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  • インフルエンサーは流行を作る者?追う者?

    以前、インフルエンサーと名乗る人についてこんなことを書きました。

    https://hrsgmb.com/n/n3bb4af3be84b

    流行りものに馴染めないクソみたいなオッサンのように思われるかも知れませんが、インフルエンサーの本来の定義からズレているような気がするのですよね。

    そう思えば、そもそもインフルエンサーを名乗っている人って、大半は流行を作り出しているのではなくて、流行に乗っかって動画作っているだけのようにも思えます。

    必死になって今の流行を見つけ出し、キーワードや閲覧履歴によって視聴者を誘導するサジェストに順応して視聴回数を稼げそうな動画や投稿を作成し、そのビュー数で広告料を稼いだり、自分のサロンなどの有料サービスに誘導しようとしています。

    それって「流行を作る人」とは言えませんよねえ。

    本当に流行を作り出すインフルエンサーというのは、おそらくはほんのごくわずかでしょうし、そもそもそういう人は、自分のことをインフルエンサーとは名乗らないでしょう。

    流行を追うだけなら、今どきのネットユーザーが馬鹿にしがちな旧来の既存マスメディアと変わらないでしょう。ただ単に旧来メディアよりも反応するタイミングが少し早いだけですね。

  • Pixel7aのバッテリーが膨張してきて交換してもらった

    スマートフォンは昨年5月に購入したPixel 7aなのですが、なんか急にバッテリが切れてシャットダウンすることが増えたなあと思い、いわゆるバッテリリフレッシュ(完全放電→満充電)を試したら、バッテリ表示は正常になったが、今度はバッテリの減りが異常に早く表示されるようになってしまいました。

    これでは外で使えないので、と思い、以前使っていて自宅に置いたままのAQUOS Sense6に一時的に戻そうとしているときに、Pixel7aの背面が浮いていることに気が付きました。

    写真の通り、明らかに浮いています。確かこの付近はかなり熱くなっていたところで、しばらく前からリチウムイオンバッテリーの劣化が始まっていたのでしょう。

    ということでとりあえずメインスマホをAQUOS Sense6に戻して使うことになりましたが、メインSIMはpovo2.0のeSIMのなので、eSIMの再発行が必要です。この移行をしないとメイン回線のSMS認証が必要なアプリやサービスの移行が出来ません。夜間はeSIMの再発行が出来ないので、この点は面倒ですね。やはりメインSIMは物理SIMカードに限ります。

    それはともかく、このバッテリが膨らんで使えなくなったPixel 7aはどうしようか。購入してから1年以上経っているので保証も効きません。

    選択肢としては
    ・このまま使用せず死蔵する→いつ爆発するか分からないので無し
    ・非公認ショップでバッテリ交換→安く済むが正常に動作するか分からないし、使い続けたくない
    ・公認ショップでiClackedバッテリ交換→高くつくし、使い続けたくない
    ・バッテリ交換した上で自宅専用の利用→もったいない!
    ・バッテリ交換した上で買取に回す→まあこれが無難か
    買取が3万円台で、バッテリ交換が非公認だと1万円弱、公認だと1万5千円ほどかかるので、あまりお得感がないですが。

    ただ、ネット上で色々情報を調べていると、Googleのサポートに問い合わせれば無料交換になるらしいとのこと。そんな旨い話があるのかと思いましたが、どうやらGoogleの公式ストアから購入していれば無料交換してくれるそうです。

    物は試しと早速Googleのサポートに問合せ、状況の説明やバッテリが膨らんでバックパネルが浮いている様子を写真に撮り、結局実際にこちらから発送して交換品(新品か再生品)を送ってくるということになりました。先に送ってくれることも可能だそうですが、既にAQUOS Sense6を使っているのでスマホがなくて困っているわけでもないので、先に発送してから送ってもらうことにしました。

    そして届きました。ただ、使い続けるつもりはありません。またバッテリ膨張するでしょうしね。

    とはいえ、AQUOS Sense6がさすがにもう動作が重すぎるので、代わりのスマホを探し始めます。

  • 2024年9月11日第104回天皇杯準々決勝サンフレッチェ広島対ガンバ大阪スカパー!観戦の感想

    台風の影響で大阪ダービーが中止になったため、ガンバ大阪は17日ぶりの試合となりました。一方、サンフレッチェ広島はルヴァンカップの2試合があり、日曜の試合では延長、次いでPK戦まで戦っており、コンディションと試合勘に大きな差がある2チームの対戦となりました。

    三冠もあり得た広島がルヴァンカップを落とした精神的影響はあるでしょうし、なにより疲労もあるはずです。一方でガンバの方はリーグ戦でずっと勝てていないことがこの試合にどのように影響するか。

    前半は夕食を摂りながらの観戦でしたので断片的ですが、ガンバの先制点、広島の同点ゴール、全体的には広島ペースながらもガンバもシュート数でそれほど劣るわけではない、ということで、あえて言うなら五分五分の45分だったと思います。

    そして後半。50分にはデザインされたコーナーキックから黒川のシュート、そして岸本が頭で合わせるも惜しくも外れました。

    68分、飲水タイムに入ったところでガンバが3枚替え。坂本、山下、美藤が下がり、宇佐美、福田、ダワンがピッチに入りました。

    福田は本当に久し振りですね。好きな選手なので頑張ってほしい。

    そして左右にボールを振ってウェルトンから岸本が中央で受けてすぐに左足でのシュートを放ち、それがゴール左隅に綺麗に決まってガンバが再び勝ち越しました。岸本は右サイドバックながらあの位置にいたのも素晴らしい。

    1点目同様にボールを持ったウェルトンが相手を引きつけるので、その分他の選手に余裕が出来るのですよね。

    必死に攻めてくる広島の攻撃をしのぐガンバは、86分にウェルトンから倉田にスイッチ。さらに90分には山田から江川を入れて完全に逃げ切り体勢です。

    94分、ガンバゴール前での混戦で主審が笛を吹いたので実況ともどもドキッとしましたが、相手のファウルで助かりました。

    アディショナルタイムではひたすら攻められたガンバでしたが、しのぎ切って勝利!

    これで久し振りのカップ戦準決勝進出となりました。コロナ禍の特例措置を除けば、いったいいつ以来だ? 本当に久し振りだ・・・。

    これで広島は4日で2つのタイトルを失うということになりましたが、残り一つのリーグ戦もガンバが最後にはまくって奪いますよ! なんせ、12月の最終節はガンバホームでの広島戦ですから!

  • 20年振りの平日大阪ダービー(リーグ戦)が決定!

    8月31日に開催予定だった、セレッソ大阪対ガンバ大阪の大阪ダービーは、10月2日(水)の平日開催となりました。

    https://www.jleague.jp/news/article/28842

    日刊スポーツの記事によると、リーグ戦での大阪ダービーは、30年振りになるそうです。

    https://www.nikkansports.com/soccer/news/202409090000378.html

    こちらの記事にあるように、2004年6月16日に行われた試合では、ゴンタロこと中山悟志のゴールでガンバが勝ったそうです。おそらく試合は見に行っていないはずですが、なんとなーくおぼろげながら覚えている程度ですね。この年の万博でのダービーマッチは実際に見に行きましたが、快勝・大勝したのででよく覚えています。

    元のチケットは一旦全て無かったものとして払い戻しになりますが、手続きが出来るのは10月15日からとのことです。結構後ですね。

    https://www.cerezo.jp/news/2024-0906-1200/

    肝心の、10月2日に仕切り直しとなる試合のチケット発売日は、一般販売は、開催日の2週間前である9月18日(水)11時から。

    https://www.cerezo.jp/news/2024-0909-1115/

    こちらも平日スタートとなってしまいました。平日なので土曜開催よりは争奪戦にならないはず・・・、と思いたい。

    そもそも10月2日(水)も有給休暇を取らなければ。月初の忙しいであろうタイミングなんですけれどねえ。

    今度も当然勝つものと信じ、勝つためのサポートに行きますけどね。

  • 電動キックボードは日本の街に向いてないと思うけれど……

    都心部、特に私の周りで言うと大阪市の中心部では、電動キックボードに乗っている人をよく見かけるようになりました。通勤時の朝もしくは夕のどちらかには必ず見かけるレベルです。

    いくつか業者はあるようですが、見かけるのは一社だけですね。多分、他の人も同じだと思いますが。

    以前にnoteで書いたことがあるかもしれませんが、運動神経・バランス感覚の無い自分があの乗り物を乗りこなせるとは思っていません。絶対に段差で転んでしまうと確信しています。

    あの乗り物って、一応ナンバープレートが付いていますけれど、乗っている人の大半は自転車と同じ感覚で乗ってますよね。

    自転車も道路交通法の対象ではあるのですが、交通違反に関しては結構なあなあになっているところもありますけれど、ダメなものはダメです。

    そしてその自転車よりも事故ったときの自分や他者への影響が大きいことが明らかな電動キックボードでは、改正された道路交通法では厳しくルールが定められています。

    https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/tokuteikogata.html

    しかしこの辺のことは守られていないですよねえ。こないだは二人乗り&一方通行逆走&信号無視のトリプル役満カップルも見かけました。

    平気で歩道を通行していますし、ヘルメット被っている利用者なんて見かけないのですけれど、利用者だけではなくて業者側にも罰則与えた方が良いんじゃないでしょうか。

    飲酒運転のドライバーに対してアルコールを提供した飲食店に対して罰則が与えられるのですから、電動キックボードを提供するサービス業者に対しても、利用者が法令遵守していることを把握させる規制をしてしかるべきだと思います。

    レンタカーを借りるときに酒の匂いをプンプンさせていたら、多分レンタカー業者も車渡さないでしょう。

    この辺、電動キックボードに関しては普及のために法令が犠牲になっている感があるのですけれど、どうでしょうか?

    まあ、とんでもなく酷い事故でも起きない限りは、こういう議論も起きないかも知れませんけれど、だからと言って事故が起きてほしいとも思いません。事故の被害者が自分や家族になるかも知れませんし。

    今のところは、身体能力に自信のある人しか乗っていないのでしょうけれど、道交法違反が常態化している利用形態のまま、世間一般に普及してしまったら、碌でもないことになると思いますよ。

  • インターネットや自由主義のボイコットは出来ない

    イスラエルによるパレスチナにおける事実上の戦争により、イスラエルはもちろんのこと、その支援をするアメリカに対しても、やはりイスラム圏では否定的な見方がより一層広がっているようで、こういったボイコットも起きているそうです。

    https://jp.reuters.com/markets/global-markets/DQU5RGI3MVOLLJRNZMA5LHYGQI-2024-09-06/

    イスラム教徒がコーラを飲まなくなったところで、イスラエル軍がハマスとパレスチナへの攻撃を止めるわけがないのは誰だってわかっているでしょうけれど、アメリカを連想させるものが嫌なのでしょうかね。だったらマクドナルドとかスターバックスコーヒーなんかも当然、イスラム圏ではやっていけないはずなのですが。

    それよりも、こういうボイコット運動の拡散自体は、おそらくはアメリカ原産の「パーソナルコンピューター」と「スマートフォン」及び「インターネット」と「ソーシャルネットワークサービス」によって行われています。いずれも20世紀後半から21世紀前半にかけて、資本主義と自由主義の超大国であるアメリカ合衆国が生み出し、普及させた偉大な発明品です。

    「アメリカ発のコカ・コーラとペプシコーラを飲まないようにしよう!」
    と、スマホにインストールしたSNSアプリを通じて呼びかけても、矛盾には感じないのでしょう。

    これは、イスラム圏においても、情報インフラとしてインターネットとコンピュータが欠かせない存在になっていることを表すものですし、このようなSNS上で呼びかける自由主義的精神すらも、アメリカのネット上の言論の自由に感化されていると言えなくもないでしょう。

    特定の商品やサービスのボイコットは簡単です。しかし、そのボイコットを呼びかけるために利用するインフラや、ボイコット運動やその呼びかけそのものの精神といった、より根源的なものは、ボイコットすることが出来ないのです。

    見方を変えれば、その点まで他国やその文化に大きな影響をもたらしている、アメリカ的自由資本主義の強大さを感じずにはいられません。トランプや保守系のアメリカ人がよく言う、「偉大なアメリカ」という言葉がありますが、前述のようなインフラや精神的なものこそ偉大であって、アメリカ国内での白人の雇用を確保して他人種を排除することが偉大とは思えません。

    多くの面で問題を抱えつつも、まだアメリカは偉大であると思うのですけれど、そう思わない人もいるんでしょうね。

  • ゴールデンの番組は飲食店でのビールみたいなもの?

    しばらく前からテレビのゴールデンタイムでは、ネットに上がっている動画を紹介するだけの番組が流れていますが、結構数年経っても絶滅しないところを見ると、それなりに固定的な視聴者が付いているのでしょうかね。

    キツい言い方をすると、非常に安易な番組だなと感じてしまいますが、ファンがいるのならそれはそれでいいのでしょう。

    もっと言うと、その安易な作りであってもそこで稼ぎが出て、その稼ぎで他の番組、ニュース番組とか深夜の意欲的なバラエティ番組とか、深刻なドキュメンタリー番組が作られているのであれば、テレビ局全体で見たらバランスが取れていると言っていいのかも知れません。実際にそういう仕組みになっているのかどうか知りませんが。

    飲食店のアルコールみたいなもんですかね。提供するのに手間暇はかからないのに、それなりに単価と利益率があるお酒によって、経営を成り立たせ、その稼ぎでもってこだわりの料理を提供する構図は結構あります。

    とはいえ、今の東京キー局は不動産やイベントで稼いでいますので、ゴールデンタイムの番組ですら大した稼ぎじゃないのかも。まるで、ビルのオーナーが1階で趣味の喫茶店をするようなものでしょうか。

    そうなってくると、そのオーナーが亡くなったら遺族が喫茶店も畳んでしまうのですが・・・、テレビの未来はどうなるでしょうか?

  • 個人的趣味嗜好を公言する○○オタクを名乗る芸能人

    ○○オタク(ヲタク)という言葉は、現代日本社会において膾炙された言葉になりました。気軽に誰でも使います。知っていても口にしないレベルではなく、普通に自分が××が好きなことを「××オタク」と言う時代です。

    アラフィフのオッサンにしてみたら、80年代後半から90年代初頭にかけての、一般社会的にはヲタクが気持ち悪い存在だという認識があった頃を知っている身として、隔世の感を覚えます。

    芸能人を始めとする著名人も、こぞってと言って良いくらい、自分が何のオタクか、自分が何が特別好きか、誰を応援しているか、誰推しか、を公言しています。

    そういった個人的趣味嗜好をアピールすることで、その関係する仕事を得て収入につなげている人もたくさんいます。そういう直接的な狙いもあるでしょうし、その「スキ」によって、その趣味嗜好と同じや近しい一般人が自分のファンになってくれる、自分に興味を持ってくれるという打算もあるはずです。むしろ、それは打算と言うよりは、同じ趣味を持っている人と近くなりたい、という純粋な気持ちかも知れません。多分大半は本当に自分の「スキ」を気ままに表現しているのでしょう。

    思えば、昔の芸能人はそういう個人的な趣味嗜好、プライベートな部分はあまり表に出しませんでした。もちろん例外はありますが。

    昭和の名俳優、高倉健はそういった個人の趣味嗜好どころか、プライベートなところを全く見せないことでも有名でしたね。時代が変われば変わるもんです。昨今は、芸能人が好むと好まざるとに関わらず、プライベート全開になってしまっているのは、ある意味可哀想な気もしますが。

  • 被害者意識は麻薬のようなもの

    まず冒頭において、特定の個人、集団、団体、人種、民族、国家や地域を批判するものではないことを前置きとしますが、
    「被害者意識は麻薬」
    ということは切に感じます。

    被害者であることはもちろん被害を回復し補償を受ける権利を生みますし、その権利を行使することは何の問題もありません。ただ、被害者であるという考えが自らの努力を生むモチベーションを阻害してしまうことがあります。

    今、自分が置かれている不遇、苦境、不便な環境が自らの努力や能力の不足によるものではなく、自らが受けた被害や自らが被害者であることが原因なのだ、と考えてしまうと、努力して能力をアップして苦境を打破しようとは思わなくなります。被害者なのだから加害者からの補償や公的な援助があってしかるべきで、それがないから自分が苦しいのだと思ってしまうと、もう努力のモチベーションを保てません。

    これはミクロな個人レベルだけではなく、マクロな集団レベルでも同じことでしょう。

    逆に言うと、苦境を跳ね返せるのは自分の努力だけです。補償や援助によって一時的に改善されることはあっても、根本的には変わりません。補償や援助がなくなった時に、依って立つのが「努力していない」自分になるのですから、やはり元通りになってしまいます。まるで、麻薬が切れたときに痛みが戻ってしまうかのように。

    もっと恐ろしいことを言うと、援助をし続けると援助を受けている相手は自立する術を自ら放棄し、援助が無いと生きていけなくなります。こうなると明確に人間関係が階層を形成してしまい、格差の是正どころか拡大する一方となります。

    こういう構図は、おそらく世界の至る所で見られるでしょう。無意識的にそうなってしまうケースもあれば、意図的にそのような状況に追いやっている場合もあるかも知れません。

    最後に再度、このnoteが特定の誰かを貶めているものではないということを明記しておきます。

  • ロシア人は強者に依存する

    ロシアが始めたウクライナ戦争は全く終息の見込がありません。もし何らかの停戦合意に至ったとしても、それは平和の訪れではなく、戦いの一時休止にしかならないでしょう。ウクライナにとってみたら旧来の領土を全て取り戻さない限りは納得出来ないでしょうし、ロシアにしてみたらウクライナの国歌と民族を否定して始めた戦争である以上はウクライナを完全に取り込まない限りは終わるわけがありません。

    ロシア以外、特に西欧社会から見れば、ロシア人はプーチン大統領の強権独裁体制に怯えて、やむを得ず彼を支持しているだけであり、プーチンが失脚あるいは死去すればロシアの民主主義が復活する、という短絡的な意見もあるでしょう。

    ただ、歴史上・世界上のいつどこの独裁体制においても同じですが、その体制を心から支持して納得して協力している民衆もいるものです。それは戦前戦中の大日本帝国においても、ナチス体制下のドイツ第三帝国においてもです。

    今のロシアにおいても、民衆の一部もしくは大部分は、プーチン大統領を欧米からの解放者として支持し、応援しています。批判的な反プーチンの人々ももちろん、それなりの数はいるとはいえ、それが大半であるとは言えないでしょう。むしろ、今のプーチンのやり方が手ぬるいと逆の意味で批判する極右勢力もかなり存在するくらいです。

    ソ連崩壊後、プーチン政権樹立前のロシアが欧米によって搾取され、虐げられ、弱体化させられたという主張は、実際にその時代を生きたロシア人チュ高年者にとっても、その時代を知らない若年層にとっても、それなりに受け入れられ、信じられています。

    実際に、戦略的な国家レベルでの経済侵略があったかどうか。少なくとも、ロシアがソ連以来のアメリカの敵だからターゲットになったのだ、という主張は無理があります。

    なんせ90年代後半における世界的な通貨危機では、長年のアメリカの同盟国である韓国や、フィリピン・シンガポール・マレーシア・インドネシアといったドルペッグ制を敷いていた国々の通貨に大打撃を与えました。日本でさえ金融不安の原因になったくらいです。ロシアだけが通貨危機によって経済的な攻撃を食らったわけではありません。

    確かに、長きに渡って共産主義体制下にいたロシア国民にとっては、世界的な資本主義経済に巻き込まれて多くの財産を失ったのが、欧米による攻撃だと思ってしまうのも無理もありません。被害妄想に囚われると、何に直面しても自分が狙われていると思うものです。

    だからこそ、かつてのソ連のような強いロシアを復活させるプーチン大統領、というイメージがその支持につながっています。

    そもそも、ロシアの歴史から言って、強大な権力を持つ政権や独裁体制に対して、本能的に忌避するよりは依存するくらいの方が多かったでしょう。

    モンゴル帝国に蹂躙され支配された時代を過ぎた後に、ツァーリが支配を強め、ロシア帝国の成立によって農奴制が確立しました。

    そのロシア帝国が弱体化し、さらに革命によって崩壊すると、日本も加わった列強によるシベリア出兵や内戦で混乱する中、共産党とレーニンによる中央集権国家が出来上がりました。その後のスターリンやブレジネフといった権力者のしてきたことは言うまでもありません。

    そのソ連が崩壊した後、10年続いた「弱いロシア」を経て、現在はプーチン率いる「強いロシア」の真っ只中です。

    このプーチン体制が何らかの理由によって崩壊したとて、西欧諸国のような公正な民主主義による平和的な権力というのは、ロシアにはおそらく生まれないでしょう。

    それなりの期間の混乱(もしくは内戦)を経て、また強権的な権力体制が確立されるんじゃないでしょうか。歴史のくびきというのは、結構根深いものです。

  • 今こそ「当たり障りのない社交辞令」の必要性

    少し前の話ですが、パリ五輪後のメダリストによる首相表敬訪問で、室伏広治スポーツ庁長官がブレイキンの湯浅選手に対して、軽々しい失礼発言をぶちかましたことで炎上したことがありました。

    スポーツ選手が適切にリスペクトされないのは、日頃のテレビ番組等を見ていればよくあることではありますが、今回はやらかしたのが自分自身がアスリートで、というか日本陸上界・日本スポーツ界においてレジェンド級の人だったことを考えると、これはそもそも日本の社会において、相手のことを思わない挨拶が無意識的に広がっている証拠なのではないか、とも思えます。

    室伏長官も自身が選手の時には、散々に失礼な無茶振り発言を食らってきた立場のはずなんですけれど、結局立場が変われば同じ人でもこういうことを言ってしまうことになってしまうのでしょうか。

    ものすごく極端なことを言うと、メダリストによる首相表敬訪問なんて、メダリスト側も面倒だなと思いますし、首相の側だって「これで支持率爆アゲ!」なんて思う脳天気馬鹿でない限りは、日々こなす仕事のごく一部に過ぎません。スポーツ庁長官としては日頃はあまり無い出番だと思って張り切ったのかも知れませんけれど、ここでウィットに富んだ発言をしたところで翌日には世間からは忘れ去られるものです。

    首相表敬訪問というのは、それを行ったこと自体にのみ意味があって、そこで交わされた会話なんて誰も求めていません。

    特に当たり障りのない、社交辞令的ななんということもない、何も中身のない挨拶をお互いに交わして、ただ時間が過ぎ去れば良いだけの行事のはずなんですけれど、なんかその場を楽しい場にしようと思ってしまったのか。

    しばらく前に、「挨拶をしない自由」に関して炎上した若者が話題になっていましたが、中身のない挨拶を不誠実に思って嫌う気持ちは分からなくもないです。

    ただ、人と人とのコミュニケーションなんて、いつでも誰とでも中身の充実した意味のあるやり取りなんて出来るものではありません。なんということもない、大して意味の無い、後に残す必要もない言葉を交わすだけでも、コミュニケーションとしては成り立ちます。

    いわゆる非言語コミュニケーションとは若干異なりますが、コミュニケーションを行うこと自体に意味があります。

    よくある天気を話題する会話なんてその最たるもので、実際の天気の話自体はどうだってよくて、コミュニケーションを行うことによって、お互いの関係性を再認識出来ることの方が重要です。

    挨拶にしろコミュニケーションにしろ、当たり障りのない、特にウィットに富んでない、どうということもない会話を交わすのも、現代社会にとっては一つの能力、才能になったのかも知れません。

    どうでもいい行事のどうでもいい会話には社交辞令で中身のない話でいいのです。中身を求めるから失敗して面倒が起きるのです。

    そのうち、社交辞令検定なんて出来たりして。

  • 給与デジタル払いの行く末と、自分にとっての歓喜

    先日、給与デジタル払いに対応することをPayPayが公式に発表しました。

    https://about.paypay.ne.jp/pr/20240809/01/

    PayPay以外にも数社が検討というか俎上に上がっていると言われていましたけれど、なぜかPayPayだけが先に決まったようです。

    私自身が勤めているところは多分、というかほぼ間違いなく絶対にデジタル払いにはならないだろうけれど、「もしかしたらうちのところも・・・」と戦々恐々としている人もいるんでしょうか。

    デジタル払いになって喜ぶ労働者っているのでしょうか? 会社側だって従業員が使いたがらないことを知っていてデジタル払いを導入するところが、どれくらいいるか、と思います。PayPayの本体が導入するのはそりゃそうだろとは思いますけれど。

    第一、この給与デジタル払いについては、資金移動業者にしてもそんなにいい仕組みか?という疑問も沸いてきます。

    この仕組みには法令上の制限が当然あり、

    https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/zigyonushi/shienjigyou/03_00028.html

    ・一口座あたり100万円まで
    ・10年間は利用出来るように
    ・業者が破綻時も残高を保証
    ・毎月一回は無料で引き出せる
    ・資金移動は1円単位

    という条件がありますので、これを満たした上で企業として利益を出す、あるいは何らかのメリットを生み出さないと、資金移動業者になる意味がありません。

    とりあえずPayPayで始まりましたが、どれくらい普及するでしょうか?

    もし普及しなければ、普及するように設計変更せざるを得えません。

    デジタル事業者の条件を厳しくしたら撤退されてこの給与デジタル払いの仕組み自体が無くなってしまいます。

    その一方で、給与デジタル払いを採用する側の企業にとって持ち出しや負担が増える形にしてしまうと採用もされません。

    となると、最終的には従業員側のメリットを減らしてデメリットを増やすような形に改変されることになってしまいます。

    そもそもこのデジタル払いは誰のために行うんでしょうかね。デジタル払いの場合は現金払い(振込)と比べて1割アップして振り込みます、というのなら選ぶ従業員も出てくるでしょうけれど、同じ金額なら選ばないでしょう。先のPayPay本体が採用した仕組みは、20万円まではPayPay口座、残りは銀行口座に振り込む、ということで、
    PayPayヘビーユーザーはいちいちチャージする必要が無くなる程度のメリットです。頭の良いお偉方の考えることは分かりませんわ。

    余談ですが、私が先日受験した第56回社労士試験では、択一式試験の労働基準法科目で、1問丸々、この給与デジタル払いのルールに関し、誤っているものを選べ、という問題が出てきました。

    私は、勉強に使っていたみんほし社労士選択対策の問題集にこの給与デジタル払いの問題があり、ユーキャン参考書には詳細がなかったので自分で書き込んで覚えるようにしていたので、本番で問題を見たときには

    キタ━(・∀・)━!!!!

    と思いました。当然ながら余裕で正答を選び、1点確実に取ることが出来ました。私にとっては給与デジタル払いに関しては、社労士試験で出てきて正解出来た仕組み、ということで印象に残っているものですね。