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  • スポーツチームのグッズのライセンスのマッチングサイト?

    知らなかった、というか見落としていたのですが、ガンバ大阪のグッズ展開に関してこんなリリースが昨年2025年9月20日に出ていました。

    https://www.gamba-osaka.net/news/index/no/19025/

    へー、こんなのあるんや、という感想しかないのですけれど、このLiseというサービスを見てみると、現在はガンバ大阪の他に、FC琉球、セレッソ大阪と浦和レッズが利用しているようです。

    https://lise2025.net/

    実際にどれだけ反響や効果があったのか知りませんけれど、調べてみたら、昨年9月のサービス開始時点はガンバ、セレッソ、レッズの3クラブだったようです。

    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000159895.html

    半年経って1クラブ増えただけですが、大丈夫なんですかね。しかも商品化実績に出てきているのが、ガンバ2つ、レッズ1つだけなんですが。

    まあすでに大抵のクラブは直取引での契約でいっぱいになっているか、どこかの商社や代理店に依頼していますよね。

    どうでもいいことですが、セレッソとレッズは、このLiseがサービスインした9月9日にリリースを出しているのですが、

    https://www.cerezo.jp/news/2025-0909-1200/

    https://www.urawa-reds.co.jp/clubinfo/231409/

    冒頭に書いたように、なぜかガンバは9月20日にリリースを出していました。なぜか10日以上遅かったのですが、そのガンバがグッズ販売一番乗りだったのは皮肉ですね。

    【別ブログのご案内】
    実験的に、noteとは別の個人ブログを紹介させていただきます。
    そちらの方は主に、Linux・サーバーに関する素人ブログとなっています。

    https://hrsgmb.com

    興味のある方は、ぜひそちらもご一読くださいませ。

  • 花粉とコンクリート、ハウスダストとフローリング

    昔読んだ本(確か中川政七商店の社長が他社のコンサルをした件)で、どこかのカーペット・絨毯メーカーの話があり、その中で、
    「ハウスダスト対策のためにフローリングにしても、かえってホコリが部屋の空気中に舞い続けてしまって逆効果になる。カーペットならホコリが繊維に絡め取られて空気中のホコリが減る」
    といったくだりがありました。

    へー、なるほど、と思って今も記憶に残っているのですが、従来のカーペット・絨毯(おそらくは畳でも)の方が逆に身体には良いこともある、というのは意外ながら重要な示唆でもあります。

    この、ハウスダストとフローリングの関係性は、これからシーズンになる花粉とコンクリートの関係性にも似ている気がします。

    スギ花粉に関しては、戦後の国策で大量に植えられたスギによるものとはいえ、花粉症はスギ以外にもブタクサやらイネやらいくらでもあります。それら全てが戦後の国策で増えたわけでもありませんが、かつてはそれほど花粉症に困る人はいませんでした。

    これは道路や家屋、ビルなどがほとんど全てアスファルトとコンクリートなどに覆われてしまったため、かつては道の土や家の壁・屋根にくっついていた花粉が、くっつく場所がなくなって大気中を舞い続けるようになったことも原因でしょう。

    花粉は木に付くものですし、土に落ちれば微生物によって分解されます。最後には雨で流されますが雨が降るまでは道や壁や屋根に留まっていれば、花粉症の原因にはなりにくいはずです。

    もう今更、日本中の道路と建物を土と木材で覆うわけにはいきませんし、機能性や安全性から考えれば、花粉症を我慢する方が社会的効率性は圧倒的に良いでしょう。

    付着した花粉を触媒によってノンエネルギーで分解する素材で出来た道路や建物なんかが普及するまでは、今後もずっと花粉症の人は花粉との戦いを続けるしかないでしょうね。

  • 2026年3月11日ACL2準々決勝第2戦ラーチャブリー対ガンバ大阪DAZN観戦の感想

    ホームで行われた第1戦はボールを支配しながらも失点してしまい、苦しい中で2年目の名和田がチームを救うゴールで同点に追いついた展開でした。最後の名和田の直接FKが決まっていたら出来すぎる伝説になっていたのですが。

    日曜のJ1の長崎戦でも一度は逆転されるも再度逆転しての勝利で勢いに乗ったガンバは、アウェイでの準決勝進出をかけて戦います。

    メンバーは現時点でのベストメンバーでしょう。初瀬が左SBに復帰、2列目は今年一番良いセットの食野・ジェバリ・山下で、好調ヒュメットがワントップです。

    前半開始。やはりアウェイでもガンバがボールを保持して攻め込みつつ、ラーチャブリーはカウンターとセットプレーに活路を見出すサッカーになりました。

    チャンスはあれど決まらず・・・という本当に良くある展開になりそうでしたが、29分に目の覚めるようなゴラッソを決めたのは三浦弦太! 右サイドのペナルティ外から豪快に右足を振り抜いたミドルシュートが相手ゴールに突き刺さり、ガンバが貴重な先制ゴールをゲットします。

    佐々木・福岡の怪我で出番が回ってきた三浦ですが、清水戦での神クリア2発や、時には中谷よりも安定した守備を見せ続けている上に、こんなゴールを決めるのですから、相当に身体的に精神的にもかなり良い状態なのが窺えます。

    第1戦にはなかった、ラーチャブリーが前がかりに出てこないといけない状況になり、ガンバは相手の裏を狙って追加点がほしい。

    その後も相手ゴールを脅かし続けて前半は0−1で終了。内容も結果も良い状態で45分を終えました。

    後半開始。ガンバは交代なしで始まりましたが、50分にラーチャブリーの攻撃から、クロスボールに東口と中谷がぶつかってしまい、相手に溢れてシュートされて失点。本当に防げるミスだったと思いますが、非常に悪い流れではありました。

    これで1−1。また振り出しに戻りました。

    中谷は長崎戦でもミスから失点してしまいましたが、その後のゴールでなんとか汚名返上できましたので、今日も期待したい。

    しかし64分、CKで半田の肘が相手の顔面に当たったことでのファウルを取られてラーチャブリーにPKが与えられました。

    このPKを東口が足でブロックして値千金のビッグセーブを見せてかろうじて生き残ります。

    その後、ウェルトンと美藤が投入されましたが、試合に夢中でなんか良くわかっていません。岸本、名和田、奥抜も知らん間に入っていました。

    91分の名和田の直接FKはGKがブロック。

    6分のアディショナルタイムを終えて勝敗は決せず、延長戦に入ります。

    99分、美藤が相手陣内でひたすらボールをキープして、相手のクリアが名和田に当たってこぼれたところを最後はウェルトンがシュートを決めてついにガンバが勝ち越しに成功!

    恐ろしいことにVARでのチェックが結構時間がかかっていましたが、ゴールが認められました。

    112分途中出場のウェルトンを下げて倉田を投入。インアウトになりましたが、中盤と前線での守備と運動量のためでしょうね。

    その後も守りきり、誰もが死力を尽くした死闘は120分終え、1−2でガンバ大阪が勝利して準決勝進出を勝ち取りました。

    舐めてはいないけれど、グループステージよりも洗練された戦い方をしてきたラーチャブリーには本当に苦しみました。チームとして互角に戦う実力としては浦項の方が上だったと思いますが、自らの地力を最大限活かすサッカーを2試合とも体現出来ていたのはラーチャブリーでした。

    ぶっちゃけ、ノックアウトステージに入ってからの4試合のガンバ大阪は、本来の実力を出せたとは言えないですし、地力を最大限活かすサッカーを出来ていたとも思えません。選手のミスも多く、戦術のミスマッチもところどころあったと思います。

    それでも勝ち上がりました。今日はこれを素直に喜びたいです。

    マンオブザマッチは、先制ゴラッソの三浦、PKストップの東口、決勝ゴールのウェルトンもいますけれど、個人的には美藤を推したい。オープンな展開でお互いに厳しいコンディションでのピッチ上で、あれだけ体を張ってボールを前に運べる能力は貴重です。

    決勝ゴールのシーンでも、その前でも、その後でも、ひたすら中盤で体を張ってボールを奪ってキープする美藤はちょっと凄すぎます。ガンバでは安部と鈴木の二人がいる以上、なかなかレギュラー確保が出来ないですが、中盤のインテンシティを強めたいクラブはオファー出してくるんじゃないですかね。

    土曜日のアウェイ広島戦とか・・・どうなるんでしょうね。

  • コンカフェとトレカショップに支配されゆく大阪日本橋

    この1年位はジャンクPCやミニPCを何台も購入してLinuxサーバ化したりして遊んでいたため、何度も大阪の日本橋の電気街を訪れました。いくつもの店を行き帰りして購入を吟味するくらい時間を掛けて電気街をうろついたのは、おそらく20年振りくらいだったと思います。20年前あたりは、あの「電車男」の頃ですし、オタクを呼び込むメイドカフェが電気街に増え始めた時代だったでしょうか。

    昨年2025年時点で私が思ったのは、
    「コンカフェとトレカショップしかあらへん」
    という感想でした。

    実際、日本橋地域での新規出店の大半はこの2種類だそうです。

    https://namba.keizai.biz/headline/5788/

    90年代末に自作PCで毎週来ていた電気街が、ここまで変わろうとは。もう電気街ではないですね。

    もっと昔の電気街住人(住んではいない)は、私が日本橋に親しんでいた自宅PC全盛期の時点で「もう電気街ではない」と思っていたかも。それと同じ感覚を、今の私が覚えています。

    かつて、パソコンショップ、パーツショップ、ジャンク品・中古品専門店だったところが、いくつもコンカフェとトレカショップに様変わりしています。経営者も当然替わっているでしょう。

    いわゆるオタロードには、20年くらい前の時点では数人くらいしかメイド服姿の客引き嬢がいなかったですが、今は一体何人いるのか。夏頃行ったときには、よくこんなクソ暑い中でゴテゴテした服を着て炎天下の路上に立っていられるなと思いました。

    トレーディングカードには今も昔も興味が無いため、一体どういう商売なのかも把握できていませんし、売っている商品もよく知りません。ちょくちょくニュースで盗難とか詐欺とか話題になっているのを聞くくらいです。値段が上がり続けているのかも知りません。いつかのタイミングで暴落とかしないんでしょうか。

    コンセプトカフェも昔はメイドカフェから始まりましたが、執事喫茶とかなんやかんや増えてきたために「コンセプトカフェ」と言う名称がいつの間にか定着していました。

    秋葉原の電気街は、十数年前に仕事で出張した帰りに素通りしたことくらいしか知らないのですが、こちらと同じ感じなのでしょうか?

    とりあえず、今のところはこの2つの業態が日本橋をほぼ支配しているようなものです。その天下がいつまで続くのか、新たに支配する業態が出てくるのか。

    その辺りのことについて、私が生きている間、日本橋に行ける年齢・体力の頃までに決まるだろうか・・・。

  • 希望溢れる新社会人の今の気持ちを否定するような助言になってしまいますが・・・

    もう4月1日入社の新社会人の方々は予定を立てていることでしょうけれど、オッサンの助言を3つ並べておきます。

    <運転免許について>

    自動車運転免許は取れるときに取っておいた方が良い、ということです。

    最近は、都会住みだと個人で運転する機会も必要性もないので、そもそも免許を取らない人も増えているらしいですが、無いよりはあったほうが良いのですよね。

    運転する必要というのは、時に突然やってきます。転勤で車社会の地域に引っ越すことになってから教習所に行っても間に合いません。ましてや合宿に行く時間なんてないでしょう。必要になったときには遅いのです。

    私らの頃には、早い人は高校卒業後の春に合宿で取ったり、大学に通いながら近所の教習所に行ったり、あるいは就職前の時間がある時に合宿で慌てて取りに行ったりしていました。

    オートマ限定合宿でも2週間くらいはかかりますので、社会人になったらそんな余裕は全くありません。教習所に通うにしても、平日夜や土日祝にどれだけ詰め込めるか。忙しかったら平日夜は無理ですし、疲れて土日も行く気になれないかも知れません。

    また、免許を持っているだけでも、普通に生きていく中で自分の傍を通るドライバーの動きをある程度予測できるようになります。その辺を知らない人は時に突然、ドライバーがビックリするような行動を取ってしまいますので、この点でも免許はあったほうが良いです。

    <退職について>

    新しい生活に夢膨らませて入社する新社会人に対して退職の話をするのは酷いと思いますが、現代日本では勤め始めた会社で社会人人生を全うする人は結構稀になってきました。どこかで退職の決断・判断をすることになります。

    一昔前くらいから入社してすぐに辞める新入社員の問題はありましたが、昨今は退職代行サービスの普及により、退職への心理的・物理的なハードルも下がりました。

    辞める職場に問題があるケースもあるでしょうし、辞める人に問題があるケースもあるはずで、どっちが良い悪いと断言は出来ません。以前は新卒なら3年は我慢しろ、という意見もありましたが、第二新卒も許容されてきた今は、見切りをつけるなら早い方が良いという考えも当然です。

    自分が今いる場所がいるべき場所なのかどうかなんて、なかなか分からないものです。我慢したほうがいいケースもありますし、どうしようもないから逃げるが勝ちの場合もあります。

    その辺の見極めは、実はある程度転職をしていくと、転職活動時点でブラックかどうかも分かるようになってきますが、新卒の人には無理ゲーでしょう。

    少なくとも、この会社に「置いてやっている」感のあるところは、逃げた方が悲劇を招かなくなります。人それぞれ許容度は異なりますし、他人を尺度にし過ぎないように。

    <仕事の進め方について>

    誰もが自分が就職先、配属先で上手くやっていける、と思っています。しかし、予想通りに上手くやれる人はごくわずかで、大抵の人は失敗と叱責と反省の繰り返しです。

    自分なりの、自分らしい、自分しか出来ない仕事なんてそうそう出来ません。自分の長所を出していくのは難しい一方で、短所は早く露呈します。

    あなたの能力が低いからではなく、慣れていないからです。慣れていないから時間が足りず、時間が足りないからミスをします。

    一つの解決策は、とりあえず、早くレスポンスすることです。

    聞かれたこと、振られた仕事については、すぐに30%でも50%でも良いから、とにかく何らかの形ですぐに対応します。

    もちろんそれで終わりにはならず、100%の仕上がりになるまでは何度も上司、先輩、同量とやり取りすることになりますが、周りも一発で100%回答が出てくるとは思っていません。新社会人なんですから。

    むしろ、100%になるまで待ってから返すのはヤバイです。方向性が思いっきり間違っていた場合、時間がないのに一からやり直しという地獄が待っています。振られてすぐに20%で返した場合は、、完全に向きが間違っていたとしてもまだまだやり直す時間も気力も残っています。

    どれだけ職場で認められるかにもよりますが、ルーキーのミスや確認を許容できない職場というのは、あまり幸せはもたらしてくれないんじゃないですかね。

    <さいごに>

    多分、こういったことは家族からも聞くでしょうし、高校大学の先輩からも聞くでしょう。ただ、身近な人からのアドバイスって結構聞き流しがちになってしまいますので、改めて、このnoteを読んで役に立つ方がいらっしゃれば幸いです。

  • 2026年3月8日J1百年構想リーグ第5節ガンバ大阪対V・ファーレン長崎DAZN観戦の感想

    水曜のACL2では名和田のゴールで辛くも引き分けに持ち込んだガンバ大阪は、中3日で長崎との対戦です。

    ホームゲームなので見に行きたかったですが、水曜引き続き今日も念の為、体調を考慮して自宅観戦にします。

    ガンバの先発には岸本が右SBに入り、美藤がボランチで先発、奥抜が左ウイングに入り、先日欠場だったジェバリが復帰です。ラマダンだったらしいですね。

    長崎の脅威は元ガンバでもあるマテウス・ジェズスです。元ガンバと言えばCBの江川も昨年まで3季ガンバにいて、結局出戻りになりました。

    試合は前半、普段とは違うエンドで始まりました。ガンバ側が選手の怪我、連戦を考慮したスタメンになっているからか、単に長崎の戦術に対応できていないのか、多少押され気味な感じです。

    13分には高い位置で相手ボールを奪ってヒュメットにチャンス!と思ったらGKにブロックされますが、その直後にジェバリから完璧スルーパスでヒュメットに入れて、これをきっちり決めたヒュメットが連戦連続ゴールを上げてガンバが先制に成功しました。

    21分、長崎がガンバ側のゴール前での直接フリーキックを、マテウスが急激なカーブのかかったシュートを決めてあっという間に同点。きっつい御礼返しになりました。

    鈴木のところでパスがズレたり、持ちすぎて奪われたりするのが気になります。ちょっと中盤では思った感じにキープ出来ていないのかも知れません。

    さらに27分、低い位置でボールを失い、再びマテウスにファーサイドへの巻いたシュートを決められて失点。これで1−2になりました。

    低い位置での無理なつなぎで失敗して取られているのですから、擁護のしようも無い失敗ですが、ラーチャブリー戦の前半を引きずったような内容を続けているのはもっと問題です。相手がひたすらプレスを掛けてきても、大きく蹴らずにショートパスだけで打開する縛りプレイをやって楽しいんですかね。

    結局前半はこのまま1−2で終了。うーん、毎試合失点が続いているのは本当に心配。中谷よりも三浦の方が頼もしいくらいですが、中谷は最近ちょくちょくミスがあるんですよねえ・・・。

    後半開始。選手の入れ替えはなし。選手に問題がないとは言わないけれど、戦術の問題でしょうしね。

    50分には奥抜のクロスを山下がフリーでシュートするもGKに当ててしまいゴールならず。

    このCKからの波状攻撃で最後はファーで待っていた中谷が右足で決めて同点。汚名返上のゴールとなりました。

    60分、中盤での奪い合いから最後は鈴木からのパスに抜け出したヒュメットがGKとの一対一でシュートするもバーに阻まれてしまいました。

    62分、奥抜と鈴木に代わり、ウェルトンと安部が入りました。ウェルトンは今シーズン初出場です。

    65分には岸本のクロスにジェバリが頭で合わせるもGKに防がれます。

    71分のクイックリスタートからジェバリのパスを受けたウェルトンのシュートもGKに当たります。

    73分、ジェバリから名和田にスイッチ。同じトップ下ですね。

    3点目を取るチャンスがありながらも奪えないままというのは浦項戦、清水戦と同じ流れですが、今日こそ決めてほしい。

    CKからの流れから、最後は半田がハーフボレーで打ったボールが相手に当たってゴールに吸い込まれてついに再逆転に成功!

    87分、最後の交代で南野・倉田が入り、ヒュメットと山下が下がりました。

    アディショナルタイムに三浦がまさかの味方のスライディングタックルで傷めたときには肝を冷やしましたが、守り切ってようやくホームで90分勝利をゲットできました。

    ACLE組が試合がなく、京都が負けたためになんとWESTでガンバが暫定首位に経ちました。

    今日の収穫はウェルトンの復帰と、セットプレー崩れから中谷、半田がゴールを取れたことでしょうか。セットプレーそのものでは今年は全然ですけれど、これで良くなっていくかも知れません。

    マンオブザマッチは難しいですが、慣れない左SBをこなしつつ逆転決勝ゴールを決めた半田でしょうか。初瀬がラーチャブリー戦の前半の酷い出来で序列が下がったのかも知れませんが、当面この左右SBで行く可能性はありますね。

    ジェバリのトップ下でのパス出しは本当に良い。宇佐美が戻ってきても、宇佐美ワントップでヒュメットと調子が良い方を使うことになるかも。

    あと、鈴木・美藤のダブルボランチだとお互いに良さを出せないですが、安部・美藤のコンビだと良いのですよね。もちろん、安部・鈴木のコンビでも良いのですが。どう考えても今のガンバの中盤で欠かせないのが安部です。

    怪我人が相次いだCBは、中谷・三浦のコンビで落ち着きました。何なら三浦が一番良いプレーをしています。このままなら佐々木と福岡が戻ってきても序列は変わらないでしょう。

    失点が相変わらず多いのは不安ですが、3点取れたこの勢いのまま、水曜のACL2ラーチャブリー戦で勝つのみです。

  • コスパやタイパで投票しなかったら、いずれは「命パ」が悪くなる

    2月8日のクッソ寒い中で実施された衆院総選挙は、意外と投票率は悪くありませんでした。とはいえ、そもそも投票率は長期的に低下傾向にありますし、それについては有権者の原因でもあります。

    選挙に行かない理由が、病気や怪我のためとか、事前投票も含めて8時〜20時がずっと仕事だとか、もう寝たきりで動けないとか、やむを得ない事情があるのなら仕方ないと思います。今回で言えば悪天候もあるでしょう。

    しかし、ただ単に面倒くさいとか、遊びたいとか、投票しても無駄だと思っているとか、投票を何かと比較して意味や価値が無いと思っているのだとしたら、それは長期的に見たら大きな損を生むことになります。

    選挙に行かないことは現体制への消極的支持をすることであり、もしくは民主主義を否定することでもあります。

    「民主主義なんかいらない」
    「全体主義万歳」
    「共産主義的民主集中制にしよう」
    とか思っているのなら、一応日本では思想の自由が認められているのでしょうがないですけれど、いざ民主主義が失われた後に取り戻そうとすると、とてつもない苦難が待っています。

    2026年はベネズエラとイランへのアメリカによる攻撃から始まりました。どちらも、政治体制としては共和制であり、選挙が行われ、大統領が存在しています。

    しかしベネズエラでは選挙の結果、チャベス、マドゥロの二代続けて社会主義的大統領が生まれ、特にマドゥロ政権では事実上の独裁体制で社会がほぼ崩壊していました。

    イランでは、1979年の革命によりイスラム共和国となりましたが、民主主義に基づく大統領制は、その上に位置するイスラム教の最高指導者が認めた範囲でしか機能しません。だからこそ、外からは独裁体制とそう変わらないように見えます。

    そしてどちらも、南米と中東における反米勢力の雄として名を馳せていましたが、トランプという暴君大統領によって独裁者が倒されました。

    昔に遡れば、ドイツのかつての戦間期におけるワイマール共和国体勢下で、選挙によって政権を握ってあっという間に独裁を成し遂げたのがヒトラー率いるナチスでした。

    独裁者は革命やクーデターでも生まれますが、民主的な選挙が独裁者を生み出すこともあるのです。

    選挙をしたところで何も変わらないとか、どうでもいいとか考える人は多いのでしょうけれど、独裁体制になってしまうと、もう正道の選挙は行われません。選挙で政治体制を維持するしかないのです。

    選挙以外に政治体制に作用を及ぼし得るのは、革命とクーデターと敗戦です。いずれも、多くの人の命を代償にします。

    選挙に行くのが面倒とか、タイパやコスパが悪いとか考えているうちに、「人命パフォーマンス」的に最悪のクーデターや革命、あるいは他国による侵略しかなくなるのです。

    別に現体制が独裁とは思っていませんし、独裁的な権力を持っていないからこそ無理な解散を打つしかない政権と言えると思います。

    ただ、このまま投票率が下がり続けたとして、10年後や50年後もずっと同じレベルの政治制度を維持できるでしょうか?

  • OneDriveはなぜローカルファイルを削除するのか

    私の自宅にある私物のPCでは昨年夏にWindowsを削除してLinuxに入れ替えたため、個人ではWindowsのパソコンを所有していない状態になりました。それでも、職場では流石にWindowsマシンを会社から貸与されて使用しています。

    個人で使用していても職場のルール、ポリシーがありますので、何でもかんでも個人で勝手に設定を変更できるわけではなく、一部のローカル保存のファイル・フォルダはOneDriveで同期されていて、明示的にローカルに常に残すように設定しない限りは、ローカル環境では削除されて、クラウド上に保存されます。

    そのファイルを利用するたびにインターネットを介してダウンロードしてから開きますので、不便といえば不便です。ローカルストレージの容量を空けるための仕組みとはいえ、大容量のファイルでもない小サイズのファイルでもネット接続次第、またMicrosoftのサーバ次第では、動作が非常に遅くなります。

    そのたびに不満を覚え、なんでこんな仕組みなんだと憤慨するのですが、一体なんでOneDriveが主、ローカルが従という設計思想になったんですかね。

    自宅ではNextCloudのサーバも設置していて、そのサーバとLinux PCを自動的に同期するようにしています。この同期はローカルLAN内で行われるため非常に高速です。というかほぼ同時にサーバに保存されます。

    まあ今時はゼロトラスト的な考えが当たり前で、PCを外で使うのも当然であれば、VPNも危険視して当然でもあるので、ローカルPCに全て残すということ自体がMicrosoft的にはあり得ないのでしょう。今のMicrosoftはクラウドしか頭にない企業になってしまったので。

    世間的には賛否両論、どっちかというと否の方が多いかもしれないOneDriveですが、クラウドストレージサービスもたくさんあります。ありましたと言ったほうが正確かもしれません。

    以下は個人的な感想です。
    先駆け的存在だったDropboxは、あくまで指定したフォルダをクラウドと同期しているだけ、というシンプルな印象でした。

    GoogleDriveは、クライアントアプリをインストールして常に動悸することも出来ますが、どっちかと言うとクラウドにどんどんアップロードしたり、クラウド上でファイルを作成して、それを他人と共有する使い方がメインのような気がします。

    AppleのiCloud DriveはApple製品のOSや設定ファイル、アプリデータを自動的に保存するためにしか使っていないケースがほとんどじゃないでしょうか。

    Boxは企業向けに特化していて、なおかつOSとの統合はOneDriveみたいにはしていないですよね。

    OneDriveは前述のように、Windowsと深く結びついていて、個人の設定も出来るけれど面倒だし不便、という感じがします。

    OneDriveはどちらかと言うと企業向けPCの設計思想で、ローカルには置かないからPCを盗まれても大丈夫!というのが理想なのでしょう。Windows11でのTPM2.0強制やMicrosoftアカウント強制もその一環です。個人では使いづらいWindowsになってきたのかもしれません。

    まあ、個人のPC用途の大半はスマホとタブレットでも代替できるのであり、個人でフル機能のパソコンを所有するのは、ゲーマーかクリエイターか物好きだけ、という時代になってきているのでしょうね。だからこそ、Microsoftも個人PCとして使いづらい仕様にしていても問題ないと思っているのでしょう。

  • AIに解決させるよりも危険なのは・・・?

    1月に行われた大学入学共通テストは、生成AIの分野でも話題になりました。
    GPT-5.2 Thinkingが9科目で満点を獲得したからです。

    https://resemom.jp/article/2026/01/20/84722.html

    まあ、突拍子もない問題を出すわけにはいかない共通テストですから、いずれは全科目満点はどこのAIでも取るようになるでしょう。

    また、生成AIであるClaudeを開発しているAnthropic社が、自社の入社試験を自社のAIに突破され続けているという記事もありました。

    https://gigazine.net/news/20260126-anthropic-claude-code-test-design/

    だったら紙とペンを使った試験を、試験管の目の前で解かせればええやん、と軽く考えてしまいますが、そもそも今どきのアメリカの巨大スタートアップIT企業ではウェブ経由でのテストが当たり前なんでしょう。第一、AI企業として、AIを使うべきではないと公言するわけにはいかないですよね。

    どの分野、どの業界でもAIとは完全に切り離した試験は不可能になりつつあります。もうこれは社会の不可逆的な変化であって、逆戻りは出来ないでしょう。

    現行の生成AI、LLMが無限に進化し続けるとは私は思っていませんし、

    https://www.gizmodo.jp/2026/01/limits-of-ai-capabilities.html

    天文学的な投資を増やし続けているOpenAIが経済的な成功を収められるとも思っていませんけれど、AIを使った問題解決(学問でも仕事でも)はいずれ人類の行動のスタンダードになるでしょう。

    問題解決(ソリューション)を全てAIに任せて、出力結果をAI利用者がチェックしないのは問題だと誰もが知っています。その問題は今後も人類に付きまとっていくでしょう。

    それ以上に重要なのは、問題解決の結果が人間によるものだろうとAIによるものだろうと、その結果(解答)の正否チェックをAIに丸投げする方が危険です。この部分がAIによるチェックだけになってしまうと、出力をAIに丸投げする以上に、結果を信用できなくなります。

    もっと言うと、そもそもその前段階としての、問題そのものの発見や構築をAIに任せっきりにしてしまう方が恐ろしいかも知れません。実際には問題ではない事象を重大な問題としてしまうこととか、逆に重大な問題を見過ごして軽易な事象を問題として取り上げた場合、前者はリソースの無駄使い、後者は後にもっと重大な危機を招く恐れがあります。

    学生がレポートや論文をAI任せにしていることで嘆いている大学の先生は多いでしょうけれど、そのうち、レポートや論文のチェックをAIにぶん投げる人も出てくるでしょうし、入試問題をAIに作らせる人も出てくるでしょう。もしかしたらすでにいるかも知れませんけれど。

    企業でも、決算書や社内文書をAIに読み込ませて、
    「我社の課題は何?」
    と聞く役員とか、大事なプレゼン資料をAIに作らせたままでクライアントに乗り込んで悲惨なことになる営業マンとかも出てくるんですかね。こっちの方はすでにいそうな気もします。

    まあ今のところ一番やばそうなのは、昨年時点でAIにコードの3割を書かせているMicrosoft社だと思うんですよね。

  • 2026年3月4日ACL2準々決勝第1戦ガンバ大阪対ラーチャブリーDAZN観戦の感想

    今日の試合は平日ながらも見に行くつもり満々でチケットも買っていましたが、体調不良のため泣く泣くリセールに回しました。DAZN観戦です。

    スタメンは概ね予想通りですが、ACL2連続ゴール中の山下が控えになり、今年はトップ下で校長を維持していたジェバリがメンバー外なのが気になります。ヒュメットが好調なのが救いか。先発の満田がどこまでやれるか。

    前半開始。予想通りガンバがボールをキープしてラーチャブリーがカウンターを狙う展開。ガンバはショートパスか初瀬のクロスしか無い単調な攻撃のみで、ボールを持てても相手の引いた守備をなかなか崩せません。

    そうこうするうち、相手のカウンターからのクロスがファーに流れ、その対応が遅れたために綺麗なシュートを決められてしまいました。浦項戦の一戦目と同じシュートコースで、あそこはヒガシでも届かない。

    しかし今日は初瀬が本当に酷い。相手GKが難なくキャッチするクロスを入れ続けるサイドバックとかちょっと厳しいで。

    相手が嫌がるプレーをほとんど攻撃でも守備でも出来ていない時間が続き、前半終了。今年の試合の中では最悪の前半であることは間違いありません。

    ハーフタイムで選手代えて一気に行かないとズルズル負けるのが目に見えています。岸本と山下が入り、初瀬・満田が下がりました。岸本が右SBに入り、半田が左に回ります。

    後半開始から左サイドで半田、食野が相次いで突破してクロス。2個目のヒュメットが押し込めなかったのはもったいなかったです。

    しかし、初瀬ほどではないものの、南野の出来も良くない。清水戦のミスを引きずっているのかと思ってしまうほどです。

    食野がガンガン攻め込んでいきます。多分、一番ヴィッシングの戦術とマッチしている選手だと思います。

    73分には南野を下げて名和田投入。いよいよ後が無くなってきました。79分には食野の代わりに奥抜が入りました。

    80分にはこぼれ球を名和田がシュートするもGK正面。

    攻め続けるガンバは84分、右から岸本のグラウンダーパスを名和田がダイレクトで合わせてついにゴール! ようやく同点に追いつきました。

    その後も攻めたガンバは90分に安部に代わって美藤がピッチに入りました。

    92分の名和田の直接フリーキックは惜しくも枠に阻まれて入らず。決まっていたら伝説になっていたのですが。

    アディショナルタイムには奥抜の突破からのシュート、さらにヒュメットもシュートしますがいずれもGKにブロックされてゴールならず。

    その後もチャンスも決まらず、第1戦は引き分けに終わりました。

    ラーチャブリーにしてみたら十分な成果でしょうし、ガンバにとってはホームで勝ち切れなかったという思いが残ります。ただ、負けずに追いついたのは良かったです。今日あのまま負けていればアウェイで2点差を付けて勝たねばならないところでした。

    前半の酷い出来から比べれば、後半のほうがまだマシでした。相手GKの好守に阻まれたシーンも多かったですし、攻撃を工夫している印象はありました。ただ、もう一点決めたかった。

    アウェイのラーチャブリー戦は1週間後。ぶっちゃけ日曜の長崎戦の勝敗はどうでも良くて、11日に出す予定の選手は全員先発から外してほしいくらいです。それくらい、このACL2のタイトルに全てを賭けてほしいと思っています。

  • MicrosoftはWindowsを無料にしたらいいんじゃね?

    何度か書いてきましたが、昨今のMicrosoft社のWindowsを巡る施策には多くの批判が寄せられています。個人的にはRecall機能がWindowsを見限る一番の理由でしたが、それ以外にもインストール時のMicrosoftアカウント強制とか、OneDriveやBingやCopilotの押し付け、Microsoft365の値上げ、さらにはWindowsUpdateでの度重なる不具合などなど、Microsoftの開発体制や経営方針には長く、多くの点で問題が発生しています。

    もちろん営利企業である以上は、利益を最大化する方向で動くのは当然です。だからこそ、開発者を2万人リストラした一方で、AIに社内の全てのコードの3割を書かせることで、大幅に利益を上げてきました。

    社内でリストラしようがAI活用を推し進めようが、外部に、すなわち消費者に影響が出ないのであれば問題ありません。クビを切られた人は腹立つでしょうが、アメリカの大企業のレイオフなんていつでもあるものです。

    しかし、その影響がユーザーにも及ぶようになると、話は穏やかではありません。

    Bing以外のブラウザは使わないように様々な障壁を設けて、その一方でセキュリティ向上の名のもとに、OneDriveやBitLockerを知らぬ間に有効化してしまう。Updateにより信じられないような不具合が広く発生してしまい、修正までに時間がかかってしまう。

    そんなことがあると、「金を払って」手に入れたOSなのに、使いづらい、やってられない、どういうことだ、という感情がユーザー側に湧いてくるのも当然のことです。

    現在のMicrosoftはクラウドで稼ぐ会社になっています。WindowsやOfficeのパッケージ販売は、売上利益的に見ても最重要な部門ではなくなりました。稼ぎ頭はAzureやMicrosoft365のクラウドです。Windowsはそのフックとして最初の利用者を獲得するためのプラットフォームに過ぎず、だからこそクラウドに誘導する動線をWindowsに多数配置し、有償サービスへの広告を多数散りばめているのです。

    Windowsをクラウドで稼ぐための土台としてしか見ていないのであれば、もういっそのことWindowsを完全無償化すればいいんじゃないかと思います。

    教育用PCの分野でシェアを広げているGoogle社のChromeOS(ChromeOS Flex含む)では、ブラウザはGoogleChromeでAIはGeminiがデフォルトで入っています。他のブラウザやAIをそれらと同等に使うのは非常に困難です。

    また、Google社の有償サービスへの誘導画面が出てくることについて、文句を言う人もほぼいません。なぜなら、そもそもChromeOSがGoogleのサービスを使うことを前提にして無料で提供されているOSだからです。営利企業が無料のOSを出しているのは最終的に自社サービスに誘導できるからです。

    今のMicrosoftとWindowsも、GoogleとChromeOSのような関係性に近づいてきています。もちろん出来ることには差がありますが、現在のMicrosoftは、Windowsをユーザーが好き勝手に使えるOSとは考えていません。出来ることを制限してセキュリティを高め、その一方でクラウドサービスありきのOSに近づけています。

    だったら、Windowsを無料で配布して、手厚いサポートだけを有償にしてしまえばいいのです。サポートが必要な企業ユーザーはお金を支払い、多くの個人ユーザーは無料で使用する。世界中に大量にいるWindowsユーザー全てにちゃんとしたサポートが出来ない体制を取っているなら、それを正当化出来るように「OSは無料なんだからゴチャゴチャ言うな」という状況にしてしまえばいい。

    セキュリティアップデートは必要でしょうが、無料ユーザーにはアップデートのタイミングや質・量を今よりは手薄にしても問題ないでしょう。なにせ無料ですから。

    さらに、インストール後のアクティベーションのサーバ維持費用をゼロに出来ます。この経費が完全に無くなります。

    Windows無償化により、クラウドサービスの有料ユーザーの母集団となる、Windowsユーザーを今以上に増やせます。なにせ無料ですから。

    LinuxやMacに移行した人がそのまま戻ってくるわけではないでしょうけれど、Windowsを無料化すれば、それらのOS上での仮想化ソフトを使って、Windowsを利用しやすくなります。

    ただ、Windowsの売上が無くなるわけですから短期的にはMicrosoft自体の売上も減るわけで、サポート・アクティベーション費用がそれ以上に減る見込みが無ければ、株主を説得できないですかね。

  • スポーツ選手の幼年化と専門化、観戦の幼年化と専門化

    今回のWBC、ワールドベースボールクラシックはアメリカの巨大配信サイト、Netflix社が日本国内での独占配信権を獲得しました。それにより、日本ではNetflixを通じてでしか、試合を見ることが出来ません。毎回、放送することで高い視聴率を誇ってきたコンテンツを、日本のテレビ局群は失ったことになります。サブライセンスでの放送も交渉がまとまりませんでしたが、そりゃそうでしょう。Netflixの狙いはこれまでサブスクリプション契約が少ない日本人中高年男性がターゲットなのですから、テレビ放送したら結局Netflixの契約をするわけがありません。

    かくて、オールドメディアはNetflixの後塵を拝することになったわけですが、これによって未来の野球選手たる少年たちが世界最高峰の野球を見ることが出来なくなる!と騒ぐのもまあ、良くあるパターンではありますよね。五輪競技から野球が外されたときにも全く同じ論調だった気がします。

    サッカーにおいてもDAZNのJリーグ配信だったりW杯予選・本戦での配信でも似たような話はありました。野球少年をサッカー少年に置き換えるだけのことですが。

    しかしながら、子供がスポーツに接する機会というのは、昔に比べれば一般化よりも専門化してきていることは間違いないでしょう。昭和の頃には中学まで別のスポーツをしていたのに高校から野球を始めてプロ入りした、なんてことは偶にありましたけれど、現代ではリトル、シニア、甲子園、大学、社会人といったルートの末にプロ野球が存在していて、公園で遊んでいた草野球からのプロ入りなんてことはもうかなりレアすぎるケースになってきました。子供の頃から専門的に指導を受けて練習し続けた末のプロ選手と言う結果になります。サッカーも似たようなものでしょう。最終ルートがアメリカのMLBになるか、欧州のトップリーグになるかの違いだけです。

    同じように、「スポーツ観戦」ももはや気楽にお手軽にお安く(あるいは無料で)楽しめる娯楽ではなくなってきました。

    昔の野球は一部の球団を除けば、満員にはならなかったですし、パ・リーグなんてガラガラのガラガラでした。川崎球場でのロッテ戦で流しそうめんやっていた伝説があるくらいです。見に行きたければプロ選手のプレーを気軽に見にいけるものでした。しかし今では多くの球団で人気が高まり、チケットも親子連れだと気軽に買える値段ではありません。

    テレビ観戦も同じで、特定の球団に偏ってはいたものの、日本テレビでは巨人戦は全試合中継、そして巨人がビジターになる試合も他局が放送するのが常でした。それに加えて地方局が地元の球団の試合を放送していたのですから、野球を無料で見るのは子供でもなったくハードルがなかったのです。

    しかし、こちらもまた「放送から配信へ」の時代になり、有料コンテンツとしての価値が高まったために、サブスクを契約していないと多くの試合を生配信で見ることは出来ななりました。有料になった以上、親が契約しないと子供は見られません。子供の趣味に親が合わせるか、親の趣味に子供が合わせるかしないといけない以上、いわゆる「未来の野球少年」にも影響があるのは確かでしょう。

    そして、子供の頃から有料コンテンツとしての野球を見ていない人が、大人になって見るようになるか、と言うと疑問もあります。自分の稼ぎで見ることができる環境になっても、子供の頃から見ていないスポーツに関心を持つでしょうか?

    この「観戦の幼年化と専門化」という事例は、これにおいてもサッカーにも当てはまるでしょう。サッカーに関しては地上波放送がほとんどなくなったのが90年代末であり、その後はスカパー!による放映の時代を十数年経てからDAZN時代になりましたので、野球よりも10年以上は先に「観戦の幼年化と専門化」は進んでいるはずです。

    この影響は、現代社会、特に90年代以降の趣味の多様化とも密接に絡んでいます。数多くの趣味の一つに、野球観戦やサッカー観戦、あるいはスポーツ観戦という大きなくくりが存在しています。こういったスポーツの関係者にとって、ファン・視聴者を争うライバルは、他競技ではないのでしょう。

    ドラマファンとか音楽フェスファンとか、あるいはキャンプとか将棋とか、ドライブとか登山とか、あらゆる趣味がライバルであり、スポーツを見る人というくくりがその他大勢の中の一つに過ぎません。もちろん、あらゆる趣味はそれぞれ対象者は重なり合っているものですけれど、現代人の可処分時間を奪い合うことには変わりなく、一番のライバルはXとかInstagramや課金ゲームなどの、多くの時間を費やしているスマホアプリでしょうね。