平繁無忙の何でも書くブログ

  • 右手が書くのは論理的か?

    少し前から自宅ではマウスではなくトラックボールを使用しています。初日に比べるとかなり慣れてきましたが、職場ではこれまで通りマウスを使用してパソコン操作を行なっていますので、休日の自宅でトラックボールに慣れた体が、仕事でまたマウスに慣れた体にリセットされてしまいます。まだトラックボールには100%順応していない状況ですが、それでも感覚的に30%くらいは染み付いてきたような気がしています。

    ただ、マウスと異なるトラックボールの特性として、細かくドラッグしたり頻繁にコピーアンドペーストするような操作は向いていないですね。

    慣れの問題かも知れませんが、右腕、右手、親指に変に力が入ってしまいます。

    そう言えば、左利き用のトラックボールってないですよね。両手用のはありますが。マウスでも左手専用のものは相当に希少ですので、ただでさえ使用者が少ないトラックボール市場ではまあ売れないのでしょう。

    人間は右利きの方が多いのですが、右利きの人は左脳をよく使う、左利きは右脳としばしば言われます。

    右脳と左脳はどちらか一方を占有的に使うわけではありませんが、左脳は論理・言語を司り、右脳は感情・イメージを司るため、結果的に右利きは論理的で冷静、左利きは創造的で感情的というイメージが出来上がります。実際はもちろんそこまで厳密ではないですし、逆の場合も多いです。

    有史以来、人類は片手でペンを持って石板、粘土板、パピルス、羊皮紙、竹簡、木簡そして紙に文字を記してきました。右利きが論理的なら右手のみでペンを使う作業は論理的思考に大きく影響しているはずです。

    情報を記録する作業が片手ではなくなったのは、19世紀のタイプライターの発明からです。これにより高速かつ大量の文書を作成することができるようになりましたが、両手を使う点もそれ以前の情報の歴史と大きく変わったところです。

    右手が論理、左手が創造をもたらすのであれば、両手打ちのタイプライター、そしてそれに続くコンピュータのキーボードは、論理性も創造性も人類の文化にもたらしたはずです。

    そして21世紀に入り、再び人類の情報入力は片手に戻りつつあります。スマートフォンにおけるタップ、スワイプによる文字入力方法です。これにより、右手か左手での文字入力の時代に戻りつつあります。キーボードも並存していますが、スマホで作成される情報は、短く、刹那的で感情に直結している分野に目立って存在しています。

    SNSを中心に、スマホで気軽に他人を害するような、感情的な文章が日々大量に生産されています。その全てが左手(=感情的)によるものでもないでしょう。右手のスワイプでも十分に非論理的で感情的な文章は作成できることを、おそらく今の人類は全世界で証明しています。

    そしてそれは逆向きに、右利きの人が論理的でもなく、左脳の影響もそれほど大きくなく、感情的な文章の成立原因の多くは、作成デバイスではなく作成して公開するまでの手軽さによるものであることの証明でもあります。

  • 食の幅を広げる技術が未来にどんな味をもたらすか

    テクノロジーは困難を克服します。かつて日本ではサーモン(鮭ではなく)は一般的に食べられていませんでした。今、日本で「サーモン」として売られているのは、いわゆる「トラウトサーモン」ですが、日本同様海産物をたくさん食べるノルウェーが、30年ほど前に国を挙げて日本に売り込みをかけてきたことがキッカケだそうです。

    サーモンに限ったことではありませんが、日本の各家庭の食卓と数千キロメートル以上離れた場所で漁獲された魚介類を、新鮮に食べることが出来るのは冷凍・冷蔵保存の技術が生まれて実用化されているからで、さらには高速な船舶、港からの貨物列車・トラックなどのロジスティクスが発展してきたからこそです。

    脂の乗ったサーモンのお寿司を安く食べられるのもそういうテクノロジーのおかげです。というか、サーモンに限らず握り寿司が日本全国どこでも食べられるようになったことがそういうテクノロジーのおかげでした。

    さらなるテクノロジーは新しい食習慣も生み出しつつあります。個人的には動物愛護的観点からの人工肉には否定的ですが、環境保護からみた人工肉は将来的には必要になると思っていますが、そういう新しい人工肉も徐々に認知が広がってきました。今いる家畜、動物、魚などの味を再現出来る日も遠くはないでしょう。さらに進んで、存在していない動物の肉を作り出すことだって出来るでしょう。

    例えば有史以前にヒトが狩っていたマンモスも、化石からジュラシックパークばりに味だけ復活出来るかも知れません。

    もっと技術が進化すると、この世に今も過去も存在していない味の肉を作り出せるでしょう。もっとも人間が美味しく感じる味の人工肉というものもそのうち誰かが作るはずです。

    良いことばかり想像すれば良い未来しか思いつきませんが、悪いことを考えればもちろん逆の未来も思いつきます。わざわざ書く気にはなれませんが、禁忌とされる食肉だって、マッドな研究者が考えないとは言い切れないでしょう。

    テクノロジーは困難を克服するためのものですが、悪用も容易です。それを防ぐのは倫理とルールですが、人間の欲望と戦って勝てるかどうかが心配です。

    新しい食習慣を全て否定してしまうことは簡単です。保守的な意見の持ち主であれば、人工肉はありえないという人もいるでしょうし、あるいは、サーモンの握り寿司なんて昔は無かったからダメだという意見だってあるでしょう。

    極端な話をすれば、昔は無かったから食べないということになるとどこまで遡るのかという問題が出てきます。握り寿司はせいぜい200年程度の歴史しかありません。そのうち30年のサーモン寿司を認めないことの正当性はあるでしょうか? 食文化の発展は今あるものをより良くするだけではなく、幅を広げることにもあるはずです。アンパンもイチゴ大福も昔は無かったのです。

    ヒト(ホモサピエンス)が肉を食べるようになってから何億年か分かりませんが、人工肉を否定するのも今はともかく未来は変な話になるかも知れません。自然環境の変化により人工肉しか無くなる、SF的未来が訪れたら誰もがそうせざるを得ないのです。

    食べられなかったものを技術の発達で食べられるようになったのは、食糧不足の可能性を考えると良いことでしょう。好き嫌いが誰にでもあることは確かであり、食べたくないものは食べなくて良いでしょうけれど、人が食べているものにケチを付けるのは良くありません。マヨコーンハンバーグ軍艦巻きだって別に良いんじゃないですかね。

  • 業者登録用としてのランダム電話番号の需要

    ウェブサービスにしろ、リアルなサービスにしろ、会員登録する際には電話番号を求められることがよくあります。むしろリアルなサービスなら100%書く必要があるでしょう。

    そういった場面で登録される電話番号は今では携帯電話番号が当たり前です。各家庭の固定電話を書く人は、仕事を通じて個人的に見る限りかなり少ないです。一昔、二昔前では逆で、個人の携帯(PHS)番号を書く方が少数派でした。

    今ではそもそも固定電話を契約していない家庭も多いです。統計を取ったわけではありませんが、感覚としては半数近くは固定電話がないかも知れません。

    実際には固定電話を契約していても、番号はお店や業者には伝えず、ごくわずかな親戚・知人くらいにしているのかも知れません。

    どちらにせよ、固定電話ではなく携帯電話番号が連絡先として登録されていますので、何かの必要性があって電話をかけるとしたら個人携帯になります。仕事中や出先で電話に出られないことも多く、結局余り連絡先としての機能を果たせないこともあります。

    ウェブサービスでその番号宛てにSMSを送信して本人確認するサービスなら、携帯電話番号が必須となりますが、そういうサービスでもなければ、後は電話が必要なのは未払いや事故等何らかのトラブルが起きたときくらいです。

    それでもあえて電話番号を必須として顧客に求めると、パーソナルな携帯番号を教えたくないから、そのお店やサービスの利用を控える可能性もあるでしょう。

    しかし事業者にして見れば、電話番号を登録させることにより、不正利用や踏み倒しへの抑止力になるという目算もあるはずです。

    となると、そのギャップを埋めるなら、個人の本来の携帯番号と紐付いている別の電話番号を使えるようなサービスもあって良い気がします。

    電子メールをいくつも持っている人は結構いるでしょうけれど、個人の電話番号を複数持っている人はそうそういません。一つしか無い個人の携帯電話番号はあまり他人や業者に伝えたくないけれど、連絡先として登録しないといけないというジレンマがあるのですから、特定の番号に紐付いてランダムに生成される番号が振り出されて、業者などへの登録はその振り出された番号の方にすれば、個人携帯番号は流出しません。

    個人にして見れば、その業者との契約を止める時にランダム電話番号は使用停止にすれば、電話番号の流出事故に遭っても被害は受けません。

    業者から見たらもし何かトラブルがあってそのランダム電話番号が使えなくなったとしたら、法的措置を取ればランダム電話番号の紐付け先を特定できます。

    Appleが昨年からiCloud+で使用出来る、「メールを非公開」というサービスでは、独自のランダムなメールアドレスを生成して、個人の受信トレイに自動転送してくれます。これの電話番号版ももしかしたら結構需要があるのではないでしょうか?

  • Blackview Tab6の追加レビュー

    追加レビューと言うほどでもないのですが、前回のレビューで検証しきれなかったことについての追記となります。

    まず、なぜかフォーマットが正常に終了出来なかったmicroSDについては、カード側の問題でした。手持ちのSamsung製の16GBのmicroSDですと何の問題も無く認識され、外部ストレージとしても、内部ストレージの追加容量としても使用出来ました。

    せっかくなので、新しいmicroSDを買うことにします。512GBのmicroSDをAmazonで探しました。条件としては、
    ・有名メーカー
    ・Amazon.co.jpが出品者
    ・512GB
    ・1万円以内
    という条件で探して一番安かったシリコンパワーのものを購入。割引もあり、6,291円でした。

    ちなみに、Blackviewの公式サイトによると、1TBまでの容量に対応しているそうです。

    https://jp.blackview.hk/products/blackview-tab-6-8-inch-3gb-32gb-5580mah-4g-wifi-android-11-tablet

    有名メーカー製で1TBになると2万円前後になり、タブレット本体より高くなってしまいますし、よく知らないメーカー(というかメーカー名が出ていない)のものですと安すぎて怪しすぎるので、今回は512GBにしました。

    画像1

    何事も無く認識出来て、カードに転送したPDFも動画も問題なく閲覧・再生出来ます。最初に試したSDカードが悪かっただけで、このタブレットには何の問題もありませんでした。先のnoteにも訂正を追記しました。

    次に通話機能について。タブレットと言いつつ、タブレット用のAndroidバージョンではなくてスマートフォン用のそれがインストールされていますので、通話可能SIMを入れていれば電話が出来ます。ドコモのMVNOである日本通信の合理的シンプルプラン290のSIMを使用して、発着信出来ました。

    あとはイヤホンジャック付のAndroidデバイスではよくある、FMラジオ受信機能です。iPhoneしか知らない人には未知の機能なのですが、イヤホンジャックに挿しているイヤホンケーブルをアンテナとして、FMラジオを聴くことが出来ます。出力はイヤホンとスピーカーのどちらかを選べるので、イヤホンが邪魔ながらもネット通信を経由せずにタブレットのスピーカーでも聴けます。

    このラジオ機能ですが、昔のiPhoneに付いていたイヤホンよりも、100円ショップで買ったイヤホンの方が受信出来るチャンネルが多く音声も明瞭です。性能と言うよりもイヤホンの作り方によるのでしょうけれど、どのイヤホンが向いているかは実際に試さないと分からないですね。

    以前はスマホ以外のデバイスでセルラーモデルを買うのはもったいないというか、その分だけ価格が上がるし、通信料金もかかるのでスマホのテザリングでいいや、と思っていたのですが、昨今はサブ回線・サブデバイスに最適な安い通信回線も増えてきました。いちいちタブレットをテザリングで通信出来るようにしたり、あるいはVPNで安全対策をしてから公共Wi-Fiを使ったりするのも面倒です。

    1時間2時間ぶっ続けで腰を据えて使用するなら、テザリングやWi-Fi接続してもそれほど手間には思いませんが、細切れの時間でネット接続するならやはりセルラーモデルのタブレットなどを使用するのが圧倒的に便利ですね。iPadのセルラーモデルはWi-Fiモデルよりも2万円も高くなります。

    今回13,999円で購入したBlackview Tab6は、その「差額」よりも安く買えたわけです。iPadと各種格安Androidタブレットでは、性能差・快適性・リセールバリューも大きな差がありますが、使用法を限定するなら問題ありません。

    というか、円安その他の諸事情によるApple製品の値上げ・割高感が日本では本当に半端ないですね。iPhone利用者がAndroid利用者を上回ったとの報道があったアメリカとは逆に、日本では圧倒的なiPhone・iPad人気から経済的な理由でのAndroid利用者が激増するかも知れません。

  • 2022年9月18日J1リーグ第30節ヴィッセル神戸対ガンバ大阪DAZN観戦の感想

    水曜の試合で神戸がFC東京相手に勝利し、ガンバとの勝ち点差はわずかに1となりました。試合数もガンバが一つ多いため、状況としては大変厳しい試合です。

    さらに昨日の試合では、湘南・福岡・磐田も勝ち点を得て、しかも福岡は清水との直接対決で大熱戦の逆転勝利による3ポイントを得ました。これでガンバが再び16位の入れ替え戦圏内に落ちたことになります。また、今日の昼間に札幌が横浜F・マリノスと引き分けたために、札幌は勝ち点35まで

    ここで17位の神戸と16位のガンバとの直接対決というのがエグい巡り合わせですが、この6ポイントマッチは勝たねばなりません。引き分けでも黄信号、負けたら赤信号が点灯します。

    まさに運命の一戦ですが、ガンバの先発メンバーは前節と全く同じです。11人全員が前節と同じというのは今年初めての気がします。もしかしたらあったかも知れませんが。

    両チームとも何が何でも勝たねばならない試合が始まります。

    開始直後から華麗さよりも激しさが先に立つプレーがどちらも目立ちますが、相変わらずファンアラーノの運動量が一番目立ちます。その一方で逆サイドの黒川がちょっと軽いというか、試合に入り込めていないようにも見えます。

    展開としては神戸がキープしてガンバがカウンターを狙う形。これ自体はスタイルを考えればそうなるでしょう。ファーストシュートは9分の神戸でした。

    ガンバはボールを奪う位置が低いために、攻撃が続きません。

    10分にはクロスを東口がキャッチできずにこぼしたところを武藤に決められましたが、VARによって救われました。このシーンは守備陣全員が緩慢な感じがして、嫌な予感がします。

    12分、神戸のトゥーレルが足を痛めて交代。両チームとも不安な序盤です。

    その後も神戸がボールをつないで攻める展開が続きます。ガンバは堪える時間が長く、神戸のペースであることは間違いありません。

    21分、ガンバの久し振りのチャンスでファンアラーノが上げたクロスにレアンドロペレイラが合わせようとして、神戸の菊池と頭が衝突してしまい一瞬ヒヤリとしました。

    26分にはカウンターから神戸にシュートを打たれるも東口がキャッチ。神戸が手数を省略して前に出して狙うようになってきました。直後には左からのクロスをダイレクトボレーで狙われますがコレも東口が片腕で弾きます。この時間帯から東口頼りのサッカーになるのはかなり白目をむきそうな状況です。

    4−4−2のブロックの外側、サイドからの展開でクロス、そしてロングボールでDFラインと競争という神戸の攻め方にかなり苦しめられています。

    前半途中でのポゼッション率では神戸が3分の2を上回るほどで、スタイルの差と言うよりもただ単に神戸が押し込んでいます。

    ガンバはどうやって攻撃するか、シュートまで持っていくか、というところで個人技頼みかロングボールしかないように見えるのですが、それはもはや2017年頃からずっと抱えている問題ですので、それについてはもはや現チームの悩みではありません。

    それでもラスト10分くらいは良い流れが続き、終了間際には黒川がエリア内に侵入したところにスルーパスが通りますがシュートは枠を外れました。そこで前半終了。

    全体としては神戸が一方的だったとも言えますが、最後の方は悪くはありませんでした。

    神戸は後半から満を持して大迫が投入されました。トゥーレルの代わりに入った小林を下げたのがちょっと謎ですが、それはともかくガンバは交代無し。

    49分、齊藤未月が遠目から巻いてゴールを狙うも外れました。後半の試合の入り方は悪くありません。

    逆に50分には神戸に攻め込まれるもギリギリでシュートを身体で止めて助かります。その直後にファンアラーノのクロスは惜しくも2トップに合わず。さすがに後半は双方危険なシーンが入り混じります。

    52分、ガンバのFKからこぼれ球をパトリックが押し込みましたがオフサイドの判定で取り消し。

    55分、ガンバが左サイドでキープし続けて、最後は黒川が完全に背後を取ってグラウンダーのクロスを入れ、ペレイラがしっかり決めて遂にガンバが先制します。

    途中でファンアラーノと食野が左右を入れ替えていました。前節もありましたので、もしかしたら元々ある程度の状況から決まっているのかも知れません。

    68分には神戸のFKから頭で合わされてピンチを迎えましたがシュートも打たれず助かりました。

    直後にカウンターからアラーノのパスを受けたペレイラがシュートを放つもGKに弾かれました。

    69分、後半はミスも目立った食野に代えて福田、そしてパトリックに代えて鈴木武蔵が投入されます。今日は調子を見るにパトリックよりもペレイラの日でしょう。

    70分にも大迫のシュートを東口が距離を詰めてブロック。

    72分には神戸のCKを東口が触れず、大迫がファーで折り返したボールに誰も詰め切れずにゴールラインを割りました。

    77分、神戸のFKを福田が胸でトラップして流れたボールを蹴ろうとした武藤と福田が交錯。後ろから福田が蹴った形になり、VAR、そしてフィールドレビューによってPKの判定となりました。福田は蹴るのではなく身体を入れるようにすべきだったのでしょう。抗議をしたペレイラに警告も出されてしまいます。

    このPKを大迫が決めて1−1。試合は83分に振り出しに戻りました。

    ガンバは86分、山本とアラーノを下げてダワンと小野瀬を入れました。

    アディショナルタイムは6分と、VARで時間を取った割になぜか少な目です。

    そして93分、鈴木武蔵がバックパスを誤り、奪われたボールをつながれて大迫に逆転ゴールを決められてジ・エンド。

    途中交代の選手が得点した神戸、失点の原因を作ったガンバということになりました。代表では色々言われていましたが、大迫はエースと呼ぶにふさわしいFWでしょう。

    ガンバは1点取った後の戦い方に問題があったのは間違いありません。現有戦力の問題でもありますが、こういう事態を招いたのは現場よりもガンバ全体の問題でしょう。

    天国から地獄とよく言われますが、今日の試合で言えばリードしている状況は決して天国ではなく、地獄の上で一本の糸につながれた格好だっただけです。

    これでついに降格圏内の17位に落ちました。紛れもなく残留への赤信号状態です。ここから挽回するには奇跡しかありません。

    京都サンガもFC東京に敗れて混戦は続きますが、ガンバは15位湘南、16位京都よりも試合消化が1つ多いことが難点です。

    残り4試合中で3つは勝たないと残留は無理でしょう。残る対戦相手は柏、マリノス、磐田、鹿島ということを考えると気が遠くなります。

    こうなったのは昨日今日の問題ではないのですが、クラブ内の偉い人がそれを理解してくれているかが一番の気掛かりです。そこを誤ると、来年以降の復活もあり得ません。

  • 衣服の規格化、住宅の規格化、そして食事の規格化

    戦後から昭和の途中くらいまでは、衣服を店で買うのが当然ではなくて、家庭で母や妻に当たる女性が仕立てるのが普通でした。もちろん衣料品店が無かったわけではないのですが、高級品ならともかく、普段着なら生地を買って縫うことが家事の一つでした。駅前や商店街などには糸やボタンを売っている店がどこにでもありましたし、被服の学校も大小様々にありました。

    しかし百貨店・ブランドショップそしてユニクロのようなSPAの店がどんどん普及して、新しい服を手に入れる手段というのはお店で買うことそのものになりました。自前のオーダーメイドから規格品を買うことになったわけです。衣服、衣料品の規格化が進んだと言えます。

    住宅でも流れは同じで、現代でも注文住宅はありますが土地とお金に余裕が無ければ出来ません。お手頃な価格のマンションや建売住宅では、どこの住宅会社・不動産会社・建設会社が関わっていても似たようなものです。リビング、ダイニングキッチンと2つ3つの個人部屋があり、独立したバス、洗面所、トイレがあり、洗濯機を置いて、ベランダがあって、個人部屋にはビルトインのクローゼットがあり、お風呂には乾燥機も付いています。

    住宅の規格化は高度経済成長期に出てきた団地や文化住宅が最初だったのでしょうけれど、完全に独立している一戸建てでも、同じような間取りになっているのはまさに今風なんでしょうか。ともかく、これは衣食住のうちの「住」、住宅の規格化です。

    さらに、食事も家庭で食べるものでも一から作るのは今では時間的に余裕がある趣味みたいなものになってきました。自家製の「手前味噌」を作っている家なんて今どれくらいあるでしょうか?

    味噌汁だって味噌を溶いて作る家庭もあれば、レトルトで済ませる人も珍しくありません。手の込んだ料理ならなおさらです。作るにしても既に味付けが出来ている調味料に肉や野菜を和えて火にかけるだけでも作れます。

    さらに時間や手間を節約するなら、コンビニやスーパーで弁当や惣菜、冷凍食品を買ってくれば済みます。出来合いの調味料で作るにしろ、既に作られた惣菜を食べるにしろ、衣服・住宅に続けて、食事の規格化が進んでいる状況です。

    ただ、これを個性や人間性の消失だの大上段に立って批判するつもりはありません。

    社会の進展が個別性から統一性に向かうのはどんな分野においても同じです。始皇帝が天下を統一した後に貨幣や度量衡を統一したように、規格化によって労力の節約がなされるのは個人のサボりや退廃ではないのです。

    自分で作った服を着ても良いし、独特な間取りや設計で奇抜な家に住んでも良いし、手間暇かけて自分独自のレシピで作った食事を食べても良いのです。それが出来る人、好きな人はそうすれば良いし、それをしなくても良いと思う人や出来ない人は規格化されたものを利用すれば良いだけの話です。

    敢えて自分はこうしているから他人もこうすべき、とか言わなくても良いですよね。

  • 「あなたは何をもって自分の存在を正当としますか?」

    誰もが自分を他人に受け入れて欲しいという気持ちが多少なりとも存在します。自己顕示欲にしろ名誉欲にしろ、程度の差こそあれ、何らかの形で周囲や社会に受け入れられることを求めるのは社会的動物としては当然の本能です。
    「自分はそんなことない、自分はありのままでいいのだ」
    という人も、そういう人間であるとして周りに認められることを求めています。

    自分が自分として存在することは、もちろん社会に認められなくても存在できますが、社会から隔絶した存在として生きるにしても、衣食住なり電気ガス水道代なりを賄うには収入や財産が必要で、そのためには誰かと関わりながら生きていかざるを得ません。

    アイザックアシモフの名作、「黒後家蜘蛛の会」シリーズでは、会食に呼ばれたゲストに対してメンバーが、
    「あなたは何をもって自分の存在を正当としますか?」
    と質問します。ゲストは、自分の職業を中心に社会への関わりをもって、自分の存在を正当とするものとして回答します。そこでは必ずしも、自分が社会の役に立つ人物として押し出すわけではありません。自分が自分の存在を正当とする、言い換えれば自分のことをどのように客観的に見ているかという話になります。

    自分に対して過剰に低い評価を与えてしまうと、自信喪失どころではなく、自分を精神的にも物理的にも痛めつけてしまい、大いなる悲劇にもつながりかねません。決して自分を見下す必要はないのですが、だからと言って逆に過大評価をしてしまうと今度は他人に迷惑をかけることになります。

    自分に対する自分の評価が、社会から得られる評価よりも高すぎると、自分に社会から認められていないと考えてしまいます。それが自分に向かって自己を高める努力への動機付けに生かされるのであれば、むしろ良いことなのですが、悪い方向に向かうと自分を認めない社会への破滅的な衝動につながってしまいます。

    対象が社会全体でないとしても、例えば会社、学校あるいは家庭内で不遇な扱いを受けている、と思い込み、自分を認めない人たちへの逆恨みを募らせ、さらに自分を追い込んでいくと、待っているのは悲劇です。

    退けられ、不遇だからといって、それに対して暴発してとんでもないことをしでかしてしてしまえば、その不遇さが実は正しかったということになります。社会やその人が所属するコミュニティが、そんなとんでもないことを起こすような人を、その人が求めるポジションから退け、まともに処遇しなかったのは当然だ、という判断になるのです。

    以下は、春秋左氏伝 文公二年の条にある逸話です。

    古代中国春秋時代、晋の国に狼瞫(読みは「ロウジン」)という武に長けた人がいました。彼が国一番の勇者の証しである車右を拝命していたものの、名門の乱暴者が彼に取って代わってその地位に付き、そのことに対して狼瞫は、自らの勇気を侮辱されたとして当然ながら怒りました。
    しかし、その怒る狼瞫に対して、彼の友人が
    「お前と一緒に騒動を起こして、あの人事を手配した奴らを倒そう」
    と誘いました。しかし狼瞫はそれに対して、
    「死んでも不義な場合は勇とは言えない。国のために働くのを勇という。(中略)上の人が自分を見損なっていても、反乱を起こしてしまえば、結局自分を見抜いていたことになる」
    といって断り、次の戦で先陣切って勇敢に攻め込んで戦死しました。そして、軍全体が彼に続いて敵陣に攻め入り大勝しました。

    他人からの評価や、社会や組織からどのように受け入れられているか、ということに不満を持つのは良くあることです。しかし、その憤懣の噴き出し方を間違えればただの失敗者・反逆者になりますが、気持ちの持ちようでは大なる成功をもたらすのだ、ということを心に留めておけば、大きな間違いはしないでしょう。

  • 感情と勘定のどちらを優先するか

    何かを選択するときに論理的、経済的に思考して選択するのではなく、自分のその瞬間の感情や情動を優先して選択し、その結果として損をしてしまうことがあります。

    人それぞれその頻度は様々でしょうけれど、その損をしたことに対して後から悔やんでもしようがないわけですが、そもそも最初に感情を優先したことがその原因です。

    その後になって損得勘定を持ち出して、「損した」「得した」と考えることがなおさら論理的ではありません。

    感情的に選択したのなら、その結果を受けて考えるのは、結果に関しての自分の感情であって、途中から損得に切り替えるくらいなら最初から損得勘定を最優先に選択肢を決めるべきだったのです。

    感情的に行動した結末は、感情的に解釈すべきです。

    これは決して感情的な行動を批判するつもりで言っているのではなくて、選択時点では感情を優先した理由があったはずです。

    結果が出た時点でそれを忘れてしまし、勘定の方を優先して考えるのは、過去の自分の気持ちを忘れてしまっていることに問題があるのです。

    昔のMasterCardのCMで、
    「プライスレス お金で買えない価値がある 買えるものはMasterCardで」
    というのがありましたが、

    まさにお金よりも優先した気持ちの方を、終わった後で忘れてしまって、お金のことを考えるのは理屈が合いません。

    損得勘定を考えて悔やむくらいなら、最初から考えておいた方が良いに決まっています。

    まあ、そんな簡単に割り切れる人なんてそんなにいないでしょうけれど、なぜ自分がこの選択肢を選んだかくらいは、選択の結果が出た後にも思い出すくらいでないと、その後もずっと選択で後悔し続けかねませんからね。

  • 世論調査や内閣支持率も民主主義を構成する一部のはず

    国葬と統一教会、コロナ対策関連で世間での批判が止まない岸田政権ですが、内閣支持率は昨年と比べると下がったものの、昔の内閣支持率が低かった歴代の内閣に比べるとまだまだ高い方でしょう。

    世論調査や内閣支持率は意味が無い、と思っている人は政治家にも有権者にもたくさんいると思いますが、もちろんその結果や数字そのものに法的な制約や義務があるわけではありませんが、かといって100%価値が無いわけでもありません。

    選挙が近付いてくればどうしたって政治家は気にし出します。当選する自信がある候補者はそんな数字を気にすることはないでしょうけれど、当落線上にいたり厳しい選挙戦になりそうな政治家は気にするでしょう。そして気にする政治家は党や内閣に文句を言いかねません。

    公認を受けたい候補者は大っぴらに批判はしないでしょうけれど、大物だけれど当選が怪しいクラスの政治家なら結構厳しいことも言うでしょう。

    自民党で言えば選挙の公認するしないに関して、幹事長が絶大な権限を持っていますが、候補者が軒並み落ちたら幹事長の責任になります。そこまでヤバい支持率になってくると、さすがに政権運営にも影響が出てきます。

    民主主義は選挙によってコントロールされますが、選挙に影響を与えるツールとしては世論調査や内閣支持率というものにも価値があります。

    参院選も衆院選も3年後だとはいえ、それまでの間に補欠選挙やら地方議会選挙やら首長選挙もたくさんあります。地方選とはいえどの自治体にも自民党組織・議員団はいるわけで、そこに内閣の影響が無いわけがありません。

    そもそも、自民党総裁選が2年後にはあるのですから、有権者による審判の前に党員と所属議員による審判が政権には待っています。

    議院内閣制である以上、党内の争いに勝って支持を得ないと現役総理でも辞めざるを得ません。党首でないと総理になれないわけではないですが、1978年に現職の福田赳夫が総裁選で敗れて総理の座から退いた歴史もあります。総理総裁分離論もこれまで何度も俎上に上がるも実現しなかったので、これからもおそらく実現しないでしょう。

    2025年の衆参の選挙での苦しい戦いを恐れる議員が、その1年前の自民党総裁選において政権に圧力を掛ける材料になるのなら、内閣支持率は間違いなく、民主主義を構成する要素と言えるでしょう。

    だからこそ、世論調査や内閣支持率の集計には慎重さも倫理性も正確さも必要なのですが、未だに電話で行うのはどうなんですかね。こないだも平日の昼間の仕事中に私の携帯電話宛に機械音声でかかってきたのですが、本気で世論調査を正確なデータにするつもりがあるのか疑ってしまいます。

    大手マスメディアの中の人たちは、ネットオンリーだと調査結果が偏ると思っているのかも知れませんが、電話オンリーでも偏りますよ、どう考えても。

  • Androidタブレット「Blackview Tab6」を購入

    最近、資格試験をいくつか受けるようになりました。それに当たっては勉強はほぼスマホで読むKindle unlimitedでの参考書・問題集か、その試験の過去問を掲載しているサイトにアクセスして行っています。

    私のiPhone12miniですと画面が小さいため、Kindleアプリにしろブラウザにしろ、表示出来る文字数も少なく、文字も小さくなってしまいます。画面サイズが10.2インチのiPadも持っていますが、こちらは大きすぎて気軽に持ち運べないし、某カフェで仕事前に勉強するときにも、テーブル上でむしろ邪魔になってしまいます。また、セルラー版では無いのでネット接続するにはiPhoneでのテザリングが必須となります。

    ということでiPhone12miniで何とか我慢しながらやってきましたが、そろそろ大きな画面のスマホも欲しいなと思っていました。

    そしてiPhone14シリーズの発表が会った先日、画面サイズの大きなiPhone14 Plusにちょっとだけ期待していましたが、13万以上という価格を見て即諦め、Androidのスマホの方で、安くて画面サイズの大きなものは無いかなと探していました。

    iPhone14 Plusと同じ6.7インチサイズのもので安ければ1万円台でありますが、なかなかコレだ!と思えるものが無かったのですが、Amazonで見つけた「Blackview Tab6」という8インチサイズのLTE通信可能なタブレットを見つけ、Amazonのタイムセールに合わせて購入してみました。

    定価は15,999円表示で2,000円割引のクーポンが適用されて、13,999円での購入、iPhone14 Plusの1割の価格です。サイズ感の近いiPad miniでも最新のものだと256GBのセルラーモデルは116,800円です。性能差が強烈にありますが、値段差も強烈です。

    さて、Amazonから翌日には届き、早速開封。

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    箱はこんな感じです。

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    開封すると、タブレットが鎮座しています。

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    タブレットの下にはマニュアル、USB-Cケーブル、充電器、SIMピンがあります。

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    液晶側はこんな感じです。既にフィルムが貼られています。色々なレビューで書かれている通り、ちょっとだけ気泡が入っていますが気にならない程度です。

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    裏面はこんな感じ。ブルーを買いました。

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    タブレット上部側面に、USB-Cポート、SIMトレイ、イヤホンジャックが配置されています。SIMトレイはデュアルSIMですが一枚はmicroSDと排他利用のよくあるタイプです。

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    起動してセットアップしましたが、手持ちの64GBのmicroSDがフォーマットしても認識されないので、現在調べ中です。

    2022年9月19日追記
    結局、microSDカードの不良でした。他の16GBのmicroSDや、新しく購入した512GBのmicroSDでは問題なく使用出来ています。

    ちなみに日本通信の合理的シンプル290プラン(ドコモ回線)は難なくつながりました。

    https://www.nihontsushin.com/support/support_apn_setting-android.html

    このページにある通りの設定で、PDP_Typeの設定以外を設定すれば大丈夫です。

    さて、使用した印象としては普通のAndroidデバイスですね。良くも悪くも値段相応です。キビキビしているわけではありませんが、SoCの遅さは液晶解像度の低さによって相殺されているので、動作が遅すぎると思うこともありません。もちろん、最新のiOSデバイスや、高性能のSoCを積んでいるAndroidデバイスと比べたら差は明らかに感じるでしょうけれど、1万円台前半で購入したデバイスをそんな比較するべきではありません。軽自動車をレクサスやベンツと比べてどうこう言う人はいないでしょう。

    某レビューで、往年の名機 Nexus 7を思い出すとありましたが、確かに持った感じは近いです。

    むしろ、最新のiPad miniの8分の1の価格でこれだけ出来るのですから、差額の10万円で電子書籍や資格スクールの受講料を払った方が、よっぽど勉強出来るでしょう。

    それで勉強がはかどって合格するかどうかは本人次第ですけれど・・・。

  • 動きの早い監督人事と、遅くならざるを得ない監督人事

    8月中旬にジュビロ磐田の監督を解任された伊藤彰氏が、J2のベガルタ仙台の監督に就任することが電撃的に発表されました。噂の類いも出ていなかったと思うので、原崎監督解任→伊藤新監督就任というのは結構衝撃的だったのですが、もしかしたら詳しい人は察知していたのかも知れません。

    昨年まで甲府にいた伊藤監督ですのでJ2の戦い方や対戦相手は知っているでしょうし、それを見込んでの仙台フロントの動きなのでしょう。もはや選手補強が出来ないタイミングですので、現在4連敗中で4位の仙台にとっては最後の手ということになります。自動昇格の2位以内には、新潟との勝ち点差が10ポイントあるので相当難しいと思うのですが、それよりもプレーオフ圏内から落ちることを恐れたのかも知れません。ただ、伊藤監督はチームを昇格させたことは無いのですけれどね。

    ガンバ大阪では上手く行かずに解任されてしまった片野坂さんも、またどこかのクラブが迎え入れるでしょう。大分をJ3からJ1まで持っていった実力は、ガンバでの半年の失敗によって打ち消されるものでもないでしょうし。勝手な想像ですが千葉とかヴェルディとか松本とか今治とかありそう。

    千葉と言えば、現監督の尹 晶煥監督が契約満了で今年限りということが先日発表されました。Jでは鳥栖で4年、セレッソで2年の経験があり、特にセレッソでは悲願の初タイトルを含めて2冠を達成したレジェンド的存在でしたので、それを買っての契約だったのでしょうけれど、ジェフ千葉では3年率いて14位、8位、そして今年は現在12位と至極平凡な結果となったので、退任はしようがないのでしょうが、誰が監督をしても選手を入れ替えても昇格できないのは何と言うか、他サポが言うことではないですが大変ですね。

    尹監督もまた望めば他のクラブでの指揮を執ることになるでしょう。彼の場合は、韓国や他国での監督経験もあるので、Jリーグにこだわる必要もないでしょうが、良いオファーがあれば当然考えるはずです。

    なんとなくですが、ガンバの社長が好きそうなタイプのサッカー観のような気がするのですよね。なんというか、あの社長はああいうの好きそうな感じがします。

    現任の松田監督は今年限りということになっていますが、もし万が一これからの試合で超絶に素晴らしいサッカーをして残留を決めれば契約更新という話も出てくるでしょうけれど、片野坂監督解任時の記者会見での話を考えると、小野社長も和田部長も松田氏のサッカーは緊急避難的に思っていそうです。

    来季の監督について発表などどんなに早くても残留(あるいは降格)確定後でしょうけれど、現時点で強化部は少なくとも候補のリストアップくらいはしているはずです。

    97年のクゼ監督を除いて、ガンバでは外国人監督で好成績を取ったことがありませんので、日本人監督になるとは思いますが・・・。

  • 2022年9月10日J1リーグ第29節ガンバ大阪対FC東京DAZN観戦の感想

    松田監督就任後、4試合で2勝2敗の勝ち点6を稼いでいるガンバ大阪ですが、悪くはないものの残留争いから抜け出すには物足りない状況です。今節はFC東京相手ですが、もはや対戦相手がどこかは関係ありません。勝たねばならんのです。

    今日のスタメンには山本悠樹がついに先発復帰となりました。3節前、2−0で勝った名古屋戦のスタメンと比べて、出場停止のクォンギョンウォンから昌子に、ダワンから山本に代わった形のスタメンですが、現状のガンバでは多少の入れ替えはあれど、この4−4−2がベストなのでしょう。控えには中盤とサイドバックならどこでもこなせる福田も入っていますので、戦術的な交代策も幅が広くなったはずです。

    前半キックオフから、勝つしかないガンバが前がかりになりますが、最初のシュートは4分の東京。その後にはガンバがアタッキングサードでキープし続けて最後は食野のシュート。

    その後はお互いにバランスを取って、どちらかというとカウンター的に攻める方が多くなり、穏やかな展開です。

    21分には相手パスをカットしたレアンドロペレイラが、飛び出したGKをすり抜けるロングシュートを放つもボールはゴール左へ外れました。

    どちらかというとガンバ優勢というほどでもないでしょうけれど、前節の鳥栖戦ほどは悪くありません。結構相手の中盤の組み立て時にボールを奪えることが多いため、被決定機があまりありません。

    31分には左サイドで組み立てて黒川のクロスのクリアを山本がダイレクトで打つも外れました。

    東京は左のアダイウトンにはボールが通っても、そこからの攻撃がミスや工夫の無さでガンバが助かる展開になっています。この点はさすがにハーフタイムで修正するでしょう。

    逆にガンバの守備は3ラインでブロックを綺麗に形成して、並みの攻撃なら簡単に防げます。単調な攻撃なら仕掛けられても全く怖さはありません。

    結局0-0で前半終了。前半の終盤は東京ペースでしたが、途中までの守備は非常に良かったですね。後は攻撃だけです。

    後半開始時には両チーム交代無し。

    最初からボールを奪って攻撃という流れが上手くはまり、攻勢を維持出来ています。ちょっと食野が上手く馴染めてないかな、という感じがあるものの、一発がある選手だけにすぐには代えづらい。

    51分にはアダイウトンのマイナスのクロスにヒヤッとさせられますが事なきを得ます。

    55分にはペレイラが抜け出してGKと一対一になるもDFのブロックで防がれ、そのカウンターで防いだところで齊藤未月にイエローカード。ペレイラは前後半にビッグチャンスを迎えたが決められず。コンディションは良いのですよねえ・・・。

    チャンスは確実にガンバの方が多いのですが決めきれません。東京の後ろのキープやパス回しが緩慢なこともあって、ペレイラとパトリックのプレスが効きまくっているうちに得点したいものです。

    後半の真ん中あたりになるとファンアラーノ・食野の両翼がスタミナ的に厳しくなってきました。飲水タイム時に福田とダワンが入り未月とアラーノが下がりました。食野が右に回り福田が左です。

    70分には入ったばかりのダワンがミドルシュート。シュートが少ないと勝てる試合も勝てません。

    75分は福田のクロスをダワンが飛び込んできて頭で合わせるもGKに弾かれます。今日一番惜しいシュートでした。

    83分、その前から頭を打った影響があった三浦が下がり福岡が入り、同じタイミングでペレイラを下げて鈴木武蔵が入りました。ペレイラは無得点ながらも良いパフォーマンスでした。次節も先発は間違いないでしょう。

    知らない間に食野と福田のサイドが入れ替わっていました。

    後半のアディショナルタイムは6分。94分には東京のシュートも東口の正面でしっかりキャッチ。95分の武蔵のシュートは大きく外れました。

    そのままスコアレスで試合終了となりました。

    決定機の数で言えばガンバが勝ちを逃した形ですが、最低限の勝ち点は得ました。今日の試合で残留を争う他チームは、福岡が負けた以外は神戸・湘南・京都・清水・名古屋が引き分けたため、ガンバは福岡を勝ち点で上回り再び15位の降格圏脱出となりました。試合数が神戸・磐田よりも2つも多いので他力本願は続きます。

    5試合で3つ失点ゼロと、守備は改善されました。負けた2試合は大敗でしたが、良くない時でも引き分けで勝ち点を取れるのはまだマシです。しかし後の試合は5つしかありません。あといくつ勝ち点を積めるか。

    次節は17位のヴィッセル神戸とのまたもや6ポイントマッチです。その間の水曜日に神戸はFC東京との試合があるので、コンディションでは明確にガンバが有利なので、しっかりここで勝たねばなりません。