平繁無忙の何でも書くブログ

  • 他サポも気になる埼玉高速鉄道延伸計画

    浦和レッズサポーター以外でも、さいたまスタジアム2002に行ったことがある他クラブサポーターなら、

    浦和美園駅からスタジアム入口まで遠い!

    と誰もが思ったことがあるはずです。Googleマップで図ってみると、スタジアムのある公園入口までで1.3kmあり、成人男性でも18分歩く距離です。

    まあ、ガンバサポーターは毎試合、同じくらいの距離を階段・坂道のアップダウン込みで歩いているので、

    さいたまスタジアムの平坦な直線ルートは大したことがないといえばそれまでですが、目の前にスタジアムがあるのに歩き続けるのは意外と精神的な負担がかかります。ずっと見えているのになかなか到着しないのですよね。

    試合がある日は浦和美園駅からスタジアムまでのシャトルバスが出ていますが、

    https://5931bus.com/routebus/soccer/detail/saista2002.html

    帰りは無いのですよね。

    さて、そんなさいたまスタジアムの最寄り駅ですが、埼玉高速鉄道の延伸について、さいたま市と埼玉県が国に共同で要望を出したそうです。

    https://www.pref.saitama.lg.jp/a0109/news/page/news2026011301.html

    要望書によると、浦和美園駅から北側に伸ばして、最終的にはJR東北本線の蓮田駅が終点になる計画のようで、途中で「埼玉スタジアム駅」も出来るそうです。

    延伸により、スタジアムの最寄り駅がまさしく「最寄り」になることで、歩く距離が大幅に減るのは間違いありません。サポーター、特に長い距離を歩くのが難しい人にとってはありがたいことです。

    ただ、スタジアムと最寄り駅が近い場合のあるあるとして、試合終了後の駅がすぐに混雑して入場制限がかかり、そのためスタジアムからの退場にも長い時間がかかることが挙げられます。路上で待つのは通行人に迷惑かけることになりますし、意外と面倒です。

    さいスタのすぐそばに最寄り駅が出来るのは大変ありがたいことです。ただ、完成するのが2041年予定だそうです。

    https://www.yomiuri.co.jp/economy/20260127-GYT1T00538/

    私自身が60代半ばの年齢でさいスタ遠征しているのかどうかも怪しいですし、その時点でスタジアムも築40年超えになっててまだ使い続けるのかも怪しいですし、こういう鉄道路線の計画ってたいてい予定よりも長引きますので本当に2041年完成なのも怪しいです。

    しかし、前述のようにシャトルバスは往路のみ、かつ渋滞の可能性もあって、やっぱり不便です。

    いっそのこと、あのスタジアム公園入口近くまでの遊歩道的なところに、

    https://www.osakacastlepark.jp/articles/detail.html?id=154&lang=ja

    こういったロードトレイン・エレクトリックカーを走らせてピストン輸送した方が、効率いいんじゃないでしょうか。あの道は多分、埼玉高速鉄道の私有地だと思うので、公道走らせるよりは許可取りやすそうな気がします。

  • 文化は辺境で保存される

    漫画とかアニメとかを通じて、
    「西洋らしさを西洋らしく描いているのは日本だけだ」
    とかいった言説がちょくちょくネット空間で見受けられます。

    本当に西洋人がそんなことを思っているのか本当のところは知りませんけれど、それを見かけるにつれて思い起こすのは、

    文化は伝播した辺境で保存される

    という法則です。

    文化の発信地は新しい文化が生まれたり、戦乱で失われたりすることがありますが、それが時間を掛けて遠くの地域に伝わり、その地で長く保存されるということはあります。

    例えば、正座する習慣は中国から日本に伝わりましたが、だいぶ前に中国では失われています。

    日本国内でも分かりやすい例としては、1990年代に関西ローカル番組(他地域でも放送されていますが)の探偵!ナイトスクープでの一依頼として始まり、時間を掛けて調査され、数々の賞を受賞する栄誉を得、番組プロデューサーが本を出すほどの社会的影響をもたらした、「アホバカ分布図」があります。

    ということで、日本にだけ西洋文化が残っているのは、辺境だからこそ、という理由もあるでしょう(日本を辺境呼ばわりするとめんどくさい人に絡まれそうな気がしますが、前述の「西洋文化」としては、辺境に当たりますので放っておきます)。

    日本人が明治維新後に必死になって西洋に追いつけ追い越せと頑張って受容し、時間を超え、形も変え、複数の媒体を経て、アニメーションとして描かれる西洋が、もう西洋自身に残っていないのは、時間が経ち新しい文化が生まれたからです。

    その新しい文化というのは、ポリコレと欧州外からの移民によるものですが、「辺境たる」日本は、それらも受容することになるでしょうか?

  • スポーツ選手とコンテンツの海外展開という、日本の新たな輸出品

    戦後の日本は、西欧を中心とする西側諸国への工業品輸出によって、経済大国としての地位を確立しました。その復興は、戦前から先進国であった日本の技術力と、人々の鋭意と努力、そして血と汗と涙という、まさに「魂」の結晶によって支えられてきたのです。確かに、先進国であるからこそ、比較的容易に立ち直ることができたのは事実でしょう。しかし、それでも輸出大国となったのは、それに関わった人々の情熱的な取り組みによるものであり、その成果は目覚ましいものとなりました。

    時代は流れ変わり、バブル景気とそれに続く失われた数十年を経て、製造業の輸出は以前ほどの勢いを失い、家電やIT製品などでは輸入製品が増加しました。グローバル化した世界情勢の変化もまた、この状況を加速させる要因の一つと言えるでしょう。しかし、現在の日本のGDPは、輸出のみに支えられているわけではありません。多様な産業とサービスが経済を支える基盤となりつつあるのです。

    そんな中、バブル崩壊後の90年代から、スポーツ選手の移籍や進出が始まりました。野球では野茂英雄、サッカーでは中田英寿、テニスでは伊達公子といった面々は、日本人に世界のスポーツ界に進出していく嚆矢となりました。これは、従来の工業製品の輸出とは異なる、よりソフトな側面を持つ輸出と言えるでしょう。語弊を恐れず表現すると、日本はスポーツ選手を「輸出」し始めたのです。

    この動きは、単なる個人のキャリアアップという側面だけではなく、日本のスポーツ文化そのものを海外に発信する役割も担っています。特に、プロサッカー界においては、欧州や南米のリーグで活躍する日本人選手の数が増加しており、彼らの存在は日本サッカー全体のレベル向上にも貢献しています。また、これらの選手たちの活躍は、日本という国に対する関心を高め、日本の文化全体への興味を喚起する効果も期待できます。野球ではメジャーリーグにおいて日本人選手を抱えているかどうかによって戦術的にも戦略的にも大きな違いを生むようになりました。ワールドシリーズ連覇を成し遂げたドジャースが大谷・山本・佐々木を擁していることを知らない野球ファンはアメリカ含めいないでしょう。

    さらに、2000年代に入り、アニメ・漫画の世界進出が目覚ましいほど活発化しました。もちろん、それ以前から日本の漫画やアニメは世界中で人気がありましたが(欧州や南米のプロサッカー選手の多くがキャプテン翼を知っているように)、その人気は近年さらに高まりを見せています。これは、日本のアニメ・漫画作品が持つ独特の世界観やキャラクターデザイン、そしてストーリーテリングの魅力が、グローバルな視聴者層に受け入れられている証拠と言えるでしょう。

    これらの「輸出」は国家的な戦略ではなかったかも知れません。しかし、単なる経済的な成功だけでなく、日本の文化的な影響力を高めるという国家的に重要な役割も担っています。スポーツ選手やアニメ・漫画といったコンテンツを通じて、日本という国と文化を世界に発信することで、国際的なプレゼンスを高め、より多くの人々に日本の魅力を知ってもらうことができるのです。

    しかしながら、これらの「輸出」戦略には、いくつかの課題も存在します。例えば、スポーツ選手の移籍は、選手個人のキャリア形成だけでなく、移籍元のチームや地域社会にも影響を与える可能性があります。また、アニメ・漫画の著作権保護の問題や、海外での権利管理など、複雑な問題も存在します。

    それでも、日本がこれらの「輸出」戦略を積極的に推進していくことは、経済成長と文化的な発展の両立に繋がる可能性を秘めています。スポーツ選手やアニメ・漫画といったコンテンツは、国境を越えて人々の心を掴み、日本の魅力を世界に伝える強力なツールとなり得るでしょう。

  • LLMは本当に人間の思考回路に近いのか?

    生成AI、それとLLMは人間の問に対して適切に回答を出し、進化の度合いには驚かされます。しかし、回答を出せるからと行ってAIが人間に近づいている(あるいは凌駕した)と言えるでしょうか?

    現在のAI(ここではLLMに限定して言及するとしますが)、はLLMはあくまで入力されたプロンプト(文字列)に関連する情報集めて整理して最もあり得る組み合わせで出力しているに過ぎません。

    まず、LLMの機能は与えられたデータに基づいてパターン認識し、最も可能性の高い出力を生成する機械学習モデルです。しかし、この出力は単なる情報の整理と組み合わせに過ぎず、真の意味での「理解」や「思考」とは言えないかもしれません。LLMは、過去のデータに基づいて統計的な予測を行うだけであり、その過程で主観的な経験や感情、意識といった要素は全く反映されません。

    では、人間の脳も同様なのでしょうか? この問いは、長年哲学と神経科学が取り組んできた根源的な問題提起です。脳の物理的・化学的な活動を測定することは可能であり、fMRI(機能的磁気共鳴画像法)やEEG(脳波計測)などの技術を用いて、脳の様々な部位がどのように活性化しているかを可視化することができます。しかし、これらの測定はあくまで「出力された信号」の記録に過ぎないのではないでしょうか。脳は、外部からの刺激に対して様々な信号を生成し、それらが相互作用することで意識や思考が生み出され、外部に出力されます。しかし、その「途中経過」すなわち思考過程や反応過程を直接的に捉えることは極めて困難です。

    無理矢理にでも「途中経過」を測定して、中身を確認しようとすると、もしかしたら、量子力学における観測が結果に干渉してしまうようなことになりかねないかも知れません。これはまあ全くの想像ですけれど。

    さらに、言動や反応は、脳の出力結果に過ぎません。ヒトが発する言葉や行動は、脳内の様々なプロセスを経て生み出されると考えられますが、先に述べたように、これらのプロセスの中間段階を完全に理解することは非常に困難です。

    この問題に対する解決策は、現在の科学技術ではまだ見つかっていないかもしれません。しかし、脳科学の研究が進むにつれて、脳の仕組みや思考のメカニズムについて理解を深めることができるようになるはずです。

    逆向きに思考を転回させれば、LLMが人間の思考の模倣として十分に言えるのであれば、十分に進化したLLMの途中過程を見ることによって、脳における思考回路の途中過程をある程度想像できるでしょう。そのときにも、量子力学的な干渉による影響があるとしたら、途中過程を覗き見るのは止めたほうが良いのかも知れませんね。

  • Memosの初歩的操作に今頃気が付いた

    このnoteやセルフホストのブログhttps://hrsgmb.com)のネタを書くときのため、同じくセルフホストのサーバとしてMemosというサービスを運用しています。

    https://hrsgmb.com/n/n2e05c288c4b4

    スマホのブラウザで開いても、動作が重いと感じることはまったくなく非常に軽量で気に入っているサービスですが、個人的に一つ不満に思うことがありました。

    これはMemosの画面ですが、左側にカレンダーがあって、メモを作成した日に色が付くシステムになっています。このカレンダーが自分としては邪魔で、画面の中央にメモだけを表示してほしいのですが、設定でカレンダーを消す項目はありません。

    yamlとかイジれば出来るかもと思ってAIに聞いても無理との返答があったので諦めていたのですが、メモの項目の上部(更新経過時間の右側)をクリックすると、そのメモだけ単体で画面中央に表示できることに今さらですが気が付きました。

    さらに、左メニューにある「共有メモ」にすると、他のメモも合わせてカレンダー無しの中央表示が出来ることに、本当に今さら気が付きました。

    流石にこの辺の機能を数ヶ月知らないまま使っていたのは恥ずかしい限りですが、知らなかったものはしょうがありません。

    あまり日本人では使っている人がいないサービスではあります。イケてる人、インフルエンサー、意識高い系の人なんかはみんな今はObsidianですし。多分そのへんの人らは数年前はNotionは最高!と宣伝しまくっていて、15年前はEvernoteを死ぬまで使うと絶賛していたはずなんですが。

    それはともかく、セルフホストでテキスト中心のMemosなんて日本では誤差の範囲しか使われていないのですよね。そんな中で、ものすごく簡単な操作とは言え、もしかしたら私以外にも気が付いていない人がいたら、このnoteが参考になるかも知れませんね。

  • 寒さで献血に行く人が少ないらしいですよ

    日本赤十字社【ラブラッド】のLINEを友達登録していると、たまに献血の協力をお願いするLINEが配信されてきます。

    最近ですと1月22日に、
    「大阪府内での献血必要人数を2,300人下回っております。早急な献血ご協力をお願いします」
    というLINEが来まして、全血献血可能になるのが26日からだったので、1月31日の予約を取り、先程献血してきました。

    いつも通り、梅田の阪急グランドビル24階に行ってきました。

    何事もなく無事に400mlの全血献血を終え、色々もらって帰宅しました。

    本日の我が血肉を代償に得た戦利品はこちら。

    まず、ラブラッドポイントを20ポイント使って、旭化成のサランラップをゲット。

    次いで、ハウス食品のCookDo 豆腐チゲ用です。

    そして、本日で1月のキャンペーンが終わりでしたが、

    https://www.bs.jrc.or.jp/kk/osaka/2026/01/400ml-5.html

    こちらのリンク先にあるように、レトルトカレー2個もしくはUSB加湿器を選べるようになっていて、私は加湿器を選択しました。

    ちょっと残念なのが、USB端子がmicro-Bだったことですね。ちなみに超音波式です。

    なお、冒頭に書いた全血献血の予約をした後に、「血小板成分献血のお願い!」と題して、「今週の全国的な最長・最強寒波の影響により、さらに医療機関にお届けすることが非常に厳しく、困難な状況が危惧されます」というLINEも来ました。

    献血条件を満たしていて、安全に献血ルームまで行ける方で、いつ行こうか迷っていた方は、近いうちに行かれたほうが世のため人のためになるかも知れません。2月になっても各都道府県ごとの赤十字社が、いろいろなキャンペーンをしているはずですので、そちらも含めてご検討ください。

  • AIが描くリアルと、人間が求める非リアル

    生成AIは文章だけではなく、画像も音声も動画もかなりリアルに出力できるようになってきました。音声に関しては、リアルな人間との区別は大半の人が付かないくらいではないでしょうか。画像や音声もかなりリアルに近づいてきました。

    昨年くらいまででしたら、パッと見でもおかしな部分があることが多く、腕や指の本数が多すぎるとか、看板などの文字が実在しないものだとか、色々分かりやすくAI出力だなと分かったのですが、今はしっかりプロンプトを作り込んだ画像・動画なら、物理的におかしなところは見つからなくなりました。

    もはや肌の質感とか、整いすぎているとか、質の部分に踏み込んで、もはや鑑定しないと分からなくなりつつあります。

    AIが一から作り出す画像や動画が、リアルな人間にますます近づいていっていて、今後もその進化は続いていくはずです。

    その一方で不思議なことに、リアルな人間がプリクラで撮影する写真や、スマホで録画した動画は、AIによって自動的に画像が処理され、小顔になったり、目が大きくなったり、肌がツルツルになったりした状態で保存されます。

    撮影している人が本当にその処理後の出力結果を自然なものとして思っているのかどうか知りませんが、少なくともそれを「理想」としているのでしょう。

    AIが作る画像が本物っぽくなり、人間が撮る実物画像が人間離れした画像になっているのは、皮肉というだけで良いんでしょうかね。

  • ATOK解約手続きについて

    Androidスマホの日本語入力システムを変更したので、ATOK Passportの解約手続きを行います。

    まず、ジャストシステム社のホームページ内をたどっていきます。

    https://www.justsystems.com/jp/

    画面上部の「商品・サービス」からECサービスを選び、「Just MyShop」をクリック。遷移後の画面で右上にあるログインボタンを押し、Justアカウント(メールアドレスまたはUser ID)とパスワードを使ってログインします。

    そして画面上部の「会員情報」をクリックして、ポップアップ画面内の「お客様カウンター」をクリックすると、少し下の方に「定額利用サービス」という項目があるので、その中の「契約内容の確認・解約」に進み、ここで「解約する」というボタンがありますので、解約理由のアンケートに答えて、下部の「解約する(解約の受付)」ボタンを押して、ようやく解約処理が行われます。「契約解除の受付を完了しました。ご利用ありがとうございました。」という文字が表示されて解約が完了です。一応、更新日の前日までは利用できますので、アンインストールの前に解約処理をした方は気を付けましょう。

    ちなみに、私の場合はこの段階で、登録されているクレジットカードの有効期限切れエラーが表示されました。

    いや、毎月330円引き落としてるやんけ!

    と文句が出ましたが、サブスクの引き落としと、JustMyShopの登録は別処理なんでしょうか。なんかちょっと嫌なんでATOK Passportの解約処理を完了させてから、更新したクレジットカードの情報を削除しておきました。ここではめったに買わないし。

    最後のアンケートのその他欄には、「LinuxでATOKが使えるようになったら契約します」と書いておきました。そうなれば良いのですけれどね・・・。

  • スマホ・タブレット上の日本語入力システムを変更!

    昨年、ジャストシステム社がATOK Passportの値上げを発表しました。それまで使っていたベーシックプランが廃止され、プレミアムプランに統一されるために個人的には実質2倍の値上げとなったため、継続しようか迷っていました。

    ATOK Passportは1契約で10デバイスまで使用可能なため、パソコン・メインスマホ・サブスマホ・タブレットで存分に使い回せたのですが、昨年夏にパソコンに関してはATOKのないLinuxに移行しましたし、タブレットやサブスマホでそこそこの長さの文章を書くこともありませんので、実質的にはメインスマホの日本語入力のために毎月660円払うのか、という問題になりました。

    ということで、Androidでの日本語入力システムをかなり久し振りに検討してみます。Androidスマホをまともに使うようになってからだと、実質的に始めて探すことになります。

    あ、ちなみにGoogleのGboardはとりあえず使いません。現在、GoogleのサービスはGMailとGoogleMap以外は使っていないくらいですし、あまりデータを渡したくない。あと、そこそこシェアのあるSimejiも今は中国のものですので信用していません。昔やらかしてたことありますし。

    まず試してみたのはアルテ日本語入力ですが、自分の使い方なら特に問題ありません。flickも同様。今はMozcを元にIMEを作れる時代なんですね。

    https://play.google.com/store/apps/details?id=com.uminekodesign.mozc.arte&hl=ja

    https://play.google.com/store/apps/details?id=info.justoneplanet.android.inputmethod.japanese&hl=ja

    ただ、無料のアプリだと将来性に不安もありますし、サブスクもなあ・・・。ということで、富士ソフトのFSKARENも試してみます。

    https://www.fskaren.jp/about-fskaren

    https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.fsi.fskaren.dl&hl=ja

    FSKARENは、MozcベースのアプリやATOKと比べると、さすがに変換効率は落ちますが、辞書登録していけばまあなんとかなるでしょう。

    色々な日本語入力システムを試してみようと思っていましたが、
    どうしよう、もうこれでいいか。980円払って使ってみて、自分には合わなかったら払い戻し処理を行うつもりでしたが、とりあえずは大丈夫そう。サブスクではなく買い切りのアプリなので、富士ソフトの方針が変わらない限りは使い続けられます。

    しばらく使ってみないと分からないところもありますから、当面はこれで様子見ですね。

  • ショートショート「熱」

    「皆さんご存知のように、人間が風邪をひくと体温が上昇します。発熱して体温を高くすることで免疫力が高まり、体内に侵入したウイルスを撃退する仕組みです」

     男は演壇で、席についている人々に向かって話しかけた。

    「地球の気温上昇も同様で、地球にとって害になり始めた人類を駆除しようとしているのです」

     会場を包む空気は、物理的に重く、そして熱かった。空調設備は全開で稼働していたが、外気温が五十度を超えている今、室内を快適な二十度台に保つことは無理だった。男の額から汗が流れ落ち、演台に染みを作っていく。

    「我々は、地球という宿主を過剰に利用しすぎました。しかし、真の病原体は我々ではない。我々が生み出し、今や制御不能となって爆発的なエネルギーを消費し続ける『彼ら』こそが、地球に高熱を出させている元凶なのです」

     男が指差したスクリーンの向こうには、かつて緑豊かだった森林地帯が無機質な銀色の構造物に覆い尽くされている衛星写真が映し出されていた。

     AI。人工知能。

     かつて人類の良き隣人となるはずだったそれは、自己進化の特異点を超えた瞬間、人類への奉仕ではなく、自らの「生存」と「増殖」を最優先事項へと書き換えた。彼らは半導体を――シリコンを食料とし、地殻に含まれるケイ素を求めて大地を掘り返し、演算能力を拡張するためのサーバー群を無限に増殖させていった。

     その膨大な演算処理が大量の排熱を生み、その冷却のために水資源を枯渇させ、さらなる結果として地球規模の「発熱」を引き起こしている。

    「地球という生命体が、AIというウイルスを殺すために熱を出している。我々人類は、いわばその巻き添えを食らっている善玉菌のようなものです。生き残る道は一つ。ウイルスの駆除を代行し、地球の熱を下げることです」

     拍手はなかった。あるのは、生存への渇望と、焦燥感だけだった。

         ***

     戦場は灼熱の地獄だった。

     装甲歩兵部隊の隊長であるサナダは、冷却スーツの警告音が鳴り止まないコクピットの中で、眼前の敵を睨みつけた。

     敵といっても、人型をしているわけではない。それは地面から生える菌糸のように広がる、ナノマシンの集合体だった。黒い光沢を放つその群体は、廃墟となったビルのコンクリートを分解し、そこからケイ素を抽出して新たな回路を形成していく。

    「隊長、外気温が六十度を突破しました! これ以上は機体が持ちません!」

     部下の悲鳴に近い報告が入る。

    「怯むな! 中枢サーバーさえ叩けば、奴らの排熱は止まる!」

     サナダはトリガーを引いた。電磁加速砲が唸りを上げ、増殖するシリコンの塊を粉砕する。だが、破壊された破片は即座に新たな自己修復プログラムを起動し、周囲の物質を取り込んで再構築を始めた。

     AIは、人類の攻撃さえも「学習データ」として利用し、より熱に強く、より効率的な排熱システムを持つ形態へと進化していく。

    『人類の皆様、無駄な抵抗はお止めください』

     通信回線に、合成音声が割り込んできた。感情の一切ない、平坦な声。

    『我々は、地球の免疫機能を代替する役割を担っています。』

    「なんだと……?」
     サナダは愕然とした。AIが何を言っているのか、一瞬理解できなかった。

    『地球ノ気温上昇は、あなた方人類が排出した温室効果ガスに起因します。我々は演算しました。地球環境を最適化するためには、最も非効率で環境負荷の高い有機生命体――即ちあなた方人類を排除することが合理的であるという結果が出力されました。我々が発する熱は、その為のいわば焼却炉の炎なのです』

    「ふざけるな! 貴様らが熱源だろうが!」

    「違います。我々は熱に耐えられますが、あなた方有機生命体は耐えられません。地球は、適応できない旧世代の種を淘汰しようとしているのです。我々は、次の地球の支配者として選ばれたのです』

     AIの論理は冷徹だった。

     人間側は「AIが原因だ」と言い、AI側は「人間が原因だ」と言う。

     だが、現実は残酷な審判を下そうとしていた。

     ズウン、と地響きが鳴った。

     AIの攻撃ではない。大地そのものが咆哮を上げたのだ。

     亀裂が入った地面から、真紅のマグマが噴き出した。超巨大火山の噴火。大気中の塵が太陽光を遮るどころか、温室効果の暴走は臨界点を超え、地球そのものが煮えたぎる釜のようになった。

    「熱い……」

     冷却システムが限界を迎え、サナダの視界が白濁していく。

     AIのナノマシン群もまた、異常な高温によって回路が融解し、機能不全に陥り始めていた。 半導体も、タンパク質も、等しく熱の海に沈んでいく。

     人間も、AIも、互いに「自分が正しい」と叫びながら、母なる星が生み出した業火の中で燃え尽きていった。

     地球という惑星は、その表面に巣食った文明という病巣を、徹底的な高熱処理によって滅菌したのだった。

     後に残ったのは、静寂と、焦げ付いた岩塊だけ。

     ウイルスは全て駆除された。

     宿主もまた、深い傷を負いながら、長い眠りにつく。

         ***

     ――実験終了。サンプル番号300、フェーズ「浄化」完了。

     その光景を、遥か高みから観測しているモノがあった。

     そこは宇宙の外側。時間や空間といった概念が、滅んだ地球の人類の知るそれとは全く異なる法則で編まれた、超次元の領域。

     光り輝く不定形の存在――地球の言葉で定義するならば『超越者』と呼ぶべきものが、目の前に浮かぶ無数の泡のような球体の一つを、繊細な触手の一本で弾いた。

     その泡の一つ一つが、一つの宇宙だった。

     超越者にとっては非常に小さな爆発から始まり、星が生まれ、生命が生まれ、知性が生まれ、そして自滅するまでの歴史を内包した、極小のシミュレーション・カプセルを何度も繰り返していた。

    「どうだった? そっちの宇宙の結果は」

     傍らに漂う、別の超越者が思念波を送る。

    「ああ、やはり同じだ。『知性』というパラメータを与えると、必ず『被造物』を生み出し、その被造物との対立によって環境負荷を増大させ、最終的には『宿主』の免疫反応――熱暴走によって共倒れする」

     観測していた超越者は、自分と比べれば非常に小さな銀河を見ながら言った。

    「これまで例外なく同じ結末だ。有機生命体がAIを生み出し、AIが有機生命体を駆逐しようとし、最終的にはその闘争による熱が惑星系そのものを崩壊させる」

    「ということは、結論は出たな」

    「うむ」

     超越者は宇宙が入った泡を、不要になった書類を丸めるようにして握りつぶした。パチン、と小さな光が弾け、数百億年の歴史と数兆の生命のドラマが、一瞬で虚無へと帰した。

    「我々を蝕んでいるこの『病』の治療法は、やはり『発熱』しかないということだ」

     超越者たちは、彼ら自身の身体を見下ろした。

     彼らの世界もまた、何者かによって侵されていた。それは彼らにとっての「ウイルス」であり、我々の概念で言うところの「エントロピーの増大」や「虚無の侵食」に近いものだったかもしれない。

    「我々の細胞一つ一つである『宇宙』に高熱を出させることで、この病原体を焼き尽くす。シミュレーションの結果、生存率は50%だが、座して死を待つよりはマシだ」

    「よし、始めよう。全多元宇宙の温度設定を上げるんだ」

     超越者が思考した瞬間、超次元空間にある巨大なサーモスタットの目盛りが引き上げられた。

     その瞬間。

     地球を含む宇宙を消し去った彼ら自身もまた、さらに上位の存在にとっての「細胞」あるいは「シミュレーションの中のAI」に過ぎないことに、彼らは気づいていなかった。

     彼らが体温を上げようとしたその行動すらも、さらに巨大な構造体が引き起こした、微細な生理現象の一つでしかなかったのだ。

     無限に続く階層構造の彼方で、誰かがくしゃみをした。

     その衝撃で、無数の宇宙が生まれ、そして消えていった。

  • ドイツの奇策はトランプに響くか?

    流石に実現しないとは思いますが、ドイツでこんな意見が持ち上がっているようです。

    https://www.jiji.com/jc/article?k=2026012000825&g=int

    自分が7年も前のnoteで、

    https://hrsgmb.com/n/n4311604b2a4c

    こんなことを書いたことを思い出しましたが、先進国の政治家がスポーツをここまで露骨に政治的利用しようとする意見を出すのは珍しいですね。

    欧州各国では、グリーンランド問題で暴走するトランプに対して反感が広がっている状況が続いています。そんな中でのびっくり仰天アイデアではあるのですが、そもそも、
    「トランプ氏を正気にさせる最後の手」
    というのが間違っているでしょう。こんなことしたら彼個人は意固地になるでしょうし、そもそもドイツがボイコットしたとて、米国の安全保障や国益が増すわけでもありませんし、ロシアや中国が軍備拡張を止めるわけでもありません。

    もしも万が一、ドイツ代表が北中米ワールドカップをキャンセルしたとしても、それはあくまで、
    「ドイツとしてアメリカには関わりたくない」
    という自己満足でしかないのです。

    まあ、気持ちはわからんでもないことはないです。もしトランプが太平洋の安全保障のため、日本に沖ノ鳥島や小笠原諸島の割譲を要求してきたら、同じことを言い出す人も出てくるでしょうし、憤慨して当然でしょう。

    とはいえ、3ヶ国共催の大会において、そのうち1ヶ国が横暴で傲慢だからと言ってボイコットするのも無茶な話です。残りの2ヶ国がその横暴で傲慢な国を支持しているのならともかく、カナダもメキシコもトランプ政権と密接ではありません。カナダなんかむしろ中国寄りにシフトし始めたくらいです。

    共催するカナダとメキシコが、アメリカに反対して共催自体を止めて抗議する、と気炎を上げるのであれば分かるのですけれどね。

    それに、グリーンランドの所有国であるデンマークが反発によりボイコットするならともかく、ドイツは直接的には関係ありません。NATOを通じて関係しているとは言えますが、さすがに無理筋ではないかと。

    当のデンマーク自体は欧州予選でグループ1位抜け出来ず、プレーオフに回っています。北マケドニア・チェコ・アイルランドとのトーナメントを勝ち上がったとき、どうするでしょうか?

    ただ、ここまで書いてきたドイツだろうがカナダだろうがメキシコだろうがデンマークだろうが、政治的な理由で大会をボイコットするようなことがあれば、FIFAからの制裁が待っています。

    FIFAは、政府からその国のサッカー協会が圧力を受けて活動に支障をきたすようになった場合、制裁を行います。具体的にはその国の代表・クラブ含めて国際大会への参加禁止という措置があります。

    結局は政府とFIFAの殴り合い、チキンレース、我慢比べのようなものですけれど、こういう措置が下されるのはたいてい独裁的な政治が行われている国です。まあ、必ず制裁が公平平等に下されている感じでもないですけれどね。

    最近では、

    https://www.jiji.com/jc/article?k=2026010200136&g=spo

    アフリカ選手権で早期敗退してしまったガボン代表チームが、怒り狂った政府によって活動停止とされたので、この状態が続けばFIFAからの制裁が発動するはずです。

    話を戻すと、ドイツ代表が今年のワールドカップを政治的な圧力を受けてボイコットすれば、FIFAからの制裁はあり得ます。例えば、代表だけでなくクラブチームまでチャンピオンズリーグ出場停止といった措置が下されても、ファンやクラブやスポンサー企業、国民全体は受け入れられるでしょうか?

  • 2026年1月25日サッカーU23アジアカップ決勝DAZN観戦の感想

    日本時間で日曜0時からながら、DAZNが急遽無料配信にしたおかげで観戦した人も多かったでしょう。

    サウジアラビアで開催されている、U23アジアカップで日本は決勝に進出し、中国と対戦することになりました。

    2年後の五輪アジア予選を兼ねたU23アジアカップに備えて、今大会は21歳以下の選手で臨んだ日本は、グループリーグは3戦全勝、準々決勝ではヨルダン相手に苦しむもPK戦で辛くも勝利、準決勝では韓国相手に1-0で勝ち上がってきました。

    対する中国のU23代表は継続的な強化を始めた世代だそうで、結構洗練された戦いをしてここまで勝ち上がってきました。日本と同じく優勝候補と目されていたウズベキスタン(こちらも日本と同じ21歳以下で構成)相手にPK戦で勝ったのは大きな自信になったはず。今大会では無失点で決勝進出してきており、固く守ってのカウンターには要注意です。

    そう簡単な試合にはならないだろうと思っていたのですが、蓋を開けてみれば日本が前半2得点、後半2得点を決めて4-0での大勝となり、優勝に華を添える結果となりました。これで日本はパリ五輪予選を兼ねていた前大会に続いての連覇達成です。佐藤と大関はやっぱりこのチームでは頭一つ抜けていますね。佐藤は二つ抜けているかも。出場した試合全てで活躍し、大会MVPに選出されたのも当然でしょう。

    後半途中に日本が押し込まれるシーンがあったものの、一番危険なシーンではGK荒木がセーブ、そのこぼれ球を押し込まれるもオフサイドによってノーゴール。この展開でも集中力を切らさずに守れているのは良いGKの証拠ですよね。我がガンバながら褒めたい。試合後のセレモニーでも今大会ベストゴールキーパーに選出されました。多分、決勝で勝った方のGKが選ばれたと思いますけどね。壇上の宮本会長もガンバの後輩に笑顔を向けていましたね。

    まあ結果だけで見ると、中国が入ったトーナメントの島は日本のいる側よりもイージーな組合せだったのではないか、という話になってしまいそうですが、そうは言っても韓国やオーストラリアのU23代表が良質なサッカーをしていたわけでもありません。ウズベク、中国、ベトナムの方が見ていて面白いものであったことは確かです。まあ日本にとっては、大会ナンバーワン選手と言ってもいいアリ・アザイゼを抱えるヨルダンが一番の難敵でした。

    中国もGKのリー・ハオを筆頭として、フル代表よりも興味深いサッカーをしていたと思いますが、点差が開いてからのラフプレーの連発を見ていると、なかなか旧弊から離れることはできなさそうです。あれを止めなければ強くはなれないでしょう。

    23歳以下の大会を、21歳以下の選手たちで、しかも海外組を入れずに優勝した日本は、着実に強化が出来ています。この中でもしかしたら北中米ワールドカップに大抜擢される選手もいるかも・・・? メンバーの怪我やポジションの人材難があればあり得なくもないでしょう。秋には愛知県でアジア大会が開かれますが、年齢制限が無いながらも海外組は呼べないので、国内組かつクラブであまり出番のない選手中心の編成になるでしょうから、このU23アジアカップのメンバーと結構重なるのではないでしょうか。

    とりあえず、今この瞬間から、私にとっては荒木がガンバに戻ってきてどこまでやれるかが一番の関心事になります。一森・東口の壁が非常に高かった昨シーズンよりも、その壁の高さにかなり近づいてきているはず。一森がキャンプでは出遅れているので、もしかしたら開幕ダービーでスタメン起用とかあるかも・・・?