平繁無忙の何でも書くブログ

  • 楽天モバイルの料金体系変更を受けて検討中

    楽天モバイルユーザーに衝撃を与えた、1GB未満0円の料金プラン廃止決定を受けて、私も色々と考え始めました。

    まず、私自身の使用状況から言うと、毎月の通信データ量はだいたい1GB〜2GB程度で、povo2.0契約以前は楽天モバイルへの支払が発生したりしなかったりという感じでした。povo2.0とも契約して、デュアルSIM体制に移行してからは、povo2.0のギガ活サービスによる3日間300MBのプロモコードを使用することにより、基本的に毎月ゼロ円でなんとかなっていました。

    さて、今回の楽天モバイルの発表を受けて、世間では一気にpovo2.0への乗り換えや新規申込が殺到しているそうですが、私個人はどうするか迷い中です。

    既にサブ回線としてpovo2.0を持っているので、メイン回線を楽天モバイルからpovo2.0にMNPしてしまうとダブります。それ以外となると、OCNモバイルONEやLINEMOあたりが候補となってくるのでしょうけれど、LINEMOの990円は楽天モバイルの1,078円と大差なくなりますし、povo2.0があるので3GBも使いません。

    OCNモバイルONEは、グローバルIPによるバッテリー消費問題が以前話題になっていましたが、今も続いているのでしょうか? この問題が無ければ、月550円で500MBの通信プラス10分相当の無料通話が使えますので、一番よさげです。

    いっそのこと、同じdocomo系MVNOの日本通信による合理的プランの290円1GBでもいいのですが、悩みますね。

    とりあえず楽天モバイルの現在の料金体系は8月までは継続されますし、その後も10月までは支払相当額が楽天ポイント還元されるので損というわけでもありません。あと5ヶ月かけて乗り換え先を決めればいいのです。

    もしかしたら、ユーザー数激減に慌てて、また楽天モバイルが何か施策を打ってくるかも知れませんし。ただ、無料ユーザーが消えても楽天は慌てないでしょう。というかむしろ喜ぶはずです。

    2020年に楽天モバイルを使い始めたときに、楽天カードや楽天銀行をメインにしようかとも迷いました。結局、メインカードもメインバンクも変更していませんでしたが、移行していたら楽天モバイルからの離脱自体も難しかったかも知れません。楽天経済圏への囲い込みのために楽天モバイルを呼び水にするのは良いアイデアだと思いましたが、今回の施策で失敗に終わりそうです。いきなり3GB1,078円ではなくて、1GB500円程度もあった方が良かったのではないでしょうか。

    そうしなかったのは、楽天経済圏への呼び水どうこうを考えるレベルではないほど、携帯事業の赤字が非常に厳しいものになっている裏返しとも考えられます。ただ、ゼロ円だとサブ的に使用して料金発生しないようにするユーザーや、MNPの元回線に利用する人が大量発生することなんて、容易に想像できたと思うのですが。

    ちなみに、楽天モバイルは今回の発表時に法人サービスを10月から開始するということも言っていましたが、RakutenLink経由の通話やメッセージが無料なことを考えるとむしろ法人の方が需要はあったのではないか?とも思ってしまいます。

    法人契約の電話の方が、今や個人間通話よりも多い場面もあるでしょうし、通信無制限というのも状況によっては十分に活用出来るはずです。多分、これまでの電波カバーエリアの狭さから法人契約を行っても、使えない場合の揉めるリスクを懸念してのことなのかも知れません。数百人・数千人規模での法人契約を無料で提供するわけにもいかなかったでしょうし、有料に移行してからの法人契約開始、というのはそもそも最初から考えていたことではないでしょうかね。

    ともかく、今後の楽天モバイルはそんなにお得なものでもなく、消費者が第一優先順位にすることはまず無くなりました。楽天経済圏にどっぷり浸かっている楽天ヘビーユーザーしかお得ではなくなりますので、逆に減りすぎて事業が成り立たなくなったら本末転倒ですが、その時にはまた新たな料金体系にするでしょうね。

  • 「持たざること」という幸福

    宮城谷昌光氏の小説「子産」に出てきた台詞ですが、
    「持たざることは、持つことにまさる」
    というのがあります。
    「持つことは持たざることに劣る」
    と言うところを、登場人物が間違って言ってしまったのですが同じ意味です。私が折に触れて思い出す言葉です。

    以前、こんなことを書いたことがありますが、

    https://hrsgmb.com/n/n6d416350c931

    資源が無いという幸福もあり得るかも知れません。例えば豊かな鉱物資源がある地域、特に地下深くまで探らなくても露天掘りですぐに見つかるような地域だと、古代の頃から鉄や銅などを大量に得て文明が進んだでしょうけれど、その代わりに金属の精製のために周辺の森林を伐採してあっという間に砂漠化します。

    そもそもその資源を巡って、勢力内部でも権力闘争が起き、地域外の勢力からの侵略も絶え間なく続きます。

    現代社会なら大丈夫とも言えず、天然資源がある国はその資源の輸出で外貨を稼いで潤いますが、そのために通貨が相対的に値上がりしてその国の他の輸出産業が発展しません。

    また、国際的な資源価格の上下に経済が翻弄されます。原油価格の値動きは産油国のみならず消費国にも大きな影響を与えます。

    日本は資源が無い(実際にはそこそこありますが)とよく言われますが、資源が無くても先進国にはなれます。もちろん、アメリカのように資源があっても先進国にはなれますが、資源があっても先進国になれない国のことを思うと、あまり羨ましいとも思えません。

    人の欲望にキリが無いように、国家の欲望にもキリがありません。個人ならその個人が死ねば終わりですし、鋼の意思で欲望を抑えることも可能でしょうけれど、国民(政治家も企業体も含みます)の総合である国家は誰かが死んでも動き続けますし、国民の欲望は抑えられません。

    資源やそれがもたらす富と豊かさを求める国家が起こす悲劇と惨劇は、過去の日本も起こしたことですし、今も世界中で起きています。「持つこと」が「持たざること」よりも本当に良いことなのか、という問題は、どこにでもなんにでも、古今東西に共通する悩みでしょう。

    ちなみに、冒頭の「子産」におけるこの台詞は、主人公の父の子国が鄭の大臣として魯に外交で訪れた時に魯の権力者3人に残した言葉です。その謎かけのような言葉を受けた魯の3人は、
    「魯は近くにある鄶という国を支配下に置いていることがかえって負担になるから手放した方が良い」
    という教誨だったと解釈して、一度魯の盟下に配した鄶を再び独立させました。そしてその鄶は、すぐに隣国に滅ぼされました。

    さて、これを無理矢理現代に当てはめると、アメリカにとっての「持つこと」に当たる同盟国、「持たざること」になったアフガニスタンを思うと、ウクライナ情勢に思い至らざるを得ません。NATOが手放した後……?

  • インターネットは自己責任であるべきか

    Microsoft提供のブラウザ Edge が、VPN接続を無料で提供するサービスを始めるそうです。

    VPN接続により、セキュアではない(信頼できない)公共Wi-Fiなどのネットワーク経由でのインターネット利用時にも、個人情報や重要なデータの漏洩の可能性を減らすことが出来ます。

    VPNサービスは世に様々ありますが、ブラウザ自体がVPNをそのまま利用出来るというのは珍しいです。これまではOperaが数年前から導入していましたが、シェアが大きいGoogleChrome、Safariなどではもちろん存在しません。

    VPNサービスそのものを使えば、どのブラウザだろうと、どのアプリだろうとネット接続はセキュアになりますので、ブラウザ経由のみが保護されるブラウザでのVPNはそんなに便利なものとは言えないでしょうけれど、利用者が何も考えずにセキュアなネットワークに接続出来るのは良いことです。問題はOpera(現在は中国企業が運営)やEdge(言わずと知れたMicrosoft)を提供する企業を信頼するかどうかの話ですが、またそれは別の問題ですね。

    これを受けて、GoogleやAppleも追随してきそうな気がします。その2社はブラウザのみならず、モバイルOSも抱えていますので、Android・iOS搭載のモバイルデバイスそのものでVPNを標準搭載するやり方もあるでしょう。

    ブラウザVPNサービスの普及が広がれば、少なくとも個人情報がブラウザ提供企業「以外」への漏洩の可能性は格段に減ります。

    Edgeが提供するVPNには容量制限がありますが、各社の競争次第では容量も増えるでしょうし、制限が無くなる可能性だってあり得ます。

    インターネットは爆発的に広がった1995年以来、利用に当たっては基本的に自己責任が原則でした。もちろん現行法にしろ新たに設けられた法律にしろ、法に触れる行為は犯罪として摘発され得ますが、国境をまたいでしまうとそう簡単に処罰も被害補償も行われません。あくまで利用に当たっては、「性悪説」に基づいて、「自分は騙されるかも知れない」という覚悟の元で利用しないと、いつ何時被害に遭うか分からないものでした。

    セキュリティソフトが一般的になったのは、ネット常時接続が普及してからでした。日本では2000年代前半からですが、有料のセキュリティソフトは費用の形で消費者への負担を強いることになります。セキュリティに無頓着だと個人情報はダダ漏れ、自分の関係者にも迷惑をかけ、あるいはそのパソコンを踏み台にして見ず知らずのサーバへの攻撃に悪用されることもあります。セキュリティを意識せずにパソコンを使うことすら罪のようなものとして扱われます。

    スマートフォンではそのOSや通信の仕組み上、パソコンほど無防備ではありませんが、それでも攻撃や情報窃取に無縁ではありません。無料のWi-Fi経由でネットにつなげば、通信の中身が他者に丸見えになることもあります。

    ただ、これほどまでインターネット利用時に自己責任で自分の身を守らねばならないといけないのでしょうか? 自由に使えるインターネットを気軽に安心して使えるようにするのは、社会や業界にとっても益の無いことではありません。

    ネットユーザーがあえて危険なダークウェブに足を踏み入れようとするなら、それこそ自己責任で危険にさらされてもしようがないでしょうけれど、一般人が検索したり、メールを読んだり、動画を見たりするだけでもセキュリティを気にしないといけないのは、まるで人が道を歩くときに道路交通法が存在していないようなものです。

    人が道を歩くときにガードレールに守られ、歩道によって車道を分けられ、信号や横断歩道によって自動車による危険から保護されているように、インターネットを使用する際にも、危険な行為をしない限りは気楽にある程度の安全が確保されるべきでしょう。

    おそらく、自動車に対する規制が緩かった時代から厳しくなったように、インターネットの大まかな流れとしては消費者が保護されていくことでしょう。

    SSLが設定されていないウェブサイトに接続すると、ブラウザ上で警告が表示されるのも消費者保護の一環ですし、今ではほとんど全てのサイトがSSLを備えるようになりました。

    VPNもそのうち当たり前になっていくのではないでしょうか。

  • 献血回数20回目に到達

    先日行った成分献血で通算20回目の献血になりました。

    献血に行く度に色々もらってきますが、今回受け取ったものはウェットシートのみ。

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    ポイントが貯まっていたので交換は出来ましたが、今回はせずに繰り越し、他のキャンペーンの対象でもなかったので他にいただいたものはありません。

    さて、遂に20回目の献血ですが、あと何回献血できるでしょうか? 100回は大きな目標として狙いたいと思っています。

    始めたのがいつだったか正確には覚えていませんが、多分5年くらい前からです。コロナ禍で行く気が失せて1年弱行かなかったこともありましたが、平均を取ると1年当たり4回ということになります。

    69歳までは献血出来ますので、健康体であればあと20年以上は行えます。1年4回ずつならちょうど100回になりますね。

    回数の問題よりも69歳まで献血が出来るレベルでの健康体でいられるかどうかの方が難しいかも知れません。

    健康であればあるほど良いと言えば良いのですが、何か目標がある方が良いですね。献血出来るレベルの健康を維持することを目標にするなら、それほど難しくはないでしょう。

    血圧・脈拍・血液の濃さを維持出来れば献血は出来ますので、正直、他の部分で不健康であっても良いのですが、それはそれで生活にも問題が出てくるでしょうし、少なくとも献血会場にまで自ら行けるようには維持したいものです。

    献血でなくとも、他の何かを出来るレベルで健康を維持する、というのは仕事にしろ趣味にしろ大切なことです。「体が資本」とはよく言いますが、人間はまさに体を使って何でも行います。お金を得るにも、お金を使うにも、喜ぶにも怒るにも哀しむにも楽しむにも、体がないと出来ません。

    私の場合はサッカー観戦が趣味ですが、スタジアムでの現地観戦でも、自宅でのテレビ・ネット観戦でも、緊張が高まるとApple Watchが心拍数の高さの警告を発してきます。

    身体を動かさない状態で心拍数が高まるからこその警告ですので、それはそれで良いのですが、何をしたら自分の体がどうなるか、ということが視覚化されるのはありがたいことです。

    Apple Watchでなくともフィットネストラッカー・活動量計は付けないよりは付けていた方が健康管理はしやすいですが、強迫観念を持ってしまいがちな人は付けない方が良いでしょうね。ヤバさを適切かつ適当に受け取って行動に移せるなら良いのですが、活動量計の表示に一喜一憂して、アレをしなきゃ、コレじゃダメだ、と慌てて焦るようなタイプはむしろ心臓に悪いでしょう。

    精神的にも肉体的にも無理をせず、そこそこの健康を維持していきたいものです。

  • 2022年5月18日JリーグYBCルヴァンカップグループステージ第6節ガンバ大阪対鹿島アントラーズ現地観戦の感想

    今日の試合は既にグループリーグ突破を決めている鹿島にとっても、敗退が決まっているガンバの双方にとっても消化試合です。通常は両チームとも控え選手中心のメンバー構成になるはずですが、ガンバはコロナ陽性者が複数名存在し、怪我人も多く、とはいえこの土曜には大阪ダービーも控えているため、スタメン選びに悩むところです。

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    今日の大阪は快晴、かなり気温が高くなった大阪での試合ですが、ナイトゲームなのでまだマシですね。サポーターとしてはなるべく消耗せずに週末を迎えてほしいと思いながらの応援となりました。

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    土曜の柏戦から代わってスタメンに入ったのは、GK石川、DF藤春、三浦、シン・ウォノ、MFシウバ、桒原、FW南野です。
    柏線でも控えに入った2種登録の2人に加えて、トップチーム初出場のウォノもいて、非常に苦しい台所事情が明らかなスタメンで挑みます。

    観客数は少ないことは承知の上でしたが、来てみると意外といます。私個人としては、以前のU23の試合と同じような感覚で見に来ました。

    スタメンを見ると3バックの可能性もありましたが実際は4バックで、守備時だけではなく攻撃時も中盤がフラットな4−4−2でした。

        シウバ 南野
    ウォノ 石毛  ダワン 桒原
    藤春  クォン 佐藤  三浦
          石川

    こんなフォーメーションで始まった前半でしたが、サイド特に左サイドの藤春を中心に攻めている中、一瞬の隙からスルーパスを受けた上田綺世がサッと一対一になってあっという間に決められて失点。

    今の上田は少なくとも消化試合のカップ戦に先発で出るレベルの選手ではないですね。対戦相手としてはさっさと欧州移籍してほしいものです。

    期待の大きい南野はなかなか厳しいプレーが続きましたが、相手のクリアミスからシュートを打った辺りからマシになり、ドリブルで敵陣に突っ込んでいくシーンもありました。

    同じく2種登録の桒原は意外とそつなくこなしていた印象でしたが、それよりも中盤左でシン・ウォノがまさに奮闘していました。競り合いを厭わないのは良いですね。

    しかし、クォンギョンウォンとダワンがいなかったら前半はもっとズタズタにやられていたと思います。

    さて、片野坂監督は後半からそのクォン、ダワンを下げて奥野、中村仁郎を入れてきました。連戦を考慮して、試合展開に関わらず45分と始めから決めていたのかも知れません。

    ここから桒原が右サイドバック、中村が中盤左に入ります。前線で中村を中心にボールを持って攻めることが出来はじめたところで、今度は鹿島の土居に決められ0−2になってしまいます。

    その後はウォノ→黒川、次いで桒原→山見と交代していき、中盤がゴチャゴチャになりつつも攻めていき、山見のCKから三浦が頭で決めて1対2となりました。このタイミングで南野から坂本に代えていざ追撃というところで、奥野のバックパスが佐藤に届かずに奪われ、再び土居のゴールで勝負あり。

    ここが今日一番落胆したシーンでした。ちょっとチーム全体の意識の差もハッキリ表れたものだと言えると思います。

    ともかく今日は仕方ありません。大阪ダービーで勝ってくれよ、という思いは、全てのサポーターに共通していることでしょう。試合後の選手達の場内一周時の拍手がその証です。

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    また、今のガンバはクォン、ダワン、中村仁郎が中心だと改めて思わせられる試合でした。レギュラークラスの選手と、そこに行けない選手の差を感じた試合でもあります。

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    そんな中でも、個人的にはシン・ウォノは良い意味で発見でした。本来DFの選手ですが、中盤で福田湧矢のような使い方をしても面白いかも知れません。土曜日のセレッソ戦で彼が控えに入っていても驚きではないです。

    南野・桒原という2名の2種登録の選手には試合結果がどうこう言うつもりにはなれませんね。トップチームの緊急事態によって駆り出されましたが、よく出てくれたと思います。

    さて今度の週末は大阪ダービーです。ルヴァンカップのグループリーグでも既に2試合していますが、リーグ戦は丸っきり別物です。どこまでメンバーが復帰してくるか分かりませんが、柏戦のスタメンがベースとなるでしょう。

  • 多彩な大会形式で楽しめるJリーグ

    Jリーグではいわゆる3大タイトル、リーグ、Jリーグカップ、天皇杯の3つのタイトルをかけて戦います。このうちリーグ戦はその名の通り、J1にしろJ2にしろJ3にしろ、各チームが総当たりのホームアンドアウェイ戦を行い、勝ち点・得失点差で順位が決められ1位が優勝となります。

    カップ戦の二つのうち、Jリーグカップ(YBCルヴァンカップ)はグループリーグで争い、グループ上位チームとACL参戦組が加わるノックアウトステージでは準決勝までホームアンドアウェイの2試合の結果で勝ち上がりを決め、決勝戦は一発勝負です。

    天皇杯は日本サッカーで最も古くからある大会ですが、都道府県大会を勝ち上がったチームと、Jリーグ勢(J1とJ2)が加わっての一試合ノックアウト方式でのトーナメント戦です。

    この他、2月のリーグ開幕前にある富士フイルムスーパーカップ、あるいは入れ替え戦、AFCアジアチャンピオンズリーグなども公式戦ではありますが、まずは前述の3大タイトルがJ1クラブが目指す目標となります。

    リーグ戦が当然ですが最重要な試合であり、優勝争いもあり残留争いもあり、来シーズンのACL出場圏内の争いも含めて、毎節一喜一憂していきます。リーグ戦はどのクラブもまず間違いなくベストメンバーで臨みます。そのため、出場選手もある程度決まってきて、戦術もそうそう変わりません。お互いに相手の良さを消し自分たちの良さを出すように動きますが、結局は地力のあるチームが概ね良い結果を残すことになって、順位として最終的に序列が決まります。

    その一方で、リーグ戦の合間に行われるカップ戦、特にルヴァンカップは選手の入れ替えも比較的多く、そのためにリーグ戦で固めた戦術とは違う戦い方になります。奇策を使いやすいとも言えますが、カップ戦はリーグ戦とは結構違う様相を内容も結果も見せることがしばしばあります。

    お互いに手の内がある程度分かっているリーグ戦と、この1試合だけはそれ以前の試合とは継続性がない場合もあるカップ戦。この違いもサッカー観戦の醍醐味の一つでしょう。

    実力差があっても守り続けてセットプレーやカウンターによるゴール、あるいは延長PK戦で格下のチームが勝つこともあるサッカーというスポーツの特性でもありますが、カップ戦は観る方も独特の楽しみ方が出来ます。

    本当に強ければリーグだろうがカップだろうが勝つはず、と言えなくもないですが、川崎フロンターレのようにカップ戦よりリーグ戦の方が得意とするようなクラブもあれば、ガンバ大阪のようにリーグ優勝とカップ戦優勝の数の差が大きいクラブもあります。

    二つあるカップ戦タイトルのどちらかを勝ち取ったクラブの方が多いのは当たり前ですが、ACLを含め多彩な大会形式での試合を楽しめるのはサッカーファンとしてはありがたいことだと思います。

    多分それは選手も同じじゃないでしょうか? 欧州移籍した先では、リーグ戦、国内カップ戦に加えて、UEFAのCLやELもあります。そこで初めてホームアンドアウェイ戦を経験するよりも、Jリーグ時代に経験していた方が馴染みやすいんじゃないですかね。

    長々とカップ戦を語ってきましたが、明日、今シーズンのルヴァンカップのグループリーグは最終節です。我らがガンバ大阪は既に敗退が決まっていて消化試合の鹿島戦となりますが、週末の大阪ダービーに向けて弾みを付けられる試合内容・結果となることを祈ります。

  • 常温オンリーの自販機も増えてほしい

    街中で最近気が付いたことで、常温ドリンクを設置している自動販売機をよく見かけるようになりました。自販機だけではなく、コンビニでもわざわざ「常温です!」と力強いポップでアピールする常温ドリンクを置いていることが増えました。

    コンビニは常温ドリンクの設置コーナーが増えても大して電力節約にはなりませんが、自動販売機の方は多少は必要電力を減らせるでしょう。ただ、同じ機械の中でホットもクールもあれば、大して変わらないかも知れません。いっそのこと、自販機1台まるまる常温のタイプに置き換わっていけば、消費電力は結構減るはずです。

    自動販売機1台当たりの消費電力は、暖めるにしろ冷やすにしろ、外気温に左右されます。熱いときには冷たい飲み物、寒いときには温かい飲み物が求められるのですから、外気温との差が大きいとその分も電力消費が増えます。

    街中、特に都心部にはたいていの場所で見渡せば2台、3台の自販機が目に入ります。それら全てでホットもクールも取り扱っているのですから、結構電力効率は悪くなります。3台並んでいるなら1台はホットのみ、1台はクールのみ、1台は常温のみ、という形で揃えてもらえればと思いますが、自販機の設置者にしてみればそんなことも出来ないのでしょう。

    自販機の台数ほどではなくとも、コンビニもスーパーもドラッグストアもたいていの場所において少し歩けば見つかります。それらのお店でもホット・クール・常温の各種ドリンクを売っていることを考えると、自販機が本当にそれだけ必要なのか、それだけの電力を消費するべきなのかとも思ってしまいます。

    自販機の前を通る人のうち、何人に一人の割合でその自販機で購入するでしょうか?

    いっそのこと常温オンリーの自販機なら、ソーラーパネルのみでも動作可能かも知れません。決済と出庫の動作さえすれば良いのですから。

    あるいは、2台並んでいるような自販機で、コンプレッサーや加熱装置を共用できないものでしょうか。いちいちそんな改造や新機種を作っていたら利益にならないとも思えますが。

    ともかく、減らせるエネルギー消費は減らすべきで、何とかならんもんかなと、自販機がいくつも並んでいる場所を見ると考えてしまいます。

  • 日常に無い混雑を作るファン

    観光シーズンの土日に仕事がある日は、通勤時に電車で観光客が乗ってくることになります。こちらから見たら観光客が入ってきたという印象になりますが、むしろ土日ですので観光客から見たら土日に仕事で電車に乗ってきた、という風に思われているでしょう。

    通勤客としては
    「桜なんて名所で見ようが近所の公園で見ようが一緒やろ」
    と乱暴な思想に一時的にかぶれてしまいますが、観光客からしたら
    「土日くらい休むかテレワークにしろよこの社畜が」
    と感じているかも知れません。

    どちらもお互いに自分が正しくて相手が邪魔だなあと思ってしまうわけですが、桜の花見のための観光だけではなくて、多分サッカー観戦の時にも同じようなことがある気がします。

    パナソニックスタジアム吹田は大阪モノレールの万博記念公園駅が最寄り駅です。土日は場所柄まず間違いなく乗客の大半は遊びに出てきた人です。しかし水曜や金曜など平日のナイトゲームですと、ちょうど帰宅ラッシュの時間帯に重なりますので、通勤客とサッカー観戦客がモノレールや阪急などで一緒になります。サッカー観戦客としては、通勤客からうっとうしいと思われているかな、と思いながら電車に乗っています。

    サッカーファンではない人にとっては、
    「サッカーなんてスタジアムで見ても自宅で中継見ても同じだろ」
    と思うところもあるかも知れないなあとは思います。

    そもそもそのサッカーファンですら、サッカーを快適に観戦できるのはそりゃ自宅だということは自覚しています。テレビ(最近はDAZNばかりですが)でほどよい傾斜での映像を映してくれますから、ピッチ全体を見つつボール際をアップで撮ってくれ、得点シーンや見逃したシーンを振り返ることも出来ます。

    その一方、現地観戦ですと座席によっては見づらく、ピッチに近いと遠い側が見えませんし、選手同士が重なってボールもゴールも分かりづらいものです。ピッチ全体が見える座席だと今度は選手が小さく見え、大きなスタジアムですと誰が誰だか分からなくなります。風雨にさらされ、スタジアムまでの移動に時間もお金もか必要です。アウェイゲームなら距離によっては旅行です。

    書けば書くほど現地観戦のデメリットばかりになりますが、それを上回るほどのメリット、楽しさ、醍醐味、喜びを感じられるから、サッカーファンはスタジアムに足を運ぶのです。それは結局、冒頭の花見客だっておなじことなんでしょうね。

    まあ、ファン、サポーターが地域住民や他の乗客に迷惑をかけなければそんなことは気にしないのですが、どうしたって集団がいれば周りに迷惑はかかります。その迷惑をかけることを自覚していれば問題は起きないのですが。

    普段の生活・通勤時にはそこにはいない人たちが大量に存在すると、電車も車も混雑します。日本のサッカースタジアムや陸上競技場は都市の真ん中にはほとんど存在しないので、夕方の通勤ラッシュとは人の動きが逆になりがちですが、それでも混雑が単純に増えることは間違いありません。

    そう言えば、万博記念公園に出来る大規模アリーナは2027年開業予定ですが、交通機関は増える予定がありません。土日でサッカーとライブとEXPOCITYのお客さんが重なると、どう考えてもモノレールのキャパシティを超えるはずです。それを嫌って自家用車で来る人が増えればなおさら駐車場や外周道路が混雑します。

    多分、そうなったら社会問題化して、何かの路線延長や新路線計画の機運が高まるでしょう。まあさすがにそんな大事業はアリーナ開業前には無理ですよね。大甘で大雑把でどんぶり勘定な利用者予想によって建設されたのにガラガラで大赤字、というハコモノや鉄道路線など、日本には山ほどありますから、混雑して大変だ、という状況が出来上がってから動くのは当然です。

    ただ、利用者の一人としては、混雑して大変な状況になっても何も増えず変わらず混雑状態が続く、ということが一番恐ろしいですね。

  • 本当に在宅勤務よりもオフィス勤務の方が生産性が高まるのか?

    先日、外を歩いていて突然、Apple Watchの心肺機能低下の通知が来ました。

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    健康診断でメタボなどの問題はあれど、心肺機能には異常は無かったので驚きました。このApple Watchによる血中酸素ウェルネスは、血中酸素濃度の医療的レベルでの測定は出来ません。たまたま低いデータが検出されただけなのかなと思い、自宅に帰ってからiPhone内のヘルスケアの内容を見てみると、この最大酸素摂取量のデータは「屋外での運動を実行したときに記録されると書いてありました。

    そしてデータはこれまでのApple Watch使用期間全てで、心肺機能の平均レベルが低い状態にありました。とんでもなくたまげましたが、よくよく考えてみると、外で歩いているときには、よほど周りに誰もいない時でない限りはマスクを付けています。

    マスクを付けて呼吸すると、当然ですが自分が吐いた息を吸うことになります。不織布だろうと布だろうとウレタンだろうと、そこまで密閉されていませんから、外気との入れ替えはあるのですが、マスクをしていない状態と比べたら、自分の呼気を再び吸う量ははるかに多くなります。

    もしかしたら、外で歩く際にマスクを付けているため、酸素濃度が外気よりも低い呼気を再び吸っていることが、Apple Watchでの最大酸素摂取量の低下が測定されてしまっているのではないか、と密かに推測しています。

    それであれば、マスクを外出時にしなくてもいい状態になれば勝手に正常値に戻るでしょう。もしそうでなかったら心配です。

    酸素摂取量が低いと身体的な悪影響があるのは間違いありません。単に運動系の悪影響だけではなく、大量の酸素(およそ全身の20%くらい)を消費する脳組織にも悪影響があるでしょう。

    テレワーク、在宅勤務であればマスクをする必要はなく、快適な自宅でリラックスして仕事が出来ますが、オフィス勤務ではまだまだマスクを着用したまま業務をすることになるので、脳に届く酸素がコロナ禍以前よりも少ない状態で、脳ミソを回転させて仕事をしなければなりません。

    依然として感染者・死者は出ているものの、コロナ禍が少しずつ落ち着いてきて、産業界ではテレワークからオフィス勤務への回帰傾向は日本でも世界でも強まっています。みんなバラバラの在宅勤務よりも、みんなが集まって話が出来るオフィス勤務の方が生産性が高いとか、売上につながるとか、いろいろな節が流れてきましたが、個人レベルでの脳の働きで言えば、マスクしなくて済む在宅勤務の方が生産性が高くなるんじゃ無いでしょうか?

    AppleのAI研究のトップが在宅勤務解除の方針に不満を持って退職したとのニュースが流れていましたが、自分に自信があり個人で生産性を高められるポジションの就業者なら、オフィス勤務を強要する会社では働かない時代になるでしょうね。そんな人は稀ではあるのですが。

  • U23での実戦経験を失った影響はいつ現れるか

    ガンバ大阪は今シーズン、片野坂監督を迎えて新しいサッカーに取り組んでいます。序盤は悪くなかったものの、パトリックのヘディングの強さに依存する攻撃が行き詰まって苦しみましたが、この2試合、札幌戦と神戸戦で中村仁郎を前線の中心に据えて、ようやく攻撃が機能し始めるようになりました。

    その中村ですが、トップチームでのJ1出場は2020年最終節が最初でしたが、2019年・2020年ではガンバ大阪U23チームにおいてJ3リーグでは主力として既に活躍していました。

    彼以外にもU23での試合出場経験が、J1での活躍にすぐに結びついた選手は何人もいます。

    欧州移籍をして五輪代表では中心になり、A代表でも選ばれるようになった堂安律、2019年開幕からJ3で得点を量産してトップに呼ばれてもゴラッソを決め続けたらすぐにマンチェスターシティに引き抜かれた食野亮太郎、元々将来を嘱望されていてトップとU23を行き来しつつもJ1でスタメンになって欧州移籍した中村敬斗、J3では無双してJ1でも出番が増えてきたところで欧州移籍した川﨑修平、と何人も挙げられます。

    ガンバでのJ1出場は無かったものの、湘南に期限付き移籍してから同じく五輪代表での活躍を経てA代表に選ばれた谷晃生もU23では30試合以上の経験がありました。

    練習試合ではなく、相手はJ2昇格や自分と家族の生活を賭けて試合に臨んでくる真剣勝負をJ3で戦えた、U23チームは結構貴重な実践の場だったと思います。出場していた全員がトップチームに出られるように成長したわけではないものの、J1で出始めて馴染むまでのスピードは、堂安を始めJ3での経験があるのとないのとでは違う気がします。

    かつて、ガンバのアカデミー育ちでJ1でも活躍した選手達でも、J1でいきなり通用してスタメンに定着、という選手は珍しかったです。稲本と家長くらいじゃないでしょうか。

    宇佐美、井手口といった代表、欧州移籍するレベルでも、彼らがトップで出始めた年はなかなか活躍できず、その翌年以降というのが良くあるパターンでした。宇佐美は2009年トップデビューでしたが、リーグ戦ではパッとせず、翌年平井とのコンビネーションもあって大活躍して翌年にドイツ移籍でした。井手口は2014年トップデビューするも2015年あたりまで厳しく、2016年になってレギュラーを掴んで翌年には代表での豪州戦で劇的なゴールを決めるまでになりました。

    今のガンバは事実上のリザーブチームだったU23はありません。Jリーグのエリートリーグにもガンバは参戦していません。ユースからトップに上がって、J1リーグ、ルヴァンカップ、天皇杯(それとACL)しか公式戦がありません。これは結構、数年後に響いてきそうな気がします。

    数年後を危惧するよりも今を危惧しないといけない状態なのが残念ではありますが。

  • 大阪中之島美術館開館記念特別展「モディリアーニ −愛と創作に捧げた35年−」を見に行きました

    大阪中之島美術館開館記念特別展「モディリアーニ −愛と創作に捧げた35年−」を見に行きました。

    https://modi2022.jp/

    中之島美術館は2月の開館記念特別展以来の2度目の来館ですが、前の時も印象的だった2階から4階まで直通の長いエスカレーターの高さに少しビビりながら、さらに5階に上がって入場です。

    構成としては19世紀末から1910年代までのフランスで、モディリアーニがどのような影響を受けて作風に表現されているか、ということを見つつ、同時代のフランス・パリでの絵画・彫刻に関する展示が並んでいました。

    前半はモディリアーニの作品は少しだけあり、彼が影響を受けたピカソやルノアールら、また藤田嗣治やキスリングら仲の良い芸術家仲間の作品が陳列されていて、「モディリアーニ展」というよりは、1900年近辺のパリ芸術の一部みたいな展示でした。

    しかし後半になるとモディリアーニの作品が続きます。撮影可能な作品は二つ。有名な裸婦の絵もあり、

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    そして最後には、伝説のハリウッド女優だったグレタ・ガルボが引退後に集めたコレクションの中から見つかり、科学的調査を経てモディリアーニの真筆と認められた肖像画が飾られていました。これは世界初公開の作品とのことで、同じく撮影可能でした。

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    前回訪れた時の中之島美術館は、大量の展示で圧倒されましたが、今回はモディリアーニの貴重な絵画が最後にいくつも続いていましたので、面白い特別展になったのではないでしょうか。

    ちなみにモディリアーニはイタリアから移住したユダヤ人で、その時代のフランスとユダヤ人というと、「ドレフュス事件」のことを思わざるを得なかったです。そして、「ウクライナ=ネオナチ」という無理筋のゴリ押しでウクライナへの戦争を始めたロシアのプーチン大統領のことまで考えてしまいましたが、多分、モディリアーニの頃のヨーロッパ、特にロシアではユダヤ人差別が酷かったですし、偉大なるロシア帝国を復活させようとする彼が言うネオナチ非難は、もしかしたら自己紹介なのかなとも思ってしまいます。

    偉大なる芸術作品の鑑賞を満喫しつつも、そのようなことが頭に浮かぶのは邪念と言えば邪念ですが、本当の「邪」とは誰なんでしょうね。

  • クラウドファンディングで買ったエコバッグが届いた

    これまでクラウドファンディングはガンバ大阪関連のものしか出資したことがありませんでしたが、先日、面白そうなエコバッグを見つけたのでお金を出してみました。

    https://camp-fire.jp/projects/view/540939

    支援したのは2月中頃でしたが、3ヶ月近く経っての到着。まあまあ存在を忘れかけていましたが、「全出資者に発送完了しました」メールが届いて思い出しました。

    エコバッグとしては高価と言えば高価には違いないですが、届いたパッケージの小ささを見るに、リンク先にてアピールされているコンパクトさは嘘ではないなと、開封する前から実感出来ました。

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    比較に置いているのは今さら先日購入したiPhone SE第一世代です。

    開封した中身はこちら。

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    広げるとこんな感じ。

    えこ

    普段利用しているエコバッグは以前買った無印良品のもので、パラシュート生地を使っていて結構頑丈な奴です。それと重ねて置いてみましたが、結構大きさに差があります。

    比較

    たたんだ状態での比較。iPhoneよりはAirPodsの方が分かりやすかったかも。

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    頑丈さはしばらく使ってみないと分かりませんが、そんなに弱そうには思えません。

    たたんだ状態での留めるヒモの長さは少し余裕があります。これはおそらく、綺麗にたたまずグシャグシャにまとめてヒモで留める場合にはもう少し長さが必要だからかと思われます。それを考慮しなければもう少しだけ、小さくたためたとは思います。

    折りたたんだときの小ささ、広げたときの大きさ、重いものを入れたときの頑丈さ、の3つがエコバッグに求められる要素ですが、この3つ全てを満たすことはまず無理です。いわばトリレンマですが、今回のエコバッグであれば、広げたときの大きさが犠牲になっています。100均ショップで売られているようなものですと、多分、頑丈さがあまり強くないはずです。

    もしかしたらこの3つの条件を全て満たすことも出来るかも知れませんが、その場合はもう一つの条件である「価格」が犠牲になりますね。