平繁無忙の何でも書くブログ

  • 2022年6月26日札幌対ガンバ戦日帰り観戦記

    3ヶ月連続でガンバ大阪のアウェイゲームを観に行っていますが、これが3ヶ月目、ついに札幌戦になりました。実は人生初の北海道入りです。日帰り
    です。

    早朝に自宅を出て関西国際空港に到着、ピーチ航空もまた人生初の利用で、関空の第2ターミナルも初めてでした。

    無事離陸するも、雲の上では気流が安定せず、機中の半分くらいは揺れていました。縦にではなく横に揺れていただけマシでしたが。

    新千歳空港について早速、飲食店が軒を連ねる三階に行き、松尾のジンギスカンにて遅めの朝食です。

    うっかり撮影を忘れましたが、肉と野菜に加えてシメのうどんも入れて早くも満腹気味です。

    14時開始の札幌対ガンバ戦まではまだ時間があるので、JR北海道の快速エアポートに乗って札幌駅に向かいます。

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    札幌に着きまして、まずは札幌初心者らしく時計台。駅を出て南に歩いて行きます。

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    がっかり観光地として有名ですが、オフィス街にある割にはむしろ覚悟していたよりも大きく感じました。そんなにがっかりというほどではないと思うのですが。

    そして北海道大学植物園を経由して、

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    札幌駅北側にある北海道大学キャンパスです。

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    北海道大学のクラーク博士胸像です。

    北海道大学の南端しか通りませんでしたが、広場というか草むらというか、開けたところにおそらく地元住民の方々がレジャーシートを敷いて老若男女が寛いでいるのは良いですね。大学はやはりこんな風であって欲しいものです。

    さて、時間も無いので札幌ドームに向かいますが、ここで一つ失敗が明らかになりました。札幌ドームの最寄り駅である福住駅は東豊線の終点でして、東豊線の「さっぽろ」駅はJR札幌駅の南東にあります。

    つまり、札幌駅を中心にして、南→北→南と歩きの時間がかかってしまいました。そのため、札幌ドームのアウェイゴール裏に着いたのは試合開始10分前でした。

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    札幌ドームの印象としては、「意外と見やすい」でした。野球場との兼用なので、どうしてもフェンスが高くなり、その分だけ観客席も上から見下ろすことになりますが、ピッチに対して弧を描いているスタンドですので、多分どこに座っても一定のレベルで試合を見られるスタジアムだと思います。

    さて試合の方は何と言うか簡潔に。

    メンバー発表で小野瀬とレアンドロペレイラが不在で、怪我情報も無かったのですがこのメンバーだと先生逃げ切りしか勝てないだろうなと思ってしまいました。

    内容としては前半からずっと、相手に裏を取られたり、トップに当ててフリックやスルーで簡単にピンチを招く守備が続きますが、復帰2戦目の東口のビッグセーブや昌子・三浦のギリギリのスライディングで防ぐシーンが何度もありました。

    攻撃の方はショートカウンターから石毛が抜け出してシュートが惜しくも外れた場面以外はパッとせず。

    後半、石毛から中村仁郎にスイッチしてさあ攻めるぞ、と思うも、中盤で嫌な奪われ方をして、奥野・ダワンのカバーも遅れてクロスを頭で決められて失点。

    天皇杯のように下部カテゴリーの対戦相手ではないので、今のガンバに逆転の可能性を全く感じませんが、何かの間違いで同点に追いつくことはあり得ます。

    実際、失点直後に2回良い攻撃がありました。そこで決めていればと思ってしまいます。

    左サイドの山見には明らかに疲労がみられました。連戦になっていることもあるでしょうが、足の踏ん張りも効かないようで何度も滑っていましたし、それでも交代をなかなかさせなかったのは、片野坂監督が替える選手がいないと思っていたのか、もうどうにも判断出来なくなっているのか。

    結局、その後は何と言うか何をしたいのかよく分からない感じでした。前節のF・マリノス戦同様に、前半の方がマシで後半リードされた後にまともに攻めることが出来なくなっています。

    パワープレーをするものの、交代枠を2つ残していて、ペレイラもおらず、福岡も入れずに三浦が前線に入るだけでチャンスも作れずに試合終了。

    この試合を見てポジティブになれるところがどこにあるかと探しましたが、警告・退場や怪我人がこの試合では出なかったことくらいしかありません。

    もうなんというか、選手達が自信なさげにポジションを取っているように見えます。選手間距離もバラバラで、こぼれ球も奪えず、パスもつながらず、シュートも打てず、東口の活躍で1失点で済んだだけの試合でした。

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    片野坂監督には長期的にガンバを率いて強豪に戻して欲しかったですが、現時点では正直なところ、監督交代が発表されても驚きはないと思っています。

    ただ、延期分の広島戦が水曜に、その次の浦和戦が土曜にあるので、フロントの決断は浦和戦後でしょうね。その後も水曜に湘南戦、土曜に川崎戦、水曜に天皇杯の鹿島戦、土曜にホームでの大阪ダービーと続きます。

    連戦だからといって負け続けても決断が先延ばしになるなら本当に厳しい状態になります。何をどう言い繕っても、今のガンバは残留争いに両足突っ込んでいる状態です。

    色々ネガティブなことを考えながら札幌ドームから福住駅、札幌駅を経由して新千歳空港に戻ってきました。

    着いたら今度は早めの夕食を取ろうと思っていたのですが、時間に余裕が無いので、先にお土産を買ってからすぐに保安検査場を抜けて、制限エリア内のお寿司屋さんで一息ついて食べただけでした。ちなみに、制限エリアでお店を探している途中に片野坂監督とパトリック選手とすれ違いました。

    帰りのピーチ便は気流の乱れに遭わなかったのか、全然揺れず狭いながらも快適でした。

    関空に着いてから、第2ターミナルで歩く距離が長かったのは疲れている身体に堪えましたが、仕方ないですね。次に北海道旅行するときはフェリーや北海道新幹線も試してみたいですね。

    ともかく、肝心のガンバの試合が完敗だったのが残念ではありますが、人生初の北海道日帰り旅行は無事に終わりました。

  • コロナ後の社会におけるJリーグ

    Jリーグでは少しずつ観客動員を戻しつつ、応援形態もテストを行いつつ昔のようになっていくことでしょう。いつ、2019年のレベルまで動員が戻るかは各クラブの努力次第でもあるのでしょうけれど、リモート観戦という名のネット配信で新規ファンになった人をスタジアムに呼び込むのはコロナ前よりもより一層の経営努力が必要でしょう。その点は大変だと思います。

    そこで必要なのはあのチームを見に行きたいというモチベーションを与えることですが、勝負である以上全てのチームが勝つことなどありません。負けることもあります。それでもスタジアムに人を呼ぶには、そのスタジアム自体に魅力が必要となってきます。

    規模や設備には差があれど、どんなスタジアムでもリモート観戦と異なって現地観戦で味わえるのは臨場感です。それ以外にもイベント、スタジアムグルメなど多彩な仕掛けをどのクラブも考えていますが、試合観戦の大前提は試合を目の前で見ることです。

    となると、サッカーを間近に見やすいスタジアムが必然的に求められますが、昔に比べるとJリーグクラブのホームスタジアムにはいわゆる「専スタ」、球技専用スタジアムが増えました。

    J1の18チーム中11チーム(札幌ドームは除く)、
    J2の22チーム中6チーム、
    J3の18チーム中10チームが専スタです。惜しくも半数には達していませんが、広島は既に建設が始まっていて、長崎も計画が決まっています。金沢はサッカー場を増設する形で専スタ持ちクラブになるそうですので、数年後にはJリーグの過半数が専スタになります。

    例えトラック付きであっても旧国立競技場のような見やすいスタジアムであればまだマシなのですが、大半の国体仕様スタジアムは見る人のことをあまり考えていませんので、専スタが増えている今の傾向は良いものです。

    放映権料、入場料収入と合わせて大事な収入の柱であるスポンサー収入も、コロナ禍やその後の経済の混乱を考えるとそう簡単には増えないでしょう。減らさないだけでも大したものです。

    先日、北九州の試合を見ましたが、ギラヴァンツのユニフォームを見る度にゼンリンとTOTOが北九州発の大企業であることを実感します。どのクラブにも大企業のスポンサーと、地域にある中小企業、零細企業のスポンサーが付いています。

    Jリーグの理念である地域密着は、ともすればその地域に「のみ」存在する中小企業のことを想起しがちですが、その地域にある、あるいはその地域発祥の大企業が応援するのも地域密着であるはずです。

    大企業にとっては、Jリーグクラブのスポンサーになることが、売上が明確に増える直接的な広告とは考えないでしょう。そこまでの効果があるとは思えません。CSR、社会貢献的な考えからスポンサーになっているケースの方が多いと思います。

    売上を上げるための広告とは言えなくても、その大企業がその地域にあることや、発祥であるというアイデンティティを見せる役割も果たしています。

    コロナ禍による混乱によって既存の大企業でもダメージを負ったところは少なくありません。しかし全ての経済が収縮し続けるわけもなく、減ったシェアが回復する際にはどこかが埋めるわけで、その大きなムーブメントにJリーグにおける広告が果たせるのだと企業側に思わせることが出来れば、スポンサー収入も今後大きな拡大余地があるのではないでしょうか。

    それがさらに回り回ってクラブの強化やサポーターへの還元になれば願ってもないことです。

  • サッカー天皇杯中継の需要と供給のギャップ

    今年のサッカー天皇杯では異例の注意喚起がSNS等を通じて日本サッカー協会から公式に出されていました。

    無料生配信と称して、天皇杯の試合を無料で視聴できるというリンクを貼って、遷移先のサイトでクレジットカード情報を詐取する手口が横行している、ということでした。

    https://www.jfa.jp/match/emperorscup_2022/tv.html

    本当に国内のサッカー事情というかサッカー放映事情を理解していれば、天皇杯がNHKとスカパー!だけが放映権を持っていて、JFA公式のJFATVを除いてはネット配信など無いということは、容易に分かるので引っ掛かるわけがないのですが、もしかしたら引っ掛かってしまった人もいるのかも知れません。

    こんな詐欺は100%認められるものではないのであり、サッカーファン、サポーターとしても引っ掛かるべきではないのでしょうけれど、それでもこのような詐欺が手段として出てくるというのは、天皇杯をネットで観たいという人がたくさんいると言うことの裏返しでもあります。

    だいたいこれまでもそんな天皇杯ネット配信なんて無かったし、第一、クラブ公式でも紹介されていない放送・配信が怪しくないわけがないのですが、ある意味で、需要と供給がマッチしていないというか、放映権と視聴希望者の間にギャップが存在しているということは間違いありません。

    NHKやスカパー!にしてみれば放映権を持っている以上はテレビで観てほしいのは当然です。それが商売(NHKは一応違いますが似たようなものでしょう)です。とはいえ、天皇杯の1回戦〜3回戦あたりは同時開催試合数が多くて、正式に放送される対戦カードの方が少ないくらいですから、どうしても需給ギャップが生じてしまいます。

    そこに、詐欺が発生する余地があるのでしょうけれど、いっそのことJFAやNHK・スカパー!が英断を下して、全試合を配信してくれませんかね。

    もちろん、テレビ生中継するカードは本来の形でやるのは当然ですが、そのチャンネルに入っていないカードはネット配信で全てカバーするということにして、ネット配信の場合は正直、カメラ1台でも良いのですけれどね。

    普段、JFLや関西サッカーリーグの試合をYouTubeなどで見ているので、固定カメラ1台で画質は悪く、最低限のスコア表示のみ(場合によっては表示無し)のようなサッカー中継に慣れている人間にしてみれば、そこまでちゃんとした放送でなくても充分サッカーは楽しめると言いたいです。

    クラブ公式サイトやJリーグの試合速報やTwitterでの文字情報だけしかないよりは、そのレベルの放送でもファンはありがたいと思うのですが、放送局側としてはそのレベルの中継を流すわけにはいかないのかも知れません。

    とはいえ、そもそも放映権を持っている放送局が、その試合を流さないと言うことはあって良いのか?ともサッカーファンとしては言いたいです。ビジネスバリューが無いから放映しないということであれば、ビジネスバリューがある試合だけの放映権を持つべきではないでしょうか?

    1〜3回戦は日本サッカー協会のJFATVや、その試合の当該クラブが内部人員なり外部委託するなりしてネット配信出来るような放映権システムにした方が、天皇杯全体の注目も価値も高まるのではないでしょうか?

    協会やクラブが公式にネット配信してしまえば、詐欺を許す機会自体を潰せます。来年からでもいいのでやってくれませんかね。

  • 情報セキュリティインシデントが大きくなる理由

    尼崎市の全住民の個人情報データが入ったUSBメモリを紛失するという、なかなかにものすごい情報セキュリティインシデントが発生しました。本日先ほど、見つかったという報道がありましたけれど、実際に個人情報の流失が起きたかどうかは今後、かなりの調査が必要になるでしょう。

    今回のインシデントについては委託先企業とその担当者があまりにもいい加減だったとして、尼崎市の役所も災難だな、と思いましたが、その記者会見で担当者がUSBメモリに設定されているパスワードの桁数と文字種別を言ってしまうという、インシデントにインシデントを重ねる事態に発展しました。

    情報処理、セキュリティ、ITに関してはどの組織でも重要性が増してきていますし、今後もこの流れは変わらないでしょう。ITやセキュリティに詳しい人間がちゃんとそのポジションに付くべきですし、その上司や経営陣がその重要性をちゃんと認識していれば、もし問題が起きたとしても大きくは発展しないでしょうけれど、ニュースになった事例を見ると当然ながらどこかで躓きを抱えています。

    役所や古い大企業では、採用した新入社員・公務員を色んな部署にローテーションしていくことが良くありますが、ゼネラリストは育ってもスペシャリストが育たないことになります。もちろん、新しい部署に着任してからその分野を勉強するのでしょうけれど、ずっとその部署・その分野で専門家になっていく人はそんなに多くありません。

    みずほ銀行のシステムトラブルとか、セブンイレブンのセブンペイ不正アクセスとか、表に出てくるお偉いさんがはお偉いさんとして記者会見に出てきているので、詳しいことを突っ込まれるとそれなりに受け答えが噛み合わず怪しくなってきます。

    ある意味大企業病とも言えるのでしょうけれど、現代の大組織が備えるべき情報セキュリティレベルはすぐに学べるほどのものでもなく、質も量もゼネラリストでは対応出来ないのかも知れません。

    もしくは、ITに詳しいけれど色々決めたり公表したりする権限を与えられていない人が情報部門のトップになっているのかも知れません。

    どちらにせよ、IT部門・システム開発部門からスタートして出世していって、その組織のトップになる人が出てくるくらいの環境にならないと、そういう問題は今後も出てくるでしょう。

    よく、「地位が人を作る」と言いますが、「その人が地位にふさわしい能力を持つ」までの期間は、ふさわしくない人がその地位に就いていることになります。その期間中はトラブルが起きてもおかしくないことになるはずです。そのリスクを覚悟の上でやっているのなら仕方ありませんが。

    情報を効率よくデジタル管理しようとすると、セキュリティトラブルとの戦いは避けることが出来ません。マイナンバー制度がこれほどまでに普及しない理由の一つは反対運動や政府が信用されていないことでしょうけれど、情報流出はデジタル管理するから起きるのではなく、管理運営する人やその人を支えるべき上司やトップのセキュリティ意識が甘いから起きるのです。

    太陽フレアのリスクが先日報じられていましたが、今さらIT情報機器が存在しない、19世紀の生活には戻ることは出来ません。2週間我慢する方を誰もが選ぶでしょう。

    であるならば、太陽フレアによって機器の動作不良、通信途絶に絡んでセキュリティリスクがむしろ高まるでしょうから、そこでのトラブルをどこまで減らせるか。今流行りのBCP(事業継続計画)に太陽フレア対策も追加する組織が出てくるでしょうね。政府や自治体や大企業がそうできるかどうかは、その長や責任者次第になってしまうのが、本当のセキュリティリスクと言えるかも知れません。

  • 食事はお金を食べるよりも楽しさを食べた方が良いんじゃないですかね

    吉野家とかサイゼリヤなど、安い食事の代表格のような扱いをされることが多いですが、最近ではニュースやSNSで安っぽいマイナスイメージを言った人が、むしろ炎上するケースも出てきました。

    吉野家は例の役員の例の講演で、自社の商品を安物扱いしているのも驚きでしたが、サイゼリヤを楽しむことを否定的に言っちゃう人が絶えないのも不思議です。

    それらの発言・意見について、確かにそうだと思う人もいるでしょうし、言論の自由から考えればそれはそれで勝手に言うのは構いませんが、食事に金額を直結させて考えるのは狭い考え方なのではないかと思います。だからこそ炎上してしまうのでしょう。

    味の保証は、高い金額を払うことによってある程度担保されることは間違いありません。もちろん高いお店で美味しくないことが絶対無いとは言い切れませんが、多分、高級店では美味しい食事がほぼ確実に出来るはずです。

    しかし、楽しさの保証はまたそれとは別で、食事の際に楽しいかどうかは味そのものだけではなく、その時の自分の気分、お店の雰囲気、同行者との会話などによっても左右されます。これは高級店だからといって保証されるわけではありません。

    何かで読んだ話ですが、レストランのリピーターになってくれるのは、会計時に
    「美味しかった」
    と言う人ではなく、
    「楽しかった」
    と言う人の方が多いそうです。それなりの金額を払えばそれなりの美味しさを味わえるのは当たり前で、それプラス楽しさを感じられてこそリピーターが生まれるのでしょう。

    チェーン店で食事をすると、味はどこでも基本的には同じです。それはある意味、味の保証が出来ているわけで、後は楽しむためのパラメータが加われば、「楽しい思い出の食事」が出来上がります。高級店で途轍もなく美味しい料理に出会えれば、その味そのものが楽しさになることもあるでしょうけれど、舌が肥えたら求める味のハードルも高くなってしまいます。

    舌が肥え過ぎたら、大半の食事は楽しめなくなるということになる気がするのですが、どうなんでしょうね。味が庶民的な人間にはそんな高級な舌を持つ人の気持ちが分かりませんが、安い食事イコール貧困と決めつけたりしなければ、そんな揉めることもないのですけれどね。

    そもそも食事の価値を金額で付けるというのは、
    「このサラダは****円、次のスープは@@@@円」
    とか算出しながら食事するようなものでしょう。チェーン店での食事を笑顔で楽しむのとどっちが良いですかね。

  • 判定批判と審判批判と現場介入

    先日のJ1リーグ第17節、柏レイソル対ヴィッセル神戸の試合でのジャッジがその後の批判も含めて大きな話題になりました。

    私個人はその試合中はガンバの試合を現地で観ていましたので、色々騒ぎになっているのを帰宅中にTwitterで見ただけでしたが、楽天の三木谷社長がTweetで荒ぶっていることも含めて、それなりに禍根が残りそうです。

    DAZNのジャッジリプレイでもこの柏対神戸戦の件は当然ながら取り上げられました。ガンバサポーターとしてはこの件の前に扱われた、ガンバ対マリノスの試合での齊藤未月のハンドがなぜ見逃されたということの方が、「ううっ・・・」という反応になってしまいました。現地で私もリプレイ映像を観て、「あー、未月やっちゃったな」と思ったくらいです。

    それはともかく、この神戸の菊池が与えたPKについては、動画を見る前に
    「菊池がボールに先に触っているのになんでファウルなんだ!」
    という意見があることに個人的には驚きました。そもそも、「ボールに先に触ったらノーファウル」という考えが間違っています。

    先に触っても危険なプレーであればファウルになります。

    ジャッジリプレイでも、家本さんのTweetでも同じことが言われていますので、そもそも論外な意見になります。

    次はその足裏タックルがファウルかノーファウルかというと、危険であることは間違いありません。

    その次に考えるのはFKかPKかということですが、これもまたペナルティエリア内で起こった事象であるのも確かです。

    最後に、最初はFKにしたのにVARが介入してPKに変わったのはなぜか、ということですが、VARの規則上で今回の事象において問題無い、という結論になります。

    ジャッジリプレイでの話を受ければ、PKは妥当な判定と思わざるを得ませんが、神戸の関係者やサポーターは納得いかない人もいるのでしょう。

    ただ、そこから踏み込みすぎた表現をすると今度はジャッジどうこうとは別の話になってきます。

    そして三木谷氏によるかなりきつめのTweetや、ジャッジをした主審のWikipediaを悪意を持って書き換えられたりしたことを考えると、審判批判というよりも誹謗中傷に近くなってしまいます。

    ジャッジそのものをあれこれ議論するのはもちろんあるべきですし、DAZNジャッジリプレイが絶対的に正しいというわけでもありません。侃々諤々するのもまたサッカー観戦の醍醐味の一つではあるのですが、審判個人を叩くのはまた違う気がします。

    今回の件で荒ぶる三木谷氏を見ていると、これまで現場介入なんてしていないと言っていましたが、もしかしたらこんな感じで野球でもサッカーでもチーム内に対しても発言してたんじゃないかな、なんて気がしてしまいます。まさかそんなことはないとは思う気持ちが無いとは言えないような所存ですが。

  • サッカーと音楽とスタジアム

    6月18日のガンバ大阪対横浜F・マリノス戦は、「GAMBA SONIC」と銘打って音楽イベントも開催されました。

    https://www.gamba-osaka.net/news/index/no/13579/

    ガンバは他クラブに比べると積極的なイベントをやってこなかった方だと思いますが、最近は色々仕掛けるようになりましたね。音楽イベントもその一環でしょう。

    そう言えば、5月下旬に鳥栖とのアウェイゲームを旅行を兼ねて見に行きましたが、その時にスタジアムで
    「SAGANTOSU presents Sagan Music Stadium」
    というのが宣伝されていました。

    https://www.sagan-tosu.net/news/p/6279/

    このイベントは駅前不動産スタジアムで行われたわけではありませんが、サッカーファンに音楽に触れてもらう、音楽ファンにサッカーに興味を持ってもらう、というお互いの利益もあるのでしょう。

    サッカーと音楽が親和性が高いということは聞きますが、本当にそうなのかは専門家に任せることにして、イベントの箱としては結構親和性が高いのは素人目にも分かります。

    CD全盛期と異なり、今の音楽業界は曲を売るのではなく曲や歌手を知ってもらってからリアルイベントで稼ぐ時代になっています。コロナ禍で2年は苦しんだでしょうから、今年後半は音楽イベントも盛りだくさんになってくるでしょう。

    通常のイベントホールは1万人以上入るところだと大きい部類になります。そこからさらに大きい場所となると、いわゆるスタジアム(陸上、野球、サッカー)か、ものすごく広い原っぱくらいしかありません。屋根の有無や電気の使用や水道・トイレなどを考えると、音楽イベントでのスタジアム利用は多分便利なんだろうなと思います。

    前述ののGAMBA SONICはあくまで試合の前とハーフタイムに行われたイベントでしたが、サッカーの試合と関係無しに行われるイベントも遂に行われます。

    https://fujiikaze.com/lasa_matsuri/

    このスタジアムで音楽ライブは初めてですし、藤井風さん自身初の有観客野外ライブになるそうです。

    他のスタジアムではこういうライブの後の芝生の痛み具合が、ホームチームのサポーターに非難されることが多かったのですが、今回はそうならないように勝手に祈っています。

    まあ、このライブ以降のホームゲームが10月29日(土)のジュビロ磐田戦しかありませんので、そんなに影響は無いと判断しての実施なのでしょう。第一、このスタジアムの指定管理者はガンバ大阪ですし。

    これが成功して、芝生への影響もあまり無いのであれば、今後も試合が無いタイミングでスタジアムを大型イベントに貸し出すことは増えるでしょう。コンパクトな割に客数が入るスタジアムですし、VIPルームもあるから高額チケットも設定しやすいかも知れません。

    万博記念公園駅前に建設予定のアリーナが出来た後は、アリーナでライブを観てからサッカーを観に行く(あるいはその逆)ような楽しみ方も出来るかも知れませんね。そうなるとなおさらモノレールの混雑が酷いことになってしまいますけれど。

  • 転売は資本主義のあるべき姿か、人類社会の敵か

    総務省がいわゆる転売ヤー対策に関してのワーキンググループを開催したそうです。消費者庁ではなくなんで総務省?とも思いましたがスマホの転売問題絡みのようです。

    https://www.soumu.go.jp/main_content/000818330.pdf

    ただ、これって世間一般の人たちが感じる転売ヤーへの不満とは少しズレていると思いました。出荷数・販売数が少ない商品やチケットを様々な手段で買い占めて高額転売する転売行為の方が、社会的には問題視されているのだと私は思っていました。

    例えばPlayStation5とかSwitchとか、入荷したそばから買い占め、転売されるようなものや、数が限られる人気のライブやスポーツなどのイベントチケットなんかは、それを楽しみたい人が買えない!ということが問題になっているわけです。

    オークションサイトでの自主規制や法律整備により、物品やチケットの高額転売はかなり制限されるようになってきましたので、この辺はある程度は是正されていますが、それでもいわゆる悪質な転売はまだまだ無くなっていません。

    その一方で、総務省が取り上げたスマホの転売行為というのは事情が異なります。キャリアショップや家電量販店が、契約目当てで非常に安い価格でスマホを販売して、それがネットや中古ショップで転売・買取されているわけです。これはプレステの転売とは丸っきり仕組みが異なります。

    上記リンク先の中身にもあるように、そもそも販売側の廉売が原因であって、さらにそれはキャリア・代理店・ショップの業界構造そのものの問題でもあります。だからこそ総務省が乗り出しているのでしょうけれど、改善すべき点のハードルが高すぎて、そうそうすぐには正常化しないんじゃないでしょうか。

    先日発表されたAppleのMacの価格を見るに、この秋に出るiPhone14は高性能化・半導体不足・円安の三重苦によりかなりの高額化が予想されます。買い控える人が増えればキャリアの廉売も過激になって、それがさらに転売を生む構造が加速するのは目に見えています。

    こういった転売行為が問題視されるようになると、非難する人と擁護する人が出てきます。非難する人は購入する側、擁護する人は転売する側に立った考えですが、なぜ転売が起きるのかというと需要と供給のバランスが取れていないからであって、そのギャップがある限り転売というアービトラージは当然発生します。

    あるいは、ディズニーランドやUSJなど、人気の娯楽施設が値上げするとやっぱり非難する人が出てきます。行列が出来るほどの人気があるということは、これもまた需給ギャップが大きいということなので、値上げにより売上利益の最大化を図るのは営利企業としては100%正しい在り方ですが、値上げやあるいはファストパスの導入をすると、金の亡者的な批判がなされます。

    そもそも商売というのはそのギャップがあるから存在します。安い物、たくさんある物をその場所・時点から空間や時間を経過して別の場所・時点に移動させることで、需給ギャップを埋めて差額を利益として得られるのが商行為そのものです。

    資本主義の理屈を守るべきだと考える人は転売行為は当然のものだと考えることになるのですが、その一方で転売行為によって需給ギャップは埋められても、転売(商行為)が過熱化すると商品・サービスのブランド・イメージが毀損されて、長期的に見ると生産者も消費者も得をしないので、行き過ぎた転売行為は規制するべきだ、という考えが出てきます。

    むしろ行き過ぎた資本主義に対する批判と考えても良いでしょう。まさにそれは岸田政権や、あるいは中国の習政権の掲げる資本主義批判にも通じます。何を人類・社会の基盤に置くかによって資本主義への態度が変わります。資本主義社会において社会が高度に発展できたのだから最優先で維持すべきと考えれば転売ヤー擁護になりますし、資本主義よりも大切なものがあり資本イコール権力ではないと考えれば転売ヤー非難となります。

    物理的な力、暴力で全てを決する弱肉強食的な考えを現代社会の基盤と考える人はいないでしょう。それではいけないと考える人が多いからこそ、法治国家が成立しています。それと同じように金の力、資力で全てを決するのもダメだ、ということなら転売への規制も已むなしということになります。

    思想信条の問題なので、これは対立している両者は合意し得ないでしょう。その時々の社会における多数派や、あるいは政治体制、権力構造によってどちらが優勢になるかが決まります。大まかに言えば、アメリカでは資本主義よりの理屈が通りやすいでしょうし、EUでは規制側が強いかも知れません。日本や韓国、中国などアジア地域や権威主義の強いところでは権力に近い勢力に有利な方向に決まるでしょう。

    転売と商売は本当に紙一重で、今後も、こういった規制と緩和が行ったり来たりしながら法治国家における資本主義は存在し続けるのは間違いありません。

  • ウクライナ戦争における保守とリベラルの奇妙な一致

    このウクライナ戦争において、特に戦争開始初期に、普段はリベラル的な言動で旧日本軍の太平洋戦争やアメリカ軍のこれまでの軍事侵攻を批判していたような人たちが、ロシア軍やプーチン大統領を非難するのではなく、ウクライナ側を戦争の責任があるとして批判していたケースがあったことには結構驚きました。

    軍事侵攻する側を責めずに、攻められた側を責めているのは結構な「反平和主義」だと思うのですが、彼ら彼女らの中には整合性がとれているのでしょう。

    なんでそんな理屈になるのかと疑問に思いましたが、そういう人たちは当然ながら日頃から日本国憲法第9条の平和主義の信奉者であり、日本及び在日米軍の軍備増強を根本的に否定し、軍隊がなくても平和を守れるという主張をしています。軍隊がなくても外交手段で戦争は防げるはずということなのですが、これはつまり、戦争が起きたら攻められた側の外交努力が足りなかったという結論に容易につながります。

    そう考えると、ロシアに攻められているウクライナの外交が失敗したからこの惨事を招いたのだ、という論理が成立します。

    ただ、それだったらかつて日本が侵略した朝鮮・中国などのアジア各国は日本への外交努力が足りなかったのであり、日本が悪くないというむしろ保守側の論理にくっついてしまうのですが、その辺はリベラルっぽい人たちは気が付いているのでしょうかね。それはそれ、これはこれと心の中に区切りを無理矢理設けているのか、あるいはもしかしたら気が付いていないのかも知れません。

    軍隊ゼロとまではいかなくても、アメリカと密接な軍事同盟を結んでいることに不満を覚えている人も結構います。保守・リベラル双方の側に存在しています。中国との軍事同盟を締結すべきとまで主張する人はまずいないので、事実上の等距離外交、中立的立場を取るという主張になるのですが、中立宣言がその国家の安全を保証することも歴史が否定しています。

    かつてベルギー・ルクセンブルクは永世中立国でしたが、第一次世界大戦、次いで第二次世界大戦においてドイツ軍の侵攻を受けました。どちらもこの両国の占領がドイツ軍の目的ではなく、フランスを攻撃するための侵攻でした。結局、両国共に第二次世界大戦後に中立を放棄しています。

    他国への軍事侵略を企む国が、中立国を避けて行軍してくれる保証などないのです。

    この戦争を終わらせるために、停戦後にウクライナは中立を宣言すべきという意見もありますが、どう考えても中立国たるウクライナをロシア(プーチン)がそれと遇して敬遠するとは思えません。

    保守が主張する中立は再軍備のためであり、リベラルが主張する中立は武力放棄のためという違いがありますが、どちらも脱アメリカ、脱日米安保という点では一致しています。

    なんだ、保守もリベラルも同じじゃないか、と言ったら、どっちも顔を真っ赤にして反論してくるとでしょうけれど。

  • 2022年6月18日J1リーグ第17節ガンバ大阪対横浜F・マリノス現地観戦の感想

    代表戦ウィークが終了し、再びJリーグの日々が戻ってきます。ガンバ大阪は代表戦前のJリーグでは鳥栖相手にアウェイで惜しくも敗れ、天皇杯2回戦ではJ3のFC岐阜相手にいきなり2点取られるも追いつき、延長で振り切って何とか勝ち上がりました。

    どう考えても苦しいチーム状況ではあります。モーリスレベロトーナメントに行っていた中村・坂本が今日も不在です。しかし開幕前の怪我でずっと欠場していた、我らが守護神東口がついに今日戻ってきました。ガンバに移籍した2014年以来、怪我や代表で一時的に抜けることはあっても、こんなに長くガンバの試合に出ないことは無かったので、本当に異例の状況でした。

    代わりに出ていた石川、一森、加藤ら他のGKも奮闘していましたし、明らかなGKのミスでの失点というのも、川崎戦での石川のアレくらいのように思えますが、それでも東口はこれまで何度も
    「なんでそれ防げるねん」
    という、試合の流れというか勝ち点を変えるビッグセーブを繰り返してきましたので、彼がいるのといないのとでは明確に勝敗が変わってきます。

    さて、東口に加えて高尾も倉田も戻ってきたのでようやく反撃開始、と言いたいところですが、再開初戦がいきなり首位の横浜F・マリノスというのは間が悪いというか何と言うか。ただ、こういう試合で戦いづらいのは相手も同じです。

    今日の大阪は雨は無いものの朝からずっと曇りでした。

    本日は、サッカーと音楽をコラボしたイベント「GAMBA SONIC」も開催されました。

    https://www.gamba-osaka.net/news/index/no/13579/

    普段聴かない音楽、知らないアーティストと触れる機会ですし、逆にそういう方達のファンにしてみたらガンバに触れてもらう機会にもなるのでしょうね。

    ちなみにGAMBA SONIC記念のTシャツはこんな感じ。

    画像1

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    さて、試合は前半早くに望外の先制点をガンバが奪いました。2020年の開幕戦での先制点と同じく、マリノスが自陣深くでボールを回すところでパトリックが奪ってダワンが決めました。

    その後はマリノスがポゼッションで優位に立ちながらも、ガンバにも何度も決定機がありました。そこで決めていればまた違った展開になったでしょうけれど、両チームとも決定力を欠き、前半はガンバが1-0と理想的な形で終えました。

    それでも、前半に数え切れないほど、マリノスが前線に入れる楔のパスを止めにいったクォンや三浦が、フリックやスルーやターンであっさり交わされてバイタルエリアががら空きになるシーンがありましたので、あの守り方では後半にマリノスがさらに圧力をかけてきたら厳しいとは思いました。

    さて、Def Techによるハーフタイムライブは楽しく盛り上がりましたが、最後去り際に
    「勝ち点3は決まったんじゃないの」
    みたいなことを言った時には嫌な予感がしました。フラグが立ったとか罰が当たったとかいう訳ではないにしても、リスペクトを欠いた、誰の得にもならない台詞だったように思います。

    後半始めは前半同様に、お互いにチャンスが巡る内容でしたが、遂にマリノスが同点、そしてすぐに逆転に成功します。まさに予感的中でしたがまだ時間はありました。

    ただ、今のガンバには選手交代で流れを変えて攻撃を一層激しくしていくパワーがありません。セットプレー時にペレイラとの交代を拒んで無駄に時間を消費したパトリックは非難されるでしょうけれど、チーム全体での合意や約束事がはっきりしていないように客席からは見えてしまいます。

    後半途中から投入された倉田が、ペレイラと並んでパワープレーで競り合うのを見ると、どうしても選手の駒不足と使い方の失敗を思わざるを得ません。

    クォンの2枚目の警告による退場は致し方なかったとしても、さらに終了間際にあわや2枚目の警告を受けそうになった齊藤未月の起用も、未だしっくりくるものがありません。

    結局、残念な逆転負けに終わったリーグ再開初戦でした。中断前の鳥栖戦とスコアは同じ1−2ですが、なまじチャンスもあっただけに前線の迫力不足を痛感します。

    今のガンバで本当にこの選手がいないとダメだと思えるのはダワンくらいです。他はそこまでのパフォーマンスとは言えず、選手層が厚いと言うよりも決めてを欠くといった方が正しいでしょう。

    つい先日、2019年夏にガンバから移籍した食野亮太郎が復帰するかも、という報道がありました。まさに今日はその食野の誕生日だったのですが、3年前の夏の切れ味を持ったまま食野が戻ってきたら間違いなく救世主になれます。それくらい他のFWが得点出来ていません。パトリック3点、ペレイラ2点、山見2点ですが、MFの小野瀬とダワンも3点取っていますし、怪我で不在の福田と山本も2点取っています。

    今節は下位チームがガンバ・神戸以外が勝ったために、ガンバは15位に落ちて降格ラインから勝ち点差わずか1ポイントです。いよいよお尻に火が付いてきました。

    もうそろそろ、大きな手を打たないと厳しくなってきます。その一環としての食野復帰なら大歓迎ですし、確かにウィークポイントの補強であることは間違いありません。それだけでは多分足りないのですけれどね。

  • ICT教育の前に必要な事

    教育現場、学校現場でのICT教育は盛んになりましたが、では当の学校自体のホームページはどうなっているのかというと、こんなニュースがありました。

    https://edu.watch.impress.co.jp/docs/news/1415944.html

    ITに多少なりとも詳しい人なら酷いにもほどがあると思ってしまう状態のようです。長年放置されている個人のサイトならともかく、記事中にもあるように説明会参加など入力フォームもあるのですから、SSL対応なんて当然なのですが、その辺は気にしていない学校がそれだけ多いということです。

    ぶっちゃけ、公立高校だったら分からなくもないというか、学校レベルでSSL対応をしようとしても、人員や予算や横並びとか色々しがらみもあるでしょうし、逆に公立学校のページは閲覧のみでしょうからSSL対応が放置されてしまうのもしょうがないか、と納得してしまうでしょう。

    しかし、積極的に生徒を集めないといけない、アピールしないといけない私立校でこの結果です。ホームページの作成や運用を全て内製しているわけでもないと思うのですが、制作会社に作ってもらった後は、詳しい教員・事務員だけで内部運用しているところもあるでしょう。

    それにしても、今どきSSLなんて費用も掛けずに設定出来ます。Let’s Encryptを使用すれば無料でSSL対応出来るのです。レンタルサーバを使っているなら簡単にインストール出来ますし、有料のSSLにしても安い物なら1年で数千円、高くても数万円です。情報漏洩とイメージダウンの危険性と天秤にかけて、費用対効果を考えて却下するほどのものとは思えません。

    さらに厄介なのは、この問題を文部科学省や総務省などではなくて、独自調査した一企業が発表したことです。政府ももしかしたら問題視しているのかも知れませんが、少なくとも現時点では省庁や各自治体、教育委員会レベルでも実行を伴った対策が実施されていないことになります。

    もちろん、私立学校ですから公的機関がアレしろコレしろと命令するのも難しいのでしょうし、ハッキリと事件化して大問題になれば風向きも変わるのでしょうけれど、今の時点では学校法人レベルで個別にやるかやらないかだけになっています。

    この私立6割がSSL未対応というのは、お金に困っているレベルの学校法人に限られているかも知れないですが、それならそれで少子化による学校過剰の問題であり、私学助成金にも関わってくるでしょうから、文科省主導で強制力を発揮できる理屈はあり得ます。

    費用はともかく人員がいないというくらいなら、いっそのこと、その学校内の情報部・パソコン部とか詳しい生徒にSSL対応を任せちゃえば良いんじゃないですかね。多分、ITに詳しい子どもの方が教職員が対応するよりも適切に出来るでしょう。

    まあ、そんな決断が出来る学校だったらそもそもSSL未対応なんて自体にはなっていないでしょうけれどね。

  • 次の日本代表監督人事を妄想してみる

    今年のワールドカップ本大会は11月から12月にかけて行われます。その影響でJリーグの日程が早まったりしていますが、これまでのワールドカップと異なるのは、大会終了後に新しい監督人事が行われるのが、Jリーグのシーズン終了後と重なることです。

    Jリーグと関係が無い人を連れてくるのであればJリーグのシーズンとは無縁ですが、2006年ドイツ大会後に就任した故イビチャ・オシム氏のように、Jリーグクラブを率いている人を横取りするには色々な問題が出てきます。

    その一方で大半の国は秋春制シーズンですので、いつも6月7月で開催されるワールドカップに合わせて、監督人事も激しく各国代表とクラブで動いていました。

    そのサイクルが今回のカタールワールドカップでは異なり、Jリーグはオフシーズン、大半のリーグはシーズン中に本大会が開催されますので、クラブ監督をしている人を引っ張ってくるのはどこの代表でも難しくなります。

    つまり、シーズンオフになって監督交代しやすいタイミングではないリーグが多いので、クラブの監督をしている最中の人と、代表監督として契約するのは非常に難しいということです。

    そうなると、必然的に日本代表の次期監督も日本国内から連れてくるか、あるいはザッケローニのようにどことも契約していない人を選ぶかになります。もちろん、契約が切れる他国代表監督もその対象でしょう。

    予想と言うほどではありませんが、3パターンに分けて考えてみると、

    (1)日本代表がW杯本大会でそこそこの結果だった場合
    過去3度達成した、グループリーグ突破を今回も果たせば一応のノルマは達成でしょう。ラウンド16進出で、かつ森保監督が契約延長しないものとすると、日本国内にいる人、フリーの人、他国代表が候補となります。
    Jリーグ経験者がおそらく最有力候補でしょう。日本人に限定されず、Jリーグでの指揮経験が豊富な外国人も対象になると思われます。

    (2)日本代表がW杯本大会でダメだった場合
    この場合は、
    「日本人の代表監督は駄目だ! 欧州のトップシーンを知っている人が必要だ!」という意見が沸き起こるはずです。
    ただ、前述のようにクラブの監督をしている人は対象外になるか、高額な違約金が必要になります。おそらく、同じ本大会で躍進した国の監督で契約切れの人を狙う確率が高いのではないでしょうか。

    (3)日本代表がW杯本大会でむっちゃ良い成績だった場合
    この中では一番可能性が低いかと思いますが、ベスト8以上の成績を達成した場合、JFAとしては全力で森保監督との契約延長に努めるはずです。そこで固辞された場合は、(1)と同じ経緯で国内、あるいはJ経験者がターゲットになるでしょう。

    具体的な人の名前を出す気にはなれないし、そもそも12月時点でその人がどこかと契約中あるいはフリーなのかも全く分かりませんので、今の時点で踏み込んだ予想をしてもしょうがないですが、予想の基準としてはこの(1)〜(3)で大きく外れてはいないでしょう。

    ものすごく素晴らしい監督と、それほど高くない金額で契約できて代表監督をしてもらえるのが一番良いのは当たり前です。それが出来るに越したことはありませんが、条件交渉プラス日本代表監督の地位のブランド力によって、契約できる監督は絞られます。

    結局はそれなりのレベルのところに収まるでしょうし、本当にトップクラスの監督は豊富な資金力があるビッグクラブが抱え込んでしまっています。かつてベンゲルが言っていましたが、クラブの監督は毎日選手を見ていられるが、代表監督は年間数十日、十試合程度しか選手と一緒にいられません。自分の理想のサッカーを体現させるなら代表よりもクラブの方が良いに決まっています。

    それでいて、代表監督は厳しい仕事でもあり、中心選手が大事な試合で怪我で不在となっても負けたらその国中から非難されます。

    結局、次の日本代表監督はそれなりのところに落ち着くでしょうけれど、誰が選ばれても多分、絶賛されるよりは不安視の方が大きいでしょうね。これまでもずっとそうでしたし。