平繁無忙の何でも書くブログ

  • 中華タブレットのマルウェア感染問題

    いわゆる中華タブレット、中国のメーカーで、世界的には無名(ノーブランド)と言えるようなメーカーが出している、Androidタブレットの総称ですが、この中華タブレットの一部で出荷時点からマルウェアに感染してしまっているという問題が持ち上がってきました。

    一番最初に話が出回ったのは2月中頃でしたが、徐々に詳細が判明してきました。

    Keenaduと命名されたマルウェアが最初に確認されたのは、2月17日にロシアのセキュリティ企業であるカスペルスキーが公表したものです。

    これにより、Keenaduがファームウェアに組み込まれているAndroidタブレットが世の中に出回っていることが判明したのですが、中華タブレット界隈でも比較的知名度のあったAlldocubeが最初に感染を認め、対応するという声明を出しています。

    https://ascii.jp/elem/000/004/376/4376739/

    この時点で私個人的には、
    「へー、Alldocubeクラスのメーカーでもこんなんあるんや」
    くらいにしか思っていなかったのですが、その後、Headwolf社も同社のタブレットの一部が感染していることを正式に認め、今後の対応についてリリースしています。

    https://buzzap.jp/news/20260227-headwolf-alphawolf-tablet-keenadu-malware-contamination-helio-g99/

    「Headwolfのタブレット持ってる! しかもHelio G99搭載のやつ!」
    ということで、手持ちのHeadwolf Hpad6を慌ててチェックするセキュリティアプリでチェックしましたが、一応、幸いなことに感染していなかったようです。

    そもそもこのDr.Web Lightが信用できるのかという問題もあるのですが・・・、今回のこのKeenaduマルウェアで感染している機種で勝手にAmazonのカートに商品が入るとかいう経験はしていないので、なんとか大丈夫だと思っておきます。

    ただ、この機種とHeadwolfについて以前に書いたnoteをそのまま読まれて購入する人もいるかも知れませんので、記事を更新して上部と下部に注意書きを載せておきます。

    https://hrsgmb.com/n/n48210f14782b

    しかし、このマルウェアの腹立たしいところは、中国域内のネットワーク接続時には動作しないようになっていて、明らかに中国国内での法令違反による摘発を恐れる一方で、外国からの搾取を目論んでいるところですね。そんなものを買うなと言われたら返す言葉も無いのですが。

  • 2026年2月28日J1百年構想リーグ第4節ガンバ大阪対清水エスパルス試合観戦の感想

    前節のアウェイ岡山戦で逆転勝利を飾ったガンバ大阪は、2月最後の日にホームで清水エスパルスとの対戦です。

    怪我人続出で苦しい状況ですが、先発に抜擢された名和田、唐山の若手には頑張って欲しいものです。控えには満田もいます。

    試合は開始直後から清水のプレスと攻撃に苦しみ、何度もピンチを迎えますがしのぎ続けると、28分、自陣からのパスが連続でつながり、あっという間に清水ゴール前でヒュメットが放ったシュートがバーに当たり、唯一こぼれ球に反応していた食野が押し込んでゴール。押されていたガンバが先制に成功します。

    その後は一進一退ながら、ゴールライン前で三浦が腹ばいヘッドクリアで防ぐピンチもありましたが、41分にヒュメットがコースが無い中で強引に放ったシュートがDF2人とGKもぶち抜いてニアサイドに突き刺さってガンバが追加点をゲットします。

    前半は2-0で終了。

    ヴィッシング監督がハーフタイムに2枚替え。動きの良くなかった名和田、唐山に代えて、倉田と南野を入れ、さらに前線を活性化させます。

    後半もガンバがいつ3点目を取るか、と言う内容でしたが、南野が2回もビッグチャンスを逃してしまい、そうなるとサッカーの神様は相手に微笑みます。

    83分北川、86分カピシャーバと連続で失点してしまい、あっという間に2−2の同点です。そのまま試合が終了し、PK戦へ。

    PK戦はこれまでとは逆のサイドのゴールを使いましたが、清水の4人目が東口の動きに惑わされたか、枠外に外してしまい、ガンバが5人全員決めて決着。

    勝点3を取るべき展開だったのに、それが2に留まったのは反省するしかありません。ただ、次の水曜のACL2の試合が大事です。今日メンバー入りしていなかったジェバリと山下が出てくれることを祈りますが、コンディション不良じゃないですよね・・・?

    南野は途中で相手と接触しながら着地したときに右膝に体重が乗っかった感じで傷めてしまい、その後もかばいながら変な走り方をしていましたので、ラーチャブリー戦に出られるか怪しいかも。

    怪我人続出ながら、今日の光明は三浦がかつての輝きを取り戻したようなプレーを続けていたことですね。2度も東口の後ろに行ったボールをクリアしましたし、安定感がありました。

    とにかく、水曜のACL2準々決勝第1戦、ラーチャブリーとのホームゲームでまず勝つことが何よりも求められます。

  • スマホとタブレットの日本語入力システムをFSKARENに変えた後

    先日このnoteで、ATOKの値上げに合わせて、スマホとタブレットの日本語入力システムを変更したという話を書きました。

    https://hrsgmb.com/n/ncfc5d23507b4

    悩んだ挙げ句に富士ソフト製の買い切りアプリ、FSKARENを選んだと書きましたが、その後の使用感としては結構良好です。

    フリック入力自体は同じですし、そんなに高速で入力することもないため、周囲にある変換種別の変更や機能のキーの配置を覚えて慣れてしまえば、問題なさそうです。

    ちなみに、スマホでもタブレットでも、Bluetooth接続の物理キーボードを繋いだ状態で、FSKARENを日本語入力システムとして使用するには、Androidの設定での日本語システム選択画面にある、画面キー設定を有効にする必要があります。FSKARENのアプリ表示が画面最下部に出てきて、日本語を入力すると変換候補が表示されます。キーでもタップでも変換候補を確定できますが、私の環境では日英状態変更は、半角/全角キーではできず、タップでしか切り替えられませんでした。もしかしたら何かの設定でできるかも知れませんが、今のところはまあそんなに不便ではないです。

    このnoteの文章自体、全部タブレットに繋いだBluetoothキーボードで、FSKARENを使って書いてみました。使用したキーボードはこちら。もう売っていませんが。

    https://www.amazon.co.jp/dp/B071L3S1WX

    英語キーボードでも日本語入力はできます。

    とりあえず、スマホとタブレットでの日本語入力環境としては、しばらくこのFSKARENで続けるつもりです。買い切りなので追加費用が不要なのはありがたい限りです。経営的に無理がなければいいのですが。

  • キーボード型PCに思い起こすキワモノITガジェット

    HPがキーボード型パソコンを先日のCES2026で発表し、3月に販売する予定です。

    https://www.hp.com/us-en/desktops/business/eliteboard.html

    ほー、へー、と思って日本語の記事を読んでいたのですが、日本円にして40万円超え・・・。

    いや、誰が買うねん、と思いましたが、スペック的には確かに高性能で、この筐体に収めたのもすごいのですが、一体どういう層を狙っているのか。持ち運べてモニターに繋げられる!と言っても、じゃあノートPCの形状でええやん、と思ってしまいます。ロマンというのはあまりに価格が高すぎるし。

    一方で、対極のようなキーボード型マシン(PCとは言わない)もあります。

    https://www.switch-science.com/products/10054

    シングルボードコンピュータとして有名なRaspberry Piの4や5をキーボードの筐体に組み込んだものです。低価格ですし、IoTで色んなことも出来ますから、あちこちに持ち歩いて・・・という用途も分かります。

    いずれにしてもキーボード一体型PCというのは、時々出てきてメインストリームにはならずに消えて、またしばらくしたらどこかが出してくる印象があります。

    私個人の記憶では、98ユーザーだったこともあり、友人が持っていたEPSON PC-286C(通称 PC CLUB)が思い出されます。

    ただ、多くの古のPCオジサン(と一部のオバサン)にとってキーボード一体型PCといえば、MSXを思い出すに違いありません。

    80年代の日本は、世界的に見てもパーソナルなコンピュータの普及ではかなり進んでいました。このMSXとか(当時のマイクロソフト社の副社長が日本人だったとか、知らない人には嘘に思われるかも)、シャープのX68や富士通のFMシリーズとか、競争は激しかったのですが、結局は最終的にDOS/V互換機プラスWindowsの連合に全て敗れ去りました。

    PC戦争に敗れた日本メーカーは90年代末から2000年代に入ると、NTT dokomoのiモードを始めとする、高性能ケータイでシェア争いと開発競争を繰り広げました。しかし、この市場も結局はAppleとGoogleのスマホに取って代わられました。

    一方で、専用ゲーム機も同様に日本国内での争いは、セガ、任天堂、NEC、ソニーなどによって80年代から90年代にかけて行われました。パソコンやケータイとは異なり、今でも任天堂とソニーが、マイクロソフトのX-BOXと共に三つ巴で世界シェアを奪い合っています。

    早い段階から世界市場で展開していたことや、IP・コンテンツを上手く囲い込めたかどうかが、勝敗を分けたのでしょう。

    話を戻すと、キーボード型PCはキワモノとは言えませんが、ユーザーは限られた市場ですが面白みのある製品です。日本メーカーでもかつては、パソコンでもケータイでもメチャクチャなコンセプトのマシンが多く出ていました。

    東芝のLibrettoとか、ソニーのVAIO Pのような小型マシンがある一方で、黎明期のメビウスジャンボみたいにデカさで勝負するものがあったりしましたし、ケータイではWindows7が使えるガラケーとか、分離して片方をプロジェクターに出来るものとか、液晶だけ横画面にしてテレビを見られるとか。思いついて実現できそうなものは大半やってたんじゃないかと思えるくらい、日本メーカーは活発でしたね。

    そういえば、先日こんなスマホが発表されました。

    https://nexphone.com/

    AndroidでLinuxが動き、再起動すればWindows11も動くという超キワモノ携帯です。もう日本製では無理なチャレンジですけれど、これは欲しい。日本からはまだウェイティングリストに登録するしかないようですが、日本人ITガジェオタが殺到すると思うんですけどね。殺到するからこそ除外されている可能性も微レ存ですけれど。

  • トランプが中間選挙の結果を気にするだろうか?

    年末から年始にかけて、アメリカの動きが騒がしくなってきていますが、ベネズエラ侵攻やイランデモへの支援表明のような対外的なものから、移民関税捜査局の職員による射殺事件の対応など、悪い意味でもアメリカが今でも世界の中心であることを思い知る限りですね。

    さて、そんなアメリカ合衆国ではこの2026年、中間選挙が行われる年に当たります。大抵の場合、現職大統領の与党が中間選挙では苦戦を強いられるのですが、今年も例に漏れず、共和党の議員はトランプを支持しても支持しなくても苦しい選挙戦になるでしょう。民主党側は対立候補とトランプ政権をまとめて批判すればいいのでポジションとしては楽なものです。しかし、共和党議員は、トランプを支持すればまとめて非難され、トランプを批判すれば共和党執行部やトランプ大統領から見捨てられますから。

    ともかく、トランプ政権にとって中間選挙は厳しい戦いになるでしょう。しかし、負けたら何か変わるでしょうか? 共和党議員や党員から批判されたとて、政権運営の姿勢を変えるとは思えません。

    かつて、バイデンに敗れた大統領選挙の結果を受け入れられず、自らの支持者を煽って連邦議会を襲撃させた人物が、大人しく中間選挙の敗北を受け入れて政策を転換させるわけがありません。

    中間選挙に勝とうが負けようが、対外政策や軍事行動は変わらないでしょう。国内的には反対派の弾圧に走る材料にはなるでしょうけれど。

    外国の大統領を軍事作戦で拘束して連れ帰るのですから、自らを非難する州知事に対して同じことをしないと断言できるでしょうか?

    まあ、さすがに国軍を派遣して州兵を抑え込み、州議会を閉鎖して州知事を拉致するようになったら、一世紀半振りの内戦だと言わざるを得ないですが。

  • 「K字型」経済というけれど、日本人なら「くの字型」経済で良くない?

    一部の産業や業界、富裕層が景気よく、それ以外の階層や市場は景気が悪い状態のことを、「K字型」経済と呼ぶそうです。

    https://www.smd-am.co.jp/glossary/YST3600/

    グラフの縦軸も込でK字というイメージが分かりやすいからでしょうか。

    多分アメリカ経済やメディアで言われているのだと思いますが、
    まあ、Kの字ならほとんどの国で通用しますし。

    中国でも構造的な格差の増大は進んでいるようです。

    https://www.recordchina.co.jp/b968721-s49-c20-d0193.html

    日本人だったら「く」の字型経済と思いつくでしょう。貧富の格差が増大することを思えば、「苦」の字と言っても良いかも知れません。中国語でも発音は「kǔ」ですし。

    アメリカだったら「K字型経済」の「K」は、「Keynesian Economics(ケインズ経済学)」の「K」だ!、ということになるでしょうか。緊縮財政だったら下振れはあっても上振れは大きくならないでしょうから、K字のように一部だけ儲かり続けるような状態になるのは、そういうセクターにお金を流し込んでいるからでもあります。

    あれ? 日本でもアベノミクスで流れ込んだお金は・・・?

    やっぱり、日本では「く(苦)の字型経済」と言うべきなんですかね。

  • 他サポも気になる?大阪モノレールダイヤ改正

    最近、Jリーグ観戦に使用される鉄道の状況や計画についてのnoteを書きました。

    https://hrsgmb.com/n/na5df3145be0e

    https://hrsgmb.com/n/nd2ef1b8afdf7

    埼玉高速鉄道は明るい話でしたが、神戸市営地下鉄は厳しい状況でした。

    さて、今回はガンバ大阪のホームスタジアムであるパナソニックスタジアム吹田に行くときにも利用される、大阪モノレールのダイヤ改正の話です。

    https://www.osaka-monorail.co.jp/info/detail/804

    変更内容のうち、サッカー観戦時に関係するのは上記リンク先の
    (3)休日ダイヤの本線(大阪空港~門真市間)と彩都線(万博記念公園~彩都西間)で、11時台から13時台の運行間隔を、12分間隔から概ね10分間隔に変更します。
    (4)休日ダイヤの夕方時間帯(16時台~18時台)において、千里中央~南茨木間の列車を増発し、千里中央~南茨木間を6分間隔で運行します。

    だけですけれど、他の項目も増発ということですから、平日も休日も乗車人数が増えているのでしょう。

    実際、大阪モノレールの資料を見ると、

    2022年度からの1日あたり旅客数の推移
    https://www.osaka-monorail.co.jp/company/corporate-info/plan/pdf/ryokaku202512.pdf

    大阪モノレール株式会社

    4年連続で全ての月で前年同月比で増加しています。

    旅客数および旅客収入
    https://www.osaka-monorail.co.jp/company/corporate-info/plan/pdf/ryokakusu_2024.pdf

    大阪モノレール株式会社

    旅客数は2024年度でついにコロナ前を上回り過去最高になりました。
    旅客収入はコロナ前を上回れていませんが、2016年〜2019年で頭打ちになっていたので、そもそも現行の路線・駅・運行の限界が近いのでしょう。2033年度(予定)には、門真市駅から瓜生堂駅までの区間が南に延伸されますので、そこでまた旅客数は間違いなく増えます。利益を出すのは大変かも知れませんが。

    https://www.osaka-monorail.co.jp/company/corporate-info/plan/pdf/plan2025-2029.pdf

    その前に、2030年には万博記念公園駅前のアリーナがオープンする予定なんですよね。ガンバや日本代表の試合開催日と、アリーナでのライブが重なると、相当な混雑になるのは確実です。そもそも今の時点でも、試合終了後に公園内の他のイベントと重なるとモノレールに乗るまでに長時間がかかります。というかガンバ一つだけでも3万人後半の客入りがあれば大変なことになっています。

    モノレールだけでサッカー、ライブ、その他イベントをさばくのは非常に厳しいです。臨時増発をするにしても抱えている車両数を増やさないといけないですし、運転士も必要です。

    とはいえ、今さら万博記念公園までなにかの新規路線を増やすのもねえ・・・。昔こんな妄想をnoteに書いたこともありますけれど。

    https://hrsgmb.com/n/n54776702f8cd

    瓜生堂延伸した際には、一編成の車両数も増やすことはあり得るのでしょうか? 6両化すれば無茶苦茶ありがたいんですが・・・。

  • 2026年2月22日J1百年構想リーグ第3節ファジアーノ岡山対ガンバ大阪DAZN観戦の感想

    木曜の浦項戦との熱戦を制し、今年に入ってからの90分以内での初勝利を上げたガンバ大阪は、アウェイでファジアーノ岡山との対戦です。

    今日の大阪は非常に暑く春を通り越して夏の入口みたいな陽気でしたが、おそらく岡山もそうでしょう。肉離れでの離脱が相次いだガンバにとってはもうこれ以上の怪我人を増やしたくないので、寒くないのはありがたいことです。

    岡山とは昨年の2試合で3-0、0−2と連敗を喫し、しかも内容ではスコア以上に完敗だったという悲惨な結果でしたが、監督も替わった今年は違う結果になることを期待します。

    スタメンは3日前と安部→美藤になった以外は同じ。控えも同じ。ヴィッシング監督は連戦でも怪我しない限りは入れ替えないタイプの監督なんですかね。安部は連戦のお休みですよね。怪我じゃないですよね。

    試合は序盤から岡山の攻勢に苦しみます。6分には東口のブロックでしのぎましたが、12分の岡山のCKに対して中谷が肘打ちしてファウルによるPKを与えてしまいます。

    これをルカオに決められて失点。安部がいないとボールが回らない上に守備も緩く、あっという間に失点です。

    しかしこの後はガンバがボールを持って攻めるも決め手に欠く・・・くらいの展開で、去年ほど押される内容ではなくなっています。

    そして32分、三浦のパスを低い位置で受けたジェバリから、前線に飛び出した美藤に見事なパスが通り、美藤が反転しながらラストパスを出して、受けたヒュメットがゴールに突き刺す鋭いシュートで同点に追いつきました。

    しかしここから、同点になった岡山がまた攻勢に出てきて、40分には身体で中谷を抑えたルカオがシュートするも東口がなんとかブロック。基本的に距離があるシュートは決められる気がしませんね。

    前半は1−1で終了。ヒュメットは今年の試合で最も調子が良さそう。あと、やはりジェバリのトップ下は良い。

    ハーフタイムにガンバが初瀬と奥抜、ジェバリと南野を代えました。個人的には過密日程を考慮してスタメンから代えてほしかったですがね。

    60分の岡山の連続シュートは東口とクロスバーによって助かりました。まさに東口というプレーで惚れ惚れします。

    その直後にガンバは名和田と山本天翔が入り、食野と美藤が下がりました。山本がついにプロデビューです。

    なかなかガンバは攻撃の時間を作れず、岡山の攻撃をなんとか防いでいる時間が続きますが、77分、鈴木から山下へのスルーパスが繋がり、シュートは阻まれたものの、こぼれ球を走り込んだ南野が決め、ガンバが逆転に成功します。南野は今年初ゴールです。

    82分には岡山のポポが至近距離から打ったシュートを東口が左の手の平でブロック。まさに東口というプレーで惚れ直します。

    84分に鈴木を下げて大卒ルーキーの池谷が入り、5人交代完了です。

    その後の時間も東口を中心に集中した守備で守りきり、リーグ戦では今年初の90分での勝利を飾り、勝点3をゲットしました。

    ヒュメット、南野とFWが得点を上げたのは良いですね。浦項戦でもヒュメット、山下と前の選手が取っていますので、チームの攻撃自体は望んだ方向で実現できているのでしょう。

    山本、池谷のデビューも出来て、奥抜の左サイドバックも機能しました。勝点と同様に収穫の大きかった試合だと思います。

    マンオブザマッチは東口で良いでしょう。どんだけ防いだかと思いますが、長谷川監督・宮本監督の頃は戦術東口的な試合もよくあったので、懐かしさも感じます。

    開幕からの5連戦で90分以内の負けなし、ACL2は勝ち上がり、リーグ戦では3試合で勝点6ですから、かなり上出来なスタートです。

    植中、中野がキャンプ中に怪我、宇佐美が開幕戦で怪我、さらにCBの2番手佐々木、3番手福岡、6番手横井が怪我している緊急事態ですので、緊急補強もあるかも知れません。

    それでも、怪我さえ無ければ明るい未来を期待できる状況なのは、本当にありがたいものです。

  • 21世紀における日本の歴代政権

    21世紀に入ってから四半世紀が経過しました。

    日本の総理大臣は、諸外国に比べて短期で入れ替わりすぎるとよく言われます。実際、2001年以降の日本の総理大臣を時系列順で在任期間と合わせて並べると、
    森喜朗:1年1ヶ月
    小泉純一郎:5年5ヶ月
    安倍晋三(第一次):1年
    福田康夫:1年
    麻生太郎:1年
    鳩山由紀夫:9ヶ月
    菅直人:1年3ヶ月
    野田佳彦:1年4ヶ月
    安倍晋三(第二次):8年9ヶ月
    菅義偉:1年1ヶ月
    岸田文雄:3年
    石破茂:1年1ヶ月
    となります。

    鳩山政権の9ヶ月と第二次安倍政権の8年9ヶ月が目を惹きますが、それ以上に1年〜1年ちょっとの人が多いこと。20世紀後半は、吉田、佐藤や中曽根といった長期間の政権もあれば、石橋、宇野、羽田といった短命政権もありましたけれど、2年くらい続くケースも多かったです。

    2年というのは自民党総裁の任期と同じであり、自民党内の派閥抗争華やかなりし昭和後半の政情を反映しているのかも知れません。派閥争いによって総裁が入れ替わり、その結果首相も交代になったということです。

    さて、今回の解散総選挙は、国内事情でも世界的な事情でも、
    「なんでこんなときに」
    と言われるタイミングで行われましたが、結果として高市自民が戦後憲政史上最高の大勝利を収めることになりました。何年続くでしょうね。

    ちなみに、かなり世間の評判が悪かった岸田首相ですが、在職日数ランキングでは、明治期からだと13位、戦後に絞れば7位にランクインします。大隈重信、近衛文麿、東條英樹より長く、岸信介、山縣有朋、原敬よりも短い在任期間でした。並ぶメンツが日本現代史すぎる。

    岸田内閣の長期化は、安倍派が裏金問題で弱体化していて、岸田派に政争を仕掛けられなかったという理由があったのかも知れません。

    今のところ、
    「岸田の方が良かった」という声は、石破内閣時代には出てこなかったですし、今の所高市内閣になっても聞こえてはきませんが、そのうち出てくるでしょうか? 今回の大勝で当面はないでしょうけれど。

  • 2026年2月19日ACL2ガンバ大阪対浦項スティーラーズ試合観戦の感想

    先週12日に行われた第一戦は、アウェイながらもガンバが先制しましたが、その後に追いつかれて1ー1の引き分けに終わりました。今日の試合で勝った方が準々決勝進出ということになります。

    ガンバは既に開幕しているJリーグ含め、三試合とも90分では引き分けに終わっており、相手はまだKリーグが開幕していない状態で、どっちが有利とも言えないですが、連戦のガンバは日曜と今日の試合がどちらもパナスタで移動が無いのはまだマシですね。

    今日の大阪は晴れてはいるものの空気は冷たく、ナイトゲームとして少なくとも観戦者のコンディションは厳しいです。

    ガンバのスタメンで目立つのは、名古屋戦でセンターバックの佐々木、福岡が相次いで故障したため、三浦が中谷とコンビを組みます。後はワントップがなかなか調子の上がらないヒュメットです。控えにはようやく満田が入ってきました。

    前半の序盤はガンバペースでヒュメットの強引なドリブルからのシュートは惜しくもポストに阻まれ、その後は浦項ペースになり、あわやというシュートを東口が必死のセーブを見せます。

    先制は34分。右サイドで鈴木がドリブルでエリア内に侵入し、山下の短いスルーパス。この折返しを安部がつないで最後はヒュメットが押し込んで第一戦同様にガンバが先手を取りました。

    41分には同じく鈴木のロングパスを相手DFとGKが山下の動きに幻惑され対応を誤り、抜け出した山下がACL2で4戦連続得点を決めて2-0になりました。

    その後も安部のシュートがクロスバーを叩くなど、押し気味に進めて前半終了。今年の4試合では最も出来のいい前半になりました。

    後半も最初の10分くらいはガンバが何度もチャンスを作り、浦項の守備陣は明らかに動揺していましたが3点目を取れないまま決定機を逃していると、報いは当然受けることになります。

    61分、クロスとその折返しへの対応が甘くなり失点。これで2−1になり勝敗が分からなくなってきました。後半のヒュメットはやはり良いプレーは出来ず。もっと早めに南野に代えるべきだったと思います。第一戦もヒュメットを引っ張っている間に失点してしまいました。

    この後ガンバは防戦一方になり、浦項のパワープレーとクロスボールに苦しみ続けます。途中出場の美藤が左ウイングでプレーしていたのが謎でしたが。倉田を前にしてタッパのある美藤がDFラインの前で頭で競り合う方が良いでしょうに。

    88分にはまたもやクロスボールからゴールを決められましたが、VARの結果、オフサイドでノーゴールに。本当にギリギリの判定でした。

    アディショナルタイムには南野がドリブルで一人持ち上がってシュートする場面もあり、あの時間帯でのFWに求められる仕事はあれですよ。

    マンオブザマッチは、1得点0.5アシストの山下・・・と言いたいところですが、いい加減この辺でジェバリを褒めたい。宇佐美の怪我、満田が謎の欠場もあり、ジェバリがトップ下に入る試合が続いていますが、かなり出来が良い。2得点に絡んだわけではないですが、攻撃の要所でリズムを作れていたと思います。

    もちろん山下には文句のつけようがないのですが。アジアのクラブで初見で山下対策ができるクラブはそうそうないでしょう。2008年ACLでの山崎雅人を思い出させてくれます。

    ヴィッシング監督は結構早めに選手交代を終えるタイプみたいですが、2つの浦項戦でのヒュメットの見切りは遅い気がします。だいぶ動き悪かったのに。

    ともかく、勝てて良かったという試合でした。浦項は東地区のGL勝ち上がり8チームの中でガンバの次に地力のあるチームでしょう。これより強い相手が準決勝までに待っているとは思えません。浦項の選手たちも試合後にガンバ側のゴール前に来て挨拶していましたし、良いチームだったと思います。

    ぶっちゃけ、ホーム戦の開催の順番が逆だったら結果も逆になっていたんじゃないかと思ってしまいます。あえて言うなら、浦項からみたら2試合ともガンバに先手を取られたことが敗因だったでしょうね。

    準々決勝の相手は、GLで2試合とも2-0で勝ったラーチャブリーです。良いイメージは持っているでしょうが、トーナメントは別ですから、しっかり準備をして臨んでほしい。

    そのためと言ってはなんですが、3月4日・11日のラーチャブリー戦までのJリーグの試合は、何なら控え中心で戦ってくれと言いたいくらいです。3日後にはアウェイで岡山戦。その後はホームで清水と、次いでACL2を挟んでホームで長崎戦ですけれど、個人的にはACL2を優先してほしい。

    出ずっぱりの山下、ジェバリ、安部、中谷、初瀬、東口はそろそろ休ませても良いんじゃないでしょうかね。

  • 「一つの中国」という幻想のナラティブ

    昨年の高市発言から日中関係及び台湾周辺が緊迫していますが、台湾問題で中国政府が出す言葉が「一つの中国」という原則です。

    台湾の中華民国政府を認めず、台湾も中華人民共和国に含まれるという理屈ですが、先日の石平議員の台湾訪問でもはっきりしているように、中国政府の権力は台湾には及んでいません。事実上の独立国家であることは周知の事実です。

    それでもお題目としては「一つの中国」原則は掲げ続けなければならないわけですが、その一方で、台湾側に回っている日米両政府もその原則を否定するまでには至っていません。あの原則は、1970年代にニクソン大統領及び田中内閣がそれぞれ中華人民共和国との国交正常化を行うために認めたものであり、原則を否定すると国交正常化の否定につながってしまうからです。

    威勢のいい極右やネトウヨ諸君は、中国との国交なんて断絶してしまえ、と言いがちですけれど、そもそもニクソンによる電撃訪中で出し抜かれて慌てて日中国交正常化に動くことになった日本が、トランプに先んじて断交なんてできるはずもなく。

    逆に言うと、中国側が国交に影響があるレベルの行動をしてきたり、いっそのこと断交措置を取ってきた場合は、遠慮なく「一つの中国」の原則を日米共にかなぐり捨てて台湾との国交正常化と国家承認を行うことをしてもおかしくありません。

    所詮、西側諸国にとっては「一つの中国」原則は、中華人民共和国との国交樹立のために認めただけのナラティブに過ぎないのです。

    高市発言からの中国側の締め付けはチキンレースのように言われていますが、「一つの中国」原則にしてもチキンレースみたいなものです。

    もっとあえて言うなら、国共内戦を経て1949年の中華人民共和国設立後、77年もの間、独立した行政府の下で運営されてきた台湾は、もはや一つの中国にはなり得ません。

    ポルトガルとイギリスの租借地から中国に復帰したマカオ・香港の例もありますが、外国との戦争の結果失った領土と、内戦で分離した地域では訳が違います。外国という共通の敵がない内戦の方が、憎しみ合いの度合いが強くなってしまいます。

    その内戦で分離してしまった台湾を取り戻すため、中国共産党政府は、共通の敵の代わりに掲げているお題目が「一つの中国」という原則であり、それも結局はナラティブに過ぎません。

    対外的には国交のためのナラティブであり、国内的には内戦を無かったことにするためのナラティブである「一つの中国」は、中国が台湾に軍事侵攻した時点で、対外的な意味も国内的な意味も失うことになるのです。

  • スーパーリーグ構想消滅

    スーパーリーグ構想からバルセロナ、次いでレアル・マドリーも離脱してついにプロジェクト自体が終了したそうです。

    https://www.nikkansports.com/soccer/world/news/202602120000338.html

    そもそも、この一連の報道を見るまで、まだプロジェクトが存在していたことを知りませんでした。私は5年近く前にこんなnoteを書いていましたが、知らん間にユベントスも離脱していたようです。

    https://hrsgmb.com/n/n666f71a23699

    そもそもビッグクラブは生まれながらにビッグクラブたり得ているわけではありません。その所属するリーグで、実力、人気、実績、伝統がずば抜けているからこそ、ビッグクラブとして遇されているのです。

    そこから完全に離れて、ビッグクラブだけが集まるリーグでのみ試合をしていても、特別なクラブにはならないでしょう。2,3の上位クラブの他は、ビッグクラブなのに弱いクラブとして世間からは扱われ、勝てない試合が続きます。もし、他クラブとの入れ替えもあり得るなら、残留争いの苦難に巻き込まれることになります。

    誰がそんなビッグクラブを応援したいのか?

    スーパーリーグ構想に乗り気のクラブ関係者は、今の所属リーグで弱いクラブ・貧しいクラブと戦う意味がないと思っているのかも知れませんが、そういうリーグで勝っているからこそビッグクラブになることが出来たということを忘れているのです。

    敗者がいない勝者は存在しません。そして勝者だけが集まれば必ず半分は敗者になります。ビッグクラブはビッグクラブだけで存在することは出来ないのです。

    今回のスーパーリーグプロジェクトが完全に終了しても、どうせまた誰かが同じような妄想を持ち出してきては、失敗するという流れの繰り返しになるでしょうね。