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  • RakutenTVの買切コンテンツ終了と、AmazonKindleのダウンロード開始

    先日楽天が運営するRakutenTVで購入したコンテンツが視聴不可になるという発表されました。

    https://tv.faq.rakuten.net/s/detail/000008691

    ネット界隈、IT界隈では大きな話題になったのですが、特に一般メディアでは取り上げられていないようです。まあ、マイナーな動画サービスでのトラブルなんて別に取り上げませんよね。

    当事者というか被害者と言うか、実際にRakutenTVでコンテンツを買ったことがある人にとっては他人事ではないのでしょう。

    楽天は以前にも電子書籍でサービス終了、別サービス開始をやったことがあります。

    https://www.itmedia.co.jp/ebook/articles/1209/26/news069.html

    Koboを買収できたので、Rabooを廃止してKoboに集中した格好ですね。

    このRabooはサービス開始が2011年8月10日で、終了が2013年3月31日という高速撤退でした。期間が短かったので案外、購入していた被害者は少なくなかったかも知れません。しかし、今回のRakutenTVは前身のShowTime時代から数えると四半世紀近く続いているサービスであり、買い切りコンテンツがいつから始まったか知りませんけれど、Rabooのときよりも結構ヤバそうです。

    その一方、日本市場における楽天のライバルであるAmazonは、こんなリリースを出しました。

    https://www.kdpcommunity.com/s/article/New-eBook-Download-Options-for-Readers-Coming-in-2026?language=ja

    動画ではなくて電子書籍の話ですが、DRMフリーとしてダウンロード可能という話です。既存の電子書籍に関しては、販売者側で設定変更しない限りは、これまで通りDRMがかかった状態ですので、全てがダウンロードし放題になるわけではないですけれど、戦略的にあえてDRMフリーにする著者や出版社は出てくるでしょうね。

    90年代(なんならそれ以前のハチハチ、キューハチ)を知るオッサンとしては、こういったコンテンツとITの関係性には色々思うところがあります。

    音楽とIT関係では、90年代後半は所有するCDをリッピングしてMP3にして聞くのが主流でしたが、徐々にダウンロード販売が普及していきました。その中でも、当初はDRMが当たり前でした。90年代末のナップスター問題もありましたので、著作権管理は音楽関係各社は敏感と言うか腐心していた感はあります。

    そんな折に、AppleのiTunesなどがDRMを付けず、自由にユーザーがダウンロードもコピーも、なんなら編集だって出来るファイル形式で提供し始め、ユーザーにも業界にも衝撃を与えました。

    結局その後、ダウンロードから無料もしくは有料のストリーミング形態に移行して今に至るわけですが、電子書籍の歴史も同じ線路を辿ることになるのでしょうか? すでに動画はほぼ同じ路線を進んでいます。

    その代わり、音楽ではフェス・ライブが、動画では映画館での上映が、ストリーミングでは味わえない貴重な体験として、新たな価値を提供しています。電子書籍にとってのリアルな体験は紙の本そのものですね。

    ただ、デジタルコンテンツのメリットは、提供・購入・利用にかかる時間と距離がゼロになることであり、地球の裏側で公開されたコンテンツは、同時に日本でも楽しむことが出来ます。言語の壁も今後は自動翻訳の進化により、動画でもリアルタイムでほぼ完璧な翻訳が付くようになるでしょう。音楽では洋楽そのものとして楽しんでいますしね。

    電子書籍での翻訳はもっと大変かも知れませんが、将来的にはリフローと同時に翻訳された文章もリアルタイムで表示される時代になるかも知れません。そうなってこそ、電子書籍により世界中で販売した上で、リアル体験のための紙の本の再評価が行われるはずです。

  • 安売りされる大阪ダービー、配慮のための大阪ダービー?

    2026年に行われる、Jリーグの特別大会、「明治安田J1 百年構想リーグ」の日程が発表されました。

    https://www.jleague.jp/news/article/32817/

    まだ日付が確定していないところもありますが、ACLEとACL2に出場している神戸、広島、町田、ガンバの4クラブ絡みかなと思いましたが、それ以外にも代表戦の日程も影響しているのかも知れません。

    しかし、前述の通りACLE、ACL2にはJリーグから合計4クラブ出場していますが、町田を除く3クラブはWEST所属になんですよね。

    我らがガンバ大阪は、開幕節でまたもや大阪ダービーです。もうこれで開幕ダービーマッチは何回目か分かりません。あまりにも安売りし過ぎなんじゃないかと言いたくもなります。

    ただ、ACL2の日程を考えると、ガンバ的には悪くはないスケジュールです。

    2月7日or8日 J1リーグ(アウェイ)セレッソ戦
    2月11日or12日 ACL2 ラウンド16第1戦
    2月14日or15日 J1リーグ(ホーム)名古屋戦
    2月18日or19日 ACL2 ラウンド16第2戦
    2月21日〜23日 J1リーグ(アウェイ)岡山戦

    という予定になっていて、比較的移動距離が短くて済みそうです。さらにACL2で勝ち上がれば準々決勝、準決勝、決勝と進んでいくことになりますが、その前後の試合も基本的にはホームゲームと近いアウェイです。

    おそらく、ACLEに出る3クラブもこのような配慮はあるはずで、今年は東西に10クラブずつで分けた地域リーグラウンドによる試合のため、アウェイでも近くになりがちにはなるのですが、それでもホームやすぐ近くのアウェイの方がありがたいのは当然です。

    だからといって、開幕から大阪ダービーである必要はないとは思うのですが・・・。

      

  • 冬でもモバイルバッテリーの注意喚起をしましょう

    暑い時期、寒い時期関係なしに、モバイルバッテリーなどのリチウムイオンバッテリーによる火災・爆発事故は起こっています。

    私の過去note、この1年でビュー数上位は、
    1位:ナトリウムイオンバッテリーを購入してみた

    https://hrsgmb.com/n/ne05c4b8edb4a

    2位:Pixel7aのバッテリーが膨張してきて交換してもらった

    https://hrsgmb.com/n/n73bc8e22fd65

    です。2位のPixelの話は2024年9月に書いた話ですからね。それだけ検索などでバッテリーの膨張や事故を気にして見つけた人が多かったのでしょう。

    ということで、柳の下の数匹目のドジョウを狙ってまたバッテリーのお話を。

    ただ、新たに書くことが無いので、適当にリンクを貼ってお茶を濁します。

    現在、リコール対象になっているモバイルバッテリー一覧がケータイWatchにまとめられていました。

    https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/2070939.html

    私はモバイルバッテリーをナトリウムイオンのやつと、乾電池式のものに入れ替えたので対象製品を持っていませんが、持っている人はすぐに回収手続きすることをオススメします。

    ちなみに、私の愛用するエレコムのナトリウムイオンバッテリーがこういう賞も獲っていました(ニュースリリースのリンクがnoteでは貼れなかったのでアスキーのページです)。

    https://ascii.jp/elem/000/004/359/4359153/

    もっと褒められても良いんじゃないかと思いますが、重くてゴツいんですよね………。女性がカバンに入れて持ち歩くのはちょっと厳しいそうですし。半分の充電容量にしてもっと軽くて小型にした方が売れたかも知れません。

    あと、東京消防庁のXやYouTubeで、モバイルバッテリが出荷した場合の対処法が紹介されています。

    https://x.com/Tokyo_Fire_D/status/1996414162831016357

    https://www.youtube.com/watch?v=SrgzyztsQPs

    個人的にはリチウムイオンバッテリーが燃えると素人には対処のしようがない、水をかけちゃだめ!と思っていましたが、火や煙が収まってきたら大量の水でも良いのですね。飽和攻撃みたいなもんでしょうか。

    あと、リチウムイオンバッテリーが入っているITガジェットは、たいてい樹脂で覆われているので、燃えだしたら有毒ガスも出てくるでしょうから直接吸い込まないようにすることも重要ですね。

    最近流行りだした準固体電池や、ナトリウムイオン電池といった危険性の低いバッテリーの普及は待ったなしだと思いますけれど、値段と軽さと製造しやすさから、まだまだリチウムイオンバッテリーの利用は続くでしょう。結局、最後は利用者の注意しかないのですよね。

  • 太平洋ベルトに集まるJ1クラブ、専スタが集まる西日本

    12月13日に行われた、J1昇格プレーオフ決勝でジェフユナイテッド千葉が徳島ヴォルティスを下し、来季のJ1昇格を決定しました。

    17年振りのJ1ということで話題になりましたが、同じく話題になったのが、2005年以来の21年振りに、合併で消滅した横浜フリューゲルスを除く、オリジナル10の9クラブがJ1に揃うことです。

    ちなみに、来季のJ1では20あるクラブのほぼ全てが、いわゆる太平洋ベルトの上に乗っています。水戸や鹿島、長崎もその延長線上ですし、経済圏としては首都圏・福岡圏ですしね。

    新潟が降格して、徳島が昇格出来なかったため太平洋ベルトに集中した格好です。かつてのJ1には新潟、山形、松本、徳島、大分もいた(同時ではないですが)のですから、その頃に比べると、資本の大きなクラブがJ1に集まりつつあると考えることも出来るでしょう。

    DAZNがもたらした巨額の放映権料からの分配金により、大きなスポンサーを抱えていないクラブでも予算確保の手段が増えたはずなのですが、継続的に強化し続けるというのは難しいものです。だいたいJリーグ内でのビッグクラブとも言うべき、浦和や名古屋、ガンバやマリノスでもしばしば残留争いに巻き込まれているのですから。

    さて、来年の前半に行われる、秋春制に移行するための特別大会では、J1は20クラブを東西10ずつに分割してリーグ戦を行います。ガンバの属する西地区は、清水エスパルス、名古屋グランパス、京都サンガF.C.、ガンバ大阪、セレッソ大阪、ヴィッセル神戸、ファジアーノ岡山、サンフレッチェ広島、アビスパ福岡、V・ファーレン長崎となり、岡山以外が専スタありという組み合わせになりました。岡山は専スタではないですが新幹線停車駅から徒歩で行けるという神立地ですし、アウェイ観戦も楽しめそうです。

    ちなみに、東地区には鹿島アントラーズ、水戸ホーリーホック、ジェフユナイテッド千葉、柏レイソル、浦和レッズ、FC東京、東京ヴェルディ、FC町田ゼルビア、川崎フロンターレ、横浜F・マリノスが入ることになりますが、この内で専スタありは鹿島・千葉・柏・浦和のわずか4クラブだけ。味スタはトラックが見えないだけでピッチとスタンドは離れていますし。

    太平洋ベルトは日本の中でも特に工業・ついで商業が発達している地域ですが、サッカー観戦環境としては東西で明暗が別れていますね。あえて言うと、特に首都圏では昭和後期に発展しきってしまったため、陸上競技場は作れたけど球技専用スタジアムを作る余地がなくなってしまったから、という理由はあると思います。

    新設された国立競技場が当初計画されていたような専スタ化が実施されていたら、東京の3クラブが準ホーム扱いで利用していたかも知れませんが、それはそれでなんか違う。専スタの良さはコンパクトさでもありますからね。

    個人的には、まだ行けていない広島と長崎の新しい専スタにはなんとしてもいきたいのですが、毎年広島戦のチケット争奪戦が厳しいのですよ。

  • 大ゴッホ展に行ってきた

    神戸市立博物館で開催中の「大ゴッホ展」に行ってきました。

    https://www.kobecitymuseum.jp/exhibition/detail?exhibition=383

    9月から開催されているこの展覧会は合計113日間という結構長い開催期間となっていまして、最初のうちから行こう行こうと思いつつ、12月になってしまいました。かなり人気のようで、今では土日の休みの日だと予約制になっていて、思い立ってふらっと観にいくこともできませんし、さらに来年になると平日でも予約制になってしまうようです。

    これは12月中に行かないと、と思い、先日のガンバ大阪の試合のあった平日(12月11日)に、有給休暇を取得して、昼から行ってきました。

    平日やったら大丈夫やろう、と根拠のない余裕を持ってチケットを前もって買うこともせず、直接いきなり博物館に行ってみましたが、入ってみるとチケット売り場には長い列が出来ていました。しかも捌くカウンターは二つだけです。ただ、それなりに列は流れていきますので、待っていても辟易するようなことはなく購入できました。クレジットカードのタッチ決済をお願いすると準備に時間がかかっていましたので、ああいう場面では日本が誇るFelica決済(SuicaやIDなど)の機動力が活きてきますね。個人的には、あべのハルカス美術館にあるような自動券売機の方がありがたいですけれど。

    さて、いざ中に入る前に、博物館内では暖房がガンガン効いているため、ダウンを脱いでリュックに入れて、リュックごとコインロッカーに放り込んでから、いざ三階へ。

    三階は序盤らしく、ゴッホが影響を受けたミレーら他作家の作品も結構ありました。

    次いで二階にも回って全部鑑賞しましたけれど、この特別展の目玉作品である、夜のカフェテラスには当然ながら人が群がります。最前列で写真撮影したい人は内部でも長い列に並ぶことになり、少し後ろから見たい人はどうぞどうぞ、という仕組みになっていたのは良かったですね。私はそこまで並びたくなかったので、少し後方から見させてもらいましたけれど。

    後半の後半の方は、怒濤の撮影許可作品の連続だったので、みんなスマホで撮影していましたけれど、そんなに見返します? 私自身は行った記憶と鑑賞の感傷があれば満足できるので、こういう場合でもあまり撮影しないのですが。

    最後出たところに今後の展覧会についても案内がありました。2027年にもゴッホ展があるそうです。

    https://grand-van-gogh.com/

    観てきた人間がいうのもあれですが、日本人はゴッホ好きですねえ。あとモネの睡蓮やフェルメールも大好きですけれど。

    神戸市立博物館は三宮の市街中心部にあって交通の便は至極ですが、そんなに規模は大きくないので、今回の展覧会もコンパクトな印象を受けました。神戸だと海のそばにある兵庫県立美術館の方が大きいので、あっちでやってくれたら混雑具合もマシだったかも。

  • 不動産価格の高騰が残クレ住宅を作り出す?

    ちょっと前のニュースでやっていたのですが、、私の住む大阪は世界一不動産価格が上がっている街らしいです。

    https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB275VL0X21C25A1000000/

    正確には、世界の主要都市でのマンション価格の上昇率が一番だったそうですので、上には上がいるとは思いますが、確かに地価、不動産価格が上がっていることは実感しています。

    私の住んでいる分譲マンションは戸数が少ないのもあってめったに売りに出ないですが、かなり価格が上がっているようです。郵便受けに入っているチラシにある「探している人の予算????万円」の価格がドンドン上がっていっています。なにせ、14年前に新築で購入した時の金額の1.5倍以上の数字が書かれてあります。あくまで「予算」としての釣り広告でしょうけれど、それでも年々価値が下がるはずの分譲マンションの価格が上がり続けるのはある意味、異常です。

    そういう異常な状態を憂えた政府が、こんなことを検討しているようです。

    https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA039BX0T01C25A2000000/

    いやいや、ちょっと待って。それはむしろ短期的には価格の上昇を招きますし、そのうち起こる住宅価格の高騰の反動、いわゆるバブル崩壊後に中古市場が暴落しかねません。なんで投機的な不動産売買の中に一般庶民を放り込むのだ。投機的な売買に冷水を浴びせるような政策を実行するべきなんじゃないですかね。

    それか、空き家に関する法改正をさらに推し進めて、UR経由ででもいいですから不動産の供給の方を増やしたほうが良いんじゃないでしょうか。

    残価設定型クレジットによる自動車ローンは、

    https://news.nifty.com/article/economy/business/12378-4759824/

    ここにあるように中古車市場の価格の押し下げます。また、走行距離の制限があったり、キレイに乗る必要があったりします。これを住宅で言えば、臭いが付くようなタバコや焼肉の禁止とか、壁に釘などを打ってはいけないとか、賃貸住宅みたいな禁止事項も出てくるんじゃないですかね。自宅だけれど自宅じゃないようなものです。

    今年後半にアメリカでバブル崩壊の予兆として騒がれたのが、自動車のサブプライムローンを扱っていた会社の破綻でした。リーマンショック時の不動産サブプライムローンほどの規模にはならないかも知れませんが、景気が悪くなったらこういうローンは破綻する運命です。

    残クレ住宅も景気が悪くなって金利のコントロールが効かなくなったら、路頭に迷う人が続出しそうな気がします。

  • みんなで大家さんに投資した人の中で、何割くらいグロソブ経験者がいるかな

    「みんなで大家さん」に関して、いよいよヤバくなってきた感が強まってきました。

    まあ、東京都や大阪府からの行政指導やらなんやらが入った時点でヤバさ全開でしたけれ。

    最初にアレの広告を目にしたのは数年前だったかなあ。ファンド自体は2007年に始まっていたそうですが、期間はともかく利率や宣伝文句を見て
    「ありえん」
    と思って記憶から自動的に削除していた可能性もあります。

    運営方針だの投資対象だの関係なしに、
    ・年6回分配
    ・想定利回りは6%~7%
    ・実質的に元本保証
    と大々的に掲げている時点で「ん?」ものと判断できるかどうかが、こういうのに引っかかっちゃう人と引っかからない人を分けます。

    こんなのに投資してお金が返ってこないと嘆くのも自己責任ですのでしょうがないと思うのですが、国交省やら自治体の責任を追求して税金から救済を求める声があるのは理解が追いつきません。欲の皮が突っ張った馬鹿が胡散臭い投資に引っかかって損をしただけなのに、なぜに税金から補填せねばならぬのか。許可なり認可なりについては、少なくとも上辺だけでも条件をクリアしていたら行政としては認めざるを得ないですし、丹念に実地調査してたらそれこそ実施まで数年かかってしまって民間経済を止めてしまうことになるので、今後も似たような投資は出てくるでしょうね。

    投資として振り込んだ金が巡り巡ってヤバいところに流れていそうではありますが、そーゆーのは数年後の週刊誌に任せるしかないでしょうし。

    とりあえず、今の時点ではもういつ誰が息の根を止めるかという状況な気もしますけれど、もしかしたらすでに所有している不動産が超絶爆上げして地価が100倍くらいになったら配当も返金も出来るかも知れません。そんな状況だとインフレも100倍くらいになっていて結局端金にしかならないでしょうけれど。

    ともかく、なんでこういうのに投資しちゃうかなと思っていたのですが、先に上げた
    ・年6回分配
    ・想定利回りは6.0%~7.0%
    を見ると、かつて一世を風靡した「グロソブ」いわゆる世界各国のソブリン債に投資をするファンドの利用者を魅了してやまない金融商品のような気もします。あれも毎月分配型という特徴が、主に年金生活者のハートに突き刺さる商品でしたし。

    悪い意味でも似てそうなのが、飢えたタコが自らの食うように元本を食いつぶしてでも配当していたところですね。みんなで大家さんも、投資案件がスタートしてすぐ、まだ土地整備も建設も運用も始まっていないタイミングから配当していたので、おそらくそうだったでしょう。

    そもそも投資商品として最もアレなのが、毎月だろうと隔月だろうと、頻繁に分配することで利益に対する税金がかかり、再投資効果がなくなってしまうことです。儲けた分を分配せずにさらに投資に回せば、配当課税がない分、投資効率が高まるのにそれをしないわけですから、少なくとも税金の分はかならず損をする商品なんですよね。

    CMを見ていたときには気にしていませんでしたが、みんなで大家さんって雑所得扱いになるので、他での所得状況によっては累進課税でもっと税金取られる可能性もあります。グロソブなら普通の投資信託なので、配当課税として一定の税額に収まるのですが。

    そういったマイナス面を取り上げると、信じている人からは、
    「税金を取る政府が悪い」
    「政治家は賄賂や裏金で美味しい思いをしているくせに」
    「日本の投資家は優遇措置がなく、海外では・・・」
    といった意見が返ってきます。知らんがな。

    だいたい、美味しすぎる投資案件なんて嘘に決まっているでしょうに、上級国民はそういう投資をして裏でボロ儲けしているという妄想に取り憑かれて、自分もその仲間入りしたいと切望するような人だからこそなんでしょうかね。

    確かに、かつての某未公開株事件のように、ガチの上級国民はガチで裏の坊主丸儲けな投資案件を紹介されていることもあるでしょうけれど、それはそのガチの上級国民側が相手にその設けに匹敵するような、人脈とか弩級の商売の種とかを提供するからこその見返りなのです。

    翻って、私らド庶民の一般国民にはそんな人脈もネタもありません。それ故、美味しい投資の情報なんかも回ってこないのです。だからこそ、SNSやら口コミやらで回ってくる「あなただけに教える儲け話」なんてものは、嘘八百に決まっているのです。

    本気で儲けたいなら、某首相じゃないですが、健康に気をつけながら死ぬ気で馬車馬のごとく働き続けるしかないのです。投資にしても、インデックス投資しておけばいいのです。ちなみに、みんなで大家さんが掲げている年利6%程度の利回りは、インデックスファンドでも実現可能なんですよね。なんでそれを捨てて、投資家保護対象にもならないような胡散臭い投資話にお金を突っ込んじゃうのかなあ・・・。

    P.S.
    「みんなで大家さん」と変換しようとすると、「みんなで大谷さん」になっちゃうMozcのダメ変換に笑ってしまう。

  • 2025年12月14日J2昇格プレーオフ&J3・JFL入替戦DAZN観戦の感想

    <概況>

    昨日のJ1昇格プレーオフでは、ジェフユナイテッド千葉が17年振りのJ1昇格を決めました。

    今日は今年のJリーグクラブが関わる全ての公式戦の中で、最後の試合が行われます。

    J3からJ2に上がるためのJ2昇格プレーオフと、J3とJFLの入替戦です。

    J2昇格プレーオフでは、準決勝を勝ち上がった3位FC大阪、4位テゲバジャーロ宮崎の対戦です。今年のプレーオフは珍しく、J2とJ3のそれぞれ上位チームが全ての試合で勝利もしくは引き分けで勝ち上がっています。たいてい下剋上があるものなんですけどね。

    FC大阪のホーム花園が準決勝と同じく使用できないため、鳥取での開催となりました。本当になんかペナルティ与えたほうが良いと思うんですけどね。そんなわけないやろと思って規程に入れていなかったのでしょうか。

    スタジアム問題もあって結構他クラブから嫌われている感のあるFC大阪ですが、さすがに宮崎よりは現地に来たサポーターの数は多そうです。

    J3・JFL入替戦はJ3最下位のアスルクラロ沼津と、JFL2位のレイラック滋賀の対戦となり、先週の第1戦ではホームの滋賀が3-2で点の取り合う試合を勝ちました。沼津は勝たねばならない崖っぷち、滋賀は引き分けでもOKな試合です。

    <観戦環境>

    今日はこの2試合だけですので、DAZNのアカウントだけでも同時視聴可能ですね。デバイスが複数あればマルチビューではなく、独立して2試合とも見られます。

    J2昇格プレーオフの方は、J3リーグ戦の配信を行っているLeminoでも見られますが、LeminoだとLive中に少し戻って見るのが簡単に出来ないのですよね。その点はDAZNの方がマシです。Leminoはわざと出来ないようにしているのか、そんな技術力が無いのか・・・。

    とりあえず、今日はPCで昇格プレーオフ、タブレットで入替戦の方を再生します。

    <試合経過>

    ・FC大阪対テゲバジャーロ宮崎

    序盤は大阪が攻めるも徐々に宮崎が攻勢を強め、五分五分の展開でしたが、29分、宮崎の左からのクロスに大阪のDFがまさかのオウンゴール。これで宮崎は昇格に必要なゴールを得て、大阪は追わねばならない状態になりました。

    42分、まさかのゴールが再び大阪を襲います。宮崎の吉澤が少し遠目から山なりのロングシュートを放つと、少し前に出ていた大阪GKが全く届かず追加点が決まり、大阪は昇格に赤信号が灯りました。

    その後も宮崎が3点目を窺う展開のまま、0−2で前半終了。

    2点取らねばならない大阪はハーフタイムに2人交代してゴールを狙いに行きますが、49分にはやはり宮崎が左からのクロスに松本が頭で合わせるもかろうじて大阪GKがセーブ。

    その後も宮崎ペースの中、63分に右サイドでボールを奪い返した宮崎が、松本の鋭いクロスが相手選手に当たり、最後は武が押し込んでついに3点目。いよいよ絶望的な点差になってきましたが、ジェフの起こしたフクアリの奇跡はつい1週間前のことです。

    しかしその次のゴールも宮崎、またもや右サイドからのクロスに、後半開始から好プレーを連発していた松本ケンチザンガが完璧なヘディングシュートを決めて0−4。さすがにもうあれですな。

    試合はそれ以上スコアは動かず、宮崎の大勝でプレーオフの優勝を飾りました。

    ・アスルクラロ沼津対レイラック滋賀

    序盤は引き分けでもいい滋賀の方が押し込む展開になりました。

    その勢いのまま22分、ボールをつないだ滋賀が右サイドで余裕を持って駆け上がってクロス、沼津GKが触れず滋賀の秋山が頭で決めて先制。これで沼津は最低でも2ゴールが必要という崖っぷちになりました。

    しかしその直後の24分、沼津が押し込んで最後は白輪地が決めて同点。第1戦含め、ずっと取りつ取られつの展開になっています。この試合のJ公式の見どころには、沼津の残留への執念か、滋賀の参入への野心かと書いてありましたが、まさに執念と野心のぶつかり合い。

    それでも厳しいのは沼津の方で、深い位置でのファウルでピンチを招く場面が続き、滋賀のFKからのヘディングシュートはバーに当たってゴールならず。

    前半は1−1のまま終わり、このままいくと滋賀のJ3参入、沼津のJFL降格ということになります。

    スタッツでは沼津はシュート1本で1点という効率的なサッカーですが、最低でもあと1点必要なわけで、未だ有利なのは滋賀です。

    61分、ゴールが欲しい沼津は元代表のベテラン川又堅碁を投入。

    その後も沼津よりも滋賀のほうが攻撃の時間は長く、沼津は82分に最後の交代枠として齋藤学も入れて総攻撃に向かいます。

    83分、沼津のカウンターで川又が駆け上がっている際に、関係ない場所で沼津の柳町が相手との接触によって一発レッド。チャンスを潰した上に数的不利になったため監督の鈴木秀人も激怒していましたが、どういう接触か見えづらかったのですが、残り時間的には一人少ないよりもカウンターチャンスがなくなったほうがキツい。

    94分、沼津GKのゲギムがボール処理にもたついたところで滋賀の三宅に追いつかれ、最後は倒してしまってこちらも一発レッド。9人の沼津はFPの宮脇をGKに回します。

    最後は滋賀が数的有利を活かした攻撃をしている中でホイッスルが鳴り、試合終了。第1戦3-2、第2戦1−1、トータル4−3で滋賀が勝利し、Jクラブ不毛の地だった滋賀県に初のJリーグクラブが誕生することになりました。

    <試合結果を受けて>

    ・FC大阪

    FC大阪はあと1つ、負け試合を引き分けにしていれば八戸を順位で上回っていた僅差の3位でのプレーオフとなりましたが、2試合とも鳥取のスタジアムをホーム扱いにするという、はっきり言ってフロントの失態の中での試合となりました。リーグ中盤に前監督を更迭しておいてこれですからねえ。新監督の元で順位を上げてきたので、チームとしてはまとまっていたのだと思いますが、クラブとしてまとまっていたかどうか。そもそものスタジアム問題もどうなるんでしょうね。

    ・テゲバジャーロ宮崎

    サイド攻撃がハマりまくった大勝でした。初のJ2になるわけですが、昇格した来季にどこまでやれるか。今年の大宮はプレーオフまで行きましたし、苦しむとも限らないですよね。

    ・アスルクラロ沼津

    負けた原因はいくつもあるかも知れません。退場者が出たことも原因と言えなくはないですが、そもそもこの2連戦でずっと滋賀に先手を取られっぱなしで、なんとか追いついて接戦になっていたということのほうが大きかったでしょう。後手後手に回りシュートも少なかったですから。JFLからの復帰がかなり難しいことは、岩手やYSCCを見ていると分かりますが、1年で戻れないとなおさらヤバそうな気がします。

    ・レイラック滋賀

    ついに滋賀県勢初のJリーグクラブ誕生です。
    JFLや関西リーグの動向も見ている者としては、かつてのFC MIOびわこ滋賀が記憶に残っていて、いまだに新しい名前に慣れないですが、レイラックとして来年からはJリーグクラブとしての歴史を作っていくことになりました。
    ちなみに、運営会社のMi-Oスポーツの社長が昔ガンバにいた内林だったことをさっき知って驚き。

    <最後に>

    昨日のフクアリの雰囲気、特にハーフタイムでのパーフェクトなコレオを見せたジェフサポーターのことを考えると、ホームスタジアムもクラブには重要なものだということを考えさせられますね。

    これで今季のJリーグは全て終了です。明日には来年の特別大会の地区分けが発表され、19日には試合開催日もリリースされ、コアサポが旅行日程を検討し始めるようになり、2026年に意識が飛びます。

    秋春制に移行する2026年からのJリーグはどうなるでしょうか?

  • 2025年12月13日J1昇格プレーオフ決勝DAZN観戦の感想

    ジェフ千葉と徳島ヴォルティスの対決となったJ1昇格プレーオフ決勝が行われました。

    準決勝で大宮相手に0-3からの大逆転勝利を収めたJ2の3位千葉、準決勝で同じく0-1のビハインドから同点に追いついて磐田を下した4位徳島。引き分けならリーグ戦上位の千葉が昇格決定となる一戦です。

    いずれが昇格しても久し振りのJ1になりますが、千葉は久し振りのケタが違います。

    千葉のホーム、フクアリで始まった前半、最初のシュートは5分の徳島でしたが、そこから両チームのシュートが相次ぎます。

    15分すぎからは千葉のペース。右の杉山からの攻めが効いていて何度もチャンスを作るもゴールは奪えず。

    前半も終わりが見え始めた40分過ぎになると、今度は徳島が攻める場面が増え、一発を狙っている様子が伺えましたが、1分のアディショナルタイム含めて前半は0-0で終了。

    そして、ハーフタイムでも完璧なコレオグラフィーを出してきた千葉サポーターに解説も感心する中、後半が始まりました。

    最初は徳島ペースながら、50分の千葉のピンチは若原がギリギリの飛び出しで勇気あるセーブで防ぐ。

    53分、田口との接触時に思いっきり足首をひねって痛めた渡が涙を流しながらの交代。

    その後も渡の思いを背負う徳島が攻勢を強め、59分にはシュートがバーに直撃。勝たねばならない徳島が前半とはうってかわってボールを保持して攻め続けます。

    防戦一方の千葉は、前半効きまくっていた杉山を、準決勝のヒーロー姫野に交代。

    決められなかった徳島に対して、69分、右からのアーリークロスにカルリーニョスジュニオが頭で合わせて先制ゴール!

    2点が必要になった徳島は78分に3枚替えで奇跡を目指し、悲願の昇格に近付く千葉は呉屋、品田を投入。

    徳島は決定機を作れなくなった。

    86分には久し振りの千葉のチャンスに姫野がシュートを放つも枠の外。

    後半のアディショナルタイムは5分。千葉が逃げ切り1-0で勝利。

    3つ目のJ1昇格の椅子を得たのはジェフユナイテッド千葉。17年間苦しみ続け、なんどもプレーオフの壁に打ち倒されてきた千葉が、ついにJ1復帰となりました。

    1993年から始まったJリーグは、33年間続いた春秋制から秋春制に移行する2026年に、ようやくオリジナル10がJ1に揃うことになりました。

    2部リーグ同士の戦いで、これほどまでミスがない試合になるものですかね。激しさと、強さと、気合と気持ちと根性が織り込まれたナイスゲームだったと思います。

    個人的マンオブザマッチは千葉GKの若原。0-0の場面での飛び出しで防いだシーンにはしびれました。

    徳島ヴォルティスも結果的には38試合24失点という恐ろしい守備力を発揮してリーグ4位になりましたが、来季は昇格最右翼でしょう。J1から降格の新潟はガタガタの状態から復活しないといけないし、湘南は親会社との関係性の問題でヤバそうですし。横浜FCは悪くないと思いますが・・・、今のJ2は一年で復帰できるような甘いリーグではないからなあ。

    明日はJ2昇格プレーオフ決勝と、J3・JFL入替戦第2戦が行われます。こちらも熱い試合になることを期待します。

  • ガンバがついに平均3万人を動員するクラブになった

    12月6日に行われた最終節で33,627人を動員したガンバ大阪でしたが、今シーズンのリーグ戦の平均入場者数では30,007人となり、ついにガンバ大阪がリーグ戦で平均3万人を動員できるクラブになりました。

    そもそもクラブの動員は、ホームスタジアムのキャパシティに左右されます。収容人員数が多いスタジアムを抱えているクラブが、平均観客数でも多くなるのは当然です。ただ、それだけで決まるわけではなく、クラブ自体に魅力がなければいくら大きなハコを持っていても宝の持ち腐れです。

    逆に人気があってもっと動員できるはずなのにスタジアムが狭かったり使い勝手が悪かったりするために、観客数が伸び悩むチームもあります。

    かつて、2004年までのガンバ大阪は、そのどちらでもありませんでした。ホームスタジアムであった旧万博、万博記念競技場はキャパ21,000人(当時)と比較的少なめでしたが、それでも満員になることはなく、人気もあったとは言えない状況でした。ナビスコカップ(現ルヴァンカップ)だとさらに客が減り、ゴール裏の芝生席(当時)ではレジャーシートを敷いて寝そべって見ていても誰も気にしませんし邪魔にもならなかったくらいです。

    2005年にJ1初優勝を飾りましたが、このシーズンでも夏場に猛チャージをかけて首位になった頃から、ようやく客がたくさん入るようになったくらいです。ただ、リーグ最終節はアウェイ川崎戦でしたので、ホームで喜びを分かち合うことは出来ませんでした。

    それ以降は西野監督の下、攻撃サッカーでJリーグを席巻し毎年のように上位に入って、タイトルも取るクラブになり、人気も上がってスタジアムの客入りも大体14,000人〜18,000人くらい入るようになったでしょうか。慣れてくると客入りを見て、誤差500人くらいで入場者数を当てられるようになりました。すごくどうでもいい特技ですけれど。

    人気実力共に上がってきたことを受け、またスタジアムの種々の問題もあったので、新スタジアム建設の機運が高まり、当時のお偉方の多大な努力と発想によって、建設が決定しました。
    (詳しくはパナソニックスタジアム吹田10周年記念サイトにGo!)
    https://www2.suitacityfootballstadium.jp/c/panasonic-stadium-suita-10th/index.html

    2012年にまさかのJ2降格を喫し、2013年に長谷川監督によってJ2優勝(旧万博で祝えた唯一のタイトルとなりました)を果たし、翌2014年には昇格即3冠の偉業も達成して人気実力共に復活した上、2015年秋には新スタジアムが完成。翌2016年シーズンから使うことになりました。

    収容人員数は4万人弱で欧州トップリーグ並のサッカー専用スタジアムです。

    これにより、ガンバ大阪は人気と実力に見合ったキャパシティのあるハコを抱えることになりました。

    しかし、ガンバ大阪のタイトルは2015年天皇杯が現時点では最後となっています。新しい、大きなスタジアムをホームにしてからは、どのタイトルも獲得できていません。

    元々、クラブの実力が上向き、タイトルを取ってから客が増えたのですから、成績が悪いと客入りが減ってもおかしくありません。その分を、交通の便が悪いながらも素晴らしい専用スタジアムでカバーしているような状況になりました。

    さらに間の悪いことに、2020年から襲ったコロナ禍がそもそもの「観客」のいない試合を作り出すことになりました。サッカーに限らず全ての興行が非常事態になる中、ガンバにとっても苦しい時間が過ぎましたが、その間にクラブ経営も変わっていったのでしょう。成績に左右されない観客動員になるように、様々な施策を行うようになりました。

    チケット代が安くなったわけではなく、むしろ確か値上がりしたはずです。それでも、今年、ついに、リーグ平均3万人の大台に乗せることが出来ました。

    選手・コーチ陣・チームスタッフの頑張りあってのことですし、またスポンサー企業の支援も大切な要因です。多くのファンやサポーターがスタジアムに足を運んだことが直接的にこの動員数になったのですが、それをもたらしたのは経営スタッフの汗と知恵によるものです。75%の客入りは自慢して良いはずです。

    ただ、平均観客数も、平均観客「割合」も上には上がいます。

    単純にハコがデカい浦和とFC東京が多いのは当然といえば当然ですが、キャパがパナスタより3,000人ほど多いだけの名古屋が、32,000人超の動員を誇っています。

    また、キャパと比較した割合では、鳴り物入りでの新スタオープンとなった広島は9割の平均動員数を記録しましたし、成績に左右されない動員ではJを代表する川崎は、3年連続8位という成績ながら、8割強の動員を実現しています。

    ハコがデカくなれば動員割合が下がるのはしょうがないにしても、数も割合もガンバはまだ上を目指せるはずです。その一助になるのは、ラストピースとしての「10個目のタイトル」でしょう。

    来季こそは、その栄冠を掲げてくれることを祈ります。

    そういえば、2026特別大会やそれ以降の秋春制だと夏のナイトゲームで優勝が決まるわけで、巡り合わせによっては、満員のパナスタで優勝を決めて、LEDで彩られるガンバクラップでお祝いする光景もあり得るのですよね。

  • 2025年12月11日ACL2第6節ガンバ大阪対ラーチャブリー試合観戦の感想

    J1のリーグ戦は先日の土曜日で終わりましたが、アジアでの戦いがあるクラブはまだ試合が残っています。神戸、町田、広島のACLEと、ガンバのACL2です。神戸は引き分けたものの、町田と広島が勝ってJクラブが上位を占有している流れに乗って、ガンバもグループリーグ6戦全勝と行きたいところ。

    しかし、この4クラブのうち3クラブがすでに今週のACLを最後に監督を交代することが決まっています。国際試合のことを考えると秋春制への移行はやむを得ないのですよね。

    3年間のポヤトス体制のラストマッチの先発メンバーには、4年もの付き合いになるCB福岡がいて、トップ下にはルーキーイヤーの最後を先発で飾る名和田が入りました。

    対するラーチャブリーは、たとえ負けてもナムディンが東方によほどの大差で勝たない限りはGL突破ですので、引き分け狙いでも良いのでしょうね。

    試合は前半からガンバが攻め続ける時間が長くなるかと思いきや、ラーチャブリーのチャンスも結構あります。18分にはヘディングシュートがガンバゴールのバーを叩くシーンもありました。

    一方ガンバは22分、ゴール前中央でジェバリのスルーパスを受けた食野が完璧なゴールを決めたものの、100%純粋な誤審によってオフサイドの判定となりゴール取り消し。VARがない以上はどうしようもありませんが、ゴミクズジャッジですねえ………。

    その後もジェバリを中心に相手ゴールを攻め立てますが得点は決められず。

    そうこうしていると相手にチャンスが来るのはサッカーの必然でして、40分には相手のロングボール処理時に、黒川と福岡の連携が悪く、福岡からボールを奪ったラーチャブリーのFWに突進されますが、そこは東口が十数年見せ続けている、いつも通りのスーパーセーブでゴールを許さず。ほんとスゴイ。ほんまスゴイ。語彙力低下するくらいスゴイ。

    東京V戦でも同様でしたが、三浦・福岡のCBコンビが不安定なんですよねえ………。

    食野はゴールを取り消された場面は良かったのですが、全体的にはポジショニングの良さをボールの扱いの失敗で取り消すようなプレーが続きます。また、トップ下の名和田も中央で効果的なプレーが出来ているとは言えない状況。

    結局前半はスコアレスで終了。ぶっちゃけ、食野と名和田に代えて山下と満田を入れれば難なく勝てる試合なんですけれど、それをやって未来につながるのか、と言われると難しいところです。

    後半は交代無しで始まりましたが、5分経ってゴールが決まらないのでポヤトス監督が山下と満田を呼んで交代の準備を始めた53分、半田のクロスに名和田が相手に競り勝って頭で決めてついに先制ゴールを決めました。名和田はACL2で連続ゴールですが、開幕戦高卒即デビューをした年の最後の試合で得点を決められたのは良かったですね。

    その後、満田・山下をやっぱり予定通りに名和田・食野と交代。ラーチャブリーはナムディンの得点経過を見ながらでしょうけれど、そんなに攻めてこないので、ベストメンバーになったガンバが余裕を持って攻撃し続けます。食野も誤審で取り消されたので、実質的には下がった二人も決定的な仕事はしていたので、悪いわけでは無かったのですけれど。

    76分にはジェバリと美藤に代えてヒュメットと鈴木が入り、さらに追加点が欲しいガンバは78分、相手DF間のパスが弱かったところに、山下がまさにらしくボールを奪取し、そのまま落ち着いてシュートを決めて2-0。まああのスピードは予測しづらいですよね。山下はバーに当たる強烈なシュートも打ってましたし、今年最も安定してゴールに絡めた選手でした。

    ラーチャブリーは2点差で負けていますが、ナムディンの得点経過を見るにまだ大丈夫そうで攻めて来ません。というか、最後は6-4-0のフォーメーションでガチガチに守ってきました。2-0なら突破だということはラーチャブリーのベンチも分かっているのでしょう。

    ガンバは最後の交代枠で、超久し振りな林大地を奥抜に代えて投入。いつ依頼の試合なんですかね。その林のファーストタッチがハンドで、セカンドタッチが足裏タックルでのイエローカードだったのは笑えましたが、来季は頑張ってほしい。

    結局試合はこのまま終了。ラーチャブリーは得失点差でもナムディンに並ばれましたが、総得点の差でかろうじてGL突破となったため、両チームが試合終了時に喜ぶ珍しい光景になりました。

    東京V戦に続き、今年最後の試合、そしてポヤトス体制最後の試合も勝てて大団円を迎えました。リーグ最終戦時にも書きましたが、残留争いを気にしなくても良いチームにまで戻してくれたことは感謝しています。昨年の天皇杯を獲っていたら契約延長だったかも知れませんし、私も支持していたと思いますが、勝負の綾は微妙なところに存在します。

    今日の試合の個人的マンオブザマッチは東口選手。前半の大ピンチもこれまで数百回見てきたのと同じようにスーパーセーブでしのぎ、後半の勝利につなげてくれました。

    ガンバはACL2を6連勝で突破。色々ありましたけれど、ガンバ大阪として、Jリーグとして意地を見せられたと思います。

    スタンドで見ていた宇佐美を呼んでハグをするポヤトス
    最初で最後のガンバクラップに最前列で参加するポヤトス

    今年のガンバの試合は終了しましたが、後はこの後の土日に行われる昇格プレーオフ・入替戦ですね。

  • 秋晴れの日差しの中でのデーゲームの記憶

    先日の土曜日で今シーズンのJ1リーグの日程が終了しました。

    ACLEやACL2はまだ今週ありますし、プレーオフも今週末に残っていますので、2025年のプロサッカー興行が終わるのは12月13日ですが、流石にその頃には寒いでしょうね。

    毎年、11月・12月のリーグ戦はデーゲームで行われます。この時期は雨も少なく、秋晴れの日差しの中の開催となることが多いですね。

    私はガンバの試合を見るようになったのが2000年なのですが、そのシーズンの2ndステージ第14節。ガンバは鹿島・柏との優勝争いを行い、最終節の一つ前の試合で鹿島との直接対決を、昔の万博記念競技場で行いました。

    結果としては、前半のうちに柳沢敦、鈴木隆行という代表2TOPを擁する鹿島に2点奪われ、新井場のゴールで一矢報いるも追いつけず、ガンバは優勝争いから脱落しました。

    この試合は現地にいたのですが、秋晴れの中、スタジアムから公園東口駅ではなく万博記念公園駅まで歩きながら、鹿島との差を痛感していました。

    11月、秋晴れ、優勝争いという記憶は2005年にもあります。結果的には初優勝を果たしたがんばでしたが、首位ながら31節〜33節は3連敗を喫しました。33節のジェフ戦は1-2での敗戦により首位陥落してしまい、帰宅後に家族からスゴイ顔をしていると言われてしまった記憶があります。

    また、2014年、ガンバが三冠を達成したシーズンでは、こちらも秋晴れの11月29日にあった第33節で神戸に快勝して首位に立ったのですが、このように、秋晴れの11月のデーゲームでは優勝争いと記憶が結びついています。

    2012年の第33節では、残留争いの中でのFC東京との試合でしたが、かつての仲間だったルーカスがボールを持つたびに失点の恐怖に怯える内容でした。なんとか引き分けたものの最終節でアレでしたが。

    私だけなのかも知れませんけれど、11月のJリーグは秋晴れの記憶と結びついています。12月の大団円たる最終節に向けて、気持ちが高まっていく(あるいは何かを断念する)瞬間でもあるのですが、それも今年で終わりになります。

    来シーズンからは秋春制に移行するため、11月・12月に優勝や降格が決定するということはなくなります。デーゲームはもちろん行われるでしょうけれど、最後の大詰めの試合は5月・6月になります。

    https://www.jleague.jp/news/article/32304/

    まあ、それはそれでかつての2ステージ制だったころの1stステージ終わり頃に近いのですけれどね。