前節のアウェイ鳥栖戦では、押し込みながらも失点し、ラストプレーで山見の起死回生の同点ゴールが決まって辛くも勝ち点1をゲットしたガンバ大阪は、本日もアウェイで今度は北の端、札幌戦に挑みます。
前節スタメンとの入れ替わりは佐藤→ギョンウォンだけ、左ウイングのポジションでは食野がまだ高い評価を得続けていることが窺えます。また、怪我から復帰の倉田がベンチ入りしました。
札幌が前からプレスしてきて、ガンバがそれを交わしてパスワークが出来るかがこの試合の焦点ですが、前半の序盤はむしろ札幌が攻撃的に攻めてきて、ガンバはセーフティに守る展開となりました。
8分にはカウンターからシュートされるも東口が左手一本でセーブ。
13分、攻撃が上手く行かないガンバを尻目に、札幌はスパチョークのエリア外ギリギリからのミドルシュートが決まって先制に成功。ガンバは攻撃が寸断される悪影響が守備にも回って来ているような感じです。
鳥栖戦、そしてこの試合も含めて、攻撃での停滞がちょっと気になります。特に特定の誰かが駄目というわけではないのが、さらに解決を難しくしています。
ジェバリが収めたところを狙われているのは間違いないのですが、じゃあジェバリを外すかとなるとどうやってボールを前に収めるか、という問題になってきます。
その後も食野のシュート一本が30分過ぎにようやく生まれたものの、38分にはコーナーキックからドンピシャヘッドを食らうも東口がギリギリでキャッチ。
札幌のボールホルダーに対して、一発で取りにプレスにいって交わされてピンチを作るという場面がなんどもありましたが、チームとしての守り方では工夫が必要でしょう。
前半は1-0で終わりました。札幌はほぼ完璧な45分だったでしょう。むしろ2点目を取り逃したといっていいです。ガンバはその逆、何も出来なかったといっていい45分でした。何が出来たかと指折り数えることも難しいくらいです。
悩めるガンバはハーフタイムでの交代は無し。さすがに前半と同じ戦い方ではないでしょうけれど、どうやって崩していくか。
51分には高尾、食野と続けてシュート出来るようになってきました。
58分、ついに倉田が食野に代わってピッチに入りました。
しかし59分、ガンバの反撃の意志を挫く、札幌の2点目がまたもやスパチョークに決められました。これで2-0。
今日の札幌が良い上、ガンバが札幌の守備を崩すシーンがかなり少なく、試合展開に見合った点差と言わざるを得ません。
そしてガンバの次の交代は高尾とネタラヴィを下げて、中野・佐藤とディフェンダー2人を投入です。というか守備に問題があると思っているなら2失点目が入る前に手を打って欲しかったですが。
どうやら3バックにするようで、3-4-3となりました。一か八かとなりますが、そもそも2点差なんて3点目を取られる覚悟で前掛かりにならないとひっくり返せません。
73分、ガンバとしてはかなり早い時間帯に4人目、5人目の交代となりました。ジェバリとファンアラーノが下がり、鈴木武蔵と山見の前節ゴールの立役者コンビが入ります。
87分の山見のシュートは高木にキャッチされました。
そして89分、キムゴンヒに3点目を決められておしまい。東口が弾いたときに周りの選手が棒立ちなのは酷かったですね。2点目も東口が弾いたのを詰められたのですが、3点目の方はもう少しやりようがあったでしょう。
さらに92分、浅野に4点目を決められてしまいました。
新潟戦から調子が良くて、ガンバ最強とか思い上がっていた人には氷点下の冷や水を浴びせられた格好でしょう。そもそもそんなに強くないという現実を見せつけられた敗戦となりました。
札幌の戦い方との相性が激悪だったとも言えますが、鳥栖戦のことを思えばそうも言ってられません。
3バックで後ろを減らしたギャンブルにものの見事に失敗しただけでもありますので、3点目以降はどうでもいいです。むしろ攻撃面での課題の方が大きいです。
ジェバリに入れるボールを狙われ、ロングボールも成功せず、前掛かりにプレスに来られたらどうするのか、という宿題を突き付けられています。痛すぎる惨敗ですが、次の試合はラストのタイトル、ルヴァンカップ準々決勝第一戦の浦和レッズ戦です。
水曜まであまり日がありませんが、どこまでリカバー出来るでしょうか?