平繁無忙の何でも書くブログ

  • 2023年9月6日Jリーグルヴァンカップ準々決勝第一戦ガンバ大阪対浦和レッズ観戦の感想

    今日の大阪は曇り時々雨でしたが、試合開始前には雨は上がっていました。しかし最近のパナソニックスタジアム吹田のピッチ状況が良くなく、水を含んでさらに滑りやすくなり、芝生も剥がれやすくなっています。

    今日のガンバ大阪はネタラヴィがイスラエル代表招集のため不在でしたが、それ以外はベストメンバーで臨みます。その一方、浦和レッズは大きくターンオーバーしてきました。

    前半の序盤は浦和がペースを握り攻め込むシーンが続くものの、途中からはガンバがボールを持って押し込む時間帯が多かったです。

    それでも得点を奪えないのは、鳥栖戦、札幌戦と続いている攻撃陣の不調だけではなく、チームとしての構造的な問題もあるのでしょう。前半は0-0で終わりました。

    さあ、この面子相手では勝たねばならないと意気込んで入った後半、開始直後に緩いディフェンスからシャルクにミドルシュートをぶち込まれて失点。あのバイタルエリアががら空きになるのは、前半からも何度かあって気になっていたのですが、ネタラヴィ不在だから、と言うよりも、浦和のフォーメーションとのミスマッチを意図的に起こされていたような気もします。

    この後、攻めるガンバ、守る浦和という構図で試合終了まで続きましたが、ガンバの得点力不足はかなり深刻で、結局そのまま0-1で試合終了。

    好調のホセカンテや中島翔哉を送り込まれたものの、彼らも守備に忙殺されたために追加の失点をしなかったことだけが救いでした。

    次は日曜、アウェイ埼玉スタジアムでの第二戦です。今度は浦和もおそらくベストメンバーでしょうし、勝つのは相当に厳しいかも知れませんが、勝つしかありません。今のパナスタよりは向こうの方が芝生はマシでしょうから、その点はガンバのパスサッカーがはまる可能性はあります。それに賭けて勝利を祈ります。

  • ガンバ大阪でのダイナミックプライシング導入について

    8月14日にガンバ大阪からこんなリリースが出ました。

    https://www.gamba-osaka.net/news/index/no/15463/

    とりあえず今シーズンに関しては、ビジター自由席のみ適用となります。ぶっちゃけて言うと、浦和戦と神戸戦でガッツリ値段が上がるのでしょう。あと、名古屋も優勝争いもあって結構来るかも知れませんので、値上がりするかも。

    来シーズンからは対象席種が増えると書いてありますので、そうなるとホームゲームとして見に来るガンバサポーターにも影響が出てきます。

    私自身は毎年シーズンチケットを買っています(コロナを挟んでもう20年になりますね)ので、ダイナミックプライシングの影響を受けることはほぼありません。ダイナミックプライシング対象試合で買うとしたら、ルヴァンカップの準々決勝、準決勝だけでしょう。

    しかし、シーズンチケットを持っていない大多数のファン、サポーターは、多くの試合で影響を受けそうです。

    個人的には、確実に試合を見たいならシーズンチケットを買ってください、と言いたいところですが、家族・子どもが多いご家庭ですとそうもいかず、観に行きたい試合があったとして、それがダイナミックプライシングによって高いチケットになったために諦める、ということがあると、将来のサポーターの数にも悪影響があるでしょう。

    もちろん、ガンバにとってチケット代金による収入も貴重な財源です。年間の試合数が決まっている(来年から2試合増えますが)以上、より効率よく客単価を上げる施策を考えるのも当然です。

    ダイナミックプライシングは、言葉は悪いですが公的なダフ屋です。Jリーグチケットではリセール制度があり、私も観に行くことが出来ない試合をしばしばリセールに回しますが、リセールとダイナミックプライシングが合わされば、ダフ屋・転売ヤーの暗躍は結構減らせるでしょう。

    あえて言うなら、先述の子どものいる家庭向けにでもいいので、シーズン開幕前の前売りとしてどの試合でも使用出来るジョーカーチケットを枚数限定で売っても良いと思います。シーズンチケットを買うほど観に行くわけではないけれど、毎年何試合かまとまってみることが確実な人は結構いるはずです。

    試合日の2週間前とか1ヶ月前までを期限として、ジョーカーチケットをJリーグチケットサイトで、その試合のチケットに引き換えられるのであれば、見る方の予定も立てられるでしょうし、クラブもシーズンチケットと同時期にジョーカーチケットによってキャッシュのストックを増やせます。

    ただただチケット代を上げていくだけだと、イングランドプレミアリーグみたいになって、チケットを買えない古参のサポーターがスタジアム側のパブで管巻ながら試合を見るだけになってしまいます。それでもプレミアリーグなら観光客や富裕層が試合を見に来ますが、今のJリーグではまだそんな訴求力はありません。
    試合を見たい人が見に来てクラブも潤う方策の一環として、ダイナミックプライシングを導入するのは良いことだと思います。駄目なら止めれば良いだけですし。平日のリーグ戦と、休日の大阪ダービーが同じ価格というのも、収益の機会損失となることは間違いありません。

    来年の大阪ダービーでどれだけのチケット代金になるか、ちょっと怖いですが、上限下限はあらかじめ発表しておいても良いかもしれませんね。

  • 今シーズンのガンバの残る目標

    先日土曜日の札幌戦での完敗は負けっぷりが凄すぎてかえってショックも受けなかったくらいでした。ただ、現地に行っていた人は辛かったと思います。私も昨年の6月の札幌ドーム戦ではスコアこそ1-0での敗戦でしたが、あまりに中身のないサッカーだったことの方が辛かったです。

    さて、今年のガンバは前半は非常に苦しみ、最下位争いをしていましたが、15節から急浮上して順位的には中位になってきました。先日の敗戦によって、上位を断言できるほどの実力ではないことが明らかにはなりましたが、今後も勝ったり負けたりをしつつ、取りあえずは一桁順位に入るのが現実的な目標でしょう。

    まだJ1残留が決まっているわけではありませんが、勝ち点で16ポイント差がある最下位である湘南に、あと9試合で逆転されるとは思えません。横浜FC、柏レイソルもそれぞれ21、20ポイントと、これまたガンバとの差は開いていますので、降格については気にする必要はないでしょう。

    リーグ戦上位を目指すにしても、ACL圏内である2位は残り全部勝っても事実上無理ですし、例え3位に入ったとしても、天皇杯優勝チームが逆にリーグ戦2位に入る可能性もガンバ同様にありません。

    それよりなにより、唯一残ったタイトルであるルヴァンカップの準々決勝が9月6日(水)と9月10日(日)にあります。こちらの方が圧倒的に重要です。

    レッズはサポーターの暴動行為によって天皇杯における懲罰がどのように下されるのか注目されていましたが、レッズはまだリーグ戦も首位に6ポイント差の4位であり、ACLもあってルヴァンカップのみに賭けるという状況ではありません。この一戦に掛ける思いと熱量では、ガンバが上回れるはずです。

    これまでのガンバ大阪の歴史(Jリーグ発足以後)において、タイトル獲得を果たした監督は西野朗(リーグ1回、ナビスコカップ1回、天皇杯2回、ACL1回)・長谷川健太(リーグ1回、ナビスコカップ1回、天皇杯2回)のわずか2人のみです。

    ダニエルポヤトス監督が、3人目の歴史的な監督になってくれることを期待して、水曜はパナスタに行きます!

  • 曾根崎献血ルーム RedOne CLUBで献血してきた

    年に何回も献血する人間なのに、少し前まで「曾根崎献血ルーム RedOne CLUB」の存在を知りませんでした。

    今年の4月25日にオープンしたそうで、血漿成分献血専用&完全予約制でラグジュアリー感を出している珍しい献血ルームです。

    https://www.bs.jrc.or.jp/kk/osaka/2023/05/-redone-club-2.html

    早めに気が付いていれば記念品をもらえたのに・・・、と後悔するレベルでは無いくらい遅れて存在を知った分際ですが、今さらながら予約して行ってきました。

    地下鉄谷町線東梅田駅の改札を出て、ホワイティうめだの飲食店などが立ち並んでいる中に紛れ込んだ格好で存在しています。これまで行っていた阪急グランドビルの方に比べると、地下鉄からの距離はかなり短くなりますね。

    問診、採血前検査、採血の呼び出しは全て連絡用の機械を通じて行われます。入って受付をしたら、飲み物を自販機で淹れている最中に問診室への呼び出しがありました。

    問診後も他に人がいないためにすぐに検査を実施出来て、後は採血の準備が出来るまでは飲み物を飲んで待つだけです。

    いつもの阪急グランドビルのルームですと、完全予約制ではないために予約無しの飛び込みの献血希望者も結構います。成分献血よりも回転率の高い全血献血の人もいて、ピーク時にはごった返してカオスっぽい状況にもなっていますが、こちらの曾根崎献血ルームは予約者のみですので非常に静かです。

    ゆっくり雰囲気を味わっている暇もなく、採血室に呼ばれて、豪華なリクライニングチェアに座って(半分横たわって)、いざ採血開始。

    目の前には液晶テレビではなく、iPadが掲げられていて、テレビを見るためのアプリに加えて、YouTubeやTVerも楽しめます。

    そして採血終了後も、落ち着いた待合室で休憩して帰路に就きました。

    今回の戦果は、成分献血3回達成の歯磨き粉のみ。

    次もまた成分献血をするか、そろそろ全血献血をしてみようか迷いますが、これまで何度かあった、LINEでの赤十字からのヘルプに応対できたことがなかったので、まずはそれに応じられるタイミングがあると良いのですけれど。

  • 2023年9月2日J1リーグ第26節コンサドーレ札幌対ガンバ大阪DAZN観戦の感想

    前節のアウェイ鳥栖戦では、押し込みながらも失点し、ラストプレーで山見の起死回生の同点ゴールが決まって辛くも勝ち点1をゲットしたガンバ大阪は、本日もアウェイで今度は北の端、札幌戦に挑みます。

    前節スタメンとの入れ替わりは佐藤→ギョンウォンだけ、左ウイングのポジションでは食野がまだ高い評価を得続けていることが窺えます。また、怪我から復帰の倉田がベンチ入りしました。

    札幌が前からプレスしてきて、ガンバがそれを交わしてパスワークが出来るかがこの試合の焦点ですが、前半の序盤はむしろ札幌が攻撃的に攻めてきて、ガンバはセーフティに守る展開となりました。

    8分にはカウンターからシュートされるも東口が左手一本でセーブ。

    13分、攻撃が上手く行かないガンバを尻目に、札幌はスパチョークのエリア外ギリギリからのミドルシュートが決まって先制に成功。ガンバは攻撃が寸断される悪影響が守備にも回って来ているような感じです。

    鳥栖戦、そしてこの試合も含めて、攻撃での停滞がちょっと気になります。特に特定の誰かが駄目というわけではないのが、さらに解決を難しくしています。

    ジェバリが収めたところを狙われているのは間違いないのですが、じゃあジェバリを外すかとなるとどうやってボールを前に収めるか、という問題になってきます。

    その後も食野のシュート一本が30分過ぎにようやく生まれたものの、38分にはコーナーキックからドンピシャヘッドを食らうも東口がギリギリでキャッチ。

    札幌のボールホルダーに対して、一発で取りにプレスにいって交わされてピンチを作るという場面がなんどもありましたが、チームとしての守り方では工夫が必要でしょう。

    前半は1-0で終わりました。札幌はほぼ完璧な45分だったでしょう。むしろ2点目を取り逃したといっていいです。ガンバはその逆、何も出来なかったといっていい45分でした。何が出来たかと指折り数えることも難しいくらいです。

    悩めるガンバはハーフタイムでの交代は無し。さすがに前半と同じ戦い方ではないでしょうけれど、どうやって崩していくか。

    51分には高尾、食野と続けてシュート出来るようになってきました。

    58分、ついに倉田が食野に代わってピッチに入りました。

    しかし59分、ガンバの反撃の意志を挫く、札幌の2点目がまたもやスパチョークに決められました。これで2-0。

    今日の札幌が良い上、ガンバが札幌の守備を崩すシーンがかなり少なく、試合展開に見合った点差と言わざるを得ません。

    そしてガンバの次の交代は高尾とネタラヴィを下げて、中野・佐藤とディフェンダー2人を投入です。というか守備に問題があると思っているなら2失点目が入る前に手を打って欲しかったですが。

    どうやら3バックにするようで、3-4-3となりました。一か八かとなりますが、そもそも2点差なんて3点目を取られる覚悟で前掛かりにならないとひっくり返せません。

    73分、ガンバとしてはかなり早い時間帯に4人目、5人目の交代となりました。ジェバリとファンアラーノが下がり、鈴木武蔵と山見の前節ゴールの立役者コンビが入ります。

    87分の山見のシュートは高木にキャッチされました。

    そして89分、キムゴンヒに3点目を決められておしまい。東口が弾いたときに周りの選手が棒立ちなのは酷かったですね。2点目も東口が弾いたのを詰められたのですが、3点目の方はもう少しやりようがあったでしょう。

    さらに92分、浅野に4点目を決められてしまいました。

    新潟戦から調子が良くて、ガンバ最強とか思い上がっていた人には氷点下の冷や水を浴びせられた格好でしょう。そもそもそんなに強くないという現実を見せつけられた敗戦となりました。

    札幌の戦い方との相性が激悪だったとも言えますが、鳥栖戦のことを思えばそうも言ってられません。

    3バックで後ろを減らしたギャンブルにものの見事に失敗しただけでもありますので、3点目以降はどうでもいいです。むしろ攻撃面での課題の方が大きいです。

    ジェバリに入れるボールを狙われ、ロングボールも成功せず、前掛かりにプレスに来られたらどうするのか、という宿題を突き付けられています。痛すぎる惨敗ですが、次の試合はラストのタイトル、ルヴァンカップ準々決勝第一戦の浦和レッズ戦です。

    水曜まであまり日がありませんが、どこまでリカバー出来るでしょうか?

  • メディア取材規制法が成立したらどうするのか

    何かの事件や事故、それも殺人事件や悲惨な事故が起きたときに、マスコミ各社による取材があるのは当然なのでしょうけれど、被害者やその周辺の人たちへの取材については、改善の余地があるというか、もっと考えろよと思うことが多々あります。

    例えば、小学校の近くで大きな交通事故が起き、被害に遭った子どもの同級生に取材しているシーンをニュースなどでも見かけますが、
    「怖かった?」
    とか
    「お友達が怪我してどう思う?」
    とか聞いているのを見かけると、何を考えているのかと憤りを覚えてしまいます。

    インタビューされる子どものトラウマとかショックとかを考えていないのだろうなーと思うのですが、そんなことよりもニュース番組の視聴率の方が重要な仕事というのは、見てて悲しくなります。

    メディアスクラムという言葉は最近生まれたモノですが、実際に発生していたのは昔からありました。それが言葉として指摘されるようになったのは、マスコミが「批判される側にもなり得る」というように社会情勢が変わってきたことが原因です。

    それでも、あまり変わっていないような気もします。メディアスクラム自体を防止する自主規制はあるはずなのですが、

    https://www.asahi.com/articles/ASN6C63VMN6BUTIL04Q.html

    一社や二社といった、「メディアスクラム」には当たらない取材については規制がないことになります。

    https://editor.note.com/n/n4fd0a13b5139/

    こんなnoteを以前書きましたが、自主規制が足りないと判断されて、規制官庁や国会が乗り出してきたらそれこそマスコミの死命を決してしまいます。そうならないように、一般人へのインタビューについては慎重にしてほしいものです。

  • 魚料理を食べたときの満足感と充実感

    中年真っ只中の年齢になってきますと、否が応でも健康を意識する食事を考えざるを得なくなってきます。

    自分一人で食事内容を決めることがない夕食は別として、昼食に関しては昼休憩で職場を出てから一人で選択して決めることが出来ます。

    そこで暴飲暴食してしまったら駄目ですが、もう体力的に昼間に仕事の合間に暴飲暴食など出来るわけもありません。

    最近は昼食には焼き魚を意図して食べるようにしています。若い頃は思いませんでしたが、年を取ってくると魚の良さに気が付きますね。

    あくまで個人的な感想ですが、魚料理を食べたときに美味さによる満足感を覚えるのは当然ですが、身体に良いものを食べているという充実感もあります。一緒に食べる副菜やご飯の量や中身によっては大してヘルシーでもないこともあるのですが、肉料理・揚げ物料理に比べればよっぽどマシなはずです。

    多分、この感覚が行き過ぎてこだわり過ぎてしまうと、化学調味料とか人工添加物とかを強固に否定してギャーギャー騒いでしまう方向に行ってしまうのだろうな、と思いますが、一人のオッサンが焼き魚を食べて満足している分には社会にも害はないでしょう。

    どうしても一般的な定食、ランチが油物中心で、あまり身体に良いとも思いませんが、その中で必死に抗う中年男性のためにも、魚料理のランチを出すお店がもっと増えてほしいものです。

  • 地方の諦め

    仕事でとある地方、それもかなりの田舎というか結構なところの人たちと関わることが何年もあったのですが、そこで感じたことがあります。

    あくまで一部の人に限る話ですが、自己肯定感や向上心、今の環境を変えられる努力というものをかなり過小評価しているのではないか、ということです。

    なんというか、言葉を選ぶ必要はありますが、

    勉強なんていらない
    どうせやれることは限られている
    食っていけたらそれでいい

    といった感じに、自分で自分の(あるいは自分たちで自分たちの)上限を決めてしまっているように思います。

    もちろん、全てがそういう人でもないですし、むしろ今でも東京や各地方の中心都市への流入は増え続け、過密と過疎の問題は続いています。あくまで、地方にいる人の一部がそういう考えの人もいる、ということです。

    別に都会に出てこなくても良いというのは正しいと思いますけれど、それを自分だけに留めず、下の年代にも影響させてしまうとちょっとなあ、と思ってしまいます。

    思えば、戦後から高度経済成長期にかけて地方から都市への大量の人口移動があって地方は置いてけぼりにされ、裏日本の発展を掲げた列島改造計画によって踊らされ、バブル景気では恩恵を受けるも崩壊後に公共事業削減で景気が悪くなり、さらに失われた30年でさらに格差は拡大しました。

    もしかしたら諦めが先に立っているのかも知れませんが、そんな中でも野心のある人は都会に出てきて一旗揚げようとします。ミクロ的にはそれが正解なのでしょうけれど、マクロ的には結局野心と能力のある人が地方から都市に流出し続けることに変わりありません。

    そうではなくて、地方にいて野心と能力を存分に発揮できる環境があってしかるべきだと思うのですが、中央の偉い人が考えるだけではなくて、地方の人もそれに呼応できるかどうかが重要なのかなあと思ったりしています。

  • より古いお話は、より新しく作られたもの

    とかく、過去は美化されるものです。

    よくあるのが、
    「昔は良かった」
    だの、
    「以前はこんなひどくなかった」
    だの、過去と比べて今が悪いという話をしてしまうものです。

    いわゆるオジさん的思考回路(もしくはお爺さん的思考回路)によるものと思われますが、これは自分でもやってしまうので自戒を込めてのnoteです。

    実際に昔を体験していた人にとっては、その昔の事柄の中でも、自分に関わりがあったことや強く関心があったことはハッキリと記憶に残っていますが、自分が間接的に関わった、かつあまり興味のなかった物事というのは、曖昧なはずです。

    さらに言うと、ハッキリ覚えているはずの物事であっても、人間の記憶というモノはあまり信用出来るものでもなく、自分の都合が良いように記憶は書き換えられていきます。

    記憶なんて好い加減なもので、当事者ほど冷静さも客観視も欠くものです。

    記憶というのはエビングハウス忘却曲線にあるように、繰り返し思い出せば記憶は定着します。その逆で言うと、自分の都合が良い過去を折に触れて思い出しているから、その記憶が定着していきます。

    過去を思い出したときに、良かったこと・楽しかったこと・面白かったこと・興味深かったことを、「新しく」記憶に書き換えるのです。

    これは個人レベルでも起こるものですし、集団でも起きます。集団レベルによるものが歴史的に言えば、「伝説」や「神話」と言われるエピソードです。

    そして、この伝説・神話の特徴としては、より新しく創り出されたお話が、より古い時代に差し込まれていくことです。具体的に言うと、例えば2000年前の時代に関する伝説・神話があったとして、現代人が自らの権威付けや箔付けのために新しいエピソードを創り出しても、2000年前付近にあったお話とは出来ません。既に他の伝説で詰まっていますから。

    もちろん、2000年前以降についても同様で、そうなるとそれよりももっと古い時代に、今新しく作ったエピソードを伝説として入れるしかないのです。

    こうして、古い時代に逸話ほど新しく作られているはず、という解釈が成り立ちます。

    もっと分かりやすく例えれば、地下鉄は新しく作った路線ほど、より深い地下に作るしかないのと似ているでしょうか。浅い地下にはより古い時代に作られた地下鉄がありますから、もっと深い地点に作らないといけなくなるのです。

    ともかく、過去の美化はより古い時代ほど極端になってくるものです。新しいエピソードが、より昔の出来事に関して書き換えられていくのです。

    オッサンやジジイが、
    「昔は良かった」
    とグチグチ言うだけなら放置しておけば良いのですが、それに留まらず、過去に関して新しく美化された「歴史」を真に受けて現実の政策なり教育なりに利用されるとしたら大変です。

    だからこそ、過去の話は眉唾もので、半分割り引いて聞くべきでしょう。そもそも聞かなくても良いとは思いますけどね。

  • 有名どころのサッカー選手たちのサウジアラビア移籍についてガンバサポが思うこと

    30年近く前、盛りの過ぎたワールドクラスの選手が、まだ世界的影響力が強かったJapanマネーにより、Jリーグに相次いで移籍したときに、「年金リーグ」と揶揄されていましたが、少し前は中国超級リーグがその地位にあり、そして昨年くらいからはサウジアラビアのリーグがその地位を襲名したようです。

    かつてのJリーグも、ジーコにリトバルスキー、リネカー、ラモンディアスといった錚々たる顔ぶれを揃えていましたが、今のサウジアラビアリーグはそれに勝るとも劣らないというか、金額的には一桁上を出していることもあってか、引退間際の選手だけではなくキャリアの盛りの選手やこれからの期待の選手までも獲得しています。

    ベテランでこれまでの貢献度が高く、人気もあるけれど高額の年俸が必要なトップ選手を、高額の移籍金を払って獲得してくれるのなら、ヨーロッパの各クラブの方も喜んでサウジに送り出していくかも知れませんが、今や将来の中心選手を獲っていかれるとプランも狂ってくるでしょう。ただ、ヨーロッパはこれまで南米のみならず、アジア・アフリカ・北中米からもこれからの若手を獲ってきたわけで、同じことをサウジにやり返されているだけとも言えます。

    クラブに関しては、獲って獲られての応酬はいつものことで、案外ドライに構えているかも知れませんが、ファンにしてみたらどうなんでしょうね。

    そこで、2007年から数年間、毎年シーズン中にブラジル人フォワードを中東のクラブに奪われた経験のあるガンバ大阪のサポーターとして思うところもあります。

    あの頃はガンバだけでは無かったですが、毎年獲られていたのはガンバでしたね。バレー、マグノアウベス、レアンドロ、アドリアーノと、チームを指揮していた西野監督もたまったもんじゃなかったでしょうけれど、サポーターとしても毎年「またか」とは思っていました。

    慣れてくるのも問題ですが、移籍した先で観客のいないスタジアムでプレーしている元ガンバの選手の顔を見ると、大金はもらえても満足できないものなんだな、ということは分かりました。ガンバ以外の選手でしたが、妻がストーカー行為にあったりしてJリーグに戻ってきた選手もいましたし。

    UAEのクラブは金払いが良かったみたいですが、サウジアラビアのいくつかのクラブは高額な年俸で契約しても契約通りに支払われなかったり、遅延することもあり、あるいは支払われても現地通貨のため、自由に出金してドルやユーロなどに交換できなかったというインタビューも目にした記憶があります。

    今、相次いでサウジアラビアのクラブに移籍しているスター選手たちは、果たして、思った通りのお金(サウジアラビアリヤルではなく、ドル・ポンド・ユーロなど)を手にすることが出来るでしょうか?

  • 令和5年度第55回社会保険労務士試験を受けた話

    これまでいくつかのnoteには書きましたが、社労士試験の勉強をしていまして、本日、受験してきました。

    受験会場は大阪は二つあり、大和大学と近畿大学だったようで、私は大和大学の方に割り振られました。

    大和大学の中でも校舎だけではなく、大和アリーナという体育館(講堂)も会場になっていまして、私はそちらの方でした。

    JR吹田駅を出て地下道を通り、アサヒビールを回るように歩いていくと、まだ新しい大和大学の学舎が見えてきます。

    大和アリーナはこちら。

    かなり早めに着いたのでまだ開場していないので、アリーナ前のベンチでテキストを読んで時間を潰し、予定開場時刻から少し早めに入ることが出来ました。

    大きな会場ですと空調の細かな調整が出来ないので、暑かったり寒かったりする可能性を考慮してシャツを持ってきていましたが、やはり少し寒かったですね。お手洗いなど済ませて、いざ試験開始!

    社労士試験は午前中に選択式の試験が80分間行われます。

    そしてお昼の休憩では、おにぎりとヨウカンをさっさと食べて、外の空気を吸いに行きました。空気というよりも、冷房で冷えた身体を暖めるために日光に当たりに行ったのですけれど。

    アリーナのためでしょうが、トイレが男子も少なくて行列は大変でしたね。

    午後は択一式の問題で3時間半もの長さでの試験です。この長さでトイレを我慢し続けるのは大変なので、元々決めていた試験開始1時間弱の時に手を挙げてお手洗いに。

    長丁場の試験を終えて外に出ましたが、スマホの電源を入れると、2時過ぎにYahoo!天気の降雨通知が来ていました。帰宅時に雨でなくて良かったです。

    さて、肝心の自分の試験の出来ですが、五分五分かなあ。

    各資格予備校が解答速報を出していますけれど、自己採点はする気になれないというか、採点したって合格確率が上がるわけじゃないし、とか子供じみた言い訳を構えて、このまま10月4日の合格発表日まで放置することにします。

    昨年度の行政書士試験は合格しましたけれど、あの時も自信は無かったですが、今回あれよりも結構勉強していました。それでも社労士試験は難しいですね。科目ごとの足切り点がやっぱり鬼畜です。

    落ちたら落ちたで、また来年も受験するつもりですが、やっぱり一発で合格しておきたいのは当たり前です。発表までの1ヶ月強、期待と不安を楽しみましょうかね。

  • 2023年8月26日J1リーグ第25節サガン鳥栖対ガンバ大阪DAZN観戦の感想

    不敗記録が途絶えたマリノス戦での敗戦を引きずらずに、前節湘南戦ではしっかりと勝ち点3をゲットしたガンバ大阪は、アウェイで鳥栖との一戦です。

    スタメンには左ウイングに食野が復帰しました。最近はずっと左ウイングのポジションに入った選手が得点をしてきましたので今日も期待したいです。

    その他、CBには怪我から戻った佐藤が久し振りのスタメン復帰。前節は足を攣った福岡の代わりに入りましたが、今日は佐藤福岡のコンビです。

    鳥栖はチーム全体として前に出てきましたが、ガンバは試合開始からセーフティに後ろからは前に放り込んでいます。食野が一発で抜けそうになったシーンもありましたが、惜しくもキープできず。

    11分には黒川のクロスからダワンの強烈ヘッドも朴に防がれました。

    17分にはファンアラーノのシュートも朴がブロック。

    19分にはジェバリの巻いたシュートも朴が弾き出します。

    36分にはカウンターでジェバリから食野に渡ってシュートも朴がブロック。

    鳥栖にも決定機はありましたが、ガンバはそれの何倍ものチャンスを決めきれないまま、0-0で前半終了。

    後半開始、鳥栖は一人代えましたがガンバはそのままです。

    後半も前半同様、ガンバがキープして鳥栖がカウンターですがゴールは奪えず。むしろ58分には鳥栖にビッグチャンスが訪れましたが福岡のブロックで助かりました。

    61分、鳥栖のDFラインからのロングボールが長沼に通り、東口が触れずにそのまま持っていかれて失点。前半にガンバがやりたかったことを鳥栖にやられてしまったような形でした。

    散々チャンスがありながらもゴールできないと、こういう展開になるのがサッカーです。

    66分、高尾に代えて中野、ジェバリに代えて宇佐美を投入。中野はガンバデビュー戦が古巣戦となりました。

    交代直後に食野が強烈なシュートを放つも朴が片手一本で弾きます。今日の朴一圭にはどうしようもない感が出ています。

    83分にはラヴィと食野に代えて石毛と山見を入れました。ダワンか山本悠樹がアンカーになるのでしょうけれど、今日の山本はちょっと良くないかも。アラーノ含め、毎試合先発出ずっぱりの選手は疲労が厳しいはずです。

    87分には山見がアラーノのクロスに合わせましたがヘディングシュートは枠の外。

    89分には最後の交代としてダワンから鈴木武蔵に交代。

    90分、アラーノの突破からのクロス、そしてCKでの佐藤のヘッドもゴールにはつながらず。

    5分間のアディショナルタイムでもゴールは奪えず、またしてもアウェイ鳥栖戦での敗戦となりそうなところで、最後の最後のプレーで自陣深くからのロングボールを武蔵が頭で上手く後ろに流して、全速力で走った山見がそのスピードのままドリブルからシュートを右隅に決めて起死回生の同点ゴールを奪いました。

    試合再開してすぐ試合終了。1-1で終わりました。前半の決定機の数や失点するまでの展開を考えるとガンバが勝つべきでしたし、先制点から95分までの流れを考えると鳥栖が勝つはずでしたが、お互いに勝ち点2を失ったゲームでしょう。試合終了後に朴一圭が山見と短いですが話していたのが印象に残りました。今日の朴は本当に凄かったのですが、最後の最後で最高のシュートを山見が放ったのは、ガンバの底力を示しているのかも知れません。

    マンオブザマッチは鳥栖の朴一圭で間違いないでしょう。ガンバの選手ではありませんが、今日の彼を讃えないサッカーファンがいるのか疑問です。

    ガンバの課題としては前半の流れでちゃんとゴールを奪えるチームになることでしょうね。それ以外はそんなに弱点があるとは思えません。

    あと、スタジアムの構造もあるかも知れませんが、DAZNではガンバサポーターのチャントが非常によく聞こえました。むしろガンバのちゃんとしか聞こえないと言っても良いくらいで、現地観戦された方はお疲れさまでした。

    さて次もアウェイの札幌戦です。昨年負けたアウェイゲームですが、今度は勝利を祈ります。