平繁無忙の何でも書くブログ

  • 2021年8月6日J1リーグ第6節ガンバ大阪対横浜F・マリノスDAZN観戦の感想

    五輪サッカー日本代表とガンバの延期分の試合開催が重なるのは8月3日と同じですが、前回はガンバの試合が19時キックオフ、日本代表が20時キックオフでした。今回も同じかと思いきや、女子サッカー決勝の変更の割を食って18時キックオフに変更になったため、日本代表が先、ガンバが後の順番となりました。

    ガンバにとってはマリノスは難敵ですが、勝てば11位にまで上がれるチャンスを逃すわけにはいきません。移籍したばかりの左右のサイドバックが出来る柳澤がスタメン入りで、メンバーを見る限りは4バックのようです。しかも控えには藤春・小野・井手口も戻ってきましたし、前節同様チアゴ・アウベスもいます。

    開始直後、黒川のクロスにレアンドロ・ペレイラが高い打点で合わせますが惜しくもポストに阻まれました。

    良い試合の入りかと思いきや、5分にとんでもない突破をされてドフリーで合わされますが驚くような外し方をしてくれて助かりました。アレはお互いにアカン。

    7分にも菅沼が自陣でパスミスして奪われFKを与えました。試合勘が無く監督も替わったマリノスと今のところは互角の感じです。

    15分に競り合いで痛めたウェリントン・シウバに代わりスクランブルでパトリックを投入せざるを得なくなりました。

    21分には宇佐美が遠目から強いミドルを打ちましたがこぼれ球にパトリックが上手く反応できず。

    23分には昌子がエウベルのフライングハイキックを背中に受けてビリビリにユニが破れてアザになっていました。

    飲水タイム明けの28分にもパトリックのヘッド。直後にパトリックが放り投げられて相手に警告。いつもはガンバの方が荒っぽいのですが、今日はマリノスの方が激しいファウルが多いですね。

    31分には左右に振られて危ない場面ながらもシュートは東口がキャッチ。しかし32分に左サイドでつながれて中央で強烈なシュートをエウベルに決められて失点。内容的には悪くない展開だったのでもったいない。

    40分には細かく左サイドでつないで中央で倉田のシュートもキャッチされました。

    48分、上手く抜け出したパトリックが1対1のチャンスを外してしまい追いつけず。こういうのを逃すのは本当にもったいないですねえ。

    結局前半は0−1で終了。

    後半は選手交代無しで始まりましたが、48分に昌子のクリアが小さくなりマルコス・ジュニオールに決められて失点。早々に2点差にされてかなり厳しい展開となりました。

    連戦の疲れもあるのか、ショートパスが合わないシーンが気になります。

    そして50分にカウンターからまた決められて失点……と思いきや、リプレイを見る限りオフサイドに見え、VARチェックの結果、取り消されました。

    その後に攻勢をかけるガンバが55分、レアンドロ・ペレイラが持ち込んで分かりやすく足を引っ掛けられてPKゲット。これを本人がど真ん中に決めて1−2と追い上げます。

    64分には抜け出したパトリックのシュートがGKとポストに当たって入らず。

    66分、黒川と山本に代えて藤春と井手口を投入。直後に藤春のマイナスのクロスを井手口がシュートも大きく外れました。

    攻勢をかけている時に決めきれないとまた失点しかねないので、ここで決めきるかどうかが勝敗の行方を左右します。

    70分には宇佐美のクロスにペレイラが合わせるも枠の外。72分の藤春のクロスからのパトリックのヘッドはGKキャッチ。

    74分相手CKのヘッドがポストに当たっての跳ね返りをまた中央に入れられて何も守れずに失点。やはり攻勢時に取れないとこうなります。これで1−3。

    76分奥野とペレイラを下げて小野とチアゴ・アウベスをピッチに送り込みますが、展開的にはかなり難しい状況です。

    85分の宇佐美のミドルもGK正面。

    92分小野のシュートのこぼれ球をパトリックがバイシクルも枠の上。

    95分に宇佐美のクロスをパトリックが頭で決めて2−3と追いすがりますが、最後にチアゴ・アウベスが無理なロングシュートに失敗して試合終了。さすがに失点がもったいなすぎました。特に後半開始直後の2失点目が痛かったですね。

    これで順位は変わらず13位のまま。一応は降格争いから2歩くらい抜け出した状況で、ガンバだけの真夏の連戦はようやく終わりましたが、また中二日でアウェイ徳島戦が待っています。リーグ戦・天皇杯・ルヴァンカップが続くので連戦が途切れるのは9月の中旬です。

    ACLから戻ってきた後、ガンバが勝った相手は福岡・大分・札幌・仙台、負けた相手は神戸・鹿島・マリノスと何ともまあ分かりやすい結果です。上位に負けて中位・下位に勝ちました。

    今の松波ガンバでは中位・下位には勝てますが上位には勝てません。それはACL前の松波就任後も同じでした。浦和・FC東京に負けて徳島・横浜FCに勝って湘南に引き分けたのですから。

    攻撃では惜しいシーンはいくつも作れました。そういうところを決められるようになれば、上位陣ともマシな戦いは出来るはずですが、残りは16試合です。上位進出は難しいですね。中位・下位にしっかり勝てれば一桁順位までは狙えるとは思います。

    正直なところ、リーグ戦は降格しなければ良し、カップ戦でタイトルを獲る方を優先するくらいでも個人的には良いのですが……。

  • 2021年8月6日五輪サッカー三位決定戦テレビ観戦の感想

    元々の予定では今日20時から三決の試合でしたが、女子サッカー決勝が急遽21時開始に変更になったため、男子三決が18時開始に「前日」に変更になるという驚きの事態となりました。

    女子サッカー決勝を11時にするのは暑さのため無理、という理由ですが、アメリカ代表が決勝に残らなかったため、アメリカのゴールデンタイムに当たる時間帯に実施する必要が無くなったことも理由だと言われています。何ともアホらしい理由ではありますが、1994年のアメリカでのサッカーワールドカップではヨーロッパのゴールデンタイムに合わせるためにアメリカの真昼にやっていたことを考えると、選手のことを考えない開催時間設定は今に始まったことではないのでしょう。

    結局割を食ったのは日本で、試合が平日18時キックオフになったために見られない人も多そうです。ネット配信があるので帰りの電車の中で見る人も多いはずです。

    さて、準決勝メンバーはもはやいつものスタメンといった感じですが、いい加減、堂安には爆発してもらいたいものです。

    序盤から前目でのメキシコのチェックが厳しく、思うようにボールを運べない中で11分に遠藤が相手を倒してPK。これで失点して早い段階でビハインドを背負ってしまいました。

    問題は守備ではなく、攻める形に手間取っている攻撃のところにあります。当たり前ですがメキシコはグループリーグの敗戦を糧に、日本対策を相当してきているのが開始直後からうかがえます。

    そして22分、為す術無くフリーキックから頭で2点目を奪われます。前のメキシコ戦でも失点はフリーキックからだったことを考えると、スカウティングとかどうだったのかなとも疑問に思えます。

    局面局面で個人技だけで突破を図るしかないようにも見えますが、それでも時々突破して相手の警告を引き出しているのは良いのか悪いのか。

    0-2のまま終えた前半45分は、おそらくこの五輪代表が結成されてから内容も結果も最悪の45分間だったはずです。このまま何も出来ずに惨敗すると、A代表にも影響が出てしまうのではないかと思えるくらいの酷い内容でした。

    後半は攻め続けるしかありませんが、53分の遠藤のクロスから堂安のヘッドはバーの上。

    チャンス以上にピンチを作られる中、さらにCKからまたも頭で合わされてこれで0-3。

    直後にもピンチは続きますが、無力感も感じながら攻めるしかない日本は中山と林に代えて三苫と上田を交代で入れます。多分、ハーフタイムでやるべきことだったのでしょうね。

    68分には上田が1対1のチャンスを得るもオチョアに弾かれました。71分の堂安のシュートも枠の外。その後に田中に代えて板倉を投入。得点出来ない場合のプランBがほぼ無いのが厳しいですね。

    75分の三苫のシュートもオチョアがわずかに触ってCK。77分の上田のシュートもオチョアがキャッチ。

    ここに来てようやくシュートを打てるようになってきて、78分に三苫がらしい突破からシュートを決めて1−3。

    81分に遠藤を下げて三好を投入。その後もチャンスはあれど決まらず、結局1−3で敗戦。準々決勝のメキシコ対韓国戦も同じですが、メキシコが背格好では近い日本・韓国などの東アジア勢には相当に自信を持って戦ってきたことは見えました。

    号泣している久保、静かに泣いている堂安が映し出されていましたが、これを次に生かす課題が日本サッカーにはのしかかります。もっと言うなら、2012年のロンドン五輪の悔しさをその後の五輪代表に反映できていたかという、この10年の強化方針の問題でもあります。

    無理矢理ポジティブに考えるなら、前回大会よりも上、とだけは言えます。女子サッカーでも同じではあります。そこで止まってはいけませんが、じゃあ負けたからダメ、全部やり方を変えようというわけにもいきません。

    男子サッカーで言えば、2014年のザックジャパンのワールドカップから2018年の本大会直前までそもそも迷走していました。今日の森保監督の采配については擁護の余地が無いとは思います。ただ、監督が違ったら勝てたのかというとまたこれは人によって感想が違うでしょう。

    人気の選手を入れて守備を省みずに攻撃だけ考える、ポピュリズムのようなサッカーをする監督がこれまで就任してこなかったのは日本サッカーにとっては幸福なことでしたが、今回の森保監督の五輪代表の敗戦によって、攻撃への要求が強まるのは必至です。

    何も考えずに攻撃的なサッカーをすれば良いだけなら、大半の指導者は出来るはずです。それで勝てるかどうかは別問題だから、そうはなりません。

    日本サッカーの現在地の把握と、日本サッカーの日本化は出来ているか。

    来年のカタールワールドカップで、この五輪の結果よりも厳しい現実を見せられなければ良いのですが。

  • 純ジャーナリズム余技説

    マスメディア・マスコミを批判する向きは珍しくなくなりましたが、マスメディア側の自浄能力が発揮されているのかされていないのか、分からなくなるときがままあります。

    新聞にしろテレビにしろ、自社の意見としてはっきりと公言するなら、中立性はともかく首尾一貫した主張として認められますが、他社・他メディアの情報をそのまま紹介する場合は、消費者側には自社の影響力を使って情報を押し付け、その上でその情報の正誤に関する責任は負わないという非対称な利益を強欲に享受している観があります。

    新聞では読者の意見欄や、書評・書籍紹介などを通じて、他人の意見を自紙に載せて読者に与えます。

    テレビでも街の声と称する通行人へのインタビューや、新聞各紙の一面を張り出して次々と読み上げたり、Twitterや有名人のブログを撮影して映すだけとか、YouTubeの動画を流すだけとかいくらでも挙げられます。

    今さらこんなマスコミ批判は掃いて捨てるほどあるでしょうけれど、かつて半世紀前に世に出た、

    「メディアはメッセージである」

    というマクルーハンの金言はもはや悪い意味で力を失い、

    「メディアはメッセージでも何物でもない」

    と言った方が良いかもしれません。

    客観報道は当たり前のことですが、それはあくまで中立性の原則からの客観視であって、報道の中身自体に対してのものです。マスメディアの報道自体をさらに客観視する視点での報道が少ないように思えます。

    小説で言えばメタ小説のような、あるいは神の視点による三人称小説のような、報道内容からさらに一歩引いてみる姿勢が無いと、今の時代では信頼も得にくいのではないでしょうか。

    だからこそ、SNS上でのデマや陰謀論も、マスコミ不信の人にとっては「刺さる」コンテンツになり得ます。デマも陰謀論も昔からもちろんありますが、信じる人が増えるスピードは今が一番速いでしょう。

    もちろんマスコミだってほとんどの情報は信用できます。ただ、報道の中身や対象の選択はその思想の表れですし、さらに言うと商売のタネになるかどうかで決まります。

    ほとんど全てのマスメディアは営利事業として運営されています。そこで働く従業員も受け取る給与のために仕事をしています。読む人見る人が多そうなニュース・報道姿勢・記事・放送内容が重視されるのは当然です。企業も従業員も金儲けのために動いているという前提を忘れてはいけないでしょう。

    だからこそ、元々からマスメディアの情報を鵜呑みにしない姿勢を持っていれば、極端なマスコミ不信にも陥らないで済むはずです。

    営利企業であろうとなかろうと、全てのマスコミ関係者にはジャーナリズムが存在するかも知れませんが、そのジャーナリズムの実現にだってお金はかかります。その部分では制約がかかるのは仕方がないでしょうね。本職にしてしまうと金儲けが最優先になるのは当然です。

    さっき、小説の場合を例に挙げましたが、かつて久米正雄が提起した「純文学余技説」がマスメディアあるいはジャーナリズムの純粋性にも適用できるかも知れません。

    純文学(あるいは私小説)を書く人が、職業作家になる前(学生や教師、記者)などの時に書いたものは優れた作品として出てくるが、いざプロとなったら収入を得るため、読者の要望に応えるため、出版社や編集者の意向も入るために優れた純文学作品を書けなくなります。

    マスメディアやジャーナリズムにおいても、営利企業のサラリーマンとして純粋なジャーナリズムは実現出来るでしょうか? 

    「純ジャーナリズム余技説」という疑問に対しては私的メディアの時代によって解決出来るかも……、という気はします。インターネット特にSNSやブログの興隆において、本当にごく一部は私的なジャーナリズムを貫ける人や組織が存在します。ただ、圧倒的にノイズのような戯れ言の方がネット上には溢れているため、埋もれてしまいます。

    それを掘り出すには、ネット上の全てのメディアをキュレーションしていくサービスが無いとダメでしょうけれど、そんな時代が来るでしょうか?

  • ワクチンにリスクがあるのは確かだが、リスクには良いリスクと悪いリスクがある。

    今日2度目の新型コロナウイルスワクチンの接種をしてきました。前回と同じインテックス大阪です。今のところは接種部位の筋肉痛のみですが、モデルナ社のワクチンは2度目の翌日以降が結構な副反応が出ている例が多いので、ちょっと不安です。一応、解熱鎮痛剤は準備しましたが。

    さて、日本全体でもそれなりにワクチン接種は進んではいますが、日本では開始が遅かったこともあり、まだまだ国民全体から見ると集団免疫の基準には遠く及ばない状況です。

    まだ自治体で接種券が配られていないとか、あるいは健康上の理由などによって、ワクチンを打ちたくてもまだ打てない人は可哀想ではありますが、打てる状況で打たない選択をする人もいます。

    もちろん日本は独裁的な専制国家ではありませんので、ワクチンを打たない権利は国民に存在します。接種しないと処罰される一部の国とは違います。

    日本よりも民主的と言われることもあるフランスでは、ワクチン接種証明が無いとレストランにも入れなくなりました。またアメリカでは接種すれば100ドルもらえる法案が出ています。もし今の日本で、ワクチンを打たないと飲食店に入れず、一方で打った人に1万円が支給される法律を作ろうとすると、国会もマスコミもとんでもない騒ぎになるでしょう。

    その点を考えると、ワクチン接種に関しては日本は非常に自由が守られていると言えます。マスク義務の法律だって未だに存在しません。そうは言っても変異株の流行により、感染状況が非常に悪化していることを考えると、国民の大多数がワクチン接種するまでは収束は出来ないのは間違いありません。

    ワクチン接種しない自由はもちろんありますが、ワクチンを打つメリットデメリットと、打たないメリットデメリットを見比べて判断する必要があります。

    ワクチンの危険性を軽視するつもりはありません。リスクが存在することは確かです。ただ、そのリスクが正確に認識できているかと言うことです。言い換えると、何が起きるか分からないイコール危険とは限らない、ということでもあります。

    治験は済んでいても緊急承認ではありますので、通常の新薬と比べて危険度が高い、というのは確かです。その一方で、通常の承認プロセスの時間をかけている間に感染が広がってしまうリスクと天秤にかけて、緊急承認をしているのです。これは、緊急承認でワクチン接種を優先している点ではどこの国も同じです。

    経済用語ではリスクはマイナスの意味だけではありません。例えば、何らかの投資がリスクが大きいという場合は、一方的に損をする可能性が高いという意味にはならず、大儲けも大損もあり得るという意味になります。正確には良い方向にも悪い方向にも進む可能性を予測しづらいということですが、ワクチンに否定的な人は悪い方のみを取り上げるので、ワクチン接種賛成派との議論が成立しません。

    ワクチン接種をするリスクだけではなく、ワクチン接種をしないリスクだって存在します。これも金融と同じ理屈で、積極的な投資をせずに、利息がほぼ無い銀行預金やタンス預金だけにしていると、インフレ時には相対的に損をすることになります。

    リスクのない投資を安全だと思いがちですが、何もしないことにもリスクは存在します。

    重ねて言いますが、ワクチン接種をしない自由はあります。ただ、私は以上のことを考えると、ワクチン接種はせざるを得ないものと思って接種します。

  • 寄付の強要も非難もあってはならない

    ガンバ大阪の30周年記念クラウドファンディングが少し前まで行われていました。私は30年記念誌への氏名掲載の権利だけ購入しましたが、この度、それぞれの商品・サービスに関して氏名公開を認めていた人の一覧が発表されました。

    https://www2.gamba-osaka.net/crowdfunding/index.html

    2016年から使用されている、ガンバのスタジアムにも建設資金の寄付を行って、スタジアム内に名前が掲載されているので、ガンバ大阪の歴史にサポーターとして名を残す二つ目の寄付となりました。

    さらに先日、予約受付が開始された30周年記念オフィシャルBlu-rayについても、ネームロールに名前が載る特典付きで購入したので、ある意味サポーター冥利に尽きるお金の使い方をしています。

    特典付き商品購入にしろ寄付にしろ、あるいはクラウドファンディングにしろ、商品・サービスの対価だけを求める通常の商行為とは異なります。通常の購入は、ジュースと買う場合はお金と引き換えにジュースを手に入れるだけですので、いっちゃえばそれで終わりです。

    一般的な商行為とは異なる金銭のやり取りは、文化形成には欠かせないものです。無くても成り立たないわけではありませんが、危機的状況ではどうしたって売買だけではやっていけません。まさにそれが今のコロナ禍で明らかになっています。

    昔は特定のパトロンが文化の担い手であることが多かったですが、現代社会ではその文化のファンが広く浅く形成されています。広く浅く形成されていることやあるいは文化継続の必要性から、公的資金いわゆる税金で文化を支えることも当たり前になりました。

    国も自治体も財政難で苦しんでくると、文化に出すお金を減らします。減らした分を誰かが担わなければやっていけないわけですが、インターネットを使ったクラウドファンディングは新しい時代の文化形成・継続にとっても大きな役割を持つことになりました。

    そう言えば、先日この夏の高校野球が無観客で行われるための売上減をカバーするクラウドファンディングも発表されました。

    https://a-port.asahi.com/projects/koshien2021/

    あれほど国民に浸透しているはずの高校野球の割に、まだまだ支援者も金額も十分とは言えませんが、さすがに名前掲載と手紙だけだと厳しいのではないでしょうか?

    高校野球では、一部の学校で甲子園出場が決まったらOBらに寄付の話が来るということもあるそうですが、寄付だろうとクラウドファンディングだろうと、強制されると問題ですよね。

    寄付はあくまで自発的でないと寄付とは言いませんし、寄付が当然という空気になったとしても、寄付しない権利は尊重されるべきです。毎年高校野球を観戦して楽しんでいた人であっても、寄付するかどうかはその人の善意によります。

    逆に、寄付した人に対して、売名行為だの偽善者だの自己満足だのと言ったくだらない非難もあってはならないことです。

    強要でもなく、非難もされない寄付による文化形成が、もっと一般的になれば、ひいては税金での文化継続の負担も減るでしょうし、寄付する人も寄付を受ける人ももっと気楽に生きていけるはずです。

  • 時代の歴史的評価は時代によって変わるし異なる

    今の時代は将来、どのような時代だったと歴史的に位置づけられるでしょうか?

    感染症に右往左往した時代でしょうか?
    アメリカ合衆国の凋落と中国の勃興が決定的になった時代でしょうか?
    テロと暴動が世界中で頻発する時代でしょうか?
    インターネットで何もかも行われる始まりの時代でしょうか?

    特徴というのは、そのものとは異なるものとの比較することで認識されます。時代で言えば、区切った時代の前後の時代との違いが特徴として意識されます。

    今の時代は過去、例えば2000年代や2010年代との違いはいくらでもピックアップ出来るでしょうけれど、2030年代や2040年代との違いは現時点では分かりません。

    結局、今の時代を評価するには、もっと未来になってみないと出来ないのです。

    これは現代に限らず、いつの時代においても同じでした。同時代的にその時の歴史を定義しようとすると、同時代的な眼鏡で見てしまう以上、偏見が加わります。一人だろうと団体だろうと同じです。どうしたってその時代における常識・ルール・道徳が大きな影響を歴史観に与えます。

    かつての中国における歴史書(正史)は、基本的には時代がある程度経ってから書かれるべきとされていました。

    王朝が歴史書を作る理由は、前王朝から統治権を引き継ぎ、あるいは正当に奪い取った証しだったからです。前の王朝はこれこれこうなって破綻して、そして我が王朝の創始者がこんな偉業を成し遂げて天下を統一したのだ、という理屈です。

    もちろん、史家には史家としての誇りがありますので、褒め称えるだけでもないのですが、非難は出来ません。なぜか書かれていないところがあるとか、他の頁の記述と矛盾があるとかという遠回しな抵抗を行うくらいでした。

    ともかく、その歴史書は王朝交代直後には完成品として作成することはなく、何十年も時間をかけて書かれました。それまで何もしないわけではなく、過去の記録や証言は集めておきます。そして時間を書けて歴史書として著述・編纂されるわけです。 

    もし、王朝が交代してすぐに制作したらどうなるかというと、モンゴル支配の元朝から朱元璋の明朝に切り替わった直後に作られた「元史」は非常に出来が悪いと言われています。

    あまりに杜撰極まりないため、20世紀になって辛亥革命後の中華民国の時に「新元史」が作られたほどです。

    昔のことだから出来が悪かったのではなく、時間をおかずに急いで作ったから杜撰になったわけですが、どうしても今のことや直前のことを歴史として扱うと、まだ歴史的事象における当事者・関係者を配慮せざるを得ません。例え悪く書かねばならない理由があったとしても、その通りに悪く書いたら騒ぎになってしまいます。

    現代で言えば、ようやく冷戦崩壊やその後の90年代について、歴史的に批評できる時代になったくらいでしょう。

    もちろん、同時代的な批評に意味が無いというつもりはありません。それはそれでもちろん大切です。

    ただ、歴史的評価など時間が経ってから行われるものであり、さらに時間が経つと評価が逆転することもざらにあります。

    戦前の日本では、楠木正成は忠臣として描かれ、足利尊氏は逆臣のような位置づけでしたが、戦後の唯物史観・マルクス主義史観では評価が真逆になり、さらにマルクス主義の衰退によって、それぞれの人物像も変わっていきました。

    今の欧米でも、フロンティアを切り開いた中世・近代の偉人が、現地の先住民・黒人奴隷を虐待した極悪人と非難されることもあります。

    歴史学の発展を経て、人や事件に対する評価が善悪を行ったり来たりしたり、裏表が入れ替わることもあります。しかし、歴史学が学問である以上は、過去をそのまま否定するのではなく、歴史的評価を積み重ねて昇華して新たな展開を生み出すものです。

    現代も数十年後には、少なくとも何らかの形で混乱している時代とは言われるでしょうけれど、もしかするともっと混乱した時代と平和な時代を間に挟んでいれば全く別な評価になるかも知れません。

    この2010年代、2020年代については、同時代的な批評は山ほどありますし、今現在見て非常に的確だと思えるものもありますが、30年後、50年後は全く異なる見方がされていてもおかしくありません。それこそが歴史の醍醐味とも言えるでしょう。

  • 転売擁護が資本主義を主張するように、転売否定は民主主義を主張する

    少し前はライブやイベントなどのチケットの高額転売が社会問題になっていました。しかしデジタル化や法整備によって下火になってきたようです。その一方で、デジタル化のしようがない現物の転売は未だにあります。PS5や限定品・新発売のホビーなどは格好の餌食になっています。

    転売を資本主義の当然の形として擁護する向きもあります。需要に合わせて供給を増やせば適正価格に落ち着くと言いますが、そもそも供給が逼迫しているから高額転売が成り立つのであって、理屈が議論として噛み合いません。

    新製品を大量に準備するには、メーカーに生産能力と事前の需要予測が無ければ不可能ですし、失敗したら倒産しかねません。そのギャップというかミスマッチを生かして取引するのが転売屋になります。

    問題は、商品が高額転売のターゲットになることで利用したい人の手に届かず、関連商品も売れなくなって業界自体が死にかねないことです。プラモデルで言えば塗料とか、ミニ四駆ならタイヤやモーター、ゲーム機ならソフトといった関連商品は、メイン商品を転売屋が抱えているうちは誰も買ってくれません。そうなると業界から人もメーカーも卸業者も小売業者も離れてしまいます。

    だからこそ、その業界は転売禁止をお題目に掲げて撲滅しようとします。自由資本主義の純粋な形から離れることになりますが、その業界の企業にしてみれば死活問題ですし、多くの消費者にとっても高額転売禁止の方がありがたいのは当然です。

    チケット転売については法整備で対応出来ましたが、今の現物の高額転売が社会問題として大きくなれば、官庁も政治家も動くことになるでしょう。もちろん、自由資本主義の立場から見れば、転売の自由は認めるべきと言うことになるでしょうけれど、良くも悪くも日本は自由資本主義だけではなく民主主義国家です。

    国民の大半が転売禁止を求めれば、行政と立法はその要求に応えざるを得ません。ポピュリズム的に高額転売を非難して有権者の票を狙う政治家だっているでしょうし、業界団体からの要求を監督官庁だって無視は出来ません。

    もし転売禁止の法整備がされるとしたら、それは資本主義の否定と言うよりも民主主義によるものです。

    以前、チケット転売の話でこんなnoteを書きましたが、

    https://hrsgmb.com/n/neb7decc79d9d

    高額転売を認めるべきというのであれば、転売業者が一致団結して転売業界団体を結成して、ロビー活動したら良いのではないでしょうか?

  • 2021年7月31日東京五輪サッカー男子準々決勝日本対ニュージーランドTV観戦の感想

    グループリーグを3連勝でしっかり一位通過した日本は、準々決勝でニュージーランドと戦います。他のチームに比べると世界ランキング的には一番イージーな相手と思ってしまいますが、初戦で韓国相手に1−0で勝っているチームなので、東アジア的なフィジカルだと厳しい相手かも知れません。

    森保監督の采配もネットを見るとアレコレ言われていますが、ガンバサポーターとしては3試合とも元ガンバの堂安と谷がスタメンで出ているので、その点だけは満足しています。細かい采配は別として。

    今日は準々決勝の4試合が17時から1時間ごとに開催されます。テレビ・スマホ・タブレットなどを使えば誰でも同時に見ることが出来ます。ちなみに17時までは、15時開始のJFLの奈良クラブ対マルヤス岡崎の試合もYouTubeライブで観戦、と思っていましたが、雷で中断した後に再開させずに中止となってしまいました。

    ともかく日本は勝つのみですが、思えば2000年シドニー五輪では準々決勝が南米や欧州の強豪ではないアメリカが相手で、戦前にはそう難しくないという雰囲気が漂っていたのを思い出してしまいます。結果はPK戦までもつれて最後に中田英寿のキックがポストに弾かれて敗戦となりました。

    いざキックオフすると、悪い予感が半分くらいは当たってしまいました。前半はチャンスはあるが少なく、35分にはゴール前中央であわやというシュートまで打たれてしまいました。

    日本はニュージーランドをリスペクトしすぎのようにも見えましたが、甘く見て失点するよりはマシです。ニュージーランドの方は決定機を決めていれば100点満点の前半になっていたでしょうけれど、この点は日本にとっては幸運でした。

    後半も流れは変わらず、日本はカウンターとセットプレーに警戒しながらリスクをあまり取らないサッカーを続けます。

    24分に林から上田、相馬から中山にスイッチしました。

    谷がシュートやクロスをキャッチ・パンチングする場面も多くなってきました。谷を含めた守備陣のプレーが安定していますので失点の心配はあまりありませんが、内容的には五分五分くらいになってきました。こういう展開になると、本来格下のチームは色気が出てきて隙が見えてくるので、そこは狙い目でしょう。

    82分には堂安が右サイドから決定的なクロスを入れましたが上田のシュート、85分のドリブルで持ち込んだ堂安のシュートもそろって相手GKのブロックに遭います。

    結局後半もスコアレスで延長突入となりました。ニュージーランドとしては想定内、日本としては想定外の延長戦になったかも知れません。

    ここで日本が旗手と田中を下げて三苫、板倉を入れました。ニュージーランドが日本のドリブルをファウルで止めて警告を受けたシーンが何度もありましたので、もっと早めに三苫を入れて仕掛けさせた方が効果的だったかも知れません。

    95分には三苫のスルーパスに上田がシュートもこれもブロック、101分にはカウンターから久保が右足シュートもGKキャッチ。102分の堂安のシュートは惜しくもバーの上。

    直後にニュージーランドが日本ゴール前でフリーでボールを持ちましたが足を滑らせて日本は助かりました。

    延長前半もスコアレスで、勝負は最後の15分にかかります。ここで日本は三好を投入し堂安を下げることになりました。後半途中から切れが出てきた堂安を下げるのは大きな賭けになります。

    延長後半開始すぐの相手FKからは決定的なシーンもありましたが、何とかクリア。

    その後も一進一退ながらお互いにゴールが決まらず、結局延長もスコアレスで終了。ついにシドニー五輪と同じく準々決勝でのPK戦です。

    PK戦に前向きに臨めるニュージーランドと、負けたらヤバいと焦りを抱えて挑む日本という構図となりましたが、PK戦は2本目を谷がドンピシャで止め、3本目も相手が外したため、4本のキックで日本が勝利を収めました。

    本当に厳しい戦いでした。終わってみればもっとやりようはあっただろうと思うところもありますが、勝てばOKです。17時開始のスペイン対コートジボワール戦も延長でしたし、決勝トーナメントで楽な試合があるはずもありません。

    言うまでもなく、この試合のマン・オブ・ザ・マッチは谷晃生なのは誰もが認めるところでしょう。ガンバサポとしては誇らしいですが、昨年に出場機会を求めて湘南に移籍したのは100%正しい選択だったことを、ここでも証明できました。ただ、ここまでのプレーを見ると多分、ガンバに戻らずそのまま欧州移籍するでしょうねえ……。

    グループリーグの3試合は谷の活躍するシーンは少なかったですが、今日の苦戦は谷のためにあったと思いましょう。森保監督にはモヤモヤする人も多いでしょうけれど、最大限に失点をケアしながらの試合運びだったのでしょう。

    次は8月3日(火)20時からスペインです。大会直前のテストマッチでは1−1で互角の勝負が出来た相手です。これに勝って日本サッカー史に残るチームになってくれることを祈りましょう。

  • 2021年7月30日J1リーグ第4節コンサドーレ札幌対ガンバ大阪DAZN観戦の感想

    27日の大分戦は残留争いチーム同士の6ポイントマッチでしたが、大分が先制するも84分からの逆転劇でガンバが重要な勝利を飾りました。降格圏も脱してさらに上を目指して、今日はアウェイで札幌との試合です。ドームではなく厚別でのガンバ戦は昨年に続いての開催ですが、記録的な暑さになっている北海道でのゲームが屋根のない厚別というのは間の悪いとしか言いようがありません。

    加入したばかりの柳澤はベンチ外ですが、高尾が先発に復帰です。レアンドロ・ペレイラの1トップに、シウバ矢島の2列目、右に高尾、左に小野瀬、チュセジョン倉田のボランチのフォーメーション。

    前半キックオフ直後からずっと攻められ続け、5分には続けて大ピンチを迎えましたが何とかしのぎました。直後にも昌子がジェイに奪われてロングシュートを打たれたりと試合の入り方が悪いですね。

    ダメな理由がいまいち分かりませんが、札幌が最初からハメて来てるんですかね。ガンバ側が連戦で疲れているのもあるとは思いますが、高い位置で全くボールを奪えないのはキツい。

    序盤だけかと思ったらずっと防戦一方の展開です。

    それでも少しずつ戻していって、22分には高い位置でボールを奪ったシウバがドリブルで独走しシュートを放つも菅野に弾かれました。ようやく良い形が出来ましたが惜しかったです。

    守り方か配置が変わったのか、局面局面での数的不利やミスマッチは減ったように見えます。

    飲水タイム明けの29分、左サイドをシウバが突破してグラウンダーで中央に入れ、矢島が冷静に決めて先制。序盤の劣勢を凌げたことがこの得点にもつながったと思います。

    しかし好事魔多しといいますか、30分過ぎに高尾がチャナティップに右足首を強烈に蹴られて試合に戻れず途中交代。小野瀬を右に回して黒川を左に入れることになりました。高尾はせっかくのスタメン復帰戦だったのですが、怪我が長引かないことを祈ります。

    前半はガンバ1点リードで終了。札幌としては序盤の攻勢時に得点出来なかったのが痛恨だったでしょう。

    ハーフタイムでのガンバの交代は無く後半開始。最初にいきなりジェイに決定機を作られますがシュートは大きく外れたので助かりました。なぜか後半も序盤から攻められる展開になり、東口のキャッチに頼るのは前半同様です。

    そんな中、53分に相手陣内でボールを奪い、左サイドに展開して黒川がクロス。合わせたレアンドロ・ペレイラのヘッドは菅野に弾かれるもペレイラがそのまま蹴り込んで追加点! ガンバとしては久し振りの2点リードの状況となりました。

    やっているサッカーの違いを考えると札幌のポゼッションが時間的に長くなるのは当然ですが、最後の決定力で前線のタレントの差が出ている結果になっています。

    飲水タイムでセジョン・シウバと奥野・宇佐美が交代しました。戦術面ではなく疲れた選手を交代する意図でしょう。シウバもセジョンもようやくチームに馴染めてきました。シウバは神戸戦のアシストもありましたし、他の選手もシウバの特長を掴めてきたように見えます。

    さらに75分、矢島と一美、レアンドロ・ペレイラとパトリックを交代しましたが、これも疲労面の理由でしょうね。もちろん追加点を取るに越したことはないのですが、やっているサッカーを変える必要は無い状況です。

    80分には鋭いミドルを東口が弾いたところを狙われましたが先に触って難を逃れます。札幌はシュートは多いのですが最後のエリア内での決定力が悩みどころの試合となっています。

    アディショナルタイムにはエリア内で奥野が腹でシュートブロックしたシーンに象徴されますが、今日のガンバは大分戦の終盤同様、攻守にわたってしっかりファイト出来ていて、チーム状態は良いように思えます。

    そのまま何事も無く試合終了。2点差での完勝は久し振りですね。ACL以降のリーグ戦では一番の内容でした。

    ようやくペレイラが本調子というか、2試合連続得点ということでチームとして彼を生かせるようになってきました。

    次のゲームは中3日で再びアウェイでの仙台戦です。日が近いならいっそのこと札幌から戻らずにそのまま仙台に行った方が楽ではないかと思いますが、どうなんでしょうね。

    ともかくこの勝利で勝ち点23の13位にまで上がってきました。あと一つ勝てば12位のセレッソと試合数・勝ち点で同じになります。ようやくここまで上がってきました。

    緊急事態宣言により、大阪ダービーがどうなるか不明ですが、チーム内でも順位的にも良い状況でダービーに臨みたいものです。

  • 新聞の良さ、紙の本の良さを訴えても意味が無い

    今現在、新聞を読んでいる人に新聞の良さや大切さを訴えかけるような紙面を作っても、新聞離れには何の歯止めにもなりません。また同じく読書離れ・紙の本離れ対策として、紙の本の良さをアピールしたって効果は全く無いでしょう。

    なにせ、その訴えやアピールは離れている人には届きません。そういう良さをアピールする情報は、新聞好きや本好きの人にしか届かないのです。そして元々好きな人は
    「そうそう、そうだよな」
    「なんでこの良さが伝わらないのか」
    「これを好きじゃない人はちょっとおかしいのではないか」
    と思うだけです。

    結局、ファンの中だけで内輪受けして内部で完結して終わりです。かくて、新聞離れ・読書離れは止まらず進んでいきます。

    私自身も新聞は家では取っていますが読むのはたまにです。ニュースなどはほぼ全てネットで得ています。紙の本も買わなくなりました。読む本はまず間違いなく電子書籍となりました。

    電子書籍の売り上げは金額に関係なく出版社的にはあまり考慮されず、紙の本の売り上げが重要だそうです。

    新聞もニュースの届け方というのはずっと変わっていません。新聞の紙面構成も変わりません。

    これは多分、新聞や読書の分野だけではなくて、あらゆる分野の興味・趣味に共通する問題だと思います。

    サッカーの面白さを取り上げても、それを目にするのはサッカーファンです。野球でも、山登りでも、音楽でも、何でも多分同じです。

    情報が内部で回るだけだと新規ファンは増えません。コアなファンが増えるだけです。

    新規ファンを取り入れるには、今までの良さをアピールするだけでは足りません。その良さに触れていないからファンになっていないのであれば、そのアプローチでファンが増える可能性はありますが、既に触れていた人には何のアピールにもなりません。

    既存のファンは年々減っていきます。他の興味がある方に移動することもあれば、単純に死んで減ることもあります。ですから、新規ファンを獲得しないといずれは衰退していきます。

    そのために新しい可能性、変化が必要です。それによって、その前からいる既存のファンから批判されたり、文句を言われたりはしますが、それは存在を継続し続けるためにはしようがないものです。

    最初の話に戻りますが、新聞にしろ紙の本にしろ、中の人や既存のファンが思う「良さ」とは別のところを見いださないと、減少を食い止めるのは難しいのではないでしょうか。

  • 2021年7月27日J1リーグ第3節ガンバ大阪対大分トリニータDAZN観戦の感想

    ここ2試合、神戸戦、鹿島戦と連敗となり、試合数が勝ち点を上回る状態に戻りました。今日の大分戦は、残留を争う直接対決で、いわゆる6ポイントマッチです。もしこの試合で負けると、監督人事がアレコレ噂されるような状況になりかねません。

    背水の陣とも言えるこの大分戦では、当然ながらパトリックが先発ですが、中盤がシウバ・山本・チュセジョンで左アウトサイドが奥野でしょうか。高尾がようやくベンチに戻ってきました。

    対する大分には先発に長沢、控えに呉屋とどちらも元ガンバのFWが揃っているのが怖いですが、ともかく点を取って勝つしかありません。

    キックオフ後は枠内シュートはないもののお互いに意外と攻め合う展開になりました。

    なぜか早いタイミングで小野瀬と奥野が左右をスイッチしています。明らかにサイドでボールを持たれている時に、数的不利や同数になっている場面が続きますが、フォーメーションのミスマッチのサポートのためでしょうかね。

    それでも大分のつなぎのミスを奪って攻める場面があるので、なんとなく五分五分か、六分四分くらいな感じになっています。

    27分にはジワジワと押し込んで山本のクロスをパトリックが合わせますが弾かれてCKに逃げられました。

    飲水タイム直後、右サイドを一美が突破してグラウンダーのクロスをゴール前のシウバに合わせるも、ダイレクトで打てずに決定機を逃してしまいました。

    パトリック・シウバの2トップで一美と奥野が右サイドで縦に並んでいるような、非対称にも見える並びになっています。

    お互いにチャンスはあれど決められないまま時間は過ぎていき、0−0のまま前半終了。両チーム共に現状の順位やチーム状況を表しているような45分だったと思います。

    さて後半。50分に早くも奥野から高尾にスイッチ。奥野はこの2試合、右アウトサイドというポジションでしたが、真ん中で使ってあげたいですね。

    52分、CKから続く攻撃でシウバが左サイドから入れたクロスに高尾が合わせましたが惜しくもGK正面。直後にも駆け上がった高尾のクロスにパトリックのヘディングシュートもあり、後半はガンバペースで始まりました。

    その後もチャンスは作り続けましたが、58分に大分が呉屋を入れて長沢との元ガンバ2トップになり、呉屋がゲットしたCKからあっさり失点。最後の精度が悪いとこういうことも起こり得ます。

    勝つにしろ引き分けにしろゴールを取らないと話になりません。失点直後の攻撃では一美のシュートもGKがキャッチ。

    後半の飲水タイムで一気に3人替え。チュセジョン・一美・シウバに代えて、倉田・宇佐美・矢島が入りました。

    ともかくもう攻めるしかありません。ここで負けると大分に勝ち点も順位も抜かれます。

    ガンバペースと言うよりは、ガンバが攻めて大分が守る時間が当然ながら増えました。

    77分にはカウンターで呉屋に決定機を与えてしまいましたがシュートは大きく外れて助かりました。攻撃に集中する以上はこのリスクはしょうがありません。

    79分には菅沼に代えてレアンドロ・ペレイラを投入。完全に攻めダルマ状態になります。

    84分、矢島のシュートのこぼれ球を側にいたペレイラが豪快に振り抜いたシュートが決まってついに同点に追いつきました。

    その後もひたすら攻めるガンバ。92分には宇佐美のミドルがこぼれたところに詰めましたが決まらず。

    94分、ヨングォンのロングボールをパトリックが落として宇佐美がダイレクトでシュートをネットに突き刺しましてガンバがついに勝ち越し、そのまま試合終了。

    大分との残留争いビッグマッチを84分からの2得点で劇的な逆転勝ちを飾りました。

    試合後に宇佐美が泣いていましたが、これまで長く得点が無かったことを一番気にしていたのは本人ですよね。

    試合展開にしろ先発メンバーにしろフォーメーションにしろ、まだまだチームに課題は山ほどありますが、ともかくこの勝利で19試合で勝ち点20の15位まで上がり、降格圏から抜け出しました。

    次はまた中2日で、アウェイ札幌戦です。これからは残留争いから完全に抜け出して、中位まで上げていくのが当面の目標ですね。

    水戸から両サイドバックが出来るという柳澤選手も獲得が決まりましたし、高尾も戻ってきましたし、後は藤春と井手口の復帰ですかね。

    ん?

    チアゴ・アウベス……?

  • マウスカーソルが飛ぶのでマウスパッドを買ったけど原因が違うっぽい

    今、私が自宅で使っているマウスはロジクールのG304です。

    https://hrsgmb.com/n/nc300ce404a40

    これがなぜか最近、ちょくちょくカーソル飛びが発生するようになりました。まだ1年も経っていないので経年劣化ということもないと思うのですが、もしかしたらマウスを直置きしている机の表面との相性があるのかと思って、マウスパッドを使ってみました。

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    ゲーミングデバイスで有名な、Razer製の薄型マウスパッドです。分厚いマウスパッドは嫌いなので薄いものを探しました。これは5ミリ厚です。

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    昔はもっと薄いのを持っていました。ノートパソコンの天板に貼って持ち運べるようなタイプで、本当に薄くて良かったのですが、今ネットで探しても見つかりませんでした。そもそもメーカーがどこだったかも覚えていません。エレコムかサンワサプライだとは思いますが、もう廃番でしょうかね。

    ともかく、このマウスパッドを使ったら大丈夫! と思いきや、やっぱりこれでもカーソル飛びが発生します。電池を入れ替えてもダメなので、残るはそもそものデバイスドライバやG HUBというロジクール独自ソフトの問題でしょう。

    G HUBというロジクール製アプリケーションは、まだApple Silicon対応ではありません。M1 Macに100%対応し切れていないからという可能性はあります。

    ただ、一番の理由は、M1 Mac miniのメモリやCPU使用率が圧迫されているからではないかと睨んでいます。試しに、メモリやCPUに注意して同時起動しているソフトウェアを減らしてみると、カーソル飛びも無くなったっぽいです。

    ともかく、今回マウスパッドを買ったのが結局意味が無かったようですけれど、一応は机のテカリ対策にはなるでしょう。マウスを机に直置きして使っていると、擦れる場所が劣化していきますから。

    そう無理矢理自分を納得させておきましょう。まあ、マウスパッド自体の使い心地は良いので不満はありません。