook(Meta)、Amazon、Microsoftの5社は広告収入と広告出稿での金額も半端ない多国籍(無国籍)企業となりましたが、その分どこの国でも消費者との向き合い方に非難を浴びています。

    この5大企業のうち、創業者がまだ業務運営に関わっているのはAmazonのベゾス氏とFacebookのザッカーバーグ氏だけ、ベゾス氏も退任を発表しましたので残るはザッカーバーグ氏のみとなります。

    そして、CMや個人情報関係で一番批判されているのはそのFacebookですが、創業者がまだ若く、広告や個人情報に対する考え方が旧世代とは異なるのが一番大きな原因なのかも知れません。物心ついたときにはパソコンが普及していて、すぐにインターネット時代が始まった彼にとっては、個人情報は守るものというよりも利用するものと思えているのかも知れません。

    逆にAppleはGAFAMの中では個人情報保護に熱心な立場です。新しく発表されたiOS15ではプライベートリレー機能が搭載され、IPアドレスや閲覧先のサイトについて暗号化されて秘匿できるようになりました。その代わりにキャリアや回線事業者独自の割引サービスなどでウェブ通信の中身の把握が出来なくなってしまい、プライベートリレー機能をオフにすることを推奨してしまう形になったのは皮肉ですね。

    日本国憲法第21条に規定されている「通信の秘密」は元々は電話の盗聴や手紙(私信)の検閲を防ぐためのものでした。今では電波法や電気通信事業法で具体的に守られる権利ですが、IT技術の格段の進歩が法律を置き去りにしています。

    今回のプライベートリレー機能によって消費者が安い携帯料金を享受出来なくなる問題は、通信の秘密と消費者の権利保護の観点から見ると、消費者側に通信の秘密を諦めさせるのは結構重大な問題になりそうな気がします。

    なんにせよ、広告は嫌われる立場になりました。だからと言って、広告が全く無い世界がフェアな世界かというと、それはそれで微妙です。もし広告が存在しなければ、自分が利用したらものすごく便利な物やサービスを、ほとんど全ての人が知ることが出来なくなります。誰もが見かける物・知っている企業しか売れなくなるとなると、どう考えても中小企業が新興企業にとっては不利でしょう。

    だからこそ広告業界には、出来るだけ
    「邪悪になるな」
    というGoogle創業者のお題目が必要なのだと思いますが、いかにして狼少年を消費者に信じさせるかということに熱心な感じがするのは、私だけでしょうかね。

  • 2022年2月19日J1リーグ開幕戦ガンバ大阪対鹿島アントラーズ試合観戦の感想

    ついに2022年シーズンの開幕です。ガンバ大阪のシーズンパスは、次年度以降には継続されない、今年限りの席選びが出来ましたが、色々考えた結果、これまで自分が保持している全く同じ座席を選びました。悩むのも面倒だったし、席種を変える気にもならなかったです。

    さてガンバ大阪の開幕戦の対戦相手の鹿島アントラーズは、監督の来日が鹿島は2月は岩政コーチが監督代行です。先週のプレシーズンマッチで水戸ホーリーホックに衝撃の敗戦を喫しましたが、監督の到着が遅れているので戦術が浸透していないのか、コンディションが上がっていないのか。

    とはいえ、そもそもコロナのクラスター発生で京都とのプレシーズンマッチがなくなってしまった、ガンバよりチーム状態はマシかも知れません。

    小雨が降る中、昨シーズン最終戦以来のパナソニックスタジアム吹田に着きました。

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    試合前にはかつてガンバで活躍していた、寺田紳一・平井将生の引退セレモニーが試合前にありました。こういうかつてのガンバの選手がスタジアムに来て話してくれるのは良いですね。ガンバ大阪の歴史は全ての選手によって築かれてきました。有名選手・人気選手・レジェンド選手というだけではなく、かつてガンバでプレーしていた選手がまたスタジアムでファンと触れ合えることが、またガンバの歴史を作っていくことになるはずです。

    試合前にスタメン・控えの一覧を見て驚きました。聞きたいことが多すぎて面倒ですが、まずは東口の不在はコロナか怪我か、後はセンターバックを本職とするのが昌子しかおらず、柳澤・昌子・高尾の3バックというとんでもない奇策で挑んできました。

    確かに片野坂監督はメディアに猫だましとか言っていましたが、試合前に奇策に言及して本当に奇策を実行するとは驚きです。

    前半3分、いきなりその3バックの裏を取られてシュートまで持っていかれますが、石川が好セーブでCKに逃げました。

    その後も鹿島の高い位置からの守備に苦しみます。鹿島の前線の守備を抜け出したら、後はそれなりにボールを保持して攻め込めますが、全体的には鹿島ペースです。

    左サイドで持った宇佐美が中に切れ込んで得意の右足で巻くシュートを打つもあまり曲がらずに枠を外れました。

    その直後、またディフェンスラインの裏をパス一本で取られて、上田がためらわずに右足を振り抜いてゴール。最初の被決定機と同じく、守備の不安定さを突かれました。

    しかし今度はガンバ。宇佐美のコーナーキックを鹿島がクリアするも、拾った小野瀬がこちらも右足を一閃、ビューティフルゴールで同点に追いつきます。

    さあこれから、と思っていたところで、自陣深くの無理なパス回しが相手に引っ掛かってあっさり鈴木優磨に決められて再びビハインドを背負うことになりました。これも、早い時間帯からずっと鹿島の前線のチェックが気掛かりだったのですが、懸念が本物になってしまいました。

    ともかく、まだ時間はあるので落ち着いて反撃を、というところで、パトリックが鈴木ともつれて倒れたときの動きで一発レッドを食らいました。

    バックスタンドから見ていましたが、レッドと言うことは相当なことをしたはずで、パトリックが足で踏んだのかと思いましたが、鈴木がピンピンしてるのでひどい接触ではないのだろうとは思っていたのですが、後でリプレイを見ると左手が鈴木のお腹に接触した程度ですよね。大げさに倒れるのは鈴木のマリーシアではありますが、あれが退場になるのは主審にもVARにも不信が募ります。

    ただし、これには伏線がありました。その数分前に宇佐美が切れ込んで折り返したシーンでパトリックが鹿島の選手とPA内で接触して、その時はVARの結果お咎め無しでしたが、主審がパトリックを呼んでハッキリと注意をしていました。それの後だったので、繰り返しのラフプレーとして目に余るとされたのかも知れません。

    開幕戦からとんでもないことになりましたが、ともかくハーフタイムまではしのいでそこで形を変えることになります。柳澤が右SBに、黒川が左SBに入って4バックとなり、4−4−1に変わりました。

    まずは後半からはまずはパトリックの代わりにレアンドロペレイラの1トップかな、と思っていたらいきなり山見が入ってきました。そしてボールを持つと仕掛けてワクワクさせてくれます。さらにレアンドロペレイラも投入され、攻勢を仕掛けますが得点は出来ず。

    そうこうするうちに鹿島にパスで一気に中央突破されて上田に今日2点目を決められて1−3。

    その後、ガンバは三浦・奥野、最後に福田も入れて攻めるも得点は奪えずそのままタイムアップ。無念の敗戦となりました。

    パトリックの退場が無ければもっとマシな展開にはなったでしょうけれど、そもそも退場した時点でも1−2で負けていました。とはいえ、後半のサッカーにはそれなりに可能性を感じました。山見・奥野・福田については次はスタメンで見たいです。というか、試合終了時のメンバーでも良いんじゃないでしょうか? 全体のバランスはスタメンよりも良かったと思います。

    この3バックは昌子の負担が大きすぎるし、中盤のパス回しではチュセジョンが狙われてしまいます。次の試合は水曜日のルヴァンカップ大阪ダービーですが、今度は奇策は止めてほしいなあ。

    プレーそのもので言えば、3失点したもののキーパーの石川のプレーは及第点でしょう。いくつ枠内シュートを弾き出したか。3失点でもキーパーが褒められると言うことは、それだけ全体の守備が悪かったわけですが。

    試合後、恒例の選手の場内一周ではどこのスタンドでも拍手が起きました。ゴール裏の迎え方は勝ち試合のようでした。それが今日の試合に関するファンの感情を象徴しています。

    名称未設定

    この試合の敗者はジャッジでしょう。

    富士フイルムスーパーカップでの誤審から始まった今シーズンは誤審の嵐になるのかも……。

  • 金儲けとそれ以外の目的は両立しない

    投資というのは、当然ながらお金を儲けるために存在します。もちろんそれ以外の用途や理由もあるでしょうけれど、投資した資金が減ってもいい、無くなっても構わないという人や組織はまず存在しないでしょう。

    投資はお金を増やすため、という前提は当然ですが、問題はそれ以外の目的を大仰に掲げると、利殖には制限がかかります。

    例えば、株式市場で全ての上場企業から銘柄を選んで株を買うのと、環境保護に熱心だとある一定の基準を設けてクリアしている企業の中から選ぶのとでは、値上がりする企業の数は変わります。当たり前ですが前者の方が後者より絶対数は多くなります。もちろん、このご時世ですので環境破壊を気にも留めない企業が大きな被害を出したりバッシングを食らったりして値下がりする可能性もありますが、株価の上下そのものの理由にはなりづらいでしょう。

    そもそも企業活動自体、環境保護を掲げればその分企業利益は減ります。よって配当も株価も下がりかねないのですが、そういう企業を狙って投資するファンドというのは、何も考えずに利益だけを考えるファンドよりも制約が多くなってしまいます。

    環境保護だけではなく様々な公益のための活動をしているか否か、ということは本質的には資本主義社会における利益追求とは無関係です。だからこそ、社会貢献を掲げる企業やファンドに価値があるのですが、それを目的にしてしまうと無理が出てきます。

    そもそも企業もファンドも利益だけを追求していても儲かるとは限りません。社会全体が経済成長しているような国であれば、たいてい株価も売上も上がりますが、成熟した市場ではそうはいきません。

    お金が有り余っていて社会貢献する企業やファンドを応援したい、という人なら多少の損失が出ても納得出来るのかも知れませんが、だったら制限無しに投資して得た利益を直接社会貢献に回した方が、スッキリするんじゃないでしょうかね。

    これは社会貢献だけではなくて、企業やファンドが自分の利益以外のことを目的にするとロクなことにはなりません。利益を追求するだけでもいざとなれば破綻するような失敗もあります。例えば、中国恒大集団のように。

    そう言えば、中国の民間企業はともかく国営企業はオーナーである地方政府(のごく一部の幹部)のために存在します。多額の利益を出す国有企業もあれば、儲かるそばから搾取されて企業に還元できずに結果大赤字となって負債まみれでデフォルト寸前のゾンビ国有企業もあります。一部の権力者たちの利益のためという目的が掲げられると、利潤追求の組織ではなく幹部の不正蓄財の組織になってしまいます。

    そこまで極端な例ではなくとも、企業やファンドが上げた利益をそのまま再投資しないと、将来的には価値が上がりません。

    誰でも買える投資信託を例に挙げれば、毎月分配型のファンドは表面的には毎月儲かった感がありますが、実際には配当時に税金が差し引かれるため、絶対的にその分はファンドの価値が下がります。

    企業の株価でも似たような物で、毎年配当を株主に支払う企業は、株主に還元される価値としては税金分は確実に少なくなります。それを嫌って配当を出さずにひたすら内部留保と企業活動への投資に回して、時々自社株買いをして株価を上げることで株主に還元してきたのがApple、Google、Amazon、FacebookなどのIT企業でした。配当を出すくらいなら再投資した方が成長が急激なので結果的に株主も儲かるでしょ、という理屈なのですが、今はAppleも配当を支払っています。

    配当の有る無しは企業やファンドの独自性や理念と一体なので、どちらかが正しいというわけでもないのでしょうけれど、少なくとも税金で差し引かれる分は、配当を払う側ももらう側も損をしているのは間違いありません。もちろん、お金が有り余っていて税金を支払いたい、という人ならそれでいいのでしょうけれど、それよりも杯当時に税金を支払うよりも配当無しで儲けたお金を国や自治体に寄付した方がトータルの金額はおおくなるんじゃないですかね。面倒ですけど。

    結局、利潤追求の組織に対して利潤追求以外の目的を担わせるのは結果的には損をしかねません。それを覚悟の上であれば良いのですが。

  • 覇権争いの果てに全てが分散処理の土台になるIT業界?

    Windows11でAndroidアプリが使える! というニュースが昨年話題になりましたが、現時点ではまだ利用可能になっていません。昨日からアメリカ版では使えるようになったとらしいので、日本語版でもそのうち使えるようになるでしょう。とはいえ正確には、AmazonアプリストアにあるAndroidアプリを使えるようになるので、全てのAndroidアプリ、特にGoogle Playに登録されているものが使えるわけではありません。

    それでも、メジャーどころのアプリは結構揃っていますので、利用可能になったらそれなりに楽しめるのではないでしょうか。Windows版のKindleアプリがかつてはWindowsタブレット上では非常に使いづらかったので、それが改善されるなら恩恵を受ける人も多いでしょう。Perfect Viewerのようなアプリもあるので、自炊電子書籍も含めて、Windowsタブレットを電子書籍端末として使いやすくなるのではないでしょうか。値段的にFireタブレットやiPadとは戦いにならないのですけれど。

    Windows11で使えるAndroidアプリは、Amazonアプリストアにあるものと制限されていますが、どこかからゴニョゴニョしてAPKファイルだけ持ってきたら動きそうな気もします。でも、すでにそもそもAPKがGoogle Playでは無くなっているのですよね。

    https://news.mynavi.jp/techplus/article/20210701-1913197/

    AppleSiliconを搭載したMacでiOSアプリ(の一部)が使えると話題になってから一年以上経ちましたが、私自身は今でも使うのはtorne mobileでテレビを見るくらいですね。最初は色々インストールしてみて遊びましたが、そうそうスマホアプリをパソコンで使うことはないですね。人それぞれでしょうけれど。

    図らずもAppleもMicrosoftも、パソコン用OSでのスマホアプリ使用に動いたわけですが、そこに価値があると見なしているのでしょう。パソコン・スマホのOSの連携・統合ということでは、明らかにAppleに利があります。iOSとmacOSは既にシームレスな連携が出来ています。さらにはユニバーサルコントロール機能によって、MacとiPadでマウス・キーボードを共有出来ます。

    Windows・AndroidもmacOS・iOS連携と似たようなことは、各種ソフトウェアを駆使すれば出来ますが、OSレベルで出来るAppleとはかなり差があります。

    Windows・Android連合は連合と言えるほど固く結束できているわけではありません。結束しているならGoogle PlayもWindowsで使わせるでしょう。だからと言ってAppleの天下かといったらそうもいきません。デバイスの値段が高いのでシェアの上積みは出来ても少しだけでしょう。

    かつて、90年代から2000年代前半はMicrosoftとIntelによるWintel連合が業界を席巻しましたが、その後はApple・Googleによるスマートフォンと、Facebook・Twitter・Instagram・TikTokなどによるSNSの時代となりました。

    では、2020年代はどこが覇権を取るかということになりますが、Windows、Android、macOS、iOSといったOSやデバイスによる制限を無視できるのがウェブサービス、クラウドです。ネット常時接続のみならず、5G時代には高速接続が当たり前になってきます。

    Web3の分散処理・ブロックチェーン時代においては、多くの処理がモバイルデバイスでもなされるようになるでしょう。デバイスもOSも各種プラットフォームも分散処理の土台として利用されるだけで、IT業界の主導権がブロックチェーン業界に移るでしょうか?

  • 古代エジプトに関する二つの特別展を見てきました

    神戸市立博物館で開催中の「「大英博物館ミイラ展 古代エジプト6つの物語」と、

    https://daiei-miira.exhibit.jp/

    兵庫県立美術館で開催中の「ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展」を見てきました。

    https://egypt-leiden-kobe.com/

    なぜ似たような特別展が同じ神戸で開催されることになったのかは分かりませんが、せっかくなので同じ日にハシゴ鑑賞出来るようにスケジュールを組みました。コロナ禍により一般的になってしまった、入場時間を指定してチケットをウェブ購入する仕組みはどちらもありました。美術館の方は紙のチケットを出力する必要がありましたが。

    まずは朝10時に神戸市立博物館へ。

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    ここに来るのはもしかしたら10年振りくらいかも知れません。こちらはミイラ6点を重点的に展示していました。上記リンク先にも書いてありますが、最新のCTスキャンにより解体することなくミイラの内部を画像解析し、CGの動画で分かりやすく解説していました。

    ミイラになった人がどんな病気を持っていたかということまで分かるのは単純に凄いですね。

    それ以外にも装飾品、埋蔵品など多数紹介されていましたが、スカラベ(フンコロガシ)に鳥みたいな羽が付いている護符が印象に残ったというか、フンコロガシがデカい翼で飛んできたら絶叫しそうな気がします。

    鑑賞を終えて昼食を三ノ宮駅で摂って、今度は阪神電車で2駅先の兵庫県立美術館に向かいます。

    駅近くからは二つの大きな歩道橋を渡って美術館に到着するので信号待ちがほとんどないのは良いのですが、今日は歩道橋から直接美術館の2階に入れる通路が塞がれていました。結局1階の本来の正面玄関から入場。

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    こちらの方も多数の展示物がありました。ライデン美術館がどのようにエジプト調査に関わってきたのか、という観点からの展示でもあり、古代エジプト文明を全般的に紹介する感じの見せ方をしていました。最後の方にミイラもスキャン映像を一緒にいくつも展示されていましたが、どちらかというと展示のストーリー的には市立博物館の方が内容が絞られていただけ分かりやすかったように思います。

    鑑賞後はいつものように、美術館の逆側から出て、海を見ながら一休み。

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    館内やその近くからの外の眺めが良いのは断然、兵庫県立美術館の方ですね。

  • 新しいMac mini 2022が欲しい

    AppleSiliconを搭載したM1 Mac mini 2020を購入して1年以上が過ぎました。使っている中で不満はスリープ周りの不具合程度で、ハードウェアそのものの性能自体にはほぼ不満はありません。

    あえて言うなら、メモリ8GBモデルの一番安いやつを買ってしまったため、多くのソフトウェアを開いているとメモリプレッシャーが強くて、たまにマウスの挙動がおかしくなる(多分ロジクールのG Hubというマウス設定ソフト絡み)くらいです。メモリ16GBモデルを購入していれば、おそらく今でも全く不満を持たずに使い続けているでしょう。

    さて、この3月にAppleから、iPhoneやAirPodsの新製品と共にMac miniが出ると噂されています。

    昨年のMacBook Proで搭載された、M1MaxやM1Proチップが搭載されるそうですので、最大搭載メモリも増えるはずです。処理能力やメモリの強化に加えて、USB(Thunderbolt)ポートの増加、接続ディスプレイ数の増加という恩恵ももたらされます。

    とはいえ、一番大きな変化はデザインでしょう。Mac miniの歴史をひもとくと、CPUがPowerPCだった2005年から始まります。その頃は今よりもフットプリントが小さくて高さがあるデザインでした。

    2006年のIntelプロセッサ搭載モデルから2009年までは同じデザインで、2010年にアルミ一体型の現行デザインと同じサイズになり、さらに2011年には光学ドライブスロットが廃止されて今と同じ前面となりました。

    後部の各種ポート類はその後もアップデートされ続けましたが、2020年に出たM1 Mac miniと見た目が変わらず、10年同じデザインというのは進化の激しいパソコン業界では凄いことです。iMacやMacBookでも多少の変更はあれどほぼ同じデザインを踏襲していますので、デザインを担ったジョニー=アイブの仕事がいかに優れていたかという証左でもあります。

    新製品であっても大きくはデザインは変えない、というメリットは、ブランディングとして大きいでしょう。このデザインはMac、という消費者の認知につながりますし、設計や製造でのデザインによる性能・機能の制約も減ります。M1チップ搭載時のMac miniやMacBook Airのように、熱設計に大幅に余裕が出るメリットは、消費者側にも分かりやすいものでした。

    しかし今回のMac miniで新しいデザインになるのはほぼ確実なようで、ここから10年続くデザインになるでしょうか。

    さて、冒頭の話に戻りますが、今のM1 Mac miniには不満は無いんですよね。無いんですけれど新しいMac miniも欲しいのですよね。

    M1 ProのMac miniを選ぶか、今年後半に出ると噂のM2チップ搭載のMac miniにするかはさらに悩みどころです。

    ただ、Montereyになってから、メモリのスワップ使用領域が減った気がするんですので、そもそもM1 ProにしろM2にしろ新しいMac miniはまだ買わなくてもいいかも……。